JPH0345715Y2 - - Google Patents

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JPH0345715Y2
JPH0345715Y2 JP1988065145U JP6514588U JPH0345715Y2 JP H0345715 Y2 JPH0345715 Y2 JP H0345715Y2 JP 1988065145 U JP1988065145 U JP 1988065145U JP 6514588 U JP6514588 U JP 6514588U JP H0345715 Y2 JPH0345715 Y2 JP H0345715Y2
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JP
Japan
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locking member
bolt
bed
movable member
locking
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JP1988065145U
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JPH01170224U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はベツドの側部材に着脱自在に取付け
られる、たとえば側柵などの補助具の取付け装置
に関する。
(従来の技術) たとえば第4図に示す病人用のベツド1におい
ては、マツトレス2に横たわつて患者が落ちるの
を防止したり、寝た患者が起上がるときにつかま
るためなどに上記ベツド1の側部材3にベツド用
の補助具としての側柵4を設けるようにしたもの
がある。このような側柵4を上記側部材3に固定
して設けたのでは、たとえば患者を診察する場合
や患者がベツドから降りる場合などに邪魔とな
る。したがつて、上記側柵4は上記側部材3から
取外したり、側部材3に沿つてスライドさせるこ
とができるように設ける必要がある。
従来、上記側柵4をベツド1の側部材3にスラ
イドおよび着脱自在に設けるには第5図に示す構
造が用いられていた。すなわち、補助具としての
側柵4の下端には側面形状がほぼコ字状の係止部
材5がその上辺6を溶接固定して設けられてい
る。一対の係止部材5はベツド1の側部材4の上
端面に先端に鈎部6aが折曲された上記上辺6を
係合させて設けられている。この係止部材5の下
辺7の内面にはナツト8が固定され、このナツト
8には上記下辺7の外面側からボルト9が螺合さ
れている。このボルト9には上記係止部材5の下
辺7の外面側に突出した部分に、側面形状がほぼ
コ字状をなした可動部材11の下辺11aがそこ
に穿設された通孔12をスライド自在に嵌挿させ
て設けられている。この可動部材11の上辺11
bは上記側部材3の下端面と係止部材5の下辺7
との間に位置する。したがつて、上記ボルト9を
ねじ込めば、この先端によつて上記可動部材11
の上辺11bが押圧されて上方へ移動するから、
その上辺11bが側部材3の下端面に圧接して上
記係止部材3をベツド1の側部材3に固定するこ
とになる。
ところで、側柵4の取付け位置を移動させた
り、側部材3から取外す場合には、ボルト9を緩
めて可動部材11と側部材3の下端面との圧接状
態を解除しなければならない。しかしながら、ボ
ルト9を緩めると、このボルト9に下辺11aの
通孔12がガタのある状態で嵌挿されただけの上
記可動部材11は前後左右方向のいずれかの方向
に大きく傾くことになる。すると、上記ボルト9
を十分に緩めてあるのに上記可動部材11の上辺
11bが側部材3の下端面に当たつてしまうた
め、係止部材5を側部材3に沿つて円滑にスライ
ドさせることができなかつたり、係止部材5を側
部材3から取外すことができないなどのことがあ
る。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来の取付け構造によると、ボル
トを緩めたときに可動部材が前後左右方向のいず
れかの方向に大きく傾き易いため、ボルトを十分
に緩めても、係止部材を円滑に側部材に沿つてス
ライドさせたり、取外すことができないなどのこ
とがあつた。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、ボルトを緩めたと
きに可動部材が前後左右方向に大きく傾くことが
ないようにして、ベツドの側部材に取付けられた
係止部材を円滑にスライドさせたり、取外すこと
ができるようにしたベツド用補助具の取付け装置
を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、ベツド
の側部材に係着される係止部材と、この係止部材
の上端部に取付けられた補助具と、上記係止部材
の下端部に設けられたナツトと、このナツトに螺
合されたボルトと、このボルトをねじ込むことに
よつて押圧されて上記側部材の下端面に圧接し上
記係止部材を上記側部材に固定する可動部材と、
この可動部材と上記係止部材とのいずれか一方に
上記ボルトの進退方向に沿つて切起されたガイド
部および他方に穿設された上記ガイド部がスライ
ド自在に挿入されたガイド孔とを具備する。そし
てボルトを緩めると、上記ガイド部材が上記ガイ
ド孔に沿つてスライドするようにし、それによつ
て上記可動部材が傾くのを防止する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図と第2図を
参照して説明する。なお、第5図に示す従来構造
と同一部分には同一記号を付して説明を省略す
る。
すなわち、係止部材5の下辺7にはその幅方向
に所定の間隔で離間した一対のガイド孔15が穿
設されている。また、可動部材11の下辺11a
には上記一対のガイド孔15と対応する間隔でガ
イド部としての一対の舌片16が上記下辺11a
の上面側にほぼ垂直、つまりボルト9の進退方向
に沿つて切起されている。そして、これら舌片1
6は上記ガイド孔15にスライド自在に挿通され
ている。
このような構造の取付け装置において、第2図
に示すようにベツド1の側部材3に固定された係
止部材5を上記側部材3に沿つてスライドさせた
り、側部材3から取外す場合にはボルト9を緩め
る。ボルト9を緩めると、このボルト9の先端に
よつて保持された可動部材11が下方へスライド
することになる。このとき、上記可動部材11は
その下辺11aに切起された舌片16が係止部材
5のガイド孔15に沿つてスライドするから、上
記可動部材11は上記舌片16によつて前後方向
あるいは左右方向に傾くのが阻止される。したが
つて、ボルト9をわずかに緩めるだけでその上辺
11bが側部材3の下端面から確実に離間するた
め、上記係止部材5の側部材3に沿うスライドや
側部材3からの取外しを円滑に行なうことができ
る。
なお、上記一実施例では係止部材5の下辺7に
ガイド孔15を穿設し、可動部材11の下辺11
aに舌片16を切起したが、係止部材5の下辺6
に下方向に向けて舌片16を切起する一方、可動
部材11の下辺11aに一対のガイド孔15を穿
設するようにしてもよい。
また、ベツド用の補助具としては側柵に限ら
ず、第3図に示すように係止部材5の上部にL字
状のアーム21の下端を固着し、上端側の水平な
部分にテーブル22を取付けたものなどであつて
もよく、要はベツド1の側部材3に着脱自在に取
付ける必要があるものであればよい。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は、係止部材の下端
部と可動部材のいずれか一方にガイド部を切起
し、他方に上記ガイド部がスライド自在に挿入さ
れるガイド孔を穿設するようにしたから、係止部
材をベツドの側部材に沿つてスライドさせたり、
取外す場合などにボルトを緩めると、上記ガイド
部がガイド孔をスライドすることによつて上記可
動部材が前後方向や左右方向に大きく傾くのが阻
止される。したがつて、ボルトをわずかに緩める
だけで上記可動部材を側部材の下端面から確実に
離間させることができるから、上記係止部材と一
体的な補助具のスライドや取外しを円滑に行なう
ことができる。また、ガイド部やガイド孔を設け
るために、そのための部品を必要としないから、
部品点数の増加によるコスト上昇を招くことがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す係止部材と
可動部材の斜視図、第2図は同じく係止部材をベ
ツドの側部材に取付けた状態の側面図、第3図は
この考案の他の実施例を示す補助具としてのテー
ブルの側面図、第4図はベツドの斜視図、第5図
は従来の取付け装置の側面図である。 1……ベツド、3……側部材、4……側柵、5
……係止部材、8……ナツト、9……ボルト、1
1……可動部材、15……ガイド孔、16……舌
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツドの側部材に係着される係止部材と、この
    係止部材の上端部に取付けられた補助具と、上記
    係止部材の下端部に設けられたナツトと、このナ
    ツトに螺合されたボルトと、このボルトをねじ込
    むことによつて押圧されて上記側部材の下端部に
    圧接し上記係止部材を上記側部材に固定する可動
    部材と、この可動部材と上記係止部材のいずれか
    一方に上記ボルトに進退方向に沿つて切起された
    ガイド部および他方に穿設され上記ガイド部がス
    ライド自在に挿入されたガイド孔とを具備したこ
    とを特徴とするベツド用補助具の取付け装置。
JP1988065145U 1988-05-19 1988-05-19 Expired JPH0345715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065145U JPH0345715Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065145U JPH0345715Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01170224U JPH01170224U (ja) 1989-12-01
JPH0345715Y2 true JPH0345715Y2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=31290588

Family Applications (1)

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JP1988065145U Expired JPH0345715Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555137U (ja) * 1978-06-26 1980-01-14

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038997Y2 (ja) * 1982-01-28 1985-11-21 株式会社啓愛義肢材料販売所 起上り介助バ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555137U (ja) * 1978-06-26 1980-01-14

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Publication number Publication date
JPH01170224U (ja) 1989-12-01

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