JPH03441Y2 - - Google Patents

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JPH03441Y2
JPH03441Y2 JP4052085U JP4052085U JPH03441Y2 JP H03441 Y2 JPH03441 Y2 JP H03441Y2 JP 4052085 U JP4052085 U JP 4052085U JP 4052085 U JP4052085 U JP 4052085U JP H03441 Y2 JPH03441 Y2 JP H03441Y2
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JP
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lid
connector
support shaft
support
receiving frame
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JP4052085U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマンホールの蓋を地面に埋設されてい
る受枠に開閉可能なるよう連結する連結装置に関
し、蝶番式の連結具で連結するようにしたもので
ある。
(従来技術) マンホールの蓋を受枠に連結するには従来は鎖
を用いるのが一般的であつたが、近年は蝶番式の
連結具で連結するもの(実開昭58−25351)も開
発されている。これは第8図に示すように蓋Aを
受枠Bに連結具Cで連結し、蓋Aを連結具Cの支
持軸Dを軸として第8図の閉じた状態から第9図
の開いた状態まで開閉できるようにしたものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の鎖式のものは次のような各種問題があつ
た。
(1) 鎖を長目にして余裕をもたせて蓋を開閉でき
るようにしてあるため、蓋が受枠内で動き易く
なつて蓋の上を自動車が通るとがたついたり受
枠の中で回転したりする。そのため受枠の内周
面と蓋の外周面が摩耗してがたつきや回転が一
層はげしくなつて騒音の原因になり、場合によ
つては蓋が欠けることがある。
(2) 蓋の上を自動車が通つたりマンホール内から
突風が吹き上げたりすると蓋が受枠から飛び出
すこともある。
(3) 鎖は一般にSS鋼で形成されているため錆た
り腐食したりし易く、高価な割には耐用年数が
5年程度と短い。しかも腐食すると蓋が飛び出
したとき鎖が切れることがあり、鎖が切れると
蓋が飛び上がつて何処に落下するかわからない
ため、非常に危険である。そのため鎖を使用し
た場合は腐食する前に鎖を交換しなければなら
ず、その保守、点検が非常に面倒でありまた多
くの費用もかかる。
従来の蝶番式のものは次のような各種問題があ
つた。
(1) 鎖式のように受枠から飛び出すことはないが
第8図のように蓋に長孔が開口されているため
蓋の上を自動車が通ると蓋が長孔に沿つてずれ
ることがある。そのため騒音が発生したり、蓋
が摩耗したり、欠けたりすることがある。
(2) 蝶番式のものには第8図、第9図の他に、蓋
が受枠内でずれないようにしたものもあるが、
それは連結具の他の固定用の止めピンとか、そ
の外の付属品を使用してずれないようにするも
のであるため蓋と受枠との連結が面倒である。
(3) 部品点数が多いためコスト高となり、更には
連結具自体は破損しなくとも付属品が破損する
と蓋と受枠との連結が不十分となつたり、連結
が外れるといつたこともある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の目的は、従来の鎖式と蝶番式の場合の
諸問題を一掃して蓋の連結及び開閉操作が容易で
あり、しかも耐用年数が長くて保守、点検が殆ど
必要ないマンホールの蓋の連結装置を提供するこ
とにある。
本考案の連結装置はアーム1の一端に支持軸2
が形成され、他端に係止突子3が形成され、支持
軸2の近くに挿通部4が形成されている連結子5
と、マンホールの蓋Aの裏面に突設された対向す
る二つの支持片6a,6bと、蓋Aを嵌合する受
枠Bの内側に突設された抜け止め部7とから構成
され、支持片6a,6bにはそれぞれ連結子5の
支持軸2を横方向から挿通して蓋Aを回転自在な
るようにする支持孔8a,8bが形成され、その
うち一方の支持孔8aは連結子5の挿通部4が通
過する開口部9が連設され、抜け止め部7には連
結子5の係止突子3を所定の向きでは挿通できる
が他の向きでは抜けないようにした保持孔10が
形成されているものである。
(作用) 本考案の連結装置を用いてマンホールの蓋Aを
受枠Bに連結するには次のようにする。
先ず第3図に示すように連結子5を第3図及び
第4図の矢印方向に動かして連結子5の支持軸2
を支持片6a,6bの横から支持孔8a,8bに
挿入する。この場合、連結子5の挿通部4が支持
片6aの開口部9を通過して支持軸2が支持孔8
a,8bへ挿入され、しかも支持軸2は挿入され
た状態で回動可能となる。
次に蓋Aを第1図のように受枠B内へ嵌入す
る。このとき連結子5の係止突子3を同図のよう
に抜け止め部7の保持孔10に差し込む。係止突
子3はその長さl(第4図)が保持孔10の長さ
L(第7図)よりは短いが幅Wよりは長く、幅w
が長さLより短く、幅Wよりも狭いため、蓋に取
付けられた連結子5を係止突子3の長手方向に向
けて保持孔10内に差し込む。その後で蓋Aを90
度回転させれば係止突子3が保持孔10から抜け
ないようになる。これにより蓋Aが連結子5によ
り受枠Bに連結され、しかも蓋Aは第1図の閉じ
た状態から第2図の裏返しに開いた状態まで支持
軸2を軸として180度回転可能となる。
(実施例) 本考案における連結子5はアーム1と支持軸2
と係止突子3とがダクタイル鋳鉄により一体成形
されている。アーム1は受枠Bの外側に突出する
よう湾曲されている。アーム1に形成されている
挿通部4は支持軸2が支持孔8aへ挿入されるよ
にすると共に支持軸2をその向きにしないと支持
孔8aへ挿入できないようにする誤挿通防止のた
めのものである。
支持片6aに形成されている開口部9はその開
口間隔をアーム1の挿通部4の厚さより広くして
挿通部4が通過できるようにしてある。
蓋Aの周壁Eの内面には第3図、第4図に示す
ように凹部11が形成されている。これは支持軸
2を支持孔8a,8bへ挿通するときに第3図に
示すように支持軸2の角部を入れられるようにし
てあり、これにより支持孔8a,8bが周壁Eの
近くに形成されていても同孔に支持軸2を容易に
差し込むことができるようにするものである。
抜け止め部7の保持孔10は、連結子5の係止
突子3を所定の向きでは挿入ですることがきるが
他の向きでは同突子3が抜けないような形状及び
寸法に形成されており、その例としては例えば第
6図、第7図のようなものがよい。
なお、抜け止め部7が受枠Bの内側へ大幅に突
出するとマンホールへ人が出入りするのに不便で
あるため、抜け止め部7はできるだけ内側へ突出
しないようにするのがよい。
(考案の効果) 本考案のマンホールの蓋の連結装置は以下のよ
うな効果がある。
(1) 蓋Aを連結子5により受枠Bに連結するもの
であるため、従来の鎖を用いた場合のようなた
るみがない。従つて蓋Aの回転やがたつきが少
なくなり、それらによる破損や摩耗が少なくな
る。またマンホール内から突風が吹き上げたよ
うな場合でも蓋Aが受枠Bの外に飛び出すこと
がない。
(2) 支持片6aに開口部9が形成され、アーム1
に開口部9に挿通する挿通部4が形成されてい
るため、支持孔8a,8bを長孔ではなく丸孔
にすることができる。従つて蓋Aのがたつきが
生じにくゝなり騒音も発生しにくい。
(3) 連結子の他にはピンや止め金などの付属部品
が一切不要であるため耐用年数が長く、しかも
保守、点検の容易な連結装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の連結装置の一実施例
を示すものであり、第1図は蓋を閉じた状態の部
分縦断面図、第2図は蓋を明けた状態の部分縦断
面図、第3図は蓋へ連結子を取り付ける場合の平
面説明図、第4図は同じ状態の斜視図、第5図イ
は蓋の表側の説明図、同図ロは蓋の裏側の説明
図、第6図、第7図は抜け止め部の異なる例を示
す平面図、第8図は従来の蝶番式の連結装置の蓋
を閉じた状態の部分縦断面図、第9図は蓋を開い
た状態の部分縦断面図である。 1はアーム、2は支持軸、3は係止突子、4は
挿通部、5は連結子、6a,6bは支持片、7は
抜け止め部、8a,8bは支持孔、9は開口部、
10は保持孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アームの一端に支持軸が形成され、他端に係止
    突子が形成され、支持軸の近くに挿通部が形成さ
    れている連結子と、マンホールの蓋の裏面に突設
    された対向する二つの支持片と、蓋を嵌合する受
    枠の内側に突設された抜け止め部とから構成さ
    れ、両支持片には連結子の支持軸を横方向から挿
    通して蓋を回動自在なるようにした支持孔が形成
    され、一方の支持孔には連結子の挿通部が通過す
    る開口部が形成され、抜け止め部には連結子の係
    止突子を所定の向きでは挿通することができるが
    他の向きでは抜けないようにした保持孔が形成さ
    れているマンホールの蓋の連結装置。
JP4052085U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH03441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4052085U JPH03441Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JP4052085U JPH03441Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61155440U JPS61155440U (ja) 1986-09-26
JPH03441Y2 true JPH03441Y2 (ja) 1991-01-09

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JP4052085U Expired JPH03441Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2660319B2 (ja) * 1994-04-27 1997-10-08 岩手鋳造株式会社 マンホールの蓋用ヒンジ装置

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Publication number Publication date
JPS61155440U (ja) 1986-09-26

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