JPH0346504B2 - - Google Patents
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- JPH0346504B2 JPH0346504B2 JP57145227A JP14522782A JPH0346504B2 JP H0346504 B2 JPH0346504 B2 JP H0346504B2 JP 57145227 A JP57145227 A JP 57145227A JP 14522782 A JP14522782 A JP 14522782A JP H0346504 B2 JPH0346504 B2 JP H0346504B2
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- water
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Description
本発明は水性インキに関する。詳細には、筆記
具、スタンプ、記録計、インキジエツト、プリン
ター用等に好適な水性インキに関する。 従来より、水性インキ中に、2−ピロリドン、
N−アルキル−2−ピロリドン等のピロリドン化
合物を配合して、蒸発抑制、筆跡の耐水性等の性
能を向上させることは公知である(特公昭48−
37408、特開昭50−71423、特開昭50−91429)。 ところが、前記ピロリドン化合物の添加は、前
記性能を向上させる反面、諸種の欠陥を有してい
た。 この点を筆記具を例示して説明する。前記化合
物は高溶解能を有しているため、インキ吸蔵体
(例えば、アセテート繊維の集束体)、ペン体(例
えば、アクリル繊維の樹脂加工体)、軸材(例え
ば、塩化ビニル樹脂)等を膨潤ないしは溶解する
ので適用の部材が制約されること、更にアルカリ
性または強酸性のインキの場合、経時により加水
分解されてアミノ酪酸を生成して異臭を発生させ
る点である。 従来公知のピロリドン化合物は前記の如き問題
点があり、適用範囲の制約及び添加量の抑制を余
儀なくされ、所望の効果を与えることができなか
つた。 本発明者らは、鋭意研究した結果、2−ピロリ
ドンを縮合させてピロリドンの二量体を合成(合
成方法は、W,Reppe und Mitarbeiter,Ann,
Chem,596,158(1955)を参照)し、かくして
得られた2−ピロリドン縮合物を適用することに
よつて、従来のピロリドン化合物の添加による欠
陥を解消し、さらに有効な性能を付与できること
を見出した。 本発明に適用する2−ピロリドン縮合物は、ア
ルカリや酸による加水分解作用をうけない上、適
度な溶解性と卓越した吸湿性を備えており、これ
を水性着色液に添加することによつて、蒸発抑
制、筆跡の耐水性、経時保存性等の性能を満た
し、さらには滲みや裏抜けがなく鮮明な着色像を
与える水性インキを提供できる。また、筆記具や
インキジエツトに適用した場合、前記の性能に加
えて、ペン先部分や吐出ノズル部分でのインキの
カス詰りもなく、常時スムーズなインキ流出性を
与えることができる。 さらに、従来の系のインキでは、その筆跡の螢
光性が筆記後の時間の経過につれて、溶剤分の紙
質への拡散、蒸発にともない次第に低下する現象
をまぬがれなかつたが、本発明のインキは、鮮明
な螢光性を持続できる。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明の水性インキは、必須成分として下記一
般式(1)の2−ピロリドン縮合物、着色剤及び水を
含有させたことを特徴とする。 一般式 但し、RはH,CH3,
具、スタンプ、記録計、インキジエツト、プリン
ター用等に好適な水性インキに関する。 従来より、水性インキ中に、2−ピロリドン、
N−アルキル−2−ピロリドン等のピロリドン化
合物を配合して、蒸発抑制、筆跡の耐水性等の性
能を向上させることは公知である(特公昭48−
37408、特開昭50−71423、特開昭50−91429)。 ところが、前記ピロリドン化合物の添加は、前
記性能を向上させる反面、諸種の欠陥を有してい
た。 この点を筆記具を例示して説明する。前記化合
物は高溶解能を有しているため、インキ吸蔵体
(例えば、アセテート繊維の集束体)、ペン体(例
えば、アクリル繊維の樹脂加工体)、軸材(例え
ば、塩化ビニル樹脂)等を膨潤ないしは溶解する
ので適用の部材が制約されること、更にアルカリ
性または強酸性のインキの場合、経時により加水
分解されてアミノ酪酸を生成して異臭を発生させ
る点である。 従来公知のピロリドン化合物は前記の如き問題
点があり、適用範囲の制約及び添加量の抑制を余
儀なくされ、所望の効果を与えることができなか
つた。 本発明者らは、鋭意研究した結果、2−ピロリ
ドンを縮合させてピロリドンの二量体を合成(合
成方法は、W,Reppe und Mitarbeiter,Ann,
Chem,596,158(1955)を参照)し、かくして
得られた2−ピロリドン縮合物を適用することに
よつて、従来のピロリドン化合物の添加による欠
陥を解消し、さらに有効な性能を付与できること
を見出した。 本発明に適用する2−ピロリドン縮合物は、ア
ルカリや酸による加水分解作用をうけない上、適
度な溶解性と卓越した吸湿性を備えており、これ
を水性着色液に添加することによつて、蒸発抑
制、筆跡の耐水性、経時保存性等の性能を満た
し、さらには滲みや裏抜けがなく鮮明な着色像を
与える水性インキを提供できる。また、筆記具や
インキジエツトに適用した場合、前記の性能に加
えて、ペン先部分や吐出ノズル部分でのインキの
カス詰りもなく、常時スムーズなインキ流出性を
与えることができる。 さらに、従来の系のインキでは、その筆跡の螢
光性が筆記後の時間の経過につれて、溶剤分の紙
質への拡散、蒸発にともない次第に低下する現象
をまぬがれなかつたが、本発明のインキは、鮮明
な螢光性を持続できる。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明の水性インキは、必須成分として下記一
般式(1)の2−ピロリドン縮合物、着色剤及び水を
含有させたことを特徴とする。 一般式 但し、RはH,CH3,
【式】
前記において、2−ピロリドン縮合物の配合量
は、インキ中において、4.0〜50重量%の範囲が
有効である。4重量%未満の場合、非蒸発性及び
耐水性の付与の面で充分でない。一方、50重量%
を越えるとインキの粘度上昇が著しく、毛細管作
用によりインキを流出させる筆記具に対してイン
キ流出性を低下させるので好ましくない。 上記範囲において、螢光性インキの場合、15重
量%以上の配合により、螢光性を発現、持続させ
ることが可能である。 着色剤は、前記2−ピロリドン縮合物及び水か
らなる水性媒体に相溶ないし均質に分散する、諸
種の染料、加工顔料等が有効であり、通常0.8〜
20重量%の範囲で適用される。 酸性染料として、エオシン(C.I.45380)、フロ
キシン(C.I.45410)、エリスロシン(C.I.45430)、
アシツドフラビン(C.I.56205)、スプラノールシ
ヤニンG(C.I.42655)、アリザリンライトブルー
HRL(C.I.アシツドブルー182)、ナフタレングリ
ーン(C.I.44025)、アシツドブルーブラツク10B
(C.I.20470)、スプラノールフアーストブラツク
VLG(C.I.27070)、イルガランブラツクRBL(C.I.
アシツドブラツク182)等が例示できる。 塩基性染料として、ベーシツクフラビン8G(C.
I.49005)、オーラミンO(C.I.41000)、バサクリル
イエロー5RL(C.I.ベーシツクイエロー25)、アス
トラゾンオレンジG(C.I.48035)、アストラフロ
キシンFF(C.I.48070)、ローダミン6GCP(C.
I.45160)、アストラゾンピンクFG(C.I.48015)、
メチルバイオレツト(C.I.42535)、クリスタルバ
イオレツト(C.I.42555)、ビクトリアブルーBOH
(C.I.42595)、ダイアモンドグリーン(C.I.42040)
等が例示できる。 直接染料として、ダイレクトフアーストイエロ
−R(C.I.29025)、ダイレクトフアストスカーレ
ツト4BS(C.I.29160)、シリウスレツドF3B(C.
I.35780)、スミライトバイオレツトBB(C.
I.27905)、ダイレクトスカイブルー6B(C.
I.24410)、ターコイズブルーGL(C.I.74180)、シ
リウススプラグリーンBB(C.I.34270)、ブラツク
G(C.I.35255)、デイーブブラツクXA(C.I.ダイレ
クトブラツク154)等が例示できる。 また、ピラニン(C.I.59040)、スピリツトブラ
ツクSB(C.I.50415)、サボンフアーストブラウン
BE(C.I.ソルベントブラウン37)、スピロンブル
ーE2BH(C.I.ソルベントブルー73)、ビクトリア
ブルーF4R(C.I.42563B)、ローダミンBベース
(C.I.45170B)、サボンフアーストスカーレツト
CG(C.I.27291)、ザボンフアーストイエローCGG
(C.I.18820)等の油溶染料を用いることができ
る。 前記成分に加えて、通常、水性インキに使用さ
れている各種の成分を併用することが可能であ
る。 例えば、対象物への固着性、着色像の滲み等の
防止、適宜の増粘性付与等のために、水溶性アル
キツド樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−マレイ
ン酸共重合物、セルローズ誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、デキストリ
ン、カゼイン、シエラツク等の樹脂を用いること
ができる。 また、各種界面活性剤、防腐剤等の添加剤を必
要に応じて配合できる。 以下に実施例について説明する。尚、配合例中
の数字はすべて重量部である。 実施例 1 デイーブブラツクXA(C.I.ダイレクトブラツク
154) 8.0 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 ジエチレングリコール 10.0 メトキシポリエチレングリコール 5.0 トリエタノールアミン 5.0 ジヨンクリル(米国ジヨンソン社製、スチレン
−アクリル酸共重合体) 2.0 アデカカーポールGH−5(旭電化(株)製、ポリ
オキシアルキレングリコール) 3.0 スコアロール900(花王石けん(株)製、ノニオン系
活性剤) 0.3水 51.7 上記配合における水中に、各成分を順次、添加
し80℃で1時間撹拌溶解して水性ボールペン用黒
インキとした。 ※1……既述の一般式(1)においてRがCH3であ
る。 比較例 A 実施例1の配合の2−ピロリドン縮合物に替え
てN−メチル−2−ピロリドン15.0部を配合して
なり、実施例1と同様な方法で水性ボールペン用
黒色インキを得た。 実施例 2 スピリツトブラツク(C.I.50415) 2.0 メチルバイオレツト(C.I.42535) 1.2 バサクリルイエロー5RL(C.I.ベーシツクイエ
ロー25) 1.0 ダイヤモンドグリーン(C.I.42040) 0.8 ビクトリアブルーBOH(C.I.425959) 0.4 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 ジエチレングリコール 15.0 メトキシポリエチレングリコール 10.0水 54.6 上記配合における水中に各成分を順次、添加し
常温で1時間撹拌溶解させてマーキングペン用水
性黒色インキとした。 比較例 B 実施例2の2−ピロリドン縮合物に替えて、2
−ピロリドン10.0部、N−メチル−2−ピロリド
ン5.0部を配合し、マーキングペン用水性黒色イ
ンキを得た。 実施例 3 イルガランブラツクRBL(C.I.アシツドブラツ
クRBL(C.I.アシツドブラツク182) 4.0 スピロンブルーE2BH(C.I.ソルベントブルー
73) 1.2 スミライトバイオレツトBB(C.I.27905) 1.5 サボンフアーストイエローCGG(C.I.18820)
1.0 2−ピロリドン縮合物※1 18.0 メトキシポリエチレングリコール 15.0 2−ピロリドン 5.0 ジエチレングリコール 5.0水 49.3 上記成分を実施例1と同様に撹拌溶解させてマ
ーキングペン用黒色インキとした。 実施例 4 スプラノールシヤニン(C.I.42655) 5.0 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 スルホラン 5.0 ジエチレングリコール 5.0 グリセリン 10.0 デハイドロ酢酸ソーダ 0.8水 59.2 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて、マー
キングペン用青色インキとした。 実施例 5 ベーシツクフラビン8G(C.I.49005) 1.5 ローダミン6GCP(C.I.45160) 0.3 2−ピロリドン縮合物※1 30.0 エチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール200 5.0水 58.2 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて、マー
キングペン用水性螢光赤色インキとした。 比較例 C 実施例5の2−ピロリドン縮合物に替えて、2
−ピロリドン20.0部、N−メチル−2−ピロリド
ン10.0部を配合し、同様の方法でマーキングペン
用水性螢光赤色インキを得た。 実施例 6 ピラニン(C.I.59040) 2.5 2−ピロリドン縮合物※2 25.0 エチレングリコール 10.0 トリエタノールアミン 5.0 デキストリン 1.0水 56.5 上記成分を実施例2と同様にして撹拌溶解させ
てマーキングペン用水性螢光黄色インキとした。 ※2……一般式(1)において、RがHである。 実施例 7 ターコイズブルーGL(C.I.74180) 2.0 2−ピロリドン縮合物※1 10.0 ジプロピレングリコール 5.0 N−メチル−2−ピロリドン 3.0 ジオキシン 0.1水 79.9 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて後、
0.8mmメンブランフイルターにてろ過を行ない、
インキジエツト用青色インキとした。 実施例1,2,3,4及び比較例A,Bのイン
キについて次の性能試験に供した。 〔1〕 試験方法の概要 各インキを所定量充填した水性ボールペン及び
マーキングペンを用いて以下の試験を行なつた。 1 蒸発抑制試験 各試料を脱キヤツプ状態で大気中に5日間放置
した後の筆記状態を比較する。 2 耐水性試験 所定の用紙に各試料で一定の文字を筆記した後
用紙を水中に浸漬し、とり出して乾燥させ、未浸
漬の筆跡と対比して筆跡の濃度変化を目視観察す
る。 3 耐熱性 各試料を50℃定温器中に2カ月間放置した後の
筆記状態を調べる。さらに、異臭の有無について
調べる。 4 筆記具用部材に対する適応性試験 試料インキを市販の60c.c.インキビンに30c.c.づづ
つ充填し、以下の筆記具用部材を投入し、50℃恒
温槽中に10間放置し、各部材についてインキ溶剤
による軟化、膨潤ないし溶解状態を観察する。 (イ) ポリアセタール樹脂製プラスチツクペン体 (ロ) アクリル繊維の樹脂加工ペン体 (ハ) アセテート繊維集束のインキ吸蔵体 前記1〜4の試験結果を表1に記載する。 5 色調螢光鮮明性試験 実施例5,6及び比較例Cの各インキをそれぞ
れマーキングペンに充填して、レポート用紙に筆
記し、筆跡の鮮明性をを筆記直後と3日間経時後
について目視により比較した。試験結果を表2に
記載する。
は、インキ中において、4.0〜50重量%の範囲が
有効である。4重量%未満の場合、非蒸発性及び
耐水性の付与の面で充分でない。一方、50重量%
を越えるとインキの粘度上昇が著しく、毛細管作
用によりインキを流出させる筆記具に対してイン
キ流出性を低下させるので好ましくない。 上記範囲において、螢光性インキの場合、15重
量%以上の配合により、螢光性を発現、持続させ
ることが可能である。 着色剤は、前記2−ピロリドン縮合物及び水か
らなる水性媒体に相溶ないし均質に分散する、諸
種の染料、加工顔料等が有効であり、通常0.8〜
20重量%の範囲で適用される。 酸性染料として、エオシン(C.I.45380)、フロ
キシン(C.I.45410)、エリスロシン(C.I.45430)、
アシツドフラビン(C.I.56205)、スプラノールシ
ヤニンG(C.I.42655)、アリザリンライトブルー
HRL(C.I.アシツドブルー182)、ナフタレングリ
ーン(C.I.44025)、アシツドブルーブラツク10B
(C.I.20470)、スプラノールフアーストブラツク
VLG(C.I.27070)、イルガランブラツクRBL(C.I.
アシツドブラツク182)等が例示できる。 塩基性染料として、ベーシツクフラビン8G(C.
I.49005)、オーラミンO(C.I.41000)、バサクリル
イエロー5RL(C.I.ベーシツクイエロー25)、アス
トラゾンオレンジG(C.I.48035)、アストラフロ
キシンFF(C.I.48070)、ローダミン6GCP(C.
I.45160)、アストラゾンピンクFG(C.I.48015)、
メチルバイオレツト(C.I.42535)、クリスタルバ
イオレツト(C.I.42555)、ビクトリアブルーBOH
(C.I.42595)、ダイアモンドグリーン(C.I.42040)
等が例示できる。 直接染料として、ダイレクトフアーストイエロ
−R(C.I.29025)、ダイレクトフアストスカーレ
ツト4BS(C.I.29160)、シリウスレツドF3B(C.
I.35780)、スミライトバイオレツトBB(C.
I.27905)、ダイレクトスカイブルー6B(C.
I.24410)、ターコイズブルーGL(C.I.74180)、シ
リウススプラグリーンBB(C.I.34270)、ブラツク
G(C.I.35255)、デイーブブラツクXA(C.I.ダイレ
クトブラツク154)等が例示できる。 また、ピラニン(C.I.59040)、スピリツトブラ
ツクSB(C.I.50415)、サボンフアーストブラウン
BE(C.I.ソルベントブラウン37)、スピロンブル
ーE2BH(C.I.ソルベントブルー73)、ビクトリア
ブルーF4R(C.I.42563B)、ローダミンBベース
(C.I.45170B)、サボンフアーストスカーレツト
CG(C.I.27291)、ザボンフアーストイエローCGG
(C.I.18820)等の油溶染料を用いることができ
る。 前記成分に加えて、通常、水性インキに使用さ
れている各種の成分を併用することが可能であ
る。 例えば、対象物への固着性、着色像の滲み等の
防止、適宜の増粘性付与等のために、水溶性アル
キツド樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−マレイ
ン酸共重合物、セルローズ誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、デキストリ
ン、カゼイン、シエラツク等の樹脂を用いること
ができる。 また、各種界面活性剤、防腐剤等の添加剤を必
要に応じて配合できる。 以下に実施例について説明する。尚、配合例中
の数字はすべて重量部である。 実施例 1 デイーブブラツクXA(C.I.ダイレクトブラツク
154) 8.0 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 ジエチレングリコール 10.0 メトキシポリエチレングリコール 5.0 トリエタノールアミン 5.0 ジヨンクリル(米国ジヨンソン社製、スチレン
−アクリル酸共重合体) 2.0 アデカカーポールGH−5(旭電化(株)製、ポリ
オキシアルキレングリコール) 3.0 スコアロール900(花王石けん(株)製、ノニオン系
活性剤) 0.3水 51.7 上記配合における水中に、各成分を順次、添加
し80℃で1時間撹拌溶解して水性ボールペン用黒
インキとした。 ※1……既述の一般式(1)においてRがCH3であ
る。 比較例 A 実施例1の配合の2−ピロリドン縮合物に替え
てN−メチル−2−ピロリドン15.0部を配合して
なり、実施例1と同様な方法で水性ボールペン用
黒色インキを得た。 実施例 2 スピリツトブラツク(C.I.50415) 2.0 メチルバイオレツト(C.I.42535) 1.2 バサクリルイエロー5RL(C.I.ベーシツクイエ
ロー25) 1.0 ダイヤモンドグリーン(C.I.42040) 0.8 ビクトリアブルーBOH(C.I.425959) 0.4 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 ジエチレングリコール 15.0 メトキシポリエチレングリコール 10.0水 54.6 上記配合における水中に各成分を順次、添加し
常温で1時間撹拌溶解させてマーキングペン用水
性黒色インキとした。 比較例 B 実施例2の2−ピロリドン縮合物に替えて、2
−ピロリドン10.0部、N−メチル−2−ピロリド
ン5.0部を配合し、マーキングペン用水性黒色イ
ンキを得た。 実施例 3 イルガランブラツクRBL(C.I.アシツドブラツ
クRBL(C.I.アシツドブラツク182) 4.0 スピロンブルーE2BH(C.I.ソルベントブルー
73) 1.2 スミライトバイオレツトBB(C.I.27905) 1.5 サボンフアーストイエローCGG(C.I.18820)
1.0 2−ピロリドン縮合物※1 18.0 メトキシポリエチレングリコール 15.0 2−ピロリドン 5.0 ジエチレングリコール 5.0水 49.3 上記成分を実施例1と同様に撹拌溶解させてマ
ーキングペン用黒色インキとした。 実施例 4 スプラノールシヤニン(C.I.42655) 5.0 2−ピロリドン縮合物※1 15.0 スルホラン 5.0 ジエチレングリコール 5.0 グリセリン 10.0 デハイドロ酢酸ソーダ 0.8水 59.2 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて、マー
キングペン用青色インキとした。 実施例 5 ベーシツクフラビン8G(C.I.49005) 1.5 ローダミン6GCP(C.I.45160) 0.3 2−ピロリドン縮合物※1 30.0 エチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール200 5.0水 58.2 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて、マー
キングペン用水性螢光赤色インキとした。 比較例 C 実施例5の2−ピロリドン縮合物に替えて、2
−ピロリドン20.0部、N−メチル−2−ピロリド
ン10.0部を配合し、同様の方法でマーキングペン
用水性螢光赤色インキを得た。 実施例 6 ピラニン(C.I.59040) 2.5 2−ピロリドン縮合物※2 25.0 エチレングリコール 10.0 トリエタノールアミン 5.0 デキストリン 1.0水 56.5 上記成分を実施例2と同様にして撹拌溶解させ
てマーキングペン用水性螢光黄色インキとした。 ※2……一般式(1)において、RがHである。 実施例 7 ターコイズブルーGL(C.I.74180) 2.0 2−ピロリドン縮合物※1 10.0 ジプロピレングリコール 5.0 N−メチル−2−ピロリドン 3.0 ジオキシン 0.1水 79.9 上記成分を常温で1時間撹拌溶解させて後、
0.8mmメンブランフイルターにてろ過を行ない、
インキジエツト用青色インキとした。 実施例1,2,3,4及び比較例A,Bのイン
キについて次の性能試験に供した。 〔1〕 試験方法の概要 各インキを所定量充填した水性ボールペン及び
マーキングペンを用いて以下の試験を行なつた。 1 蒸発抑制試験 各試料を脱キヤツプ状態で大気中に5日間放置
した後の筆記状態を比較する。 2 耐水性試験 所定の用紙に各試料で一定の文字を筆記した後
用紙を水中に浸漬し、とり出して乾燥させ、未浸
漬の筆跡と対比して筆跡の濃度変化を目視観察す
る。 3 耐熱性 各試料を50℃定温器中に2カ月間放置した後の
筆記状態を調べる。さらに、異臭の有無について
調べる。 4 筆記具用部材に対する適応性試験 試料インキを市販の60c.c.インキビンに30c.c.づづ
つ充填し、以下の筆記具用部材を投入し、50℃恒
温槽中に10間放置し、各部材についてインキ溶剤
による軟化、膨潤ないし溶解状態を観察する。 (イ) ポリアセタール樹脂製プラスチツクペン体 (ロ) アクリル繊維の樹脂加工ペン体 (ハ) アセテート繊維集束のインキ吸蔵体 前記1〜4の試験結果を表1に記載する。 5 色調螢光鮮明性試験 実施例5,6及び比較例Cの各インキをそれぞ
れマーキングペンに充填して、レポート用紙に筆
記し、筆跡の鮮明性をを筆記直後と3日間経時後
について目視により比較した。試験結果を表2に
記載する。
【表】
【表】
【表】
【表】
表1及び表2に例示の如く実施例のインキは、
いずれも実用性のある、優れた性能を示してい
る。尚、実施例7のインキジエツト用青色インキ
について、ジエツトプリンターに充填して、2カ
月間連続使用(5h/日稼動)を行なつた結果、
ノズル部分でのインキ詰まりのない安定した吐出
性能が得られた。また、印刷された文字の耐水性
も良好であつた。
いずれも実用性のある、優れた性能を示してい
る。尚、実施例7のインキジエツト用青色インキ
について、ジエツトプリンターに充填して、2カ
月間連続使用(5h/日稼動)を行なつた結果、
ノズル部分でのインキ詰まりのない安定した吐出
性能が得られた。また、印刷された文字の耐水性
も良好であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 必須成分として、下記一般式(1)の2−ピロリ
ドン縮合物、着色剤及び水を含有してなる水性イ
ンキ。 一般式 但し、RはH,CH3,【式】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57145227A JPS5936173A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57145227A JPS5936173A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水性インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5936173A JPS5936173A (ja) | 1984-02-28 |
| JPH0346504B2 true JPH0346504B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=15380278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57145227A Granted JPS5936173A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936173A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4771762B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-09-14 | パイロットインキ株式会社 | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
| JP2010174257A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-08-12 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5071423A (ja) * | 1973-10-26 | 1975-06-13 | ||
| JPS5091429A (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-22 | ||
| JPS5832185B2 (ja) * | 1974-07-02 | 1983-07-11 | ペンテル カブシキガイシヤ | スイセイインキソセイブツ |
| JPS54148624A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-21 | Pilot Ink Co Ltd | Aqueous ink |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP57145227A patent/JPS5936173A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5936173A (ja) | 1984-02-28 |
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