JPH0346939B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0346939B2 JPH0346939B2 JP21511683A JP21511683A JPH0346939B2 JP H0346939 B2 JPH0346939 B2 JP H0346939B2 JP 21511683 A JP21511683 A JP 21511683A JP 21511683 A JP21511683 A JP 21511683A JP H0346939 B2 JPH0346939 B2 JP H0346939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- cathode ray
- hydrochloric acid
- adhesion
- ethyl silicate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
この発明は、加水分解した珪酸エステルをブラ
ウン管表面に塗布し、ブラウン管表面に凹凸の微
粒子からなる光拡散層を形成する方法に関するも
のである。 従来ブラウン管表面のガラスは、室内の電灯や
蛍光灯等の明りや窓等からの外光を整反射し、画
面が非常にみにくい状態であつた。また、その防
止方法として弗酸等によるブラウン管表面の侵食
粗面化やサンドブラストによる粗面化、さらには
樹脂を塗布する方法等があつたが、弗酸によるブ
ラウン管表面の侵食粗面化は、比較的高濃度の沸
酸の使用や侵食粗面の不均一等の問題があり、サ
ンドブラスト法でも粗面の不均一やガラス強度の
低下を伴う等の問題がある。また処理後のハンド
リング中にブラウン管表面にキズ等が生じた場合
の再生も不可能である。さらに樹脂による光拡散
膜では、実用上充分な強度が得られずキズがつき
やすい欠点がある。 本発明は、上述の欠点を解消し、強度及びガラ
スとの固着力が大きく、かつ再生可能であること
より、事実上歩留100%の光拡散層を被着したブ
ラウン管を得ることを目的としたものである。 次に、本発明による光拡散層を有するブラウン
管の製造方法について説明する。あらかじめ40〜
90℃の範囲内の面温になるように予熱しておいた
ブラウン管のフエース面に、エタノールもしくは
イソプロパノールもしくはエタノールとイソプロ
パノールの混合溶媒100mlに対し、エチルシリケ
ートを0.0028〜0.025モル(エチルシリケート40
商品名:多摩化学工業社製使用)の範囲で加え、
これを加えたエチルシリケートのモル数の12倍以
上の水及び触媒量の塩酸を配合した混合液を、例
えばスプレーガンにて吹きつけ塗布する。この
時、ブラウン管表面温度が40℃以下ではスプレー
液がベタぬれ状態となり良好な光拡散層が得られ
ず、90℃以上では焼成後の膜の固着力が弱い。ま
た前述の溶媒100mlに対し、エチルシリケートは
0.0028モル以下ではスプレーによる塗布形成時間
が長くかかり得策ではなく、0.025モル以上では
膜ムラ及び光沢度の制御が難しくなる。また水は
加えたエチルシリケートのモル数の12倍未満では
スプレーにより有効な凸凹微粒子ができない。 塩酸は触媒量以上用いてもよいが(膜特性に影
響はない)あまり多量に用いるのはいたずらに混
合液のPHを下げるのみで得策ではない。また、エ
タノールもしくはイソプロパノールもしくはエタ
ノールとイソプロパノールの混合溶媒以外に、メ
タノール、ブタノール等のアルコール類もしくは
酢酸メチル、酢酸エチル等のカルボン酸エステル
類、もしくは、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類の単体あるいは混合による溶媒を用い
てもよい。さらに着色等他の特性を付与するため
に必要な添加剤を配合してもよい。 次に、上述の混合液をスプレー塗布したバルブ
を100〜200℃にて5〜30分程度加熱焼成すること
により事実上充分な強度、固着力及び光拡散効果
を持つた凸凹の微粒子よりなる被膜を得ることが
できる。ここで焼成条件は高度は高いほど、また
時間は長いほどガラスと被膜との固着力は大きく
なるが、たとえば100℃で5分間の焼成でも実用
上充分な固着力を持つ被膜が形成された。 次に、本発明による配合の一例とその配合液に
より作成した光拡散被膜の特性を表1に示す。こ
こで実公昭50−26277による四塩化ケイ素のアル
コール混和物をブラウン管表面に吹付後、焼成し
微小な凸凹被膜を形成する方法を比較例としてあ
げたが、本発明によるものと比べガラスとの密着
性の点で劣り、実用上充分な固着力を得るには、
本発明の被膜に比べ高温かつ長時間の熱処理が必
要であり、工業的に得策でないことがわかつた。 実施例 1 エチルシリケート 6ml 塩酸(36%) 6ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 実施例 2 エチルシリケート 6ml 塩酸(36%) 0.3ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 比較例 1 四塩化ケイ素 6ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 比較例 2 コルコートR(日本コルコート社製の帯電防止
用塗料の商品名) (注1) エチルシリケートは多摩化学工業社製
の部分加水分解されたエチルシリケート40(商
品名)を使用した。
ウン管表面に塗布し、ブラウン管表面に凹凸の微
粒子からなる光拡散層を形成する方法に関するも
のである。 従来ブラウン管表面のガラスは、室内の電灯や
蛍光灯等の明りや窓等からの外光を整反射し、画
面が非常にみにくい状態であつた。また、その防
止方法として弗酸等によるブラウン管表面の侵食
粗面化やサンドブラストによる粗面化、さらには
樹脂を塗布する方法等があつたが、弗酸によるブ
ラウン管表面の侵食粗面化は、比較的高濃度の沸
酸の使用や侵食粗面の不均一等の問題があり、サ
ンドブラスト法でも粗面の不均一やガラス強度の
低下を伴う等の問題がある。また処理後のハンド
リング中にブラウン管表面にキズ等が生じた場合
の再生も不可能である。さらに樹脂による光拡散
膜では、実用上充分な強度が得られずキズがつき
やすい欠点がある。 本発明は、上述の欠点を解消し、強度及びガラ
スとの固着力が大きく、かつ再生可能であること
より、事実上歩留100%の光拡散層を被着したブ
ラウン管を得ることを目的としたものである。 次に、本発明による光拡散層を有するブラウン
管の製造方法について説明する。あらかじめ40〜
90℃の範囲内の面温になるように予熱しておいた
ブラウン管のフエース面に、エタノールもしくは
イソプロパノールもしくはエタノールとイソプロ
パノールの混合溶媒100mlに対し、エチルシリケ
ートを0.0028〜0.025モル(エチルシリケート40
商品名:多摩化学工業社製使用)の範囲で加え、
これを加えたエチルシリケートのモル数の12倍以
上の水及び触媒量の塩酸を配合した混合液を、例
えばスプレーガンにて吹きつけ塗布する。この
時、ブラウン管表面温度が40℃以下ではスプレー
液がベタぬれ状態となり良好な光拡散層が得られ
ず、90℃以上では焼成後の膜の固着力が弱い。ま
た前述の溶媒100mlに対し、エチルシリケートは
0.0028モル以下ではスプレーによる塗布形成時間
が長くかかり得策ではなく、0.025モル以上では
膜ムラ及び光沢度の制御が難しくなる。また水は
加えたエチルシリケートのモル数の12倍未満では
スプレーにより有効な凸凹微粒子ができない。 塩酸は触媒量以上用いてもよいが(膜特性に影
響はない)あまり多量に用いるのはいたずらに混
合液のPHを下げるのみで得策ではない。また、エ
タノールもしくはイソプロパノールもしくはエタ
ノールとイソプロパノールの混合溶媒以外に、メ
タノール、ブタノール等のアルコール類もしくは
酢酸メチル、酢酸エチル等のカルボン酸エステル
類、もしくは、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類の単体あるいは混合による溶媒を用い
てもよい。さらに着色等他の特性を付与するため
に必要な添加剤を配合してもよい。 次に、上述の混合液をスプレー塗布したバルブ
を100〜200℃にて5〜30分程度加熱焼成すること
により事実上充分な強度、固着力及び光拡散効果
を持つた凸凹の微粒子よりなる被膜を得ることが
できる。ここで焼成条件は高度は高いほど、また
時間は長いほどガラスと被膜との固着力は大きく
なるが、たとえば100℃で5分間の焼成でも実用
上充分な固着力を持つ被膜が形成された。 次に、本発明による配合の一例とその配合液に
より作成した光拡散被膜の特性を表1に示す。こ
こで実公昭50−26277による四塩化ケイ素のアル
コール混和物をブラウン管表面に吹付後、焼成し
微小な凸凹被膜を形成する方法を比較例としてあ
げたが、本発明によるものと比べガラスとの密着
性の点で劣り、実用上充分な固着力を得るには、
本発明の被膜に比べ高温かつ長時間の熱処理が必
要であり、工業的に得策でないことがわかつた。 実施例 1 エチルシリケート 6ml 塩酸(36%) 6ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 実施例 2 エチルシリケート 6ml 塩酸(36%) 0.3ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 比較例 1 四塩化ケイ素 6ml 水 6ml エタノール 80ml イソプロパノール 20ml 比較例 2 コルコートR(日本コルコート社製の帯電防止
用塗料の商品名) (注1) エチルシリケートは多摩化学工業社製
の部分加水分解されたエチルシリケート40(商
品名)を使用した。
【表】
以上本発明の実施例について説明したが、塩酸
の代りに硝酸を使用できるほか、塩酸と硝酸を併
用することもできる。 本発明によれば、実用性充分な強度及びガラス
との密着性を有し、かつ有効な光拡散効果を有す
る被膜をブラウン管フエース面に形成することが
できる。
の代りに硝酸を使用できるほか、塩酸と硝酸を併
用することもできる。 本発明によれば、実用性充分な強度及びガラス
との密着性を有し、かつ有効な光拡散効果を有す
る被膜をブラウン管フエース面に形成することが
できる。
Claims (1)
- 1 加水分解した珪酸エステル、アルコール、水
及び塩酸あるいは/および硝酸よりなる処理液
を、予め40〜90℃の温度に予熱したブラウン管の
フエース面に塗布し、次いで100〜200℃の温度で
加熱焼成して光拡散層を形成することを特徴とす
る光拡散層を有するブラウン管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21511683A JPS60109134A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 光拡散層を有するブラウン管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21511683A JPS60109134A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 光拡散層を有するブラウン管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109134A JPS60109134A (ja) | 1985-06-14 |
| JPH0346939B2 true JPH0346939B2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=16667011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21511683A Granted JPS60109134A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 光拡散層を有するブラウン管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109134A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63195686A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | 触媒化成工業株式会社 | 表示装置及びその製造法 |
| JP2610155B2 (ja) * | 1987-10-24 | 1997-05-14 | 伊藤光学工業株式会社 | 光学部品の反射防止処理液及び反射防止処理方法並びに反射防止処理光学部品 |
| US5660876A (en) * | 1991-06-07 | 1997-08-26 | Sony Corporation | Method of manufacturing cathode ray tube with a nonglare multi-layered film |
| WO2015111660A1 (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 旭硝子株式会社 | アンチグレア層付き基材およびその製造方法 |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP21511683A patent/JPS60109134A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109134A (ja) | 1985-06-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3689312A (en) | Spray method for producing a glare-reducing coating | |
| US4965096A (en) | Method for preparing improved lithium-silicate glare-reducing coating for a cathode-ray tube | |
| JPH0440824B2 (ja) | ||
| CN112919819B (zh) | 一种无闪点防眩光玻璃制作方法 | |
| JPH0346939B2 (ja) | ||
| US4723091A (en) | Technique for preventing reflections in a cathode ray tube | |
| JPS61118932A (ja) | ブラウン管の製造方法 | |
| JPS63160131A (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
| JPH0585714A (ja) | 低温焼成でシリカコート膜を形成し得るアルコール性シリカゾルの製法 | |
| US4022929A (en) | Method of aluminizing the inside of the panel of a television picture tube | |
| JPH0740464B2 (ja) | ブラウン管の製造方法 | |
| JPH023254B2 (ja) | ||
| JPH0652796A (ja) | 低温焼成によるシリカコート膜の形成法 | |
| JP2768396B2 (ja) | コーティング組成物およびこれを用いた陰極線管 | |
| JPS60142685A (ja) | ノングレア表示装置 | |
| JPH08138549A (ja) | 陰極線管用フィルミング液組成物およびこれを使用したスクリーン膜の製造方法 | |
| KR0183427B1 (ko) | 유리제품의 제조방법 | |
| KR920001837B1 (ko) | 브라운관의 외광반사 방지액 | |
| JPH0541156A (ja) | 陰極線管の表面塗膜の形成方法 | |
| JPH0241140B2 (ja) | Inkyokusenkannoseizohoho | |
| JPH073770B2 (ja) | 防眩型陰極線管の製造方法 | |
| JPH02172153A (ja) | 反射膜付蛍光ランプ | |
| JPH09312132A (ja) | 交流型プラズマディスプレイ及びその製造方法 | |
| CN107425108A (zh) | 一种荧光粉的喷涂工艺 | |
| JPS61250939A (ja) | 陰極線管 |