JP2867543B2 - 引出し付収納家具 - Google Patents
引出し付収納家具Info
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- JP2867543B2 JP2867543B2 JP2026504A JP2650490A JP2867543B2 JP 2867543 B2 JP2867543 B2 JP 2867543B2 JP 2026504 A JP2026504 A JP 2026504A JP 2650490 A JP2650490 A JP 2650490A JP 2867543 B2 JP2867543 B2 JP 2867543B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、引出し付収納家具に関するものである。
従来の技術 従来のこの種引出し付収納家具は、第6図に示すよう
に、前面を開口した家具本体1と、その開口部の下部に
設けたレール2により引出し自在に配設された引出し体
3と、この引出し体3の前後間に棚板4を配設し、前記
棚板4の上段に合成樹脂製のトレー5を載置し、家具本
体1内壁に突起物6を前記トレー5の両側に設けた引出
し付収納家具が提案されている。
に、前面を開口した家具本体1と、その開口部の下部に
設けたレール2により引出し自在に配設された引出し体
3と、この引出し体3の前後間に棚板4を配設し、前記
棚板4の上段に合成樹脂製のトレー5を載置し、家具本
体1内壁に突起物6を前記トレー5の両側に設けた引出
し付収納家具が提案されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、棚板4に載置した合成樹
脂製のトレー5の側面と収納家具本体1内に設けた突起
物6とで引出し体の左右の揺れを防止しようとしている
が、合成樹脂製のトレー5は寸法が大きくなることから
寸法精度が悪くなり、例えば、トレー5の幅寸法の寸法
公差最大時に合わせて突起物6の出シロ寸法を設定すれ
ば引出し体3の左右の揺れは大きくなり、突起物6の出
シロ寸法を大きくすればトレー5の寸法精度に影響され
てトレー5と突起物6とが強くこすれて引出し体3の操
作性が悪くなったり、引出し体3を収納家具本体1にセ
ットする場合の作業性が悪いという課題があった。
脂製のトレー5の側面と収納家具本体1内に設けた突起
物6とで引出し体の左右の揺れを防止しようとしている
が、合成樹脂製のトレー5は寸法が大きくなることから
寸法精度が悪くなり、例えば、トレー5の幅寸法の寸法
公差最大時に合わせて突起物6の出シロ寸法を設定すれ
ば引出し体3の左右の揺れは大きくなり、突起物6の出
シロ寸法を大きくすればトレー5の寸法精度に影響され
てトレー5と突起物6とが強くこすれて引出し体3の操
作性が悪くなったり、引出し体3を収納家具本体1にセ
ットする場合の作業性が悪いという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、引出し付
収納家具の引出し体の揺れ防止を確実に行い、引出し操
作性を良くしたものである。
収納家具の引出し体の揺れ防止を確実に行い、引出し操
作性を良くしたものである。
課題を解決するための手段 本発明は引出し付収納家具は、前面が開口した家具本
体と、この家具本体の開口から下部に設けたレールを介
して引出し自在に配設した引出し体を備え、前記引出し
体は上方部の両側に前後に延設したガードを設けると共
に、家具本体内壁の前側部の前記ガードと対応する部分
に位置して家具本体内壁とガードとの間のクリヤランス
を狭くする揺れ防止材を配設し、この揺れ防止材は前記
ガードと相対した所に位置して引出し体の横ゆれを防止
し、引出し体の着脱時は前記ガードと相対向しない所に
移動可能とした構成としてある。
体と、この家具本体の開口から下部に設けたレールを介
して引出し自在に配設した引出し体を備え、前記引出し
体は上方部の両側に前後に延設したガードを設けると共
に、家具本体内壁の前側部の前記ガードと対応する部分
に位置して家具本体内壁とガードとの間のクリヤランス
を狭くする揺れ防止材を配設し、この揺れ防止材は前記
ガードと相対した所に位置して引出し体の横ゆれを防止
し、引出し体の着脱時は前記ガードと相対向しない所に
移動可能とした構成としてある。
作用 本発明の引出し付収納家具は、前面が開口した家具本
体内に下部のレールを介して引出し自在に収納した引出
し体の上方部の両側に前後に延設したガードと家具本体
内に前記引出し体のガードと相対する位置に設けた揺れ
防止材とが揺動することで引出し体の左右の揺れを防止
すると共に、引出し体を家具本体にセット或いは家具本
体外に取り出す場合は、揺れ防止材を引出し体に当らな
いように回動することで作業性が向上するものである。
体内に下部のレールを介して引出し自在に収納した引出
し体の上方部の両側に前後に延設したガードと家具本体
内に前記引出し体のガードと相対する位置に設けた揺れ
防止材とが揺動することで引出し体の左右の揺れを防止
すると共に、引出し体を家具本体にセット或いは家具本
体外に取り出す場合は、揺れ防止材を引出し体に当らな
いように回動することで作業性が向上するものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第4図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
図において、11は、前面が開口した家具本体、12は家
具本体11の下部の左右に設けたレールで、このレール12
を介して引出し自在に引出し体13が配設してある。
具本体11の下部の左右に設けたレールで、このレール12
を介して引出し自在に引出し体13が配設してある。
引出し体13は、前面に握手14を取付た扉体15上方部及
び下方部の両側に前後に延設したガード16,17と、上下
2段の棚板18と、前記ガード16,17と棚板18を支持する
スライド前板19とスライド後板20及びレール取付桟21か
ら構成され、ガード16は金属パイプ製で表面は円滑に処
理されている。家具本体11を構成する側板22の内面上部
前方には前記ガード16と相対する位置より少し上方にず
らした高さを中心として回動自在となるようにビス24で
螺着した揺れ防止材23を配設している。すなわち、第4
図に示すように揺れ防止材23をほぼ水平方向に回動すれ
ば揺れ防止材23はスライド後板20及びガード16に当らな
い位置に揺れ防止剤の回動する中心を位置させている。
又、第5図に示すように揺れ防止材23の一端は薄肉で延
長そせ、その取付面側には突起24を形成して、揺れ防止
材23を垂直に位置させた時に前記突起24が係止するよう
に側板22には止め穴25を形成している。前記突起24を止
め穴25から解除する場合は揺れ防止材23の延長した薄肉
部先端を浮かすことにより行なうことができる。
び下方部の両側に前後に延設したガード16,17と、上下
2段の棚板18と、前記ガード16,17と棚板18を支持する
スライド前板19とスライド後板20及びレール取付桟21か
ら構成され、ガード16は金属パイプ製で表面は円滑に処
理されている。家具本体11を構成する側板22の内面上部
前方には前記ガード16と相対する位置より少し上方にず
らした高さを中心として回動自在となるようにビス24で
螺着した揺れ防止材23を配設している。すなわち、第4
図に示すように揺れ防止材23をほぼ水平方向に回動すれ
ば揺れ防止材23はスライド後板20及びガード16に当らな
い位置に揺れ防止剤の回動する中心を位置させている。
又、第5図に示すように揺れ防止材23の一端は薄肉で延
長そせ、その取付面側には突起24を形成して、揺れ防止
材23を垂直に位置させた時に前記突起24が係止するよう
に側板22には止め穴25を形成している。前記突起24を止
め穴25から解除する場合は揺れ防止材23の延長した薄肉
部先端を浮かすことにより行なうことができる。
上記構成において動作を説明すると、家具本体11から
引出し体13を着脱する場合は揺れ防止材23を回動させて
水平にすれば、家具本体11と引出し体13とのクリヤラン
スが広がって着脱作業が容易に行なえるようになり、通
常の使用状態における引出し体13の引出し及び押込み作
業に際しては、引出し体13を家具本体11へ半収納の状態
で揺れ防止材23を垂直状態まで回動させ、揺れ防止材23
に形成した突起24を側板22の止め穴25に係止させる。こ
の状態におけるガード16と揺れ防止材23とのクリヤラン
スは非常に狭くすることができるので、横ゆれが少なく
引出し体13を円滑に摺動させることが出来る。
引出し体13を着脱する場合は揺れ防止材23を回動させて
水平にすれば、家具本体11と引出し体13とのクリヤラン
スが広がって着脱作業が容易に行なえるようになり、通
常の使用状態における引出し体13の引出し及び押込み作
業に際しては、引出し体13を家具本体11へ半収納の状態
で揺れ防止材23を垂直状態まで回動させ、揺れ防止材23
に形成した突起24を側板22の止め穴25に係止させる。こ
の状態におけるガード16と揺れ防止材23とのクリヤラン
スは非常に狭くすることができるので、横ゆれが少なく
引出し体13を円滑に摺動させることが出来る。
発明の効果 以上実施例の説明により明らかなように、本発明によ
れば、家具本体の開口から下部に設けたレールを介して
引出し自在に配設した引出し体を備え、前記引出し体は
上方部の両側に前後に延設したガードを設けると共に、
家具本体内壁の前側部の前記ガードと対応する部分に位
置して家具本体内壁とガードとの間のクリヤランスを狭
くする揺れ防止材を配設し、この揺れ防止材は前記ガー
ドと相対した所に位置して引出し体の横ゆれを防止し、
引出し体の着脱時は前記ガードと相対向しない所に移動
可能とした構成としているので、揺れ防止材をガードと
対向しないところに位置させることにより家具本体から
の引出し体の着脱作業を容易にすることができ、また通
常時は揺れ防止材がガードと対向しているので引き出し
操作性がよく、使い勝手のよい引出し付収納家具を提供
することができるという効果を奏するものである。
れば、家具本体の開口から下部に設けたレールを介して
引出し自在に配設した引出し体を備え、前記引出し体は
上方部の両側に前後に延設したガードを設けると共に、
家具本体内壁の前側部の前記ガードと対応する部分に位
置して家具本体内壁とガードとの間のクリヤランスを狭
くする揺れ防止材を配設し、この揺れ防止材は前記ガー
ドと相対した所に位置して引出し体の横ゆれを防止し、
引出し体の着脱時は前記ガードと相対向しない所に移動
可能とした構成としているので、揺れ防止材をガードと
対向しないところに位置させることにより家具本体から
の引出し体の着脱作業を容易にすることができ、また通
常時は揺れ防止材がガードと対向しているので引き出し
操作性がよく、使い勝手のよい引出し付収納家具を提供
することができるという効果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す引出し付収納家具の外
観斜視図、第2図は同正面断面図、第3図は同側面断面
図、第4図は同一部破断側面図、第5図は同要部側面断
面図、第6図は従来例を示す引出し付収納家具の正面断
面図である。 11……家具本体、12……レール、13……引出し体、16…
…ガード、23……揺れ防止材。
観斜視図、第2図は同正面断面図、第3図は同側面断面
図、第4図は同一部破断側面図、第5図は同要部側面断
面図、第6図は従来例を示す引出し付収納家具の正面断
面図である。 11……家具本体、12……レール、13……引出し体、16…
…ガード、23……揺れ防止材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−77442(JP,U) 実開 平2−149537(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 88/00 - 88/16 A47B 77/04
Claims (1)
- 【請求項1】前面が開口した家具本体と、この家具本体
の開口から下部に設けたレールを介して引出し自在に配
設した引出し体を備え、前記引出し体は上方部の両側に
前後に延設したガードを設けると共に、家具本体内壁の
前側部の前記ガードと対応する部分に位置して家具本体
内壁とガードとの間のクリヤランスを狭くする揺れ防止
材を配設し、この揺れ防止材は前記ガードと相対した所
に位置して引出し体の横ゆれを防止し、引出し体の着脱
時は前記ガードと相対向しない所に移動可能とした引出
し付収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026504A JP2867543B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 引出し付収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026504A JP2867543B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 引出し付収納家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03231607A JPH03231607A (ja) | 1991-10-15 |
JP2867543B2 true JP2867543B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12195316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2026504A Expired - Fee Related JP2867543B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 引出し付収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867543B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5221022B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2013-06-26 | 株式会社イトーキ | キャビネット |
CN108889825A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-11-27 | 浙江长兴亿安贝电器有限公司 | 一种热水器生产用底面壳冲压装置 |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026504A patent/JP2867543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03231607A (ja) | 1991-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |