JPH0346073B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0346073B2
JPH0346073B2 JP60257961A JP25796185A JPH0346073B2 JP H0346073 B2 JPH0346073 B2 JP H0346073B2 JP 60257961 A JP60257961 A JP 60257961A JP 25796185 A JP25796185 A JP 25796185A JP H0346073 B2 JPH0346073 B2 JP H0346073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
collection tube
blood collection
section
tube rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60257961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62118257A (ja
Inventor
Tadahide Sasaki
Shigeru Tanimura
Munehiro Kitamura
Zenji Shomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP60257961A priority Critical patent/JPS62118257A/ja
Publication of JPS62118257A publication Critical patent/JPS62118257A/ja
Publication of JPH0346073B2 publication Critical patent/JPH0346073B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、血液の塗抹染色標本(標本)を自動
的に作成する血液自動塗抹染色標本作成装置にお
ける血液分取用搬送機構に関する。
≪発明の概要≫ 本発明による血液自動塗抹染色標本作成装置に
おける血液分取用搬送機構は、採血管ラツク供給
部から採血管ラツクを一つずつ血液分取位置(分
取位置)の近傍まで搬送する搬送機構と、前記分
取位置の近傍で前記搬送機構上の採血管ラツクに
血液入りの試験管がセツトされているか否か検出
する採血管在席センサと、この採血管在席センサ
によつて血液入りの試験管の在席が検出されたと
きに前記搬送機構上の前記採血管ラツクを血液自
動標本作成装置本体の分取位置に供給するストレ
ージ機構とを備え、採血管ラツクを搬送する搬送
機構上にある採血管ラツクに血液入りの試験管が
セツトされているか否か自動的に判断し、採血管
ラツクに血液入りの試験管がセツトされていると
き、この採血管ラツクを血液自動標本作成装置本
体の分取位置に供給して血液の標本を自動的に作
成するようにしたものである。
≪従来の技術≫ 採血された血液の塗抹染色標本を作成してこれ
をカセツトに収納する作業は、従来、これを自動
的に行う装置が無いため、すべて人手によつて行
われていた。
≪発明が解決しようとする問題点≫ このため従来においては、血液塗抹染色標本作
成に多大な労力を要するという問題があつた。
また、人手によつて標本作成を行つているの
で、標本作成順番のセツトミスを起こすこともあ
つた。
本発明は上記の事情に鑑み、採血された血液か
ら塗抹染色標本を自動的に作成することができる
血液自動標本作成装置を提供することを目的とし
ている。
≪問題点を解決するための手段≫ 上記問題点を解決するため本発明による血液自
動塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送
機構は、採血管ラツク供給部から採血管ラツクを
一つずつ分取位置の近傍まで搬送する搬送機構
と、前記分取位置の近傍で前記搬送機構上の前記
採血管ラツクに血液入りの試験管がセツトされて
いるか否か検出する採血管在席センサと、この採
血管在席センサによつて血液入りの試験管の在席
が検出されたときに前記搬送機構上の前記採血管
ラツクを前記血液自動標本作成装置本体の前記分
取位置に供給するストレージ機構とを備えたこと
を特徴としている。
≪実施例≫ 第1図は本発明による血液自動塗抹染色標本作
成装置における血液分取用搬送機構の一実施例を
示す斜視図、第2図は同実施例の平面図である。
これらの図に示す血液自動標本作成装置は、採
血した血液が入つている試験管を多数有する採血
管ラツク11を採血管ラツク供給部19に一括し
て置けば、これを装置内に自動的に1つずつ取り
込んで標本を作成するものであり、標本作成を自
動的に行う血液自動標本作成装置本体18と、前
記採血管ラツク供給部19に一括して置かれた前
記採血管ラツク11を1つずつ取り出してこれを
前記血液自動標本作成装置本体18へ供給するラ
ツク搬送部29とを備えて構成されている。
血液自動標本作成装置本体18は、その分取位
置(血液の分取位置)47に置かれた採血管ラツ
ク11の試験管に入つている血液を自動的に採取
してスライドグラス10に滴下し、この後これを
塗抹、染色、乾燥してカセツト内に収納するもの
であり、第1図に示す如くスライドグラス供給部
1と、スライドグラス搬送部2と、血液分取移送
部3と、標本移送部30と、遠心塗抹部4と、回
転搬送部5と、染色部6と、カセツト収納部7
と、操作部8と、表示部9とを備えて構成されて
いる。
スライドグラス供給部1は、第3図Aの要部側
面図に示すように複数のスライドグラス10が重
なつて収納されたスライドグラスケース20と、
このスライドグラスケース20内に収納されたス
ライドグラス10をケース下部から一枚ずつ押し
出す押出部21とを備えており、1つの標本スラ
イドグラスが作成される毎にスライドグラスケー
ス20内に収納されたスライドグラス10が一枚
ずつ位置aに押し出され、スライドグラス搬送部
2によつて次の工程へ搬送される。
スライドグラス搬送部2は第3図Bの正面図に
示すように箱体26内に収納された縦断面略L字
状の移動テーブル35のエツジ(このエツジは下
方に折れ曲げられている)の一方に固定されてお
り、待機時において位置aの上方に位置するシヤ
フト22と、このシヤフト22の下端に設けられ
る一対の吸着パツト23と、これら吸着パツト2
3と装置本体27内に内蔵された小型ポンプ(図
示略)とを連通させるチユーブ25と、前記シヤ
フト22を昇降させる昇降滑車24と、この昇降
滑車24を前記移動テーブル35のエツジに固定
するL字形アングル13とを備えて構成されてい
る。そして、前記箱体26は装置本体27に内蔵
された駆動部(図示略)がオンされたとき、この
装置本体27と箱体26との間に位置する駆動力
伝達機構(図示略)によつてレール28の方向
(矢印イ方向)に移動するように構成されている。
この場合、前記箱体26はこの箱体26にその一
部(垂直部)が固定された前記移動テーブル35
の下端にある移動ローラ12によつてスムーズに
移動し、これに伴つて前記移動テーブル35に取
り付けられている前記スライドグラス搬送部2、
標本移送部30、血液分取移送部3がこれと一体
に移動する。
血液分取移送部3は、前記箱体26内の移動テ
ーブル35上を矢印イ,ロ方向に自在に移動して
前記採血管ラツク11の試験管から血液を分取
し、これを後述する遠心塗沫部4に置かれたスラ
イドグラス10上に滴下するものであり、血液を
分取するノズル36と、このノズル36を昇降さ
せる昇降滑車37と、この昇降滑車37を駆動す
るノズル昇降用モータ14と、このノズル昇降用
モータ14と前記昇降滑車37とが取り付けられ
る移動ブロツク15と、この移動ブロツク15を
矢印ロ方向に移動させるワイヤ16と、前記移動
ブロツク15を矢印イ方向に移動させる駆動機構
(図示略)とを備えて構成されている。そしてこ
の血液分取移送部3は前記移動テーブル35がど
の位置にあつてもこの移動テーブル35の範囲内
で前記移動ブロツク15を矢印イ,ロ方向に移動
させるとともに、前記ノズル36を上下させて試
験管内の血液を遠心塗沫部4に置かれたスライド
グラス10に滴下した後、ノズル36を洗浄す
る。
また、前記標本移送部30は後述する遠心塗沫
部4で作成された標本スライドグラス(標本)を
次の工程(ストツク部)へ移送するためのもので
あり、シヤフト31と、このシヤフト31の下端
に設けられる一個の吸着パツト32と、この吸着
パツト32と装置本体27内に内蔵された小型ポ
ンプ(図示略)とを連通させるチユーブ34と、
前記シヤフト31を昇降させる昇降滑車33と、
この昇降滑車33を駆動するシヤフト昇降用モー
タ17と、このシヤフト昇降用モータ17と前記
昇降滑車33とを前記移動テーブル35の他方の
エツジに固定するアングル18とを備えて構成さ
れている。
そして、この標本移送部30は前記移動テーブ
ル35に固定されているから、前記スライドグラ
ス搬送部2がスライドグラス10を搬送すると
き、これと一体に動いて遠心塗沫部4で作られた
血液塗沫標本を次の工程に搬送する。
また、遠心塗沫部4は第2図に示す如くモータ
(図示略)によつて回転駆動されるロータ40と
このロータ40の周りを囲むように設けられるガ
イド枠41と、前記ロータ40の上面に設けられ
る複数のガイドピン42と、前記ロータ40の上
部を閉じる蓋44とを備えて構成されている。
そして、これらスライドグラス供給部1、スラ
イドグラス搬送部2、血液分取移送部3、標本移
送部30、遠心塗沫部4は次に述べるように動作
する。
まず、位置aに押し出されたスライドグラス1
0は、スライドグラス搬送部2に設けられた一対
の吸着パツト23によりその両端が吸着されて、
矢印イ方向に移送される。そして、遠心塗沫部4
のロータ40に設けられたガイドピン42の内側
にセツトされる。
次に、ノズル36が移動テーブル35に沿つて
採血管ラツク11の所まで移送され、ここで下に
おろされて、試験管内の血液を分取し、この後前
記移動テーブル35に沿つて遠心塗沫部4の所ま
で搬送され、ロータ40にセツトされたスライド
グラス10の表面に前記血液を滴下する。
この後、ノズル36は前記スライドグラス供給
部1と前記採血管ラツク11との間に位置する洗
浄槽43(第2図参照)に運ばれて洗浄され、こ
のノズル36に付着した血液が取除かれる。
一方、スライドグラス10の表面に血液が滴下
されれば、ロータ40の蓋44が閉じられ、この
後ロータ40が回転して前記スライドグラス10
に滴下された血液が遠心塗沫される。
そして、前記スライドグラス10に滴下された
血液が遠心塗沫されて作成された標本スライドグ
ラスは標本移送部30の吸着パツト32によりそ
の左端部分(第3図Bにおいて左端)が吸着され
て、第4図に示す標本スタツカ(ストツク部)4
5に移送される。
この動作は、標本スタツカ45に一定枚数の血
液が塗抹された標本スライドグラスがストツクさ
れるまで、くり返し実行される。
この場合、標本スタツカ45は第2図に示す如
くその両側壁の対向面に多数の溝が設けられたも
のであり、前記標本スライドグラスを挿入し易い
ようにグラス挿入側が広く形成されている。
そして、この標本スタツカ45にストツクされ
た標本スライドグラスは、前記標本スタツカ45
の上部に設けられた乾燥筒46によつて乾燥させ
られた後、第4図に示す如くシヤフト31によつ
て押し出されて回転搬送部5へ供給される。
回転搬送部5は、回転板50と、この回転板5
0に装着される染色かご51と、後述する染色工
程を終えた標本スライドグラスを染色かご51か
らカセツト側へ押し出す押圧部52とを備えて構
成されている。
この場合、染色かご51は第5図に示すように
両側板51aと、これら両側板51aの上端側外
面に4本設けられるピン51bと、前記両側板5
1aの外面中央に設けられる溝51cと、前記両
側板51a間の4本の長板状アングル51eに設
けられる複数のガイド棒51dと、前記ガイド棒
51d間に収められた標本スライドグラスの落下
を防止する2本の棒51fとを備えて構成されて
いる。
また、前記回転板50には前記溝51cに係合
する2つのガイドローラ53を有した一対のガイ
ドブロツク54と、これらのガイドブロツク54
に対応する一対のストツパ55とが設けられてい
て、これらによつて前記染色かご51が前記回転
板50に保持されるようになつている。
さらに第4図に示すように前記回転板50の裏
面には、大ギア56が取り付けられていて、モー
タ(図示略)が駆動されたときこのモータの軸に
固定された小ギア57と、この小ギア57に歯合
する前記大ギア56によりこの回転板50が回転
付勢されるようになつている。
また、前記押圧部52は、モータ58と、この
モータ58に取り付けられた駆動プーリ59と、
この駆動プーリ59に対応して設けられる従動プ
ーリ100と、これらプーリ59,100間に掛
けられ、ベルト60と、このベルト60に取り付
けられたスライド軸受61と、このスライド軸受
61が差し込まれるスライド軸63と、このスラ
イド軸63の両端を本体側に固定する支持ブラケ
ツト62と、前記スライド軸受61に固定される
押出しブロツク64と、前記モータ58によつて
前記押出しブロツク64が駆動されたとき、この
押出しブロツク64の位置を検出する2つのセン
サ65,66とを備えて構成されている。
このように構成された回転搬送部5は次に述べ
るように動作する。
まず、前記標本スタツカ45に一定枚数の標本
スライドグラスがストツクされると、前記シヤフ
ト31がこれらの標本スライドグラスを押し出し
て染色かご51に移す。
次に、回転板50が90度だけ回転して停止し、
この位置で前記染色かご51が後述する染色部6
へ移送される。
そして、この染色部6において染色工程が終わ
つて前記染色かご51がこの位置に再び戻される
と、前記回転板50がさらに90度だけ回転して停
止する。
ついで、押圧部52のモータ58が矢印ハ方向
に押出しブロツク64を動作させて、前記染色か
ご51から標本スライドグラスを押し出してカセ
ツトCに移す。
この後、この押圧部52が元の状態に復帰する
とともに、回転板50がこれまでと逆の方向へ
180度回転して前記染色かご51を最初の位置に
戻す。
また前記染色部6は、第2図に示すようにライ
ト染色液が入つた液体槽70と、定着染色液が入
つた液体槽71と、水が入つた液体槽72と、水
切り台108と、前記各液体槽70〜72および
水切り台108へ前記染色かご51を順次移送し
て浸漬、スイング、水切りさせるステナ部73
と、このステナ部73によつて前記染色かご51
が水切り台108に移送されて乾燥させられてい
るとき、これを早く乾燥させるための乾燥筒10
1とを備えて構成されている。
この場合、第6図Aに示すように前記ステナ部
73を構成するステナシヤフト74にはその上部
にアーム75が固定されていて、このアーム75
には前記染色かご51のピン51bを引つ掛ける
フツク板76が取り付けられている。また、第6
図A,Bに示すように前記ステナシヤフト74の
下部にはスライド軸受77が固定されていて、後
述するスイング機構78により前記ステナシヤフ
ト74が水平方向および上下方向に駆動されるよ
うになつている。
スイング機構78は、2枚のベース板79と、
これらベース板79に固定されたモータ80と、
このモータ80の軸に固定された偏心カム81
と、その一端が前記ベース板79に回転自在に固
定されたレバー82と、このレバー82に回転自
在に軸支されるとともに、その周面が前記偏心カ
ム81に接するカムホロア83と、前記レバー8
2の上下位置を検出する各センサ91,92,9
3,94とを備えている。
この場合、センサ91は前記フツク板76が上
限リミツトに達したかどうかを検出する。また、
センサ92,94は染色時の乾燥工程における前
記染色かご51の水切り上下動作の上下限を検出
する。また、センサ93,94は前記染色かご5
1を前記各液体槽70〜72へ浸漬させてこれを
上下スイングさせるときの上下限を検出するもの
であり、この上下スイングによつて前記染色カゴ
51内の標本スライドグラスが均一に染色され
る。
さらに、このスイング機構78は、前記レバー
82の先端に形成されたU字型切欠部分と係合す
るピン84を介して前記レバー82と連結される
スライド軸受77と、このスライド軸受77が差
し込まれるスライド軸85と、このスライド軸8
5の両端を固定する固定部95とを備え、前記モ
ータ80を動作させて前記スライド軸受77に固
定された前記ステナシヤフト74を昇降させるよ
うに構成されている。
さらに、前記ベース板79の下部にはスライド
軸86と、ローラ87が形成されていて、モータ
88と駆動プーリ89、伝動ワイヤ90とからな
る水平移動機構により前記ベース板79を前後に
水平移動させるようになつている。
そして、このスイング機構78は前記モータ8
0,88を駆動させて前記回転搬送部5に装着さ
れている標本スライドグラス入りの染色かご51
を前記各液体槽70〜72、水切り台108の所
まで搬送して、ここで染色させる。
この後、このスイング機構78は染色終了後の
染色かご51を前記回転搬送部5へ戻す。
また、前記カセツト収納部7は第2図に示すよ
うに標本スライドグラスを収納する前のカセツト
Cが並べられたカセツト供給ライン102と、標
本スライドグラスを収納したカセツトCが並べら
れる収納ライン104と、前記カセツト供給ライ
ン102上のカセツトCを矢印ニ方向に付勢する
付勢部103と、標本スライドグラスの収納位置
bにおいて標本スライドグラスを収納したカセツ
トCを矢印ニと逆方向に押して前記収納ライン1
04に押し出した後、前記付勢部103によつて
付勢されているカセツト列の先頭にあるカセツト
Cを矢印ホ方向に付勢して標本スライドグラスの
収納位置bまで押し出すX−Yプツシヤ106と
を備えて構成されている。
また、前記操作部8はテンキーおよび各種操作
キー等を備えて構成されており、これら各種キー
を操作することによつて装置各部が制御される。
また、前記表示部9はCRT(ブラウン管)等を
備えており、上述した装置各部の情報を表示す
る。
一方、前記ラツク搬送部29は前記血液自動標
本作成装置本体18の外部に一括して置かれた前
記採血管ラツク11を1つずつ取り出すとともと
に、この採血管ラツク11内の試験管に血液が入
つているかどうかをチエツクし、この試験管に血
液が入つていれば、これをこの血液自動標本作成
装置本体18へ供給するものであり、第1図に示
す如く採血管ラツク供給部19と、搬送機構11
0と、採血管在席センサ125と、ストレージ機
構112と、採血管ラツクプール部113とを備
えて構成されている。
採血管ラツク供給部19は第2図に示す如く前
記採血管ラツク11が一括して載置される載置台
114と、この載置台114に載せられた前記採
血管ラツク11を矢印ヘ方向へ押し出すプツシヤ
115と、このプツシヤ115が取り付けられた
ベルト138と、このベルト138が掛けられた
2つのプーリ140と、これらプーリ140の一
方を駆動する採血管ラツク供給モータ116と、
前記プツシヤ115の引限を検出する引限検出セ
ンサ117と、前記プツシヤ115の出限を検出
する出限検出センサ118と、前記採血管ラツク
11が前記搬送機構110側に引き渡されたとき
に、これを検出する在席センサ119とを備えて
構成されている。
そして、前記載置台114に前記採血管ラツク
11が一括して載置された後、前記操作部8のス
タートキーが押されれば、この採血管ラツク供給
部19は前記プツシヤ115によつて前記採血管
ラツク11を押し出して搬送機構110側に引き
渡す。
搬送機構110は、前記採血管ラツク供給部1
9から供給された採血管ラツク11を前記血液自
動標本作成装置本体18の分取位置47の近傍お
よび前記採血管ラツクプール部113に導く搬送
ライン120と、この搬送ライン120に載せら
れた前記採血管ラツク11を矢印ト方向へ押し出
すプツシヤ121と、このプツシヤ121が取り
付けられたベルト141と、このベルト141が
掛けられた2つのプーリ142と、プーリ143
を介して前記ベルト141を駆動する採血管ラツ
ク搬送モータ(例えばパルスモータ)122と、
前記プツシヤ121が原点にあるときに、これを
検出する原点検出センサ123と、前記プツシヤ
121の出限を検出する出限検出センサ124
と、前記採血管ラツク供給部19から供給された
採血管ラツク11を前記血液自動標本作成装置本
体18の分取位置47に供給する少し手前で前記
採血管ラツク11内の試験管に血液が入つている
かどうか、この試験管が傾いているかどうか等を
検出する採血管在席センサ125およびこの採血
管在席センサ125の反射器144とを備えて構
成されている。
この場合、採血管在席センサ125としては反
射型のフアイバセンサ等が用いられる。
そして、この搬送機構110は、前記採血管ラ
ツク供給部19から採血管ラツク11を供給され
たとき、これを前記プツシヤ121と搬送ライン
120とによつて血液自動標本作成装置本体18
の分取位置47近傍まで搬送する。
またこのとき、この分取位置47近傍に設けら
れた採血管在席センサ125によつて採血管ラツ
ク11にセツトされた各試験管に血液が入つてい
るかどうか、またこの試験管が傾いているかどう
か等がチエツクされる。そして、もしこれら試験
管の全てに血液が入つていなければ、分取位置4
7近傍まで搬送された前記採血管ラツク11は搬
送機構110によつて採血管ラツクプール部11
3まで連続的に搬送される。またこれら試験管の
いずれか1つにでも血液が入つていれば、このと
きの情報、つまり何番目の試験管に血液が入つて
いるか、何番目の試験管が傾いていないかという
ような情報が血液自動標本作成装置本体18内の
メモリ(図示略)に記憶される。そして、ストレ
ージ機構112によつて前記搬送ライン120上
にある前記採血管ラツク11が血液自動標本作成
装置本体18の分取位置47まで搬送される。
ストレージ機構112は、血液自動標本作成装
置本体18内に設けられ、前記搬送ライン120
上にある前記採血管ラツク11を分取位置47ま
で引き込んだり、これを押し出して前記搬送ライ
ン120上に戻したりするものであり、前記採血
管ラツク11を引き込んだり、これを押し出した
りするストレージバー111と、このストレージ
バー111の先端に設けられ、このストレージバ
ー111と前記採血管ラツク11とを接続した
り、切り放したりする連結部126と、前記スト
レージバー111を駆動するストレージモータ1
27と、前記ストレージバー125の引限を検出
する引限検出センサ128と、前記ストレージバ
ー111の出限を検出する出限検出センサ129
とを備えて構成されている。
そして、このストレージ機構112は前記搬送
機構110によつて前記採血管ラツク11が分取
位置47近傍まで搬送されてきたとき、ストレー
ジバー111によつて前記搬送ライン120上に
あるこの採血管ラツク11を血液自動標本作成装
置本体18内の分取位置47まで引き込む。この
後、前記メモリの内容に応じて血液自動標本作成
装置本体18のノズル36が採血管ラツク11の
血液が入つている全試験管内の血液を分取すれ
ば、ストレージバー111によつて分取位置47
にある分取済の採血管ラツク11が押し出され前
記搬送機構110の前記搬送ライン120上に戻
される。
この後、搬送機構110はこの分取済の採血管
ラツク11を採血管ラツクプール部113まで搬
送する。
採血管ラツクプール部113は、分取済の採血
管ラツク11および空の採血管ラツク11を一括
して貯えるものであり、前記分取済の採血管ラツ
ク11および空の採血管ラツク11が貯えられる
プール台130と、前記搬送ライン120上にあ
る分取済の採血管ラツク11(または空の採血管
ラツク11)を前記プール台130に搬送するプ
ツシヤ131と、このプツシヤ131をスライド
自在に支持する受け部145と、前記プツシヤ1
31を駆動する搬出モータ132と、前記プツシ
ヤ131の引限を検出する引限検出センサ133
と、前記プツシヤ131の出限を検出する出限検
出センサ134とを備えて構成されている。
そしてこの採血管ラツクプール部113は、搬
送機構110によつて分取済の採血管ラツク11
(または空の採血管ラツク11)がこの採血管ラ
ツクプール部113近傍まで搬送されてきたと
き、プツシヤ131によつてこれをプール台13
0側に押し出してプール台130上に収納させ
る。
なお、参考までにこのラツク搬送部29の実際
の動作を第7図A,B,Cに示しておく。
このように、この実施例においては、採血管ラ
ツク供給部19に採血管ラツク11を一括して置
けば、この採血管ラツク11が1つずつ取り出さ
れるとともに、この採血管ラツク11の試験管内
に血液があるかどうかがチエツクされ、もしこれ
ら試験管の全てに血液が入つていなければ、これ
が搬送機構110によつて採血管ラツクプール部
113まで連続的に搬送され、またこれら試験管
のいずれか1つにでも血液が入つていれば、搬送
機構110およびストレージ機構112によつて
これが自動標本作成装置本体18の分取位置47
に搬送されて試験管の血液が分取された後、これ
が再び搬送機構110上に戻されて前記採血管ラ
ツクプール部113まで搬送されてこの部分にプ
ールされるようにしたので、採血された血液から
自動的に、かつ連続的に血液塗抹染色標本を作成
することができる。
またこの実施例においては、採血管ラツク供給
部19に一括して置かれた採血管ラツク11を搬
送機構110に供給するようにしているが、採血
管ラツク供給部19をなくして、代りにベルトコ
ンベアから採血管ラツク11を供給するようにし
ても良い。
ただしこの場合、搬送機構110の搬送ライン
120上または分取位置47に採血管ラツク11
があれば、このベルトコンベアと搬送機構110
との間にある在席センサ119が次の採血管ラツ
ク11が供給されたことを検出しても、この在席
センサ119の近傍に設けられるゲート用のソレ
ノイドがこの採血管ラツク11が搬送機構110
側に供給されないようにする。また、この場合、
血液自動標本作成装置本体18によつて分取済の
採血管ラツク11(または空の採血管ラツク1
1)が1か所にプールされることなく、前記ベル
トコンベアによつて次の工程に搬送されるように
しても良い。
≪発明の効果≫ 以上説明したように本発明によれば、採血され
た血液から自動的に、かつ連続的に血液塗抹染色
標本を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例の平面図、第3図Aは同実施例にお
けるスライドグラス供給部、スライドグラス搬送
部等の側面図、第3図Bは同実施例におけるスラ
イドグラス供給部、スライドグラス搬送部等の要
部正面図、第4図は同実施例における回転搬送部
の正面図、第5図は同実施例における染色カゴ、
回転板の斜視図、第6図Aは同実施例における染
色部の側面図、第6図Bは第6図Aの矢印X方向
の矢視図、第7図A,B,Cは同実施例における
ラツク搬送部の動作例を示す参考用のフローチヤ
ートである。 47……分取位置、11……採血管ラツク、1
8……血液自動標本作成装置本体、19……採血
管ラツク供給部、110……搬送機構、112…
…ストレージ機構。125……採血管在席セン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 試験管から血液を分取してスライドグラス上
    に血液塗抹染色標本を作成する血液自動塗抹染色
    標本作成装置における血液分取用搬送機構におい
    て、採血管ラツク供給部から採血管ラツクを一つ
    ずつ血液分取位置の近傍まで搬送する搬送機構
    と、前記搬送機構上の前記採血管ラツクに血液入
    りの試験管がセツトされているか否か検出する採
    血管在席センサと、この採血管在席センサによつ
    て血液入りの試験管の在席が検出されたときに前
    記搬送機構上の前記採血管ラツクを前記血液自動
    標本作成装置本体の血液分取位置に供給するスト
    レージ機構とを備えたことを特徴とする血液自動
    塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送機
    構。
JP60257961A 1985-11-18 1985-11-18 血液自動塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送機構 Granted JPS62118257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60257961A JPS62118257A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 血液自動塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60257961A JPS62118257A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 血液自動塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118257A JPS62118257A (ja) 1987-05-29
JPH0346073B2 true JPH0346073B2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=17313612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60257961A Granted JPS62118257A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 血液自動塗抹染色標本作成装置における血液分取用搬送機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62118257A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4368999A1 (en) * 2021-07-05 2024-05-15 Hitachi High-Tech Corporation Slide supply and storage unit, and specimen processing system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62118257A (ja) 1987-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5779982A (en) Automatic sample preparing apparatus
US6076583A (en) Automated slide staining system
KR100705086B1 (ko) 바코드 판독 장치
JP3694490B2 (ja) 検体前処理システム
US20070128073A1 (en) Device for automatic preparation of blood smears on plates
US8017077B2 (en) Staining and sticking system
JP2000074803A (ja) プレ―ト上に血液塗抹標本を自動的に準備する装置
CN213456680U (zh) 精子质量分析仪
EP3276328B1 (en) Smear transporting apparatus, smear image capture system, and smear analysis system
CN115112912A (zh) 一种多项目体液分析仪
US3575692A (en) Liquid sample rack handling apparatus
JPH0346072B2 (ja)
EP0866748A1 (en) Automated slide staining system
CN112881738A (zh) 一种全自动生物样品分析一体化设备及控制方法
JPH0323866B2 (ja)
JPH0346073B2 (ja)
JP7223888B2 (ja) 標本搬送装置および標本搬送方法
JPS5961868A (ja) 顕微鏡用標本の試料自動封入装置
JPH04359154A (ja) 自動分析装置
CN115449472A (zh) 一种洗精机
JPH0464422B2 (ja)
JPH0263189B2 (ja)
CN217931701U (zh) 一种多项目体液分析仪
JP3053247B2 (ja) スライド標本用の搬送装置およびスライド標本用の自動染色・封入システム
JP2001215415A (ja) 顕微鏡標本のカバーガラス貼着装置