JPH0345524B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345524B2 JPH0345524B2 JP56179295A JP17929581A JPH0345524B2 JP H0345524 B2 JPH0345524 B2 JP H0345524B2 JP 56179295 A JP56179295 A JP 56179295A JP 17929581 A JP17929581 A JP 17929581A JP H0345524 B2 JPH0345524 B2 JP H0345524B2
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- Japan
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- capacitor
- plate
- chip
- shaped metal
- adhesive
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Links
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Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はチツプ型コンデンサに関し、特にチツ
プ型電解コンデンサの構造の改良に関する。
プ型電解コンデンサの構造の改良に関する。
一般にチツプ型電解コンデンサは例えばタンタ
ルコンデンサでみると第1図に示すように弁作用
を有するタンタル金属粉末を加圧成型してなるコ
ンデンサ素子1に予めタンタル線を陽極リード2
として植立し、この陽極リード2の突出部分に第
1の板状金属端子3を溶接すると共に第2の板状
金属端子4をコンデンサ素子1の周面に誘電体酸
化皮膜層5および半導体層6を介して形成された
陰極の電極引出し層7に接続し、コンデンサ素子
1の全周面を外装樹脂材8にて被覆した後、第2
図a,bに示すように第1、第2の板状金属端子
3および4を折り曲げ加工してコンデンサの本体
9を構成している。
ルコンデンサでみると第1図に示すように弁作用
を有するタンタル金属粉末を加圧成型してなるコ
ンデンサ素子1に予めタンタル線を陽極リード2
として植立し、この陽極リード2の突出部分に第
1の板状金属端子3を溶接すると共に第2の板状
金属端子4をコンデンサ素子1の周面に誘電体酸
化皮膜層5および半導体層6を介して形成された
陰極の電極引出し層7に接続し、コンデンサ素子
1の全周面を外装樹脂材8にて被覆した後、第2
図a,bに示すように第1、第2の板状金属端子
3および4を折り曲げ加工してコンデンサの本体
9を構成している。
また、チツプ型固体電解コンデンサの電子機器
への実装は一般的に第3図に示すように銅箔など
の回路パターン10を形成した配線板11の実装
箇所のほぼ中央に、接着剤12を塗布した後、第
4図に示すようにコンデンサの本体(以後コンデ
ンサと称す)9の底面9aと配線板11とを接着
剤12にて接着して仮留めした後、回路パターン
10と第1、第2の板状金属端子3,4をはんだ
付けにより接続している。この仮留めに用いる接
着剤の塗布手段としてはスクリーン印刷法が広く
用いられており、その塗布する厚さは数十ミクロ
ンが一般的である。
への実装は一般的に第3図に示すように銅箔など
の回路パターン10を形成した配線板11の実装
箇所のほぼ中央に、接着剤12を塗布した後、第
4図に示すようにコンデンサの本体(以後コンデ
ンサと称す)9の底面9aと配線板11とを接着
剤12にて接着して仮留めした後、回路パターン
10と第1、第2の板状金属端子3,4をはんだ
付けにより接続している。この仮留めに用いる接
着剤の塗布手段としてはスクリーン印刷法が広く
用いられており、その塗布する厚さは数十ミクロ
ンが一般的である。
ところで、従来のチツプ型電解コンデンサは第
2図に示すようにコンデンサの底面9aにそつて
板状金属端子3,4をL字状に折り曲げ加工して
板状金属端子3,4の先端の折り曲げ部、すなわ
ち実装時の接続部(以後実装部と称す)3a,4
aを形成しているが、この際にコンデンサの底面
9aから板状金属端子3,4の実装部3a,4a
までの寸法が、通常のスクリーン印刷法によつて
塗布できる接着剤の厚さの数十ミクロンよりも大
きくなる。このため第5図に示すようにコンデン
サの底面9aと配線板11上の接着剤12との間
に間隙を生じ、コンデンサ9を配線板11上へ仮
留めすることができなくなる。このような技術的
背景から板状金属端子3,4の厚さを薄くするこ
とも考えられるが、板状金属端子3,4の厚さを
接着剤の厚さと同等の数十ミクロンあるいはそれ
以下の厚さにすることは機械的強度の制約により
実現困難である。したがつて第2図に示すような
構造の従来チツプ型電解コンデンサでは実装時の
仮留めのための接着剤の塗布手段としてスクリー
ン印刷法を適用できないので、接着剤の塗布に多
くの工数を必要とし、かつ自動実装が困難である
という欠点を有していた。
2図に示すようにコンデンサの底面9aにそつて
板状金属端子3,4をL字状に折り曲げ加工して
板状金属端子3,4の先端の折り曲げ部、すなわ
ち実装時の接続部(以後実装部と称す)3a,4
aを形成しているが、この際にコンデンサの底面
9aから板状金属端子3,4の実装部3a,4a
までの寸法が、通常のスクリーン印刷法によつて
塗布できる接着剤の厚さの数十ミクロンよりも大
きくなる。このため第5図に示すようにコンデン
サの底面9aと配線板11上の接着剤12との間
に間隙を生じ、コンデンサ9を配線板11上へ仮
留めすることができなくなる。このような技術的
背景から板状金属端子3,4の厚さを薄くするこ
とも考えられるが、板状金属端子3,4の厚さを
接着剤の厚さと同等の数十ミクロンあるいはそれ
以下の厚さにすることは機械的強度の制約により
実現困難である。したがつて第2図に示すような
構造の従来チツプ型電解コンデンサでは実装時の
仮留めのための接着剤の塗布手段としてスクリー
ン印刷法を適用できないので、接着剤の塗布に多
くの工数を必要とし、かつ自動実装が困難である
という欠点を有していた。
本発明の目的はかかる従来欠点を除去したチツ
プ型コンデンサを提供することにある。
プ型コンデンサを提供することにある。
本発明によれば樹脂外装されたコンデンサ本体
より導出され、かつ本体外面にそつて複数の箇所
で折り曲げ加工して形成された板状金属端子を有
するチツプ型コンデンサにおいて、上記本体の底
面の両端部に上記板状金属端子の底面領域にほぼ
等しい切り欠き部をそれぞれ設け、該1対の切り
欠き部に板状金属端子の先端部を本体底面とほぼ
同一平面に収容したことを特徴とするチツプ型コ
ンデンサが得られる。
より導出され、かつ本体外面にそつて複数の箇所
で折り曲げ加工して形成された板状金属端子を有
するチツプ型コンデンサにおいて、上記本体の底
面の両端部に上記板状金属端子の底面領域にほぼ
等しい切り欠き部をそれぞれ設け、該1対の切り
欠き部に板状金属端子の先端部を本体底面とほぼ
同一平面に収容したことを特徴とするチツプ型コ
ンデンサが得られる。
以下、本発明の実施例を第6図〜第8図を用い
て説明する。
て説明する。
第6図は本発明によるチツプ型タンタル電解コ
ンデンサを示す。樹脂モールドされたコンデンサ
9の底面の両端部に板状金属端子3,4の厚さよ
りも幾分大きい寸法の切り欠き部13を形成し、
板状金属端子3,4を外面にそつた形状に折り曲
げてコンデンサ9の底面の両端の切り欠き部13
に収容し、板状金属端子3,4の実装部3a,4
aがコンデンサの底面9aとほぼ同一平面になる
ように本発明のチツプ型固体電解コンデンサを完
成する。
ンデンサを示す。樹脂モールドされたコンデンサ
9の底面の両端部に板状金属端子3,4の厚さよ
りも幾分大きい寸法の切り欠き部13を形成し、
板状金属端子3,4を外面にそつた形状に折り曲
げてコンデンサ9の底面の両端の切り欠き部13
に収容し、板状金属端子3,4の実装部3a,4
aがコンデンサの底面9aとほぼ同一平面になる
ように本発明のチツプ型固体電解コンデンサを完
成する。
第7図および第8図は本発明のチツプ型コンデ
ンサを配線板に実装する前の仮留め工程を示し、
第7図は公知のスクリーン印刷法を用いて接着剤
を塗布した状態で、第8図は仮留め状態である。
ンサを配線板に実装する前の仮留め工程を示し、
第7図は公知のスクリーン印刷法を用いて接着剤
を塗布した状態で、第8図は仮留め状態である。
本発明のチツプ型コンデンサを用いると、仮留
めのための接着剤12は数十ミクロンの厚さに塗
布すれば充分である。従つて接着剤12の塗布手
段として、公知のスクリーン印刷法を用いること
ができる。
めのための接着剤12は数十ミクロンの厚さに塗
布すれば充分である。従つて接着剤12の塗布手
段として、公知のスクリーン印刷法を用いること
ができる。
以上のように本発明は実装工数を低減させ、し
かも自動実装を容易にする効果が有りその工業的
価値は大なるものである。図示したとおり、電極
端子が切り欠き部に収納される構成となつている
ため、「はんだ玉」や「はんだカス」の入る余地
が少なくなり、高密度実装時に問題となる「はん
だ玉」や「はんだカス」の残留による回路のシヨ
ート、絶縁不良といつた不都合が抑制されるの
で、本願発明のチツプ型コンデンサは高密度実装
に適した構造となつている。さらに本願では、切
り欠きされない底面領域が大きいため、実装時の
接着安定性が向上するのみならず、コンデンサ素
子自体の体積をその分大きくでき体積効率が向上
し、さらにコンデンサ素子自体の寸法を大きくし
ない場合にあつては、実装時の熱がコンデンサ素
子へ与える影響を軽減できる作用効果も奏してい
る。
かも自動実装を容易にする効果が有りその工業的
価値は大なるものである。図示したとおり、電極
端子が切り欠き部に収納される構成となつている
ため、「はんだ玉」や「はんだカス」の入る余地
が少なくなり、高密度実装時に問題となる「はん
だ玉」や「はんだカス」の残留による回路のシヨ
ート、絶縁不良といつた不都合が抑制されるの
で、本願発明のチツプ型コンデンサは高密度実装
に適した構造となつている。さらに本願では、切
り欠きされない底面領域が大きいため、実装時の
接着安定性が向上するのみならず、コンデンサ素
子自体の体積をその分大きくでき体積効率が向上
し、さらにコンデンサ素子自体の寸法を大きくし
ない場合にあつては、実装時の熱がコンデンサ素
子へ与える影響を軽減できる作用効果も奏してい
る。
第1図は従来のチツプ型コンデンサの断面図。
第2図a,bは第1図の側面図および右側面図。
第3図は配線板上へ接着剤を厚く塗布した状態を
示す断面図。第4図は従来のチツプ型コンデンサ
を基板上へ仮留めした状態の側断面図。第5図は
従来のチツプ型コンデンサをスクリーン印刷法に
よつて接着剤が塗布された配線板上に実装した状
態を示す側断面図。第6図は本発明チツプ型コン
デンサの側面図。第7図、第8図は本発明チツプ
型コンデンサを基板へ実装する前の仮留め工程を
示す側断面図。 1……コンデンサ素子、2……陽極リード、
3,4……板状金属端子、3a,4a……(板状
金属端子の)実装部、5……誘電体酸化皮膜層、
6……半導体層、7……陰極の電極引出し層、8
……外装樹脂材、9……コンデンサ(本体)、9
a……コンデンサの底面、10……回路パター
ン、11……配線板、12……接着剤、13……
切り欠き部。
第2図a,bは第1図の側面図および右側面図。
第3図は配線板上へ接着剤を厚く塗布した状態を
示す断面図。第4図は従来のチツプ型コンデンサ
を基板上へ仮留めした状態の側断面図。第5図は
従来のチツプ型コンデンサをスクリーン印刷法に
よつて接着剤が塗布された配線板上に実装した状
態を示す側断面図。第6図は本発明チツプ型コン
デンサの側面図。第7図、第8図は本発明チツプ
型コンデンサを基板へ実装する前の仮留め工程を
示す側断面図。 1……コンデンサ素子、2……陽極リード、
3,4……板状金属端子、3a,4a……(板状
金属端子の)実装部、5……誘電体酸化皮膜層、
6……半導体層、7……陰極の電極引出し層、8
……外装樹脂材、9……コンデンサ(本体)、9
a……コンデンサの底面、10……回路パター
ン、11……配線板、12……接着剤、13……
切り欠き部。
Claims (1)
- 1 樹脂外装されたコンデンサ本体の対向する側
面からそれぞれ導出され、かつ前記コンデンサ本
体の外部面にそつてコンデンサ本体の底面にまで
延在するように折り曲げ加工して形成された板状
金属端子を有するチツプ型コンデンサにおいて、
前記コンデンサ本体の底面の両端部に前記板状金
属端子の底面領域にほぼ等しい切り欠き部をそれ
ぞれ設け、該一対の切り欠き部に前記板状金属端
子の先端部をコンデンサ本体底面とほぼ同一平面
に収容したことを特徴とするチツプ型コンデン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17929581A JPS5880825A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | チツプ型コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17929581A JPS5880825A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | チツプ型コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5880825A JPS5880825A (ja) | 1983-05-16 |
JPH0345524B2 true JPH0345524B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=16063323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17929581A Granted JPS5880825A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | チツプ型コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5880825A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59182928U (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-06 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電子部品 |
JPS6073229U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-23 | 日本電気株式会社 | チツプ型電子部品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54176845U (ja) * | 1978-06-02 | 1979-12-13 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17929581A patent/JPS5880825A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5880825A (ja) | 1983-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |