JPH0347302Y2 - - Google Patents

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JPH0347302Y2
JPH0347302Y2 JP1985115524U JP11552485U JPH0347302Y2 JP H0347302 Y2 JPH0347302 Y2 JP H0347302Y2 JP 1985115524 U JP1985115524 U JP 1985115524U JP 11552485 U JP11552485 U JP 11552485U JP H0347302 Y2 JPH0347302 Y2 JP H0347302Y2
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JP
Japan
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output shaft
fixed
case
core
magnetic material
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JP1985115524U
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JPS6223413U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、油圧制御弁に結合され制御する油
圧制御用電磁ソレノイドの改良に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の油圧制御用電磁ソレノイドを示
す断面図である。1はケースで、固定鉄心2が一
体に設けられているエンドプレート3と共に磁気
回路を形成している。4はソレノイドコイルで、
合成樹脂材からなる巻枠5に巻回されており、ケ
ース1に収容されている。6は可動鉄心で、出力
軸7に固着され、この出力軸は固定鉄心2を貫通
し移動自在に支持されている。
11は上記のように構成された電磁ソレノイド
が結合された油圧制御弁で、次のように構成され
ている。12は弁本体、12a,12b,12c
は油圧流路、13は上記出力軸7に結合されたス
プール、14はスプール13の復帰用ばねであ
る。
上記従来の電磁ソレノイドの動作は、次のよう
になる。ソレノイドコイル4に通電すると、可動
鉄心6は固定鉄心2に磁気吸引され復帰用ばね1
4のばね圧に抗し、出力軸7をC方向に移動させ
る。こうして、スプール13により油圧流路12
a,12b及び12cが切替えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の油圧制御用電磁ソレノイド
では、磁性材からなるケース1の出力側取付端部
に作動油中の磁性粉体が吸着され、特に出力側7
の突出部付近及び出力軸貫通穴の内周面に磁性粉
体が吸着された場合には、出力軸7の移動の際、
その動きを阻害することができるという問題点が
あつた。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたもので、作動油中の磁性粉体がケース
の出力側取付端部の、特に出力軸突出部付近及び
出力軸貫通穴の内周面に付着することをなくし、
出力軸の移動が円滑になされる油圧制御用電磁ソ
レノイドを得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる油圧制御用電磁ソレノイド
は、ケースの出力側端部に非磁性材からなる軸受
を固定し軸方向に突出させ、非磁性材からなる出
力軸をしゆう動自在に支持して出したものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、非磁性材の軸受がケース
の出力側端部から突出していて、出力軸は非磁性
材からなつそおり、作動油中の磁性粉体の出力軸
のしゅう動部付近への吸着がなくなり、出力軸の
作動の阻害がなくされる。
〔実施例〕
第1図はこの考案による油圧制御用電磁ソレノ
イドの一実施例を示す断面図である。21は磁性
材からなり継鉄をなすケースで、一端側中心部に
固定鉄心22が設けられ、他端には磁性材からな
る端部材23が固着されていて磁気回路を形成す
る。22aは固定鉄心22の吸引端部に形成され
た円筒状突部、24は合成樹脂材からなる巻枠2
5に巻回されたソレノイドコイルで、ケース21
に収容されている。26は円柱状の可動鉄心、2
7は非磁性材からなり、可動鉄心26を貫通し固
着した出力軸、28は非磁性の滑り軸受で、ケー
ス21の出力側取付端部に固着され軸方向に外方
に突出しており、出力軸27の出力側をしゆう動
自在に支持する。29は出力軸27の反出力側を
移動自在に支持するスライド玉軸受、30は可動
鉄心26に押力を加える補助ばね、31は非磁性
材からなり端部材23内に挿入固着された受座
で、スライド玉軸受29の外輪及び保持器の抜け
止めになるとともに、補助ばね30を受ける。
このように構成された電磁ソレノイドは、制御
弁装置11に結合される。
上記一実施例の電磁ソレノイドにおいて、ソレ
ノイドコイル24に通電すると、可動鉄心26は
固定鉄心22への磁気吸引により弁装置側の復帰
用ばね(図示していない)のばね圧に抗し、出力
軸27をC方向に移動させる。
この場合、ケース21の出力側取付端部には非
磁性材の軸受28が突出しており、また、出力軸
27も非磁性材であり、作動油中の磁性粉体の吸
着がなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、ケースの出
力側取付端部に非磁性材からなる軸受を配設して
軸方向に突出させ、非磁性材からなる出力軸を移
動自在に支持して出したので、作動油中の磁性粉
体がケース取付端部の出力軸突出部付近及び出力
軸貫通穴の内周面に吸着されることがなく、出力
軸の移動が円滑になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による油圧制御用電磁ソレノ
イドの一実施例を示す断面図、第2図は従来の油
圧制御電磁ソレノイドを示す断面図である。 21……ケース、22……固定鉄心、23……
端部材、24……ソレノイドコイル、26……可
動鉄心、27……出力軸、28……軸受。なお、
図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 他端部に端部材が固着され磁路の継鉄をなすケ
    ース、このケースに収容されたソレノイドコイ
    ル、上記ケースの一端側中心部に設けられた固定
    鉄心、上記ソレノイドコイルの中心部に配置され
    上記固定鉄心と対向する可動鉄心、非磁性材から
    なり、上記可動鉄心を固着し上記固定鉄心を貫通
    して出された出力軸、及び非磁性材からなり、上
    記ケースの出力側取付端部に固定され軸方向外方
    に突出しており、上記出力軸を軸方向の移動自在
    に支持する軸受を備えた油圧制御用電磁ソレノイ
    ド。
JP1985115524U 1985-07-27 1985-07-27 Expired JPH0347302Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985115524U JPH0347302Y2 (ja) 1985-07-27 1985-07-27
US06/888,475 US4778147A (en) 1985-07-27 1986-07-23 Electromagnetic solenoid

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985115524U JPH0347302Y2 (ja) 1985-07-27 1985-07-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6223413U JPS6223413U (ja) 1987-02-13
JPH0347302Y2 true JPH0347302Y2 (ja) 1991-10-08

Family

ID=30999255

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JP1985115524U Expired JPH0347302Y2 (ja) 1985-07-27 1985-07-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594875B2 (ja) * 1980-02-25 1984-02-01 イ−・アイ・デユポン・ド・ネモア−ス・アンド・コンパニ− 電気回路パタ−ンの製法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594875U (ja) * 1982-06-30 1984-01-12 日産自動車株式会社 流量制御弁

Patent Citations (1)

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JPS594875B2 (ja) * 1980-02-25 1984-02-01 イ−・アイ・デユポン・ド・ネモア−ス・アンド・コンパニ− 電気回路パタ−ンの製法

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JPS6223413U (ja) 1987-02-13

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