JPH0347468B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0347468B2 JPH0347468B2 JP59078965A JP7896584A JPH0347468B2 JP H0347468 B2 JPH0347468 B2 JP H0347468B2 JP 59078965 A JP59078965 A JP 59078965A JP 7896584 A JP7896584 A JP 7896584A JP H0347468 B2 JPH0347468 B2 JP H0347468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- received signal
- driving
- fluctuation
- step track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000007630 basic procedure Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S3/00—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
- G01S3/02—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using radio waves
- G01S3/14—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
- G01S3/38—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of real or effective orientation of directivity characteristic of an antenna or an antenna system to give a desired condition of signal derived from that antenna or antenna system, e.g. to give a maximum or minimum signal
- G01S3/44—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of real or effective orientation of directivity characteristic of an antenna or an antenna system to give a desired condition of signal derived from that antenna or antenna system, e.g. to give a maximum or minimum signal the adjustment being varied periodically or continuously until it is halted automatically when the desired condition is attained
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明はステツプトラツク装置、特に準ミリ波
などの降雨減衰の多い周波数帯の静止衛星を対象
とした地球局アンテナの用いられるステツプトラ
ツク装置に関する。
などの降雨減衰の多い周波数帯の静止衛星を対象
とした地球局アンテナの用いられるステツプトラ
ツク装置に関する。
地球局アンテナには一般に指向性の鋭い高利得
のアンテナが使用されるので、アンテナビームを
衛星に正しく向けて置く必要があり、アンテナを
電波の到来方向に自動的に指向させる自動追尾装
置が用いられる。ステツプトラツク装置は、アン
テナを機械的に駆動して指向方向を微小角度変化
させ、この変化の前後の受信信号レベルを比較判
断し、受信信号レベルが最大となるようにアンテ
ナ指向方向を制御する装置であつて、応答速度は
遅いがモノパルス方式のような複雑な追尾用受信
機を必要とせず、静止衛星を対象とするマイクロ
波帯の地球局アンテナでは簡易で経済的な自動追
尾装置として広く実用されている。しかしなが
ら、従来のステツプトラツク装置は準ミリ波帯な
どの降雨減衰の大きい周波数帯で使用すると、降
雨減衰の変化による受信信号レベルの変化が大き
い場合、詳しくは後述するように判定を誤つて追
尾誤差が異常に大きくなり、場合によつては追尾
ができなくなるという欠点がある。
のアンテナが使用されるので、アンテナビームを
衛星に正しく向けて置く必要があり、アンテナを
電波の到来方向に自動的に指向させる自動追尾装
置が用いられる。ステツプトラツク装置は、アン
テナを機械的に駆動して指向方向を微小角度変化
させ、この変化の前後の受信信号レベルを比較判
断し、受信信号レベルが最大となるようにアンテ
ナ指向方向を制御する装置であつて、応答速度は
遅いがモノパルス方式のような複雑な追尾用受信
機を必要とせず、静止衛星を対象とするマイクロ
波帯の地球局アンテナでは簡易で経済的な自動追
尾装置として広く実用されている。しかしなが
ら、従来のステツプトラツク装置は準ミリ波帯な
どの降雨減衰の大きい周波数帯で使用すると、降
雨減衰の変化による受信信号レベルの変化が大き
い場合、詳しくは後述するように判定を誤つて追
尾誤差が異常に大きくなり、場合によつては追尾
ができなくなるという欠点がある。
本発明の目的は、アンテナ駆動の前後に受信信
号レベルの時間的変動を検出する機能を設けて上
述の欠点を除去し、降雨減衰の大きい準ミリ波帯
においても大きな追尾誤差を発生せず安心して使
用できるステツプトラツク装置を提供することで
ある。
号レベルの時間的変動を検出する機能を設けて上
述の欠点を除去し、降雨減衰の大きい準ミリ波帯
においても大きな追尾誤差を発生せず安心して使
用できるステツプトラツク装置を提供することで
ある。
本発明のステツプトラツク装置は、アンテナの
指向方向を微小角度ずつ階段状に変化させその前
後の受信信号のレベルを比較判断して次のアンテ
ナ駆動方向を決定する駆動および判断動作を繰り
返し前記受信信号の到来方向を自動的に追尾する
ステツプトラツク装置において、アンテナが静止
している期間に前記受信信号の時間的変動を求め
この時間的変動があらかじめ定めた値を越えた場
合前記駆動および判断動作を一時停止させる制御
手段を備えることによつて構成される。
指向方向を微小角度ずつ階段状に変化させその前
後の受信信号のレベルを比較判断して次のアンテ
ナ駆動方向を決定する駆動および判断動作を繰り
返し前記受信信号の到来方向を自動的に追尾する
ステツプトラツク装置において、アンテナが静止
している期間に前記受信信号の時間的変動を求め
この時間的変動があらかじめ定めた値を越えた場
合前記駆動および判断動作を一時停止させる制御
手段を備えることによつて構成される。
〔従来技術の欠点の詳しい説明〕
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第１図は従来のステツプトラツク装置における、
アンテナを階段状に駆動してその前後の受信信号
レベルを比較し判断を行う駆動および判断動作の
基本的な手順を示すフローチヤートである。第１
図を参照して、まず（）アンテナが静止してい
る状態で受信信号レベルを一定時間積分してその
値L1を記憶する。（）次にアンテナをその回転
軸例えばＸ軸回りに微小角度△θだけ階段状に駆
動し、（）アンテナが静止してから（）と同
様にして受信信号レベルを測定しその値L2を記
憶する。そのあと（）L1とL2を比較してL1＜
L2ならば引続き同じ方向にアンテナを駆動し、
逆にL1＞L2であればアンテナの駆動方向を逆転
してL1≒L2（｜L2−L1｜＜△Ｌ）となるまで同じ
動作を繰り返す。L1≒L2となると駆動軸をＸ軸
からＹ軸に切換えて上述の動作を反復する。到来
電波の強度が変動しない場合には、上述の動作を
数回反復すればアンテナを正しく衛星方向に向け
ることができる。マイクロ波帯を用いた衛星通信
方式では降雨等による減衰が少なく、特殊な気象
条件の地域で低仰角で運用される場合を除いては
シンチレーシヨン・フエージングも少ないので到
来電波強度の時間的な変動はわずかで、ステツプ
トラツク方式は経済的で有効な自動追尾方式とし
て広く実用されている。しかしながら、準ミリ波
帯においては到来電波の降雨による減衰が大き
く、雨域の移動などによつて到来電波強度が短時
間で10dB以上変化することも少なくない。第２
図はステツプ駆動の微小角度△θとアンテナ利得
の変化△Ｇとの関係を示すアンテナパターン特性
図で、例えばθ1からθ2にステツプ駆動したとき、
到来電波強度の変動がなければ、受信信号レベル
はＡ→Ｂとなつてアンテナ利得の低下△Ｇだけ低
下し、L2−L1＜０であるから次の駆動方向はθ2→
θ1に反転される。しかしながら、到来電波強度が
変動して１サイクル期間中に△Ｅ増加すると受信
信号レベルの変化はＡ→Ｃとなつて、△Ｅ＞△Ｇ
ならばL2−L1＞０であるから、更に同一方向θ2→
θ3に駆動され、ますます過つた方向に駆動される
こととなる。すなわち、従来方式のステツプトラ
ツク装置では、アンテナのステプツ駆動によつて
生ずる受信信号レベルの変化と、到来電波強度の
時間的変動との変化方向が互いに逆で後者の変化
が大きい場合には、アンテナビームを正しい方向
とは反対の方向に動かすこととなり、このような
状態が２〜３回続くと、アンテナビームは到来電
波方向から大きくずれ、追尾誤差が大きくなり正
常な受信ができなくなるという欠点がある。
第１図は従来のステツプトラツク装置における、
アンテナを階段状に駆動してその前後の受信信号
レベルを比較し判断を行う駆動および判断動作の
基本的な手順を示すフローチヤートである。第１
図を参照して、まず（）アンテナが静止してい
る状態で受信信号レベルを一定時間積分してその
値L1を記憶する。（）次にアンテナをその回転
軸例えばＸ軸回りに微小角度△θだけ階段状に駆
動し、（）アンテナが静止してから（）と同
様にして受信信号レベルを測定しその値L2を記
憶する。そのあと（）L1とL2を比較してL1＜
L2ならば引続き同じ方向にアンテナを駆動し、
逆にL1＞L2であればアンテナの駆動方向を逆転
してL1≒L2（｜L2−L1｜＜△Ｌ）となるまで同じ
動作を繰り返す。L1≒L2となると駆動軸をＸ軸
からＹ軸に切換えて上述の動作を反復する。到来
電波の強度が変動しない場合には、上述の動作を
数回反復すればアンテナを正しく衛星方向に向け
ることができる。マイクロ波帯を用いた衛星通信
方式では降雨等による減衰が少なく、特殊な気象
条件の地域で低仰角で運用される場合を除いては
シンチレーシヨン・フエージングも少ないので到
来電波強度の時間的な変動はわずかで、ステツプ
トラツク方式は経済的で有効な自動追尾方式とし
て広く実用されている。しかしながら、準ミリ波
帯においては到来電波の降雨による減衰が大き
く、雨域の移動などによつて到来電波強度が短時
間で10dB以上変化することも少なくない。第２
図はステツプ駆動の微小角度△θとアンテナ利得
の変化△Ｇとの関係を示すアンテナパターン特性
図で、例えばθ1からθ2にステツプ駆動したとき、
到来電波強度の変動がなければ、受信信号レベル
はＡ→Ｂとなつてアンテナ利得の低下△Ｇだけ低
下し、L2−L1＜０であるから次の駆動方向はθ2→
θ1に反転される。しかしながら、到来電波強度が
変動して１サイクル期間中に△Ｅ増加すると受信
信号レベルの変化はＡ→Ｃとなつて、△Ｅ＞△Ｇ
ならばL2−L1＞０であるから、更に同一方向θ2→
θ3に駆動され、ますます過つた方向に駆動される
こととなる。すなわち、従来方式のステツプトラ
ツク装置では、アンテナのステプツ駆動によつて
生ずる受信信号レベルの変化と、到来電波強度の
時間的変動との変化方向が互いに逆で後者の変化
が大きい場合には、アンテナビームを正しい方向
とは反対の方向に動かすこととなり、このような
状態が２〜３回続くと、アンテナビームは到来電
波方向から大きくずれ、追尾誤差が大きくなり正
常な受信ができなくなるという欠点がある。
第３図は本発明の一実施例の動作を示すフロー
チヤートであり、ステツプ駆動の前後のアンテナ
静止期間中に（）及び（）に示すように、受
信信号レベルの測定と同時に時間的なレベル変動
dLを測定し、そのレベル変動があらかじめ定め
た値dL0よりも大きい場合はアンテナ駆動を行わ
ず、受信信号レベル及びその変動を繰り返し測定
し、レベル変動がdL0より小さくなると再びアン
テナを駆動してステツプトラツク動作を行うよう
に構成されている。レベル変動の測定は、信号レ
ベルの測定が、例えば６秒間積分して平均的な受
信信号レベルを求める場合、最初の２秒間の積分
値と最後の２秒間の積分値とを比較することによ
つて同時に求めることができる。到来電波強度の
時間的変動がステツプトラツクの１サイクル中は
同じ変化率で変動するものとすれば、１サイクル
期間中の到来電波強度のレベル変動△Ｅはα・
dL（αは比例定数）で与えられる。従つて、△E0
＝α・dL0を第２図の△Ｇに設定すれば、到来電
波強度の変動（増加）が△Ｇより大きいときは次
のステツプ駆動を行わないので、θ2を越えてアン
テナが過つて駆動されることがなくなり、大きな
追尾誤差を発生する恐れがない。このような構成
にすれば、到来電波強度の変動が大きい場合でも
一定値を越えてミストラツクを起こすことがない
ので、降雨減衰の大きい準ミリ波帯においても安
心して使用することのできるステツプトラツク装
置が構成できる。
チヤートであり、ステツプ駆動の前後のアンテナ
静止期間中に（）及び（）に示すように、受
信信号レベルの測定と同時に時間的なレベル変動
dLを測定し、そのレベル変動があらかじめ定め
た値dL0よりも大きい場合はアンテナ駆動を行わ
ず、受信信号レベル及びその変動を繰り返し測定
し、レベル変動がdL0より小さくなると再びアン
テナを駆動してステツプトラツク動作を行うよう
に構成されている。レベル変動の測定は、信号レ
ベルの測定が、例えば６秒間積分して平均的な受
信信号レベルを求める場合、最初の２秒間の積分
値と最後の２秒間の積分値とを比較することによ
つて同時に求めることができる。到来電波強度の
時間的変動がステツプトラツクの１サイクル中は
同じ変化率で変動するものとすれば、１サイクル
期間中の到来電波強度のレベル変動△Ｅはα・
dL（αは比例定数）で与えられる。従つて、△E0
＝α・dL0を第２図の△Ｇに設定すれば、到来電
波強度の変動（増加）が△Ｇより大きいときは次
のステツプ駆動を行わないので、θ2を越えてアン
テナが過つて駆動されることがなくなり、大きな
追尾誤差を発生する恐れがない。このような構成
にすれば、到来電波強度の変動が大きい場合でも
一定値を越えてミストラツクを起こすことがない
ので、降雨減衰の大きい準ミリ波帯においても安
心して使用することのできるステツプトラツク装
置が構成できる。
第４図は本発明の他の実施例のフローチヤート
であり、第３図との相違は到来電波のレベル変動
があらかじめ定めた値より大きいとき（）逆方
向にアンテナを１ステツプ駆動して、その後ステ
ツプトラツク動作を停止してレベル測定およびレ
ベル変動測定を繰り返すよう構成されている。第
２図を参照して、第３図の方法がθ1からθ2にステ
ツプ駆動し、そのときレベル変動が大きいことを
検出すると、θ2に停止してレベル変動がなくなる
のを待つてステツプトラツク動作を再開するのに
対し、第４図の方法では、直前のステツプ駆動を
取消してθ1に戻し、θ1でレベル変動が無くなるま
で待機するものであつて、待機中の誤差が１ステ
ツプ少なくなる利点がある。
であり、第３図との相違は到来電波のレベル変動
があらかじめ定めた値より大きいとき（）逆方
向にアンテナを１ステツプ駆動して、その後ステ
ツプトラツク動作を停止してレベル測定およびレ
ベル変動測定を繰り返すよう構成されている。第
２図を参照して、第３図の方法がθ1からθ2にステ
ツプ駆動し、そのときレベル変動が大きいことを
検出すると、θ2に停止してレベル変動がなくなる
のを待つてステツプトラツク動作を再開するのに
対し、第４図の方法では、直前のステツプ駆動を
取消してθ1に戻し、θ1でレベル変動が無くなるま
で待機するものであつて、待機中の誤差が１ステ
ツプ少なくなる利点がある。
第５図は第３図および第４図の動作を実現させ
るための装置構成の一実施例を示すブロツク図で
ある。第５図において、ステツプトラツク装置１
は低域フイルタ２、積分器３、サンプリング処理
部４、記憶回路５、演算処理部６及びタイミング
回路７から成り、受信装置８の出力を受け駆動装
置９を制御してアンテナ１０を常に衛星方向に指
向させるよう構成されている。受信装置８の出力
は低域フイルタ２を経て積分器３に加えられ、ア
ンテナ１０が静止している間に一定時間（Ｔ秒
間）積分される。この積分出力はサンプリング処
理部４により積分開始後ｔ、Ｔ−ｔ及びＴ秒後に
サンプリングされ、それぞれＡ／Ｄ変換されて記
憶回路５に記憶される。演算処理部６は記憶回路
５に記憶されたこれらの値Ｌ(t)、Ｌ（Ｔ−ｔ）及
びＬ(T)を読出してレベル変動dLを次式(1)によつ
て算出し一定値dL0と比較する。
るための装置構成の一実施例を示すブロツク図で
ある。第５図において、ステツプトラツク装置１
は低域フイルタ２、積分器３、サンプリング処理
部４、記憶回路５、演算処理部６及びタイミング
回路７から成り、受信装置８の出力を受け駆動装
置９を制御してアンテナ１０を常に衛星方向に指
向させるよう構成されている。受信装置８の出力
は低域フイルタ２を経て積分器３に加えられ、ア
ンテナ１０が静止している間に一定時間（Ｔ秒
間）積分される。この積分出力はサンプリング処
理部４により積分開始後ｔ、Ｔ−ｔ及びＴ秒後に
サンプリングされ、それぞれＡ／Ｄ変換されて記
憶回路５に記憶される。演算処理部６は記憶回路
５に記憶されたこれらの値Ｌ(t)、Ｌ（Ｔ−ｔ）及
びＬ(T)を読出してレベル変動dLを次式(1)によつ
て算出し一定値dL0と比較する。
dL＝｛Ｌ(T)−Ｌ（Ｔ−ｔ）｝−Ｌ(t) …(1)
又、アンテナ駆動の前後のＬ(T)から受信信号レ
ベルの差L2−L1を算出してその正負を判断し、
それぞれ第３図および第４図に従つて駆動装置９
に制御信号を送出する。第５図のブロツク図で
は、一つの積分器３の出力をサンプリング及び
Ａ／Ｄ変換してデイジタル処理することによりレ
ベル変動dL及び受信信号レベルの比較判断を行
うよう構成されているが、レベル変動dLとレベ
ル差L2−L1とをそれぞれ別々の積分器を用いて
アナログ的に求めるようにすることも可能であ
る。
ベルの差L2−L1を算出してその正負を判断し、
それぞれ第３図および第４図に従つて駆動装置９
に制御信号を送出する。第５図のブロツク図で
は、一つの積分器３の出力をサンプリング及び
Ａ／Ｄ変換してデイジタル処理することによりレ
ベル変動dL及び受信信号レベルの比較判断を行
うよう構成されているが、レベル変動dLとレベ
ル差L2−L1とをそれぞれ別々の積分器を用いて
アナログ的に求めるようにすることも可能であ
る。
上述の説明に使用した各フローチヤートは、ス
テツプトラツク動作を開始すると、連続的に駆動
および判断動作を継続して繰り返すようになつて
いるが、前述したように、各軸に対して数回反復
すればほとんど追尾誤差がなくなるので、そこで
一度ステツプトラツク動作を中止し、一定時間経
過した後および受信信号レベルが一定値例えば
2dB以上低下した場合にステツプトラツク動作を
再開するようにしても差支えなく、本発明の技術
思想を適用すれば同様な効果が得られることは言
うまでもない。
テツプトラツク動作を開始すると、連続的に駆動
および判断動作を継続して繰り返すようになつて
いるが、前述したように、各軸に対して数回反復
すればほとんど追尾誤差がなくなるので、そこで
一度ステツプトラツク動作を中止し、一定時間経
過した後および受信信号レベルが一定値例えば
2dB以上低下した場合にステツプトラツク動作を
再開するようにしても差支えなく、本発明の技術
思想を適用すれば同様な効果が得られることは言
うまでもない。
以上詳細に説明したように、本発明のステツプ
トラツク装置によれば、到来電波強度の変動が大
きい場合でも、一定値を越えて追尾誤差が増大す
ることがなく、降雨減衰の大きい準ミリ波帯の地
球局アンテナにおいても、経済的なステツプトラ
ツク方式が安心して使用できる効果がある。
トラツク装置によれば、到来電波強度の変動が大
きい場合でも、一定値を越えて追尾誤差が増大す
ることがなく、降雨減衰の大きい準ミリ波帯の地
球局アンテナにおいても、経済的なステツプトラ
ツク方式が安心して使用できる効果がある。
第１図は従来のステツプトラツク装置のフロー
チヤート、第２図はステツプトラツク動作を説明
するためのアンテナパターン特性図、第３図は本
発明の一実施例のフローチヤート、第４図は本発
明の他の実施例のフローチヤート、第５図は第３
図および第４図の動作を実現するための装置構成
の一実施例のブロツク図である。 １……ステツプトラツク装置、２……低域フイ
ルタ、３……積分器、４……サンプリング処理
部、５……記憶回路、６……演算処理部、７……
タイミング回路、８……受信装置、９……駆動装
置、１０……アンテナ。
チヤート、第２図はステツプトラツク動作を説明
するためのアンテナパターン特性図、第３図は本
発明の一実施例のフローチヤート、第４図は本発
明の他の実施例のフローチヤート、第５図は第３
図および第４図の動作を実現するための装置構成
の一実施例のブロツク図である。 １……ステツプトラツク装置、２……低域フイ
ルタ、３……積分器、４……サンプリング処理
部、５……記憶回路、６……演算処理部、７……
タイミング回路、８……受信装置、９……駆動装
置、１０……アンテナ。
Claims (1)
- １ アンテナの指向方向を微小角度ずつ階段状に
変化させその前後の受信信号のレベルを比較判断
して次のアンテナ駆動方向を決定する駆動および
判断動作を繰り返し前記受信信号の到来方向を自
動的に追尾するステツプトラツク装置において、
アンテナが静止している期間に前記受信信号の時
間的変動を求めこの時間的変動があらかじめ定め
た値を越えた場合前記駆動および判断動作を一時
停止させる制御手段を備えたことを特徴とするス
テツプトラツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7896584A JPS60222780A (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | ステップトラック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7896584A JPS60222780A (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | ステップトラック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60222780A JPS60222780A (ja) | 1985-11-07 |
| JPH0347468B2 true JPH0347468B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=13676607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7896584A Granted JPS60222780A (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | ステップトラック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60222780A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62134582A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-17 | Nec Corp | 自動追尾装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110969A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Nec Corp | Automatic antenna tracking apparatus |
| JPS599571A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Fujitsu Ltd | 追尾方式 |
-
1984
- 1984-04-19 JP JP7896584A patent/JPS60222780A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110969A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Nec Corp | Automatic antenna tracking apparatus |
| JPS599571A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Fujitsu Ltd | 追尾方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60222780A (ja) | 1985-11-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5854609A (en) | Satellite tracking method for vehicle-mounted antenna system | |
| WO1995020249A1 (en) | Satellite-broadcast receiving mobile antenna apparatus | |
| KR930015184A (ko) | 위성방송 수신 안테나 장치 | |
| JPH0347468B2 (ja) | ||
| KR100588702B1 (ko) | 이동형 위성추적안테나 시스템의 음영지역제어방법 | |
| JP2691596B2 (ja) | 人工衛星のアンテナ指向方向制御装置 | |
| JPS6228427B2 (ja) | ||
| JPH1123686A (ja) | 衛星追尾装置 | |
| JPH11133131A (ja) | 移動体搭載用アンテナの追尾制御装置及びその追尾制御方法 | |
| JPH0422475B2 (ja) | ||
| US4623892A (en) | Dynamic limiter for MLS receiver | |
| JPS61181981A (ja) | 自動追尾制御装置 | |
| JPS62168076A (ja) | ステツプトラツク方式 | |
| JPS6342368Y2 (ja) | ||
| JPH07283641A (ja) | 移動体搭載衛星アンテナの追尾制御装置 | |
| JP3238523B2 (ja) | 自動追尾アンテナ装置 | |
| JPH08116207A (ja) | 移動体搭載用衛星アンテナ装置 | |
| JPS63181504A (ja) | ステツプトラツク装置 | |
| JPH08154011A (ja) | 自動追尾アンテナ装置 | |
| JPH0423756B2 (ja) | ||
| JP3501214B2 (ja) | 衛星追尾装置 | |
| JPH10268017A (ja) | アンテナ装置 | |
| JPS604874A (ja) | ステツプ・トラツク衛星追尾装置 | |
| JP2000269722A (ja) | 移動体搭載用アンテナにおける障害物検出装置 | |
| JPH11248811A (ja) | アンテナシステム |