JP3219183B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JP3219183B2
JP3219183B2 JP02005795A JP2005795A JP3219183B2 JP 3219183 B2 JP3219183 B2 JP 3219183B2 JP 02005795 A JP02005795 A JP 02005795A JP 2005795 A JP2005795 A JP 2005795A JP 3219183 B2 JP3219183 B2 JP 3219183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外機に
係わり、より詳細には、接続配管を固定する固定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機は、例えば図
3で示すように、圧縮機,熱交換器等を載置した底板2
と、これを覆う合成樹脂製の外胴3と、配管7を接続し
て冷媒を通す接続弁6と、同接続弁6を支持固定した取
付板5と、同取付板5側の前記外胴3に設けて前記配管
7を導出する開口4と、同開口4を閉じる保護カバー9
とからなる構成であった。前記構成で、前記配管7は長
さに余裕をもたせて前記接続弁6に接続するために、室
外機本体1の背面側で、図3で示すように、同配管7を
ループ状に形成して同接続弁6に接続していた。しかし
ながら、前記配管7を前記本体1の背面側で固定してい
ないため、同配管7に何らかの外力が加わった場合、同
配管7と前記接続弁6との接続部に大きい力が作用し、
同接続部を損傷してしまうという問題を有していた。ま
た、前記配管7が前記本体1の背面側から露出して、同
本体1を正面側から見た場合に、外観性を損なうという
問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みなされたもので、接続弁に接続する配管を本体の
背面側で固定することにより、同配管の接続部に外力が
加わらないようにして同接続部が損傷することを防止す
ると共に、本体の背面側から同配管が露出しないように
して外観性を損なうことのない空気調和機の室外機を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記課題を解
決するため、底板上に圧縮機、熱交換器等を載置し収容
した外胴の一側に配管接続部を備え、同接続部に室内機
に連なる配管を接続してなる空気調和機の室外機におい
て、外胴の背面に係止孔を多数設ける一方、同係止孔に
係止する係止片を備え、配管をバインドする合成樹脂製
による帯状のバインダを複数設け、同バインダの少なく
とも一面に、その両側を結ぶ逆略V字状の係止溝を設け
る一方、同バインダの一端に同バインダの他端を挿入す
る挿入路を設けると共に、同挿入路に前記係止溝で係止
する略V字状のストッパを突設したことを特徴とする。
また、前記係止溝および前記ストッパを、前記挿入路の
後方に傾斜して形成したことを特徴とする。また、前記
係止爪を逆略三角錐状に形成すると共に、同逆略三角錐
状の基端部を前記係止孔に比して少許大きく形成し、同
基端部に同係止孔に比して少許小径でなる接続部を連続
的に形成したことを特徴とする。また、前記係止片を逆
略三角錐状に形成すると共に、同逆略三角錐状の基端部
を前記係止孔に比して少許大きく形成し、同基端部の同
係止孔に比して少許小径でなる接続部を連続的に形成し
たことを特徴とする。 また、前記接続部を、前記係止
孔を設けた前記外胴の肉厚とほぼ同一高さで形成したこ
とを特徴とする。また、前記係止片の外周面を、凹凸状
に形成したことを特徴とする。また、前記係止片と、前
記バインダと、前記挿入路と、前記接続部と、前記スト
ッパとを、一体的に形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、配管を接続弁に接
続した際、同配管に外力が加わった場合であっても、同
接続部に外力が作用しないため同接続部を損傷すること
がなくなると共に、同配管が本体の背面側から露出しな
いため外観性を損なうことのない空気調和機の室外機と
なる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による一実施例
を詳細に説明する。図1,図2(A)(B)(C)
(D)(E)において、1は空気調和機の室外機本体,
2は圧縮機や熱交換器等を載置した底板,3は圧縮機や
熱交換器等を載置した同底板2を覆う外胴で、同外胴3
の背面には後述する係止片を係止するための後述する多
数の係止孔が設けられている。4は前記外胴3の一側に
設けた開口,5は後述する接続弁を固定するため前記開
口4に面して前記底板2上に立設した取付板,6は配管
7を接続して冷媒を通す接続弁,8は前記本体1の背面
に設けた後述する係止孔に係止する後述する係止片を備
えて、図1,図2(A)で示すように、前記配管7をバ
インドし固定するための合成樹脂製で弾性を有する後述
する固定部を備えたの帯状のバインダである。8aは前記
バインダの一端に一体的に形成した固定部で、同固定部
8aは、図2(B)(C)(D)で示すように、前記バイ
ンダ8の他端を挿入する挿入路8bと、前記外胴3の背面
に設けた後述する多数の係止孔に係止する逆略三角錐状
の係止片8cと、同係止片8cの外周面に形成された凹凸形
状部8dと、前記逆略三角錐状の前記係止片8cの基端部に
連続的に形成された接続部8eとにより構成されている。
前記係止片8cは、逆略三角錐状に形成すると共に、同逆
略三角錐状の基端部を前記外胴3の背面に設けた後述す
る係止孔に比して少許大きく形成したことにより、同係
止孔から離脱しない構成となっている。前記凹凸形状部
8dを設けたことにより、前記外胴3の背面に設けた後述
する係止孔に前記係止片8cを挿入し係止する際、同係止
片8cの外周面を変形させることによって容易に挿入でき
ると共に、同挿入後には、前記説明のとおり、同係止孔
から離脱しない構成となっている。前記接続部8eは、外
胴3の背面の肉厚とほぼ同一高さで、且つ前記外胴3の
背面に設けた後述する係止孔に比して少許小径にして、
前記係止片8cおよび前記挿入路8bと一体的に形成したこ
とにより、寸法形状が精度よく仕上げられて、同係止孔
に前記係止片8cを確実に係止できるため、前記バインダ
8で前記配管7を隙間なくバインドし、前記固定部8aに
より前記外胴3の背面に固定できる構成となっている。
また、前記バインダ8には、図2(E)で示すように、
同バインダ8の少なくとも一面に、その両側を結ぶ逆略
字状の係止溝8gを前記挿入路8bの後方に傾斜させて等間
隔で多数形成する一方、同挿入路8bに同係止溝8gで係止
する略V字状のストッパ8fを同挿入路8bの後方に傾斜さ
せて複数突設した構成となっている。前記係止溝8gおよ
び前記ストッパ8fとを形成したことにより、前記バイン
ダ8の他端を前記挿入路8bに挿入した時に容易に挿入で
きると共に、同バインダ8で前記配管7を隙間なくバイ
ンドした状態のままで、同係止溝8gと同ストッパ8fとが
係止して、前記バインド状態を確実に保持する構成とな
っている。更に、前記係止片8cと、前記挿入路8bと、前
記接続部8eと、前記ストッパ8fとからなる前記固定部8a
と、前記バインダ8とを一体的に形成したことにより、
寸法形状が精度よく仕上げられると共に、コスト的に有
利な構成となっている。9は前記開口4に被着する保護
カバーである。10は前記係止片8cに対応して前記外胴3
の背面に多数設けられた係止孔である。前記係止孔10
は、前記外胴3の背面に多数設けられたことにより、前
記配管7の長さに応じて、適性な位置の同係止孔10に前
記係止片8cを係止することにより、前記本体1の背面か
ら前記配管7を露出させることなく、また、同配管7を
遊び(ガタ)を生じさせない状態で固定できる構成とな
っている。
【0007】以上の構成により、前記配管7が前記本体
1の背面に固定された状態で前記接続弁6に接続される
ため、同配管7に何らかの外力が加わった場合にも同接
続部にその外力が作用することがなく、同接続部が損傷
する恐れがない空気調和機の室外機となる。また、前記
説明のとおり、前記配管7が前記本体1の背面から露出
することがなくなるため、同本体1を正面から見た場合
の外観性を向上させた空気調和機の室外機となる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によると、配管をそ
の長さに応じて本体背面で容易に固定することができ、
同配管に何らかの外力が加わった場合にも接続弁との接
続部が損傷する恐れがなくなると共に、同配管が同本体
の背面から露出することがなくなり、同本体を正面から
見た場合の外観性を向上させた空気調和機の室外機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室外機を示す斜視図
である。
【図2】本発明による配管の固定部を示す説明図で、
(A)は図1で示すA部拡大図で、(B)は固定部を備
えたバインダの斜視図で、(C)は固定部を備えたバイ
ンダの使用状態を示す斜視図で、(D)は固定部を備え
たバインダの固定部を示す断面図で、(E)は(D)で
示すB部の拡大図である。
【図3】従来例による空気調和機の室外機を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機の室外機 2 底板 3 外胴 4 開口 5 取付板 6 接続弁 7 配管 8 バインダ 8a 固定部 8b 挿入路 8c 係止片 8d 凹凸形状部 8e 接続部 8f ストッパ 8g 係止溝 9 保護カバー 10 係止孔

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板上に圧縮機、熱交換器等を載置し収
    容した外胴の一側に配管接続部を備え、同接続部に室内
    機に連なる配管を接続してなる空気調和機の室外機にお
    いて、外胴の背面に係止孔を多数設ける一方、同係止孔
    に係止する係止片を備え、配管をバインドする合成樹脂
    製による帯状のバインダを複数設け、同バインダの少な
    くとも一面に、その両側を結ぶ逆略V字状の係止溝を設
    ける一方、同バインダの一端に同バインダの他端を挿入
    する挿入路を設けると共に、同挿入路に前記係止溝で係
    止する略V字状のストッパを突設したことを特徴とする
    空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 前記係止溝および前記ストッパを、前記
    挿入路の後方に傾斜して形成したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 前記係止爪を逆略三角錐状に形成すると
    共に、同逆略三角錐状の基端部を前記係止孔に比して少
    許大きく形成し、同基端部に同係止孔に比して少許小径
    でなる接続部を連続的に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の室外機。
  4. 【請求項4】 前記係止片を逆略三角錐状に形成すると
    共に、同逆略三角錐状の基端部を前記係止孔に比して少
    許大きく形成し、同基端部の同係止孔に比して少許小径
    でなる接続部を連続的に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機の室外機。
  5. 【請求項5】 前記接続部を、前記係止孔を設けた前記
    外胴の肉厚とほぼ同一高さで形成したことを特徴とする
    請求項4記載の空気調和機の室外機。
  6. 【請求項6】 前記係止片の外周面を、凹凸状に形成し
    たことを特徴とする請求項5記載の空気調和機の室外
    機。
  7. 【請求項7】 前記係止片と、前記バインダと、前記挿
    入路と、前記接続部と、前記ストッパとを、一体的に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載
    の空気調和機の室外機。
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