JPH0345070Y2 - - Google Patents

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JPH0345070Y2
JPH0345070Y2 JP1985059824U JP5982485U JPH0345070Y2 JP H0345070 Y2 JPH0345070 Y2 JP H0345070Y2 JP 1985059824 U JP1985059824 U JP 1985059824U JP 5982485 U JP5982485 U JP 5982485U JP H0345070 Y2 JPH0345070 Y2 JP H0345070Y2
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JP
Japan
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front panel
protective cover
ventilation fan
wind tunnel
hook portion
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JP1985059824U
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JPS61195240U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は油塵等による前面パネル表面の汚れを
防止する改良を施した換気扇に関する。
(ロ) 従来の技術 換気扇、中でも台所等に設置して使用せられる
換気扇に於いては、従来より、モータによつて回
転駆動せられる換気羽根を囲撓した化粧枠の表面
が調理に伴つて出る油汚れや空気中特に煙に含ま
れた塵埃等いわゆる油塵によつて汚される問題が
あり、その掃除に大いに煩わされるところであつ
た。そこで近年、上記化粧枠の表面を剥離可能な
例えば合成樹脂膜によつて覆うことが考えられて
おり、このものによれば、その被膜が汚されるだ
けで化粧枠の表面は汚されず、その汚れも該化粧
枠の表面から被膜を剥離することによつて一挙に
除去し得ることから、掃除の手間を省き得、大い
に便利ならして得るものであるが、然し、その被
膜を剥離する際この被膜が周縁部から裂けて破れ
易い問題があり、これによつて被膜のすべてを剥
離させ得ず断片的に残して汚れもまた断片的に残
し体裁を悪くするが、或いは除去し得てもその剥
離操作が面倒になるという欠点を生じるのであ
り、特に斯様な問題は被膜が幾重にか積層せられ
て密着している様な場合によく発生し勝ちで且つ
一層不具合となるものである。
この点を改良したものとして、実公昭59−3301
号公報等がある。該公報には、周縁部に他の部位
より厚肉なビードを有する被膜により、前面パネ
ルを覆うものがある。だが、該前面パネルに密着
させる寸法に前記被膜が形成されないと、風圧、
振動にて、剥離することがある。また、風洞部の
端部内側に張出する如く厚肉なビードが形成され
ることで通風の抵抗となり、異音発生の原因とな
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は換気扇において保護カバーの前面パネ
ルへの保持を確実とし、通風の抵抗とならないも
のを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、電動機及び送風羽根を有する換気扇
本体と、該本体に着脱自在に装着する前面パネル
と、該前面パネルの表面を剥離可能に覆う保護カ
バーとを備え、該保護カバーに、前記前面パネル
の風洞部端縁への引掛部を、外側に突出させて形
成してなる手段でもつて問題点を解決するもので
ある。
(ホ) 作 用 本考案は、前面パネルの風洞部端縁に保護カバ
ーの引掛部を係止させることで、前記風洞部内に
引掛部が突出することがない。
(ヘ) 実施例 換気扇1は室壁Wに形成した開口に挿入装着す
る換気扇本体2と、該本体2の室内側開口に着脱
する前面パネル3と、該前面パネル3の表面を覆
う如く装着される保護カバー4とを備えている。
前記本体2は、その室外側開口を開閉するシヤツ
タ板5と、支持杆6にて中央に支持される電動機
7と。該電動機7の回転軸にスピンナにて着脱さ
れる送風羽根8とを備えている。前記本体2の室
内側開口には鍔部9を形成し、該鍔部9の周縁に
は立上り片10を形成している。該上側と下側の
立上り片10には、前記前面パネル3の周側壁1
4内縁に形成した係合部11が弾性係止される係
止部12を形成している。前記前面パネル3を本
体2に装着した状態で前記前面パネル3の周側壁
14内面は前記立上り片10に衝合する。
前記前面パネル3は合成樹脂にて形型され、前
記送風羽根8の回りを囲む風洞部15を形成して
いる。
前記保護カバー4は前記前面パネル3の表面を
覆う寸法で、略同一形状形成される。前記保護カ
バー4は塩化ビニール等の合成樹脂にて成型さ
れ、前記前面パネル3が射出成型されるのに対し
て真空成型にて成型される。前記保護カバー4は
強度を必要としないので、その肉厚は風の影響を
受け易い風洞部分で強度を持たすために0.25mm以
上に形成される。前記保護カバー4の周縁には折
曲自在の支持部16を形成している。前記保護カ
バー4を前面パネル3に装着した際、前記支持部
16は前記外周壁14内面に当接する如く折曲さ
れ、前記本体2に前面パネル3を装着した際に、
前記立上り片10との間で挾持される。前記保護
カバー4の前記風洞部15端縁に当接する部分に
は、外側に突出する引掛部17を形成している。
本実施例において前記引掛部17を前記保護カバ
ー4の端部全周に形成すると共に断面U字状をし
た樋状体にて形成している。
従つて、前記引掛部17が前記風洞部15内に
突出しないことで、風の抵抗とならず乱流を発生
させることがなく、異音の発生も低減できる。前
記引掛部17を樋状体としたことで、前記保護カ
バー4に付着した油が、風圧にて風洞部15端部
にまで流されると、前記引掛部17に溜まるもの
である。該引掛部17に溜まつた油は風の流れの
外に位置することで流下し、下部に溜まる。油の
溜まり量を多くするために、前記引掛部17の下
部のみ凹部を大きくするとよい。
なお、本考案は前述の実施構造に限定されるも
のではなく種々考えられるものである。たとえば
前記引掛部17を部分的に形成してもよいし、形
状についてもリブ状、筒状等が考えられ、前記風
洞部15内に突出しないものであればよい。
(ト) 考案の効果 本考案は前面パネルの風洞部の端縁に引掛かる
引掛部を保護カバーに外側に突出させて形成した
ことで、該保護カバーの前面パネルへの保持が確
実なものとなり、しかも引掛部が風の抵抗となら
ず、異音の発生もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は保護カバーの背面
図、第3図は前面パネルに装着した状態の要部断
面図、第4図は要部断面図である。 2……換気扇本体、3……前面パネル、4……
保護カバー、16……支持部、17……引掛部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電動機及び送風羽根を有する換気扇本体と、
    該本体に着脱自在に装着する前面パネルと、該
    前面パネルの表面を剥離可能に覆う保護カバー
    とを備え、該保護カバーに、前記前面パネルの
    風洞部端縁への引掛部を、外側に突出させて形
    成してなる換気扇。 2 引掛部を樋状体にて形成してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の換気扇。
JP1985059824U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0345070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059824U JPH0345070Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059824U JPH0345070Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61195240U JPS61195240U (ja) 1986-12-05
JPH0345070Y2 true JPH0345070Y2 (ja) 1991-09-24

Family

ID=30586601

Family Applications (1)

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JP1985059824U Expired JPH0345070Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JP (1) JPH0345070Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822036U (ja) * 1981-07-24 1983-02-10 株式会社日本可鍛鋳鉄所 導体耐張クランプ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822036U (ja) * 1981-07-24 1983-02-10 株式会社日本可鍛鋳鉄所 導体耐張クランプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61195240U (ja) 1986-12-05

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