JPH034539B2 - - Google Patents

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JPH034539B2
JPH034539B2 JP56009549A JP954981A JPH034539B2 JP H034539 B2 JPH034539 B2 JP H034539B2 JP 56009549 A JP56009549 A JP 56009549A JP 954981 A JP954981 A JP 954981A JP H034539 B2 JPH034539 B2 JP H034539B2
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carnitine
formula
ester
hydrochloride
mixture
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JP56009549A
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JPS56110654A (en
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De Uitsuto Paoro
Orunetsura Teintei Maria
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Sigma Tau Industrie Farmaceutiche Riunite SpA
Original Assignee
Sigma Tau Industrie Farmaceutiche Riunite SpA
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Publication date
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Publication of JPS56110654A publication Critical patent/JPS56110654A/ja
Publication of JPH034539B2 publication Critical patent/JPH034539B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C237/00Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups
    • C07C237/02Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atoms of the carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
    • C07C237/04Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atoms of the carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C237/12Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atoms of the carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to an acyclic carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C323/00Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
    • C07C323/50Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C323/51Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
    • C07C323/57Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C323/58Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups with amino groups bound to the carbon skeleton

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアミノ酸のカルニチンアミド誘導体お
よびその製造法、更に詳しくはそれ自体薬理学的
に有用であつてかつL−カルニチンまたはD−カ
ルニチン製造のための中間体として有用な光学活
性を有するアミノ酸のD,L−、L−もしくはD
−カルニチンアミド誘導体およびその製造法なら
びにその用途に関する。 本発明のアミノ酸のカルニチンアミド誘導体は
心臓疾患、過脂質血症および過リポ蛋白血症の治
療剤として有用であつて、次式で示されるカルニ
チンまたはアシルカルニチンのアミド誘導体を包
含する。 〔式中、X-はハロゲンアニオン(好ましくは
塩素アニオン);Rは水素またはアシル(好まし
くはアセチル、プロピオニルまたはブチリル);
Yは
【式】で示される光学活性を有 するエステル化アミノ酸の残基、好ましくはL−
フエニルグリシンメチルエステル残基:
【式】(基中、R1は− CH2COOR3、−(CH22COOR3、−CH2
S2CH2CH(NH2)COOR3、−CH3、−CH(CH32
−CH2CH(CH32、−CH(CH3)CH2CH3、−
CH22−SCH3、−C6H5、−CH2C6H5、−
CH2CONH2、−(CH22CONH2
【式】R2およびR3はそれぞれ炭素 数1〜4のアルキル(R2は好ましくはメチル、
エチルまたはイソプロピルであり、R3は好まし
くはメチルまたはエチルである)を表わす。〕。 本発明のアミノ酸のカルニチンアミド誘導体
〔I〕は新規化合物である。 本発明はカルニチンおよびアシルカルニチンア
ミド誘導体〔I〕、その製造法、その治療剤とし
ての用途およびL−カルニチン塩酸塩またはD−
カルニチン塩酸塩製造のための中間体を提供する
ことができる。 本発明のカルニチンアミド誘導体〔I〕のアミ
ド残基は光学活性を有するエステル化されたアミ
ノ酸から誘導することができる。 本発明のアミド化合物〔I〕は前記から理解さ
れるようにそのジアステレオマー混合物および後
記のような方法で該混合物から分割して得ること
ができる光学的対掌体の双方を包含する。 本発明化合物〔I〕のうち、アミド残基がL−
アスパラギン酸、L−グルタミン酸およびL−シ
スチンのメチル、エチルまたはイソプロピルジエ
ステルの残基ならびにL−アスパラギン、L−フ
エニルアラニン、L−グルタミン、L−フエニル
グリシン、L−ロイシン、L−イソロイシン、L
−メチオニン、L−ヒスチジン、L−バリンおよ
びL−アラニンのメチルまたはエチルエステルの
残基であるアミド体〔I〕が特に好ましい。 本発明のアミド体〔I〕はD,L−カルニチン
またはアシル−D,L−カルニチンのハロゲン化
水素酸塩(好ましくは塩酸塩)〔簡単化するため
以下、それぞれカルニチンまたはアシルカルニチ
ンと呼称する。〕から製造することができる。 本発明によればアミド体〔I〕は、たとえばカ
ルニチンまたはアシルカルニチンのハロゲン化水
素酸塩を対応する酸ハロゲン化物に変換し、この
化合物と所望の光学活性を有するアミノ酸エステ
ルを縮合させる(方法A)か、もしくはカルニチ
ンまたはアシルカルニチンと光学活性を有するア
ミノ酸エステルを適当な縮合剤の存在下に直接縮
合させる(方法B)ことによる異なる2種の合成
法に従つて製造することができる。 上記方法を更に特定すれば、方法Aは次の工程
から成る方法である: a カルニチンまたはアシルカルニチンの塩酸塩
と過剰量のハロゲン化剤を約25〜60℃で約0.3
〜24時間反応させ、過剰のハロゲン化剤を除い
て対応するカルニチンまたはアシルカルニチン
の塩酸塩のハロゲン化物を得、 b 上記aで得られたカルニチンまたはアシルカ
ルニチンの塩酸塩の酸ハロゲン化物を不活性無
水溶媒中に溶解し、 c カルニチンまたはアシルカルニチンの塩酸塩
の酸ハロゲン化物を炭素数1〜4と低級アルキ
ルアルコールでエステル化した光学活性を有す
るアミノ酸の不活性無水溶媒溶液との混合物を
室温で約3〜48時間縮合させてアミド体〔I〕
(ジアステレオマー混合物)を得、 d 上記cで得られた混合物を濃縮し、反復結晶
化して精製することによりアミド体〔I〕を単
離する。 方法Bは次の工程から成る方法である: a′ カルニチンまたはアシルカルニチンの塩酸塩
水溶液と炭素数1〜4の低級アルキルアルコー
ルでエステル化した光学活性を有するアミノ酸
の有機溶媒(たとえばアセトンまたはジオキサ
ン)溶液の混合物を、同様の有機溶媒中、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド溶液の存在下、15
〜40℃で20〜48時間撹拌して縮合させ、アミド
体〔I〕(ジアステレオマー混合物)とジシク
ロヘキシル尿素沈殿を生成せしめ、 b′ ジシクロヘキシル尿素沈殿を別し、液を
濃縮して乾燥し、有機溶媒から反復結晶化する
ことによりアミド体〔I〕を単離する。 上記方法AはD,L−カルニチンまたはアシル
−D,L−カルニチンのハロゲン化水素酸塩をそ
の反応性誘導体(たとえばその酸ハライド)に変
換し、これと光学活性を有するアミノ酸エステル
を反応させる方法である。 工程b′における有機溶媒はアセトンが好まし
い。 カルニチン(またはアシルカルニチン):光学
活性を有するアミノ酸エステル:ジシクロヘキシ
ルカルボジイミドのモル比は1:1:2であるの
が好ましい。 前記光学活性を有するアミノ酸エステルは、光
学活性を有するアミノ酸を、好ましくは塩化水素
ガスの存在下にメタノール、エタノールまたはイ
ソプロパノールのようなアルカノールでエステル
化することにより得ることができる。 アミノ酸エステルはエステルのハロゲン化水素
酸塩(好ましくは塩酸塩)で単離する。前記アミ
ド体〔I〕の製造法において、得られたエステル
塩酸塩を次のように処理する: (i) 上記エステル塩酸塩を水に溶解し、飽和塩基
(たとえば炭酸ナトリウム)溶液でPHを中性に
し、得られた溶液を塩化メチレン、クロロホル
ムまたはエチルエーテルで反復抽出し、有機層
を乾燥、濃縮し、光学活性を有するアミノ酸エ
ステルを遊離塩基として単離し、次いでこれと
カルニチンのハロゲン化物のアシル誘導体(方
法Aの場合)またはカルニチンもしくはアシル
カルニチン(方法Bの場合)を前記のように反
応させるか、あるいは (ii) 上記エステル塩酸塩をエチルエーテルに懸濁
し、0℃で当モル量のトリエチルアミンまたは
ピリジンを加え、生成したトリエチルアミン塩
酸塩またはピリジン塩酸塩を別し、エーテル
溶液を濃縮し、光学活性を有するアミノ酸エス
テルを遊離塩基として単離し、次いでこれとカ
ルニチンの酸ハロゲン化物またはカルニチンの
酸ハロゲン化物の塩酸塩のアシル誘導体(方法
Aの工程cの場合)またはカルニチンもしくは
アシルカルニチンの塩酸塩(方法Bの工程a′の
場合)を前記のように反応させる。 本発明のアミド体〔I〕の製造方法AおよびB
の例を図示すれば次のとおりである。 前記方法により得られた本発明のアミド体は実
際上、そのジアステレオマーの混合物である。た
とえばアセチル−D,L−カルニチンとグルタミ
ン酸ジエステルの光学活性を有する2種の型の化
合物のいずれか一方とを反応させることにより、
その使用したグルタミン酸ジエステルの左旋性ま
たは右旋性のいずれかに依存して次式で示される
ジアステレオマー(不整炭素原子を*印で示す。)
が得られる: 〔式中、R2は前記と同意義。〕 本発明のアミド体〔I〕の混合物を分割して
個々のジアステレオマーを単離するため、結晶化
のための溶媒/沈殿剤混合物を用いてジアステレ
オマー混合物を分別結晶に付する。適当な溶媒/
沈殿剤混合物はアセトン/酢酸エチルまたはメタ
ノール/アセトンである。 沈殿した固相は実質的にジアステレオマーの一
方の化合物から成り、これに対して液相は実質的
に他方の化合物を包含する。各異性体の実際上の
純品は反復結晶化により得ることができる。 溶媒の沈殿剤に対する相対的な使用量はアミド
体の種類および各異性体相互の濃度に依存する。
溶媒と沈殿剤との相関的量は、最も効果的に分割
を達成するめに最少必要量の溶媒と最少必要量の
沈殿剤(薄い乳白光を発現させる。)を適当に使
用するように注意する技術者により容易に決定す
ることができる。 次に実施例をあげて本発明の好ましい化合物の
製造法について詳述する。実施例の記載が本発明
の技術的範囲を限定するものと理解されてはなら
ない。 実施例 1 L−グルタミン酸イソプロピルジエステルのア
セチルカルニチンアミドの製造(方法A):− a D,L−アセチルカルニチンの酸クロリドの
製造:− アセチルカルニチン塩酸塩1.2g(0.005モル)
にオキサリルクロリド2.5ml(0.029モル)を加
え、混合物を室温で2時間撹拌する。この混合
物を減圧下に乾燥し、残渣を無水エチルエーエ
ルで3回洗い、得られたアセチルカルニチンの
酸クロリドを次の工程において使用する。 b D,L−アセチルカルニチンの酸クロリドと
L−グルタミン酸イソプロピルジエステルの縮
合;− L(+)グルタミン酸イソプロピルジエステ
ル遊離塩基(〔α〕D=+19)1.3g(0.005モル)を
無水塩化メチレン20mlに溶解し、撹拌しながら
この溶液に、上記aで得られた酸クロリド体
(0.005モル)と無水塩化メチレン20mlの懸濁液
を、ゆつくり加える。混合物を室温に保持して
3時間撹拌し、乾燥する。残渣を無水イソプロ
パノールで処理し、未反応のアセチルカルニチ
ンを無水エチルエーテルで沈殿させる。溶液を
濃縮し、残留物をあらかじめ0℃に冷やした水
で洗浄して未反応のグルタミン酸イソプロピル
ジエステルを除く。残渣(2種のジアステレオ
マーの混合物)を薄層クロマトグラフイー(シ
リカゲル上、溶離剤としてクロロホルム55、メ
タノール35、水酸化アンモニウム5、水5を使
用)で分析して2個の斑点(Rf値の高い第1
の斑点とRf値の低い第2の斑点)を得る。 c ジアステレオマーの分割 上記bの生成物をアセトン−酢酸エチルから
結晶化を繰返してRf値が低く、〔α〕D=−10゜
(水中、濃度1%)の生成物を単離する。母液
中、Rf値の高い生成物の濃度が増大する。単
離したRf値の低い生成物のNMRスペクトル分
析により、この化合物はグルタミン酸イソプロ
ピルジエステルのアセチルカルニチンアミドで
あることを確認した。 NMR:δ5.7(m.1H,
【式】);5.0(m,カ バー,(
【式】));4.2(m,1H,−NH −CH−);3.5(d,2H,
【式】);3.2 (s,9H,
【式】);2.9〜2.2(m,9H, −CH2CO−、−CH2CH2−、−OCOCH3);1.2
(d,12H,(
【式】)2D2O)。 L−アセチルカルニチン塩酸塩純品(〔α〕D
=−27゜(水中、濃度1%))を用い、上記と同
様の操作によりL−グルタミン酸イソプロピル
ジエステルのL−アセチルカルニチンアミドを
得た。〔α〕D=−17゜(水中、濃度1%)。 d 単離したジアステレオマー上のアミド結合の
加水分解:− 上記bにおいて単離されたジアステレオマー
混合物を水に溶解し、この溶液にシユウ酸(ア
ミド体:シユウ酸=1:3)を加える。この溶
液を還流温度で約7時間保持した後、過して
液を濃縮乾涸する。L−カルニチン化合物か
ら成る残留物をIRA402樹脂(OH型活性化樹
脂)に通して痕跡量のシユウ酸を除く。溶出液
を濃塩酸でPH2に調節した後、凍結乾燥し、所
望のL−カルニチン化合物(TLCおよびNMR
分析により照合)から成る凍結乾燥生成物を得
た。〔α〕D=−20゜(水中、濃度1%)。 実施例 2 L(+)−アスパラギン酸ジメチルエステルのカ
ルニチンアミドの製造(方法B):− a′ DCCの存在下におけるカルニチンとL(+)−
アスパラギン酸ジメチルエステルの縮合:− L(+)−アスパラギン酸ジメチルエステル塩
酸塩6g(0.03モル)のアセトン200ml溶液にトリ
エチルアミン4.2ml(0.03モル)を加える。混
合物を磁気撹拌下、室温で0.5時間保持し、分
離したトリエチルアミン塩酸塩沈殿物を別す
る。過した溶液を室温で磁気撹拌しながらこ
れにジシクロヘキシルカルボジイミド7g(0.03
モル)のアセトン100ml溶液およびD,L−カ
ルニチン塩酸塩6g(0.03モル)の水10ml溶液を
加える。混合物を撹拌下に一夜保持する。 b′ ジアステレオマー混合物の分割:− 生成した沈殿(ジシクロヘキシル尿素)を
別し、減圧下にアセトンが完全に蒸発するまで
液を濃縮する。エステル出発物質の残留物を
除くため濃縮した水溶液をクロロホルム少量で
3回洗い(トリエチルアミンはなお残留す
る。)、水相を蒸発乾涸する。互に密なRf値を
有する2個の斑点から成る粗生成物を得た。2
個のジアステレオマー混合物の〔α〕D(粗生成
物)=−8.2゜(水中、濃度1%)。NMR分析
(DMSO)はδ9.15〜8.72の範囲に2重線を示
し、その一方が70%(積分計算値)である。 c′ ジアステレオマー混合物の分割:− 2種のジアステレオマー混合物をメタノール
−アセトンから分別結晶により分割する。始め
に低いRf値を有する生成物を結晶化し、母液
は高いRf値を有する生成物に富む液となる。
低いRf値を有するジアステレオマーを4回連
続的に結晶化することにより、高い吸湿性と潮
解性の物質としてジアステレオマー純品を得る
ことができる。 〔α〕D=−13.5゜(水中、濃度1%)。 NMR(DMSO):δ9.00(1H,d,.−NHCO
−);5.60(1H,m,
【式】);5.66 (1H,m,
【式】);3.87(2H,d,
【式】);3.70(6H,s,(− COOCH32);3.23(9H,s,
【式】); 2.90〜2.46(4H,m,−CH2−COOCH3/−CH2
−CONH−);2.10(3H,s,−OCOCH3)。 このデータを照合するため、L(−)−カルニ
チン塩酸塩純品を用い、上記と同様に処理して
L(+)−アスパラギン酸ジメチルエステルのL
(−)−カルニチンアミドを得た。この生成物は
低い値Rf値を有する分割した前記ジアステレ
オマーの、化学的理学的特性と同一の特性を有
する。〔α〕D=−15゜(水中、濃度1%)。 d′ 分割しジアステレオマー上のアミド基の加水
分解:− 上記c′で得られたアミド体2g(0.006モル)の
水15mlとシユウ酸1.8g(0.02モル)溶液を還流
温度で6時間保持した後、冷やし、冷蔵庫に一
夜放置する。反応混合物を過し、液をクロ
ロホルムで3回洗つた後、蒸発乾涸する。 残渣をメタノールに溶解し、過し、塩化メ
チレンで沈殿させて粗L(−)−カルニチンを得
る。この生成物を水に溶解し、IRA402樹脂
(強アニオン樹脂)に通し、水で溶出し、6N塩
酸で酸性にして凍結乾燥し、L(−)−カルニチ
ンを得た。〔α〕D=−23゜(水中、濃度1%)。 実施例 3 フエニルグリシンエチルエステルのアセチルカ
ルニチンアミドの製造(方法A):− 無水エタノール150mlにフエニルグリシン10g
を加える。得られた溶液を室温で撹拌しながらフ
エニルグリシン全量が溶解するまで塩化水素ガス
を通して発泡させる。溶液を還流温度で一夜保持
した後、冷やし、減圧下に乾燥する。残渣を再び
水に溶解し、この溶液を炭酸水素ナトリウムで中
和し、フエニルグリシンエチルエステル遊離塩基
を塩化メチレンで抽出する。 上記フエニルグリシンエチルエステル遊離塩基
1.8g(0.010モル)の塩化メチレン10mlの溶液に実
施例1で得られたアセチルカルニチン塩酸塩
(0.010モル)の塩化メチレン溶液を加える。混合
物を撹拌しながら50℃で一夜保持した後、冷や
す。この混合物にエチルエーテル50mlを加える。 生成した油状物をエタノール:アセトン(5:
1)混合物に溶解し、再びエーテルで沈殿させ
る。 NMR(DMSO):1.1(t,3H,−CH2C 3;2.0
(s,3H,−COC 3);2.8(d,2H,−C 2CO
−);3.2(s,9H,(C 33−N);3.5(d,2H,
N−C 2−);4.0(q,2H,−C 2CH3);5.4
(s,1H,
【式】);5.5(m−1H,
【式】);7.5(s,5H,
【式】);9.2(d,1H,−CONH−)。 元素分析、 計算値:C,56.92%;H,7.29%;N,6.99
%:Cl,8.84%、 実測値:C,56.84%:H,7.31%;N,6.89
%;Cl,8.72%。 実施例 4 ロイシンメチルエステルのアセチルカルニチン
アミドの製造:− 実施例1と同様の処理を行なつてロイシンメチ
ルエステルのアセチルカルニチンアミドを製す
る。得られた生成物のNMR分析結果を次に示
す。 NMR:δ8.8(d,1H,−NHCO−);5.5(m,
1H,
【式】);4.4(m,1H,
【式】);3.8(m,5H,
【式】−OCH3);3.2(s,9H,
【式】);2.9(d,2H,−CH2CO−);2.2 (s,3H,−COCH3);1.5(m,3H,
【式】);1.0(d,6H,
【式】)〔DMSO〕。 L−ロイシン:〔α〕D=+12゜(1N塩酸中、濃度
2.5%)、L−ロイシンメチルエステル塩酸塩:
〔α〕D=−13.4゜(水中、濃度5%)。 実施例 5 イソロイシンメチルエステルのアセチルカルニ
チンアミドの製造:− 実施例2と同様の処理を行なつてイソロイシン
メチルエステルのアセチルカルニチンアミドを製
する。得られた生成物のNMR分析結果を次に示
す。 NMR:δ8.7(d,1H,−NHCO−);5.5(m,
1H,
【式】);4.3(m,1H,
【式】);3.9(s,9H,
【式】);3.7(s,3H,(−OCH3);3.2 (s,9H,
【式】);2.7(カバー、−CH2CO −);2.1(s,3H,−CO−CH3);1.4(m,3H,
【式】);0.9(m,6H,
【式】)〔DMSO〕。 L−イソロイシン:〔α〕D=+35゜(1N塩酸中、
濃度5%)、L−イソロイシンメチルエステル塩
酸塩:〔α〕D=+26.6゜(水中、濃度2%)。 実施例 6 バリンメチルエステルのアセチルカルニチンア
ミドの製造:− 実施例2と同様の処理を行なつてバリンメチル
エステルのアセチルカルニチンアミドを製する。
得られた生成物のNMR分析結果を次に示す。 NMR:δ5.7(m,1H,
【式】);4.4(m, 1H,−NHC−):3.8(m,5H,
【式】−OCH3);3.2(s,9H,
【式】);2.8(d,2H,−CH2CO−);2.2 (s,3H,−COCH3);1.3〜0.9(m,7H,
【式】)〔D2O〕。 L−バリンメチルエステル塩酸塩:〔α〕D=+
15.5゜(水中、濃度2%)、L−バリン:〔α〕D=+
24゜(1N塩酸中、濃度5%)。 実施例 7 L−メチオニンメチルエステルのカルニチンア
ミドの製造(方法B):− L−メチオニンメチルエステル塩酸塩のアセト
ン溶液に当量のトリエチルアミンを加え(アスパ
ラギン酸ジメチルエステルに関する記載と同様に
処理して)、該塩酸塩からL−メチオニンメチル
エステル遊離塩基を得る。 上記L−メチオニンメチルエステル遊離塩基
1.95g(0.01モル)をアセトン/ジオキサン(1:
1)混合物50mlに懸濁し、ジシクロヘキシルカル
ボジイミド7g(0.03モル)のジオキサン100ml溶液
と、D,L−カルニチン塩酸塩1.97g(0.01モル)
の水5ml溶液を加える。 この混合物を撹拌しながら室温で24時間保持
し、沈殿したジシクロヘキシル尿素を別して溶
液を濃縮乾涸する。残渣をTLC(クロロホルム:
メタノール:0.01M酢酸ナトリウム(40:40:
10))分析し、互に非常に密なRf値を有する2種
の生成物から成る物質であることを示した(展開
剤:ヨー素)。 これをアセトン−アセトニトリルから結晶化を
繰返すことにより、低いRf値を有するL−メチ
オニンメチルエステルのL−カルニチンアミドか
ら成る生成物を単離した。 NMR(DMSO):δ8.8(d,1H,−CO−NH
−);4.5(m,1H,
【式】);4.3(t,1H,
【式】);3.8(m,5H,COOCH3
【式】);3.2(s,9H,
【式】); 2.7(DMSOによりカバー,−CH2CO−,−CH2S
−);2.2(t,2H,−C 2CH);2.1(s,3H,−
CH3S−)。 単離したジアステレオマーのアミド結合の加水
分解:− 単離した前記アミド体3.4g(0.01モル)を2Mシ
ユウ酸水溶液15mlに溶解する。溶液を55℃以上に
10時間加熱した後、冷やし、これにエタノール50
mlを加える。この混合物を0℃で一夜保持し生成
した沈殿を別し、水溶液からエタノールを除い
て濃縮する。濃縮物を水に溶解し、溶液を
IRA402アンバーライト樹脂(強アニオン樹脂)
に通し、溶出液を凍結乾燥する。 凍結乾燥した生成物をTLCおよびNMRで分析
した結果、この物質はL−カルニチン分子内塩か
ら成る物質であることを示した。〔α〕D=−20゜
(水中、濃度1%)。 実施例 8 L(+)−アラニンエチルエステルのカルニチン
アミドの製造(方法A):− L(+)−アラニンエチルエステル塩酸塩の水溶
液をアンバーライトIR45(弱アニオン樹脂))に
通し、溶出液を凍結乾燥してL(+)−アラニンエ
チルエステル遊離塩基を得る。〔α〕D=+4゜(5N
塩酸中、濃度2%)。 L(+)−アラニンエチルエステル遊離塩基1.5g
(12.5ミリモル)を塩化メチレンに溶解し、溶液
を室温で撹拌しながらこれにD,L−アセチルカ
ルニチンの酸クロリド溶液12.5ミリモル(前述の
操作により製せられる。)をゆつくり添加する。
この溶液を40℃で一夜保持し、0℃に冷やした
後、溶液を過し液にエチルエーテルを加え油
状物を得る。 油状残渣を水に溶解し、水溶液をアンバーライ
トXAD2で処理し、凍結乾燥することにより精製
する。凍結乾燥した生成物(2種のジアステレオ
マーの混合物と推定)をTLC(クロロホルム:メ
タノール:水酸化アンモニウム:水(55:55:
5:5)溶離剤、ドラゲンドルフ(Dragen−
dolf)展開剤)により分析し、高いRf値および低
いRf値を有する2種の生成物から成る物質であ
ることを示した。NMR(DMSO中):δ9〜8.8多
重線(2個のアミドの存在に起因する)。 塩化メチレン、アセトンおよび酢酸エチルから
成る溶媒混合物から結晶化を繰返し、低いRf
を有する生成物を得た。〔α〕D=−8゜。 NMR(DMSO):δ8.9(d,1H,−CO−NH
−);5.5(m,1H,
【式】);4.3〜3.5(m, 5H,−C 2CH3
【式】
【式】);3.2(s,9H,
【式】);2.7 (DMSOによるカバー、−CH2CO);2.1(s,3H,
−CO−CH3);1.5(t,3H,CH3CH2−)。 単離したジアステレオマーのエステル基のアミ
ド結合を加水分解し、グルタミン酸イソプロピル
ジエステルのアセチルカルニチンアミド製造の例
と同様の処理によりL−カルニチンを単離した。
このL−カルニチンのTLCおよびNMR分析を行
なつた。〔α〕D=−19゜(水中、濃度1%)。 前記のように本発明のアミド体〔I〕は心臓疾
患、過脂質血症および過リポ蛋白血症を処置する
ための有用な治療剤である。 また本発明化合物〔I〕はこれをD,L−カル
ニチンまたはアシル−D,L−カルニチン(たと
えばアセチル−D,L−カルニチン)に変換し、
これを出発物質としてそれぞれのD−異性体もし
くはL−異性体を得るための中間体として使用す
ることができる。本発明のカルニチン化合物のL
型およびD型化合物が異なる治療活性を現わす限
り(治療活性が時には互に拮抗することがあ
る。)、それぞれの光学異性体に分割することによ
りその有用性を生起する。 L−カルニチン塩酸塩およびD−カルニチン塩
酸塩の製造法はたとえばベルギー国特許第660039
号に開示されている。この方法によれば、DL−
カルニチン塩酸塩をD,L−カルニチンアミド塩
酸塩に変換し、これをD−樟脳酸銀と反応させて
D,L−カルニチンアミドのD−樟脳酸エステル
を得る。このD,L−カルニチンのD−樟脳酸エ
ステルのアルコール(好ましくはイソプロパノー
ル)溶液から分別結晶により、該溶液から結晶化
した第1分画としてL−カルニチンアミドのD−
樟脳酸エステルを得る。次いでこのL−カルニチ
ンアミドのD−樟脳酸エステルを常套の方法で加
水分解することにより所望のL−カルニチン塩酸
塩が得られる。 この方法は必然的にD−樟脳酸銀を余儀なく使
用するという不利益を伴ない、工業的規模で用い
られることはほとんどない。D−樟脳酸銀は、D
−樟脳酸とアンモニアを反応させ、得られたD−
樟脳酸と硝酸銀を反応させることにより得ること
ができる。DL−カルニチンアミドは塩酸塩型で
あるので、銀塩の形成は塩素イオンを除去するこ
とが目的である。硝酸銀を使用する結果として多
量の塩酸銀が生成するので、その黒化を防ぐため
光から遠ざけて種々の反応操作を行なわなければ
ならない限り、この方法は経費がかさみ、かつ煩
雑である。更に最終生成物は銀イオンの存在によ
り汚染されることとなる。 上記のような種々の障害を克服し、特に銀塩の
使用をすべて排除するために、D,L−カルニチ
ンアミド遊離塩基(D,L−カルニチンアミド塩
酸塩溶液をイオン交換樹脂カラムに通すことによ
り得ることができる。)をD−樟脳酸と直接反応
させてD,L−カルニチンアミドのD−樟脳酸エ
ステルを得る方法が、イタリア国特許出願第
50222A/78号に開示されている。上記イタリア
国特許出願第50222A/78号によればこの方法は
前記ベルギー国特許の方法より著しく改良された
方法であるが、それでもなおカルニチンアミド体
と適当な分割剤(たとえばD−樟脳酸)を反応さ
せる必要があり、次いでこの分割剤を除去しなけ
ればならない。 これに対して本発明のアミド体〔I〕は、これ
をアルコール性溶媒から分別結晶することにより
直接そのジアステレオマーに分割することができ
る。すなわち、銀塩使用を避け得るばかりでな
く、D−樟脳酸のような分割剤という手段に訴え
ることなく、本発明のアミド体はD−カルニチン
とL−カルニチンを分割することを可能ならしめ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: で示される化合物 [式中、X-はハロゲンアニオン; Rは水素またはアシル; Yは【式】で示される 光学活性を有するエステル化アミノ酸の残基 (基中、R1は、−(CH22COOR3、 −CH3、−(CH22SCH3、 R2およびR3はそれぞれ炭素数1〜4の
    アルキル(ただし、R1が−(CH22COOR3のと
    き、R2およびR3は、同時に炭素数1ではない)
    である。)を表す]。 2 光学活性を有するエステル化アミノ酸の残基
    がL−アミノ酸残基である前記第1項の化合物。 3 エステル化L−アミノ酸残基が、L−グルタ
    ミン酸エステル、L−アラニンエステルまたはL
    −メチオニンエステルであつて、エステルがメチ
    ルエステルまたはエチルエステル(ただし、グル
    タミン酸ジメチルでない)である前記第2項記載
    の化合物。
JP954981A 1980-01-29 1981-01-23 Carnitine amide derivative of amino acid and its manufacture Granted JPS56110654A (en)

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