JPH0345644A - 感熱転写用樹脂組成物 - Google Patents

感熱転写用樹脂組成物

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JPH0345644A
JPH0345644A JP1180276A JP18027689A JPH0345644A JP H0345644 A JPH0345644 A JP H0345644A JP 1180276 A JP1180276 A JP 1180276A JP 18027689 A JP18027689 A JP 18027689A JP H0345644 A JPH0345644 A JP H0345644A
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JP
Japan
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weight
component
parts
acrylonitrile
butadiene
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Pending
Application number
JP1180276A
Other languages
English (en)
Inventor
Seishi Tanigawa
谷川 誠史
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塩化ビニルフィルム基村上に蒸着転写箔を感
熱転写する際に用いる感熱転写用樹脂組成物に関するも
のである。
(従来の技術) 従来基材上に直接印刷した場合デザインの寸法安定性が
悪く、かかる欠点を克服するため箔の感熱転写方式がと
られている。しかしながら、この方法では蒸着転写箔を
基材に感熱転写する際基材上に熱圧着が可能な感熱性接
着剤層をいったん形成させ、その後乾燥させるが、それ
を巻き取った後ブロッキングが発生するという欠点があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の欠点を解決せんとするもので、基
材上に熱圧着可能な感熱性接着剤を塗布し、乾燥後巻取
った際ブロッキングがなく、しかも基材上への蒸着転写
箔の密着が強固である感圧転写樹脂組成物を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の問題点を解決するため鋭意研究を重ね
た結果、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は (A)成分: アクリロニトリル及びブタジェンの含有
量がそれぞれ31〜35重量%及び65〜69重量%で
あるアクリロニトリル−ブタジエン共重合体、またはア
クリロニトリル、ブタジェン及び無水マレイン酸の含有
量がそれぞれ25〜30重量%、62〜69重量%及び
6〜8重量%であるアクリロニトリル−ブタジエン−無
水マレイン酸三元共重合体、 (B)成分: 塩化ビニル及び酢酸ビニルの含有量がそ
れぞれ75〜87重量%及び13〜25重量%である平
均重合度300〜500の塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、または塩化ビニル、酢酸ビニル及び無水マレイン
酸の含有率がそれぞれ75〜87重量%、12〜20重
量%及び1〜5重量%である平均重合度300〜500
の塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸三元共重合
体を使用する感熱転写用樹脂組成物において、(A)成
分を2〜30重量部内、(B)成分を70〜98重量部
の範囲内にて、(A)成分と(B)成分との合計100
重量部とした混合物を、 (C)成分二 ケトン、芳香族炭化水素及びエステル類
からなる群から選ばれた少くとも1種の溶剤に溶解して
なる感熱転写用樹脂組成物、である。
(作用) 本発明による感熱転写樹脂組成物は(A)成分を2〜3
0重量部の範囲内と、(B)成分を70〜98重量部の
範囲内で(A)成分と(B)成分との合計が100重量
部となる割合で混合したものをケトン、芳香族炭化水素
及びエステル類からなる群から選ばれた少なくとも1種
の溶剤に溶解してなるものであるが、(A)成分と(B
)成分の混合割合が(A)成分が範囲外の多量の割合で
混合されると、粘度が高くなり塗布作業性が悪くなり、
又、ブロッキング性が悪くなる。塩化ビニルフィルムに
グラビアロール印刷する場合、印刷適性粘度が重要で、
一般に粘度は50cp以下で使用されるが、(A)成分
の混合量が多いと多量の溶剤で希釈しなければならず、
性能が低下するので好ましくない。
本発明において、 (A)成分のアクリロニトリル−ブタジエン共重合体と
しては、アクリロニトリル31〜35*量%とブタジェ
ン65〜69重量%のものが使用されるが1代表的には
二ポール1432J (日本ゼオン(株)1m)が市販
されており、本発明で使用可能である。
また、アクリロニトリル−ブタジエン−無水マレイン酸
の三元共重合体としては、アクリロニトリル25〜30
重量%、ブタジェン62〜69重量%及び無水マレイン
酸6〜8重量%のものが使用されるが、同様に二ポール
1072 (日本ゼオン(株)製)が市販されており、
使用可能である。
(B)成分の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体としては
、平均重合度300〜500で且つ75〜87重量%/
13〜25重量%の組成のものが使用されるが、市販品
としてエスレックC(積水化学(株)!り 、ゼオン4
00X150ML (fE本ゼオン(株)製)およびデ
ンカビニル↓0OOA(電気化学工業(株)製)等があ
げられる。又塩化ビニルー酔酸ビニルー無水マレイン酸
の三元共重合体としては、平均重合度300〜500で
且つ組成が75〜87重量%、12〜20重量%及び1
〜5重量%のものが使用されるが、エスレックMF−1
0(積水化学(株)製)、ゼオン400X110A(日
本ゼオン(株)製)およびデンカビニル100OC、デ
ンカビニル100OC3(電気化学工業(株)製)が市
販されており、使用可能である。重合度が300より小
さい場合は耐熱性が劣り、又500より大きいときは作
業性が悪くなる。
(A)成分子(B)成分との混合比が100重量部[(
2〜30重量部):  (70〜98重量部)]の混合
物を溶解させるための溶剤としては、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、
シクロヘキサノン等のケトン類、トルエン、キシレン、
ベンゼン等の芳香族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類等があげられ、本発明に
おいては。
上記の一種または、二種以上の溶剤を組み合わせて組成
物が適性粘度範囲になるような量で使用される。その使
用量は組成物中50〜90重量%である。溶解性から云
えば、ケトン類単独、もしくはケトン類とエステル類と
の混合溶剤が好適であり1例えばアセトン/メチルエチ
ルケトンの混合物では60〜80/40〜20(重量比
)、メチルエチルケトン/酢酸エチル混合物では40〜
60760〜40(重量比)である。
(実施例) 次に実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにアセトン63部、メ
チルエチルケトン17部、安定剤1部を仕込み撹拌しな
がらアクリロニトリル−ブタジエン共重合体2部、塩化
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸三元共重合体 1
7部を仕込み。
ウォータバスにより内温50℃に調整し10時間で完全
溶解させた。得られた生成物は不揮発分19.7%、粘
度85CPであった。
実施例2 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにメチルエチルケトン
40部、酢酸エチル40部、安定剤1部を仕込み撹拌し
ながらアクリロニトリル−ブタジエン−無水マレイン酸
三元共重合体2部、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸三元共重合体 17部を仕込みウォータバスによ
り内温50℃に調整しIO時間で完全溶解させた。得ら
れた生成物は不揮発分19.5%、粘度102CPであ
った。
実施例3 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにメチルエチルケトン
40部、酢酸エチル40部、安定剤1部を仕込み撹拌し
ながらアクリロニトリル−ブタジエン−無水マレイン酸
三元共重合体3部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体1
6部を仕込みウォータバスにより内温50℃に調整し1
0時間で完全溶解させた。得られた生成物は不揮発分2
0.3%、粘度240CPであった。
比較例1 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにアセトン63部、メ
チルエチルケトン エフ部、安定剤1部を仕込み撹拌し
ながらアクリロニトリル−ブタジエン共重合体 工9部
を仕込み、ウォータバスにより内温50℃に調整し10
時間で完全溶解させた。得られた生成物は不揮発分20
.1%、粘度3,200CPであった。
比較例2 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにアセトン63部、メ
チルエチルケトン 17部、安定剤1部を仕込み撹拌し
ながら塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸三元共
重合体 19部を仕込み、ウォータバスにより内温50
℃に調整し10時間で完全溶解させた。得られた生成物
は不揮発分20.0%、粘度39CPであった。
比較例3 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにトルエン25部、メ
チルエチルケトン21部、酢酸エチル33部、安定剤1
部を仕込み撹拌しながらアクリロニトリル−ブタジエン
共重合体8部、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン
酸 12部を仕込みウォータバスにより内温50℃に調
整し10時間で完全溶解させた。得られた生成物は不揮
発分20.2%、粘度1510CPであった。
比較例4 撹拌機付き5ツロセパラフラスコにトルエン25部、メ
チルエチルケトン21部、酢酸エチル33部、安定剤1
部を仕込み撹拌しながらアクリロニトリル−ブタジエン
共重合体8部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体12部
を仕込みウォ−タバスにより内温50℃に調整し10時
間で完全溶解させた。得られた生成物は不揮発物20゜
5%、粘度1220CPであった。
実施例および比較例のまとめを第1表に併記する。
1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 二ボール1432J  :日本ゼオン(株)製(中高ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体)二ポール107
2  :日本ゼオン(株)製(中高アクリロニトリル−
ブタジエン−無水マレイン酸三元共重合体) エスレツクC:種水化学(株)製(塩ビ/酢ビ共重合体
) ゼオン400X110A  :日本ゼオン(株)製(塩
ビ/酢ビ/無ホマレイン酸三元共重合体) アデカレジンE P4100 : Mffi化工業(株
)製(ビスフェノールA型エポキシ樹脂) 基材上(塩ビフィルム)に蒸着転写箔を転写したのち、
セロハンテープにて強制剥離し密着性を観察する。
基材上(塩ビフィルム)に第1表の樹脂をアセトンで濃
度15%になる様に希釈し膜厚(10μ)塗布、温度8
0℃、1分乾燥その後、塗布面と裏面同士を重ね合わせ
温度70℃圧力3.5kg後、解圧しブロッキングの有
無をw4察する。
密着性   ブロッキング 判定  O良好   まったくしない O良    ややする Δ  やや剥離  する ×  完全剥離  ひどくする (発明の効果) 本発明による感熱転写用樹脂組成物は、基材上に塗布し
たのちブロッキングがなく、しかも蒸着転写箔が容易に
基材上に転写することができるものである。また転写箔
の基材への密着力が極めてすぐれているものである6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)成分:アクリロニトリル及びブタジエンの含有量
    がそれぞれ31〜35重量%及び65〜69重量%であ
    るアクリロニトリル−ブタジエン共重合体、またはアク
    リロニトリル、ブタジエン及び無水マレイン酸の含有量
    がそれぞれ25〜30重量%、62〜69重量%及び6
    〜8重量%であるアクリロニトリル−ブタジエン−無水
    マレイン酸三元共重合体、 (B)成分:塩化ビニル及び酢酸ビニルの含有量がそれ
    ぞれ75〜87重量%及び13〜25重量%である平均
    重合度300〜500の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
    体、または塩化ビニル、酢酸ビニル及び無水マレイン酸
    の含有率がそれぞれ75〜87重量%、12〜20重量
    %及び1〜5重量%である平均重合度300〜500の
    塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸三元共重合体
    を使用する感熱転写用樹脂組成物において、(A)成分
    を2〜30重量部の範囲内、(B)成分を70〜98重
    量部の範囲内にて、(A)成分と(B)成分との合計1
    00重量部とした混合物を、 (C)成分:ケトン、芳香族炭化水素及びエステル類か
    らなる群から選ばれた少くとも1種の溶剤に溶解してな
    る感熱転写用樹脂組成物。
JP1180276A 1989-07-14 1989-07-14 感熱転写用樹脂組成物 Pending JPH0345644A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049562A1 (fr) * 1996-06-27 1997-12-31 Kabushiki Kaisha Pilot Systeme d'impression par transfert thermique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997049562A1 (fr) * 1996-06-27 1997-12-31 Kabushiki Kaisha Pilot Systeme d'impression par transfert thermique

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