JPS5918215Y2 - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPS5918215Y2 JPS5918215Y2 JP12072879U JP12072879U JPS5918215Y2 JP S5918215 Y2 JPS5918215 Y2 JP S5918215Y2 JP 12072879 U JP12072879 U JP 12072879U JP 12072879 U JP12072879 U JP 12072879U JP S5918215 Y2 JPS5918215 Y2 JP S5918215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- core
- return spring
- solenoid valve
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばバキュームを利用したアクチュエータ
におけるバキューム圧制御用フラッパソレノイドバルブ
等として使用できる電磁弁に関するものである。
におけるバキューム圧制御用フラッパソレノイドバルブ
等として使用できる電磁弁に関するものである。
従来、この種の電磁弁は第１図に示すように、外周にコ
イル１を配したコア２とアーマチャ４の支点を構成する
ヨーク３とで磁気回路を構威し、コイル状のリターンス
プリング５′にて前記アーマチャ４をコア１より離れる
方向に付勢した構造となっている。
イル１を配したコア２とアーマチャ４の支点を構成する
ヨーク３とで磁気回路を構威し、コイル状のリターンス
プリング５′にて前記アーマチャ４をコア１より離れる
方向に付勢した構造となっている。
しかし、このような構造であると、アーマチャ４とヨー
ク３の接触部において摩擦ロスが生じ、しかも該接触部
は磁気回路を構威しているので磁気力が作用する。
ク３の接触部において摩擦ロスが生じ、しかも該接触部
は磁気回路を構威しているので磁気力が作用する。
そのため、電磁弁の作動が円滑でなく、ヒステリシス等
も大きくなるという重大な欠点があった。
も大きくなるという重大な欠点があった。
本考案は、上記欠点を解消するためリターンスプリング
を介して、アーマチャを支える方式とし、また磁気回路
を支点とは独立して設けることによって、アーマチャ支
点部に摩擦ロス、磁気力の影響のない構成として、作動
の円滑な電磁弁を提供することを目的とするもので゛あ
る。
を介して、アーマチャを支える方式とし、また磁気回路
を支点とは独立して設けることによって、アーマチャ支
点部に摩擦ロス、磁気力の影響のない構成として、作動
の円滑な電磁弁を提供することを目的とするもので゛あ
る。
このために本考案は、コアの一端に連結され、他端に対
してエアーギャップを介して対向配置されたヨークを設
け、コアの他端とヨークとエアーギャップに対して対向
配置されたアーマチャを設け、このアーマチャに連結さ
れ、一端が支点となって摺動するリターンスプリングを
設け、このリターンスプリングを固定するベースを設け
、アーマチャによって弁体を駆動するようになし、かつ
ベースとリターンスプリングとを磁気回路とせず、この
ベースとリターンスプリングとの結合点に残留磁気が発
生しないようにしてリターンスプリングの高速振動を阻
害しないようにし、かつリターンスプリングは他のもの
と摩擦しないように自由に振動できるように構威し、そ
れにより、電磁弁の作動を円滑化したものである。
してエアーギャップを介して対向配置されたヨークを設
け、コアの他端とヨークとエアーギャップに対して対向
配置されたアーマチャを設け、このアーマチャに連結さ
れ、一端が支点となって摺動するリターンスプリングを
設け、このリターンスプリングを固定するベースを設け
、アーマチャによって弁体を駆動するようになし、かつ
ベースとリターンスプリングとを磁気回路とせず、この
ベースとリターンスプリングとの結合点に残留磁気が発
生しないようにしてリターンスプリングの高速振動を阻
害しないようにし、かつリターンスプリングは他のもの
と摩擦しないように自由に振動できるように構威し、そ
れにより、電磁弁の作動を円滑化したものである。
以下本考案の一実施例を示す第２図にもとすいてその構
造を説明する。
造を説明する。
２はソレノイドのコアで゛、その外周にコイル１を回し
て電磁石を構成している。
て電磁石を構成している。
３はヨークでコア１の一端２ａで一体にコア１に組付け
られ、ヨーク３の他端部ではエアギャップＧを介してコ
ア１の他端２ｂに対向して配置され、磁気回路を構成し
ている。
られ、ヨーク３の他端部ではエアギャップＧを介してコ
ア１の他端２ｂに対向して配置され、磁気回路を構成し
ている。
４は、アーマチャで前記コア１とヨーク３のエアギャッ
プＧを磁気的に短絡すべく両者と対向して配設されてい
る。
プＧを磁気的に短絡すべく両者と対向して配設されてい
る。
６はベースで一端はコア２およびヨーク３と一体に組付
けられ、ベース６の他端において板状のリターンスプリ
ング５を介して前記アーマチャ４を磁気吸引力に抗する
方向に付勢した支持している。
けられ、ベース６の他端において板状のリターンスプリ
ング５を介して前記アーマチャ４を磁気吸引力に抗する
方向に付勢した支持している。
７ａ、７ｂはアーマチャ４と一体に取付けられたフラッ
パ弁からなる弁体で開口部となるポート８ａ、８ｂを開
放あるいは遮断する。
パ弁からなる弁体で開口部となるポート８ａ、８ｂを開
放あるいは遮断する。
Ｈは、この電磁弁のハウジングであり、このハウジング
Ｈにコア２、ヨーク３、ベース６等が固定されており、
開口部８ａ、８ｂもハウジングＨに設けられている。
Ｈにコア２、ヨーク３、ベース６等が固定されており、
開口部８ａ、８ｂもハウジングＨに設けられている。
又、Ｓはアーマチャ支点部である。
次にその作動を説明すると、コイル１が非通電状態にお
いては、第１図に示すように、磁気力は発生していない
から、アーマチャ４はリターンスプリング５により上方
に押圧されている。
いては、第１図に示すように、磁気力は発生していない
から、アーマチャ４はリターンスプリング５により上方
に押圧されている。
よって弁体７ａは開口部８ａを遮断し、弁体７ｂは開口
部８ｂを開放している。
部８ｂを開放している。
コイル１が通電されるとアーマチャ４は、コア２および
゛ヨーク３に吸引されるため、弁体７ａは開口部８ａを
開放し、弁体７ｂは開口部８ｂを遮断する。
゛ヨーク３に吸引されるため、弁体７ａは開口部８ａを
開放し、弁体７ｂは開口部８ｂを遮断する。
コイル１への電流はコントローラ（図示せず）からのＯ
Ｎ、ＯＦＦ信号で制御されるから、アクチュエータ内部
のバキューム圧は適切に制御されることになる。
Ｎ、ＯＦＦ信号で制御されるから、アクチュエータ内部
のバキューム圧は適切に制御されることになる。
以上述べたように本考案においては、アーマチャ支点部
に摩擦ロスがなくなり、又、接触部に生じる不要な磁気
力を皆無にすることが出来るのでヒステリシス等の少な
い円滑な作動をする電磁弁を提供できるという優れた効
果がある。
に摩擦ロスがなくなり、又、接触部に生じる不要な磁気
力を皆無にすることが出来るのでヒステリシス等の少な
い円滑な作動をする電磁弁を提供できるという優れた効
果がある。
第１図は従来の電磁弁の一部断面図、第２図は本考案電
磁弁の一実施例を示す一部断面図である。
磁弁の一実施例を示す一部断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイル１が巻回されハウジングＨに固定されたコア２、 該コア２の一端２ａに連結され、他端２ｂに対してエア
ーギャップＧを介して対向配置されたヨーク３、 前記コア２の他端２ｂと前記ヨーク３と前記エアーギャ
ップＧに対して対向配置されたアーマチャ４、 該アーマチャ４に連結され一端が支点となって振動可能
なリターンスプリング５、 該リターンスプリング５を前記ハウジングＨに対して固
定するベース６、および 前記アーマチャ４と一体に設けられ前記ハウジングＨに
設けられた開口部８ａ、８ｂを開又は閉する弁体７ａ、
７ｂを備え、前記ベース６と前記リターンスプリング５
とを本来の磁気回路としないことを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12072879U JPS5918215Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12072879U JPS5918215Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5637767U JPS5637767U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS5918215Y2 true JPS5918215Y2 (ja) | 1984-05-26 |
Family
ID=29352898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12072879U Expired JPS5918215Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918215Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12072879U patent/JPS5918215Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5637767U (ja) | 1981-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5318071A (en) | High-speed three-way solenoid valve for pressurized fluid, such as compressed air circuits | |
| JPS5918215Y2 (ja) | 電磁弁 | |
| JPS6138166Y2 (ja) | ||
| JPS5846861A (ja) | 電磁駆動装置 | |
| JPH0641034Y2 (ja) | 自己保持型電磁切換弁 | |
| JPS58158904A (ja) | 自己保持型ソレノイド | |
| JPS643178U (ja) | ||
| JPS6046307B2 (ja) | 流体流量制御弁 | |
| JPH06137454A (ja) | 電磁弁 | |
| JP3251085B2 (ja) | 電磁弁 | |
| JP2872075B2 (ja) | 自己保持型ソレノイド装置 | |
| JPH0510332Y2 (ja) | ||
| JPS5840810U (ja) | 電磁石 | |
| JP2540784Y2 (ja) | 電 磁 弁 | |
| JPH035740Y2 (ja) | ||
| JPS5934966Y2 (ja) | ソレノイド | |
| JPS6446585U (ja) | ||
| JPS5932086Y2 (ja) | 有極電磁ソレノイド | |
| JPS6029981U (ja) | 扉開閉用電磁弁 | |
| JPH0118943Y2 (ja) | ||
| JPS58111484U (ja) | 電磁式ガス遮断弁 | |
| JPS58158905A (ja) | 自己保持型ソレノイド | |
| JPS6135279U (ja) | 電磁弁 | |
| JPS58186268U (ja) | 比例制御弁 | |
| JPH01163268U (ja) |