JP2768396B2 - コーティング組成物およびこれを用いた陰極線管 - Google Patents

コーティング組成物およびこれを用いた陰極線管

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  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコーティング組成物およ
びこれを用いた陰極線管に係り、特に新規のアルカリ金
属およびアンモニウムそれぞれの塩酸塩、硝酸塩および
酢酸塩よりなる群から選ばれてなる少なくとも1種の塩
を添加することにより回転塗布法によって反射防止性の
優秀な映像表示装置を製造できるようにしたコーティン
グ組成物およびこれを用いた陰極線管に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、陰極線管、LCDなど映像表示装
置の映像を再生するためのパネルの外面は、滑らかなガ
ラス面だから周囲から光が反射され、画面に現れる文字
または図形等画像の鮮明度が落ちて良好な画像が得られ
ない。
【0003】この問題を解決するために、CRT等ディ
スプレイ装置の視聴面には凹凸柄を形成させ、パネルの
外面から入射される外光を乱反射させることにより反射
を防止する方法が使われている。
【0004】表面凹凸を形成する商業的な方法として
は、フッ酸によるエッチング方法、サンドブラッシング
による練磨法等がある。しかし、エッチング法におい
て、フッ酸は公害問題を起こし、工程中不良が生じた場
合は再生しにくくなる問題点があり、練磨法によれば製
品の品質が不均一であり残存練磨剤による工程不良等の
問題があって、最近この方法による外光反射防止処理は
その使用が著しく減っている現状である。
【0005】最近、この方法による問題点を改善するた
めに、可溶性珪酸塩をディスプレイの表面に塗布して凹
凸柄を形成した後加熱により二酸化珪素(SiO2 )膜
を固着する方法が提案されている。
【0006】実公昭44ー11150号には水ガラス
(珪酸アルカリ塩)をブラウン管の表面にスプレー塗布
して反射防止膜を製造する方法が提案されているが、こ
の場合コーティング膜内に白濁が生じて透過率が著しく
落ちる問題点があって実用化の段階には入っていない。
また、実開昭50−26277号には4塩化珪素SiC
4 を加水分解した後これをブラウン管の表面にスプレ
ー塗布してSiO2 粒子を含むコーティング膜を形成す
る方法が提案されているが、塗布溶液が強酸性なので装
置を腐食させる問題があって実用化しにくい状態であ
る。
【0007】前述した問題を解決するために、特開昭6
1−118931号および61−29051号にはアル
キルシリケートSi(OR)4 の加水分解溶液をブラウ
ン管の表面にスプレー塗布した後80℃以上の温度で硬
化することにより、SiO2凹凸膜を製造して外光反射
防止効果を得る方法が提案されている。この方法は実用
性が優れて現在実用化されているが、外光反射率が40
ないし70%範囲でスプレー法の特性上、外光反射率7
0%以上の範囲は再現しにくくて製造されるコーティン
グ膜の強度が弱い問題がある。
【0008】米国特許第4,563,612号にはアル
キルシリケートに金属化合物微粒子を添加して得られる
組成物をグラウン管の表面にコーティングする方法が開
示されているが、これもやはり前述した外光反射率の問
題点を含む。
【0009】一方、通常の陰極線管用コーティング組成
物の塗布法としては、スプレー法と平滑面コーティング
法とも言われる回転塗布法があるが、これは図1Aおよ
び図2Aにそれぞれ示されている。
【0010】図1Bは、スプレー法によるコーティング
処理により得られるコーティング膜の拡大図であり、図
2Bは、回転塗布法によるコーティング処理により得ら
れるコーティング膜の拡大図である。図面に示した通
り、スプレー法により製造したパネル2の上部の凹凸膜
3が回転塗布法による凹凸膜3より凹凸の程度が激しい
ので外光の乱反射の効果は優秀であるが、スプレー法に
よる組成物のコーティング時には粒子の厚さを調節しな
ければならず、スプレー法の特性上緻密な凹凸柄が形成
されなくて外光反射率の高い膜の製造は困難である反
面、回転塗布法による組成物のコーティング時には一定
した厚さに組成物が塗布され、外光反射率の高い膜の製
造が可能となる利点がある。
【0011】これにより、外光反射率を40ないし90
%に調節するためにはコーティング設備としてスプレー
法および回転塗布法のための設備がそれぞれ必要となっ
て工程が複雑になることと共に設備投資費が高くなる短
所がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前述した問題点を鑑みて回転塗布法を用いることに
より、広範囲な反射防止度を選択できるようにしながら
も、コーティング膜の強度を向上させるコーティング組
成物を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、前述したコーティン
グ組成物を採用することにより帯電防止効果をもたらす
と共に、反射防止効果の優秀な陰極線管を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明においてはアルキルシリケート、導電性
物質、純水および溶媒を含んでなるコーティング組成物
において、前記コーティング組成物がアルカリ金属およ
びアンモニウムそれぞれの塩酸塩、硝酸塩および酢酸塩
よりなる群から選ばれてなる少なくとも1種のを組成
物総量を基準として0.01ないし2重量%さらに含む
ことを特徴とするコーティング組成物を提供する。
【0015】本発明の他の目的を達成するために、本発
明ではパネルの外表面に二酸化珪素および導電性物質を
含んでなる帯電防止および反射防止性コーティング膜を
備える陰極線管において、前述した本発明のコーティン
グ組成物を回転塗布法によりパネルの上部に塗布および
乾燥することにより前記コーティング膜がアルカリ金属
およびアンモニウムそれぞれの塩酸塩、硝酸塩および酢
酸塩よりなる群から選ばれてなる少なくとも1種の
さらに含むことを特徴とする陰極線管を提供する。
【0016】前記は塩化カリウムKCl,塩化ナトリ
ウムNaCl,塩化アンモニウムNH4 Cl、硝酸カリ
ウムKNO3 、硝酸ナトリウムNaNO3 、硝酸アンモ
ニウムNH4 NO3 、酢酸カリウムCH3 COOK、酢
酸ナトリウムCH3 COONaおよび酢酸アンモニウム
CH3 COONH4 よりなる群から選ばれてなる少なく
とも1種のものであることが好適である。
【0017】また、前記導電性物質はコーティング膜に
導電性を与えるために通常添加する錫Sn化合物、アン
チモンSb化合物、白金Pt化合物、金Au化合物、イ
ンジウムIn化合物またはジルコニウムZr化合物など
いずれも可能である。
【0018】
【作用】本発明によれば、コーティング組成物のアルカ
リ金属およびアンモニウムそれぞれの塩酸塩、硝酸塩お
よび酢酸塩よりなる群から選ばれてなる少なくとも1種
の塩(以下、単にアルカリ金属塩ないしアンモニウム塩
ともいう)の添加量を変化させることにより外光反射率
を容易に調節でき、特殊の工程条件や別途のスプレー装
置なしに回転塗布法により広範囲な反射防止度を有する
組成物の提供が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
【0020】本発明のコーティング組成物に添加される
アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩は、組成物内では
水に溶解された状態で存在しているからパネルの外表面
に塗布した後、加熱、乾燥すれば表面から水、有機溶媒
などの溶媒が揮散されると同時に、溶媒に溶解されてい
これらのアルカリ金属塩ないしアンモニウム塩が結晶
に析出されながら、続けてシリケート膜内でシリケート
と分離され凹凸柄を形成することになる。従って、本発
明のコーティング組成物を採用すれば、スプレー法では
なく回転塗布法によってもコーティング膜内に凹凸柄が
形成され、優秀な外光反射防止効果が提供される。
【0021】添加されるアルカリ金属塩ないしアンモニ
ウム塩の量は組成物総量を基準として0.01ないし2
重量%にするが、これはその添加量が0.01重量%よ
り少なければ、以後得られる陰極線管の外光反射率が高
すぎ、2重量%を超過すれば陰極線管の外光反射率が低
過ぎることになるからである。好適な添加量は約1重量
%である。
【0022】本発明のコーティング組成物は、次の通り
製造される。
【0023】まず、テトラエチルオルトシリケート、有
機溶媒、導電性物質、純水を順次に添加、混合して60
℃程度の水浴中で6日間熟成させる。その後、アルカリ
金属塩ないしアンモニウム塩を純水に溶解して前記熟成
された混合液に添加し、約2時間攪拌した後50ないし
100rpmの速度に5ないし20秒間パネルの外表面
に回転塗布する。塗布した後コーティングされた液を約
80ないし200℃の温度範囲で30分ないし2時間乾
燥させることにより、本発明のコーティング液を用いた
コーティング膜を製造する。
【0024】実施例1 テトラエチルオルトシリケート(TEOS) 3重量% メタノール 83重量% 純水 10重量% 4塩化錫水和物(SnCl4 ・nH2 O) 3重量% 塩化カリウム 1重量% 塩化カリウムを除いた前記各化合物を混合して60℃の
水溶液で72時間熟成させた後、塩化カリウムを9.1
重量%濃度の水溶液状態で添加し、2時間攪拌して本発
明のコーティング組成物を製造し、これをパネルの上部
に150rpmに2分間回転塗布した後、約170℃の
温度で30分間焼成した。
【0025】実施例2 テトラエチルオルトシリケート(TEOS) 3重量% メタノール 83重量% 純水 10重量% 4塩化錫水和物(SnCl4 ・nH2 O) 3重量% 硝酸ナトリウム 1重量% 実施例1と同様な方法で行い、塩化カリウムの代わりに
硝酸ナトリウムを用いて本発明のコーティング組成物を
製造し、これをパネルの外表面にコーティングし加熱・
乾燥する工程を通じて本発明の反射防止性陰極線管を製
造した。
【0026】実施例3 テトラエチルオルトシリケート(TEOS) 3重量% メタノール 83重量% 純水 10重量% 4塩化錫水和物(SnCl4 ・nH2 O) 3重量% 酢酸アンモニウム 1重量% 実施例1と同様な方法で行い、塩化カリウムの代わりに
酢酸アンモニウムを用いて本発明のコーティング組成物
を製造し、これをパネルの外表面にコーティングし加熱
・乾燥する工程を通じて本発明の反射防止性陰極線管を
製造した。
【0027】図3は、実施例1で製造したコーティング
組成物を図1のスプレー法によりコーティング処理した
コーティング膜の拡大写真であり、図4ないし図6は、
それぞれ本発明の実施例1、2および3により得られた
コーティング組成物を図2の回転塗布法によりコーティ
ング処理したコーティング膜の拡大写真である。
【0028】図3〜図6より、本発明のコーティング組
成物は回転塗布法によってもスプレー法による場合と同
様に深くて鮮明な凹凸柄を形成することが確認された。
【0029】本発明のコーティング組成物をパネルの外
表面に塗布した後、熱風または乾燥空気を加えたりパネ
ルを高速回転することにより組成物の乾燥速度を早く調
節してみたが、この際アルカリ金属塩ないしアンモニウ
ム塩がシリケート膜から分離されず、シリケート膜内で
析出された。
【0030】図7は、本発明の実施例1により得られる
コーティング組成物を回転塗布法で処理中実温で乾燥空
気を吹き込んだ場合得られるコーティング膜の拡大写真
であって、凹凸柄が深くないので不好適であることが確
認された。
【0031】図8は、図3ないし図6に示したコーティ
ング膜の模式的断面図であり、図9は、図7に示したコ
ーティング膜の模式的断面図であって、通常のスプレー
法または回転塗布法により製造した場合はアルカリ金属
塩ないしアンモニウム塩4がシリケート膜5の上部に析
出されているが、回転塗布処理時乾燥空気を吹き込んだ
場合は前記アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩4がシ
リケート膜5から完全に分離されなくてパネル2の上部
に形成されたコーティング膜の凹凸柄が深くないことを
示す。
【0032】図10は、図4ないし図6に示したコーテ
ィング膜構造の拡大図で、本発明のコーティング組成物
がパネルの上部でどのような作用原理によって行動する
かを示す。アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩は、シ
リケート膜の上部で空気中に露出され、乾燥と焼成工程
を通じても網構造のシリケート膜から蒸発されない微量
の水分と溶媒を吸収して空気中に蒸発させる役割を果た
してさらに堅固なコーティング膜を提供する。図面にお
いて矢印は、溶媒6の進行方向および蒸発溶媒6’を示
す。
【0033】図11は、本発明のコーティング組成物の
アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩の添加量によるコ
ーティング膜の防眩性変化、すなわち外光反射率を示す
グラフで、実施例1と同様な方法で行い、添加する塩化
カリウムの量(コーティング組成物総量に対する添加量
の重量比)を変化させてコーティング膜を製造し、それ
ぞれの外光反射率を測定して示した。外光反射率は、外
光をガラス面に60°の角度に走査時の反射される光量
を基準(100%)とした時との相対値であって、ミノ
ルタ社のGM−060で測定したものである。グラフか
前記アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩の添加量が
増加するほど外光反射率が大幅に落ちることと、本発明
のコーティング組成物を採用する陰極線管は、組成物内
前記アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩の添加量を
調節することにより外光反射の程度を容易に調節するこ
とができることが分かる。
【0034】特に、グラフから前記アルカリ金属塩ない
しアンモニウム塩の添加量が0.01ないし2重量%の
範囲で外光反射率が40%ないし90%の範囲に変化す
ることがわかるが、外光反射率がこの値の範囲になるよ
前記アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩の添加量を
限定したのは、外光反射率が40%より少なければ以後
得られる陰極線管の解像度が低下され、きらめきによる
画質低下の問題が生じ、外光反射率が90%より大きけ
れば通常のガラスのような効果を奏でるからである。好
適には外光反射率を50ないし60%にするが、本発明
の各実施例においてと同様に前記アルカリ金属塩ないし
アンモニウム塩の添加量を1重量%とすれば、グラフか
ら陰極線管の外光反射率が約55%になることが分か
る。すなわち、本発明においては前記アルカリ金属塩な
いしアンモニウム塩の添加量を調節することにより得ら
れる陰極線管の外光反射率が調節できる利点がある。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においてはコ
ーティング組成物のアルカリ金属塩ないしアンモニウム
塩の添加量を調節することにより外光反射率を容易に調
節できるのみならず、特殊な工程条件や別途のスプレー
装置なしにも回転塗布法により広範囲の反射防止度を有
する組成物を提供する。また、添加された前記アルカリ
金属塩ないしアンモニウム塩が乾燥され結晶で析出した
時形成された網構造の膜中に含まれた微量の溶媒を吸収
して空気中に排出することにより堅固なコーティング膜
を有する陰極線管が製造できるもので、工程設備の簡略
化は勿論のこと、設備コストダウンが図れる極めて実用
的なものである。
【0036】本発明の具体的な実施例を通じて例示され
た本発明は請求範囲を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能であるのが当分野において通常の知識を持つものに
理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aはスプレー法によるコーティング処理方
法を示す。図1Bはこれにより得られるコーティング膜
の拡大図である。
【図2】図2Aは回転塗布法によるコーティング処理方
法を示す。図2Bはこれにより得られるコーティング膜
の拡大図である。
【図3】実施例1により得られるコーティング組成物を
図1Aに示したスプレー法に示したスプレー法によりコ
ーティング処理して得られたコーティング膜の400倍
拡大写真(薄膜を表しているもの)である。
【図4】本発明の実施例1により得られるコーティング
組成物を図2Aに示した回転塗布法によりコーティング
処理して得られたコーティング膜の400倍拡大写真
(薄膜を表しているもの)である。
【図5】本発明の実施例2により得られるコーティング
組成物を図2Aに示した回転塗布法によりコーティング
処理して得られたコーティング膜の400倍拡大写真
(薄膜を表しているもの)である。
【図6】本発明の実施例3により得られるコーティング
組成物を図2Aに示した回転塗布法によりコーティング
処理して得られたコーティング膜の400倍拡大写真
(薄膜を表しているもの)である。
【図7】本発明の実施例1により得られるコーテシング
組成物を回転塗布法でパネルの外面にコーティング中乾
燥空気を吹き込んだ場合に得られたコーティング膜の4
00倍拡大写真(薄膜を表しているもの)である。
【図8】図3ないし図6に示したコーティング膜の断面
図である。
【図9】図7に示したコーティング膜の断面図である。
【図10】図4ないし図6に示したコーティング膜構造
の拡大図である。
【図11】本発明のコーティング組成物においてアルカ
リ金属塩ないしアンモニウム塩の添加量による外光反射
率を示すグラフである。
【符号の説明】
2…パネル 3…凹凸膜 4…アルカリ金属塩ないしアンモニウム塩 5…シリケート膜 6…溶媒 6’…蒸発溶媒
フロントページの続き (72)発明者 張 東植 大韓民国京畿道果川市別陽洞7番地 住 公アパート402棟1004號 (72)発明者 金 憲秀 大韓民国ソウル特別市龍山區普光洞264 番地11號 (56)参考文献 特開 平3−43942(JP,A) 特開 平3−150501(JP,A) 特開 平3−285233(JP,A) 特開 平1−154444(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 29/88 H01J 9/20 C09D 183/00 C09K 3/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルシリケート、導電性物質、純水
    および溶媒を含んでなるコーティング組成物において、 前記コーティング組成物がアルカリ金属およびアンモニ
    ウムそれぞれの塩酸塩、硝酸塩および酢酸塩よりなる群
    から選ばれてなる少なくとも1種のを組成物総量を基
    準として0.01ないし2重量%さらに含むことを特徴
    とするコーティング組成物。
  2. 【請求項2】 前記が塩化カリウムKCl、塩化ナト
    リウムNaCl、塩化アンモニウムNH4 Cl、硝酸カ
    リウムKNO3 、硝酸ナトリウムNaNO3、硝酸アン
    モニウムNH4 NO3 、酢酸カリウムCH3 COOK、
    酢酸ナトリウムCH3 COONaおよび酢酸アンモニウ
    ムCH3 COONH4 よりなる群から選ばれてなる少な
    くとも1種のものであることを特徴とする請求項1に記
    載のコーティング組成物。
  3. 【請求項3】 パネルの外表面に二酸化珪素および導電
    性物質を含んでなる帯電防止および反射防止性コーティ
    ング膜を備える陰極線管において、 前記コーティング膜が、アルキルシリケート、導電性物
    質、純水、溶媒および組成物総量を基準として0.01
    ないし2重量%のアルカリ金属およびアンモニウムそれ
    ぞれの塩酸塩、硝酸塩および酢酸塩よりなる群から選ば
    れてなる少なくとも1種のをさらに含むことを特徴と
    する陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記が塩化カリウムKCl、塩化ナト
    リウムNaCl,塩化アンモニウムNH4 Cl、硝酸カ
    リウムKNO3 、硝酸ナトリウムNaNO3、硝酸アン
    モニウムNH4 NO3 、酢酸カリウムCH3 COOK、
    酢酸ナトリウムCH3 COONaおよび酢酸アンモニウ
    ムCH3 COONH4 よりなる群から選ばれてなる少な
    くとも1種のものであることを特徴とする請求項3に記
    載の陰極線管。
  5. 【請求項5】 前記コーティング膜の外光反射率が40
    ないし90%であることを特徴とする請求項3に記載の
    陰極線管。
JP5087917A 1992-06-09 1993-03-23 コーティング組成物およびこれを用いた陰極線管 Expired - Lifetime JP2768396B2 (ja)

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JPH06260114A JPH06260114A (ja) 1994-09-16
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