JPH11230421A - 配管バンド - Google Patents

配管バンド

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JPH11230421A
JPH11230421A JP4445998A JP4445998A JPH11230421A JP H11230421 A JPH11230421 A JP H11230421A JP 4445998 A JP4445998 A JP 4445998A JP 4445998 A JP4445998 A JP 4445998A JP H11230421 A JPH11230421 A JP H11230421A
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JP
Japan
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band
piece
hole
tongue
locking
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JP4445998A
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English (en)
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Yoshiharu Takahashi
善晴 高橋
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Nichiei Intec Co Ltd
Original Assignee
Nichiei Intec Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管バンドを,使い勝手のよい嵌合式のヒン
ジを用いて径の調整ができるようにする。 【解決手段】 一対の湾曲バンド片1の連結側端部に,
係止孔10と係止舌片13とを対として配置し,係止孔
10に対して係止舌片13を捻り込み挿入することによ
ってX字状に嵌込係止するとともに係止孔10に対する
係止舌片13の係止位置を複数箇所として,上記捻り込
み挿入の状態でその係止位置を選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,建物に配管を行う
について用いる配管バンドに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種吊バンド等の配
管バンドは,一般に一対の湾曲バンド片を,軸と軸受と
を回動自在とした固定式のヒンジによって開閉自在に連
結したものが用いられているが,この場合配管バンドの
径は一定となるため,配管パイプの径に合わせたそれぞ
れ専用の配管バンドを用意する必要があり,配管バンド
の径に応じた機種数が多種に亘るという問題点がある。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,第1に,配管パイプに応
じて径の調整を可能とし,複数の径に対応して配管を行
い得るとともに,径の調整を可及的簡易に行い得るよう
にして,配管工事の作業性を,上記専用の配管バンドを
用いたものと同等程度に確保することができるようにし
た配管バンドを提供するにあり,第2にその配管時の外
観を可及的良好に確保したものとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1課題に添って本
発明は,その請求項1に記載の発明を,それぞれ連結側
の端部に配設した係止孔と係止舌片とをX字状に嵌込係
止する嵌合式のヒンジによって一対の湾曲バンド片を連
結開閉自在としてなる吊バンド等の配管バンドとすると
ともに,上記嵌合式のヒンジにおける係止孔を,湾曲バ
ンド片長手方向に添う溝状の受入透孔部とその湾曲バン
ド片長手方向所定間隔複数箇所にしてそれぞれ湾曲バン
ド片幅方向両側に切欠配置した各一対の切欠係止部とを
備えて形成し且つ上記係止舌片を,上記受入透孔部に対
して湾曲バンド片長手方向にスライド移動自在のくびれ
状に形成した連結頸部とその先端側に配置し上記受入透
孔部に対してその交差方向に挿入自在の舌片状に形成し
た先端舌片部と該先端舌片部の上記連結頸部側後端に外
向きに起立配置して上記各一対の切欠係止部に遊嵌状に
係止自在の一対の係止突起部とを備えて形成してなるこ
とを特徴とする配管バンドとし,また上記第2の課題に
添って,請求項2に記載の発明を,上記係止孔における
複数箇所にして各一対の切欠係止部を受入透孔部の後端
側に偏位して配置し,上記係止舌片における先端舌片部
の先端側への突出長さ寸法を上記受入透孔部における先
端側の切欠係止部位置から後端位置までの長さ寸法以上
に設定して,係止舌片により受入透孔部を常時閉塞自在
としてなることを特徴とする請求項1に記載の配管バン
ドとし,これらをそれぞれ発明に要旨として上記課題解
決の手段としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,本例において吊バンドと
した配管バンド,Bは配管パイプであり,該配管バンド
Aは,それぞれ連結側の端部に配設した係止孔10と係
止舌片13とをX字状に嵌込係止する嵌合式のヒンジ8
によって一対の湾曲バンド片1を連結開閉自在としてあ
り,このとき上記嵌合式のヒンジ8における係止孔10
を,湾曲バンド片1長手方向に添う溝状の受入透孔部1
1とその湾曲バンド片1長手方向所定間隔複数箇所にし
てそれぞれ湾曲バンド片1幅方向両側に切欠配置した各
一対の切欠係止部12とを備えて形成し且つ上記係止舌
片13を,上記受入透孔部11に対して湾曲バンド片1
長手方向にスライド移動自在のくびれ状に形成した連結
頸部14とその先端側に配置し上記受入透孔部11に対
してその交差方向に挿入自在の舌片状に形成した先端舌
片部15と該先端舌片部15の上記連結頸部14側後端
に外向きに起立配置して上記各一対の切欠係止部12に
遊嵌状に係止自在の一対の係止突起部16とを備えて形
成したものとしてある。
【0006】即ち本例の配管バンドAにあって,その湾
曲バンド片1は,外周を2分割,特に2等分するように
分割したそれぞれ半円状の金属製のものを一対用い,上
記嵌合式のヒンジ8によって円形に連結開閉自在として
あり,該嵌合式のヒンジ8は,上記一対の湾曲バンド片
1の連結側の端部に配設した一方を係止孔10とし,他
方を係止舌片13とするとともに,係止孔10に係止舌
片13を,該係止孔10の外側,即ち下面側から内側,
即ち上面側に捻り込むように嵌入挿入して,端部を挿通
重合することによって,これらをX字状に嵌込係止する
ものとしてあり,このとき上記嵌合式のヒンジ8は,こ
のX字状の嵌込係止を可能とするとともにその径の調
整,即ち配管パイプBの外径に応じて内径を拡縮し得る
ようにした調整を可能とし,またこれを可及的簡易に行
うように,上記係止孔10が,上記受入透孔部11と複
数にして各一対の切欠係止部12を,係止舌片13が,
上記連結頸部14と先端舌片部15及び一対の係止突起
部16をそれぞれ備えたものとしてあり,また上記X字
状の嵌込係止を,一対の湾曲バンド片1の端部を,係止
舌片13側を挿通重合することにより,係止舌片13の
肉厚分が内側に突出して配管バンドAとしての内径を部
分的に狭めることのないように,一対の湾曲バンド片1
の各連結側端部をそれぞれ上記係止舌片13の肉厚,即
ち湾曲バンド片1の肉厚を吸収するように外側に段状に
突出した突出段部9を配置し,上記係止孔10及び係止
舌片13はそれぞれ該突出段部9に配設するとともに該
突出段部9においてX字状の嵌合係止を行うようにした
ものとしてある。
【0007】本例の係止孔10にあって受入透孔部11
は,湾曲バンド片1長手方向に長寸にして湾曲バンド片
1の中心線を基準にして対称の,例えば25.5mmの長
さと11mmの幅の矩形の透孔をなすものとし,各一対の
切欠係止部12は,該受入透孔部11において湾曲バン
ド片1長手方向複数箇所,例えば3箇所の多数箇所に配
置し,各4mmの間隔を介して配置する一方,それぞれ幅
方向両側に,同じく湾曲バンド片1の中心線を基準にし
て対称の,例えば幅方向に3.5mmの深さを有する3対
のものとしてある。
【0008】このとき本例の上記切欠係止部12は,こ
れを受入透孔部11の後端側に偏位して配置してあり,
即ち本例にあって上記複数箇所,特に3箇所にして3対
とした切欠係止部12は,受入透孔部11の後端とこれ
から上記4mmの各間隔を置いて,受入透孔部11の後端
側の14mmの長さ範囲に部分的に偏在するように偏位し
て配置したものとしてあり,これによって上記係止舌片
13の係止突起部16との係止を上記後端側複数箇所に
おいて行うようにしたものとしてある。
【0009】一方本例の係止舌片13にあって連結頸部
14は,上記係止孔10の受入透孔部11の幅より小幅
とすることによって湾曲バンド片長手方向に向ってスラ
イド移動自在のものとしてあり,本例にあって連結頸部
14はこれを10mm幅として,上記11mm幅の受入透孔
部11より小幅としたものとしてある。
【0010】このとき本例の連結頸部14は,受入透孔
部11の位置に合わせて湾曲バンド片1の中心線を基準
とした対称にして長手方向に短寸のもの,例えば6mmの
長さを有するくびれ状のものとするとともに,係止舌片
13,特にその先端舌片部15を受入透孔部11に挿入
した状態で,係止孔10側の突出段部9に納まりよく重
合するように上記突出段部9の突出分に応じて内側に再
び段状に屈曲して先端舌片部15と段状をなすものとし
てある。
【0011】先端舌片部15は,上記連結頸部14を残
すように連結側端部の突出段部9を部分的に切欠くこと
によって,その先端に連結側端部と同幅,即ち湾曲バン
ド片1と同幅の上記連結頸部14に対して幅方向両側に
張出した張出し舌片状のものとしてあり,このとき本例
にあって該先端舌片部15は,その先端側への突出長さ
寸法を上記受入透孔部11における先端側の切欠係止部
12位置から後端位置までの長さ寸法以上に設定してあ
り,これよって後述のように上記偏位して配設した複数
箇所のいずれの切欠係止部12に係止突起部16が係止
しても,係止舌片13により受入透孔部11を常時閉塞
自在とするようにしたものとしてある。
【0012】係止突起部16は,先端舌片部15の上記
連結頸部14側後端に,上記連結頸部14端を挟み込む
ようにそれぞれ端部を部分的に切起しするようにして,
上記切欠係止部12の位置に合わせて外向きに一対起立
配置したものとしてあり,このとき係止突起部16は,
上記切欠係止部12に遊嵌状に係止自在とするものとし
てあり,このため本例にあって該係止突起部16を湾曲
バンド片1の肉厚に応じた,例えば1mm厚とする一方,
上記切欠係止部12の溝幅を,これより太幅の2mmとし
て,上記遊嵌状の係止を行ってあるとともに係止突起部
16の高さを,上記突出段部9の突出分以下の低突出,
例えば2.5mm程度とするものとしてあり,これによっ
て係止孔10側の湾曲バンド片1に対して係止舌片13
側の湾曲バンド片1を外側に向けて回動自在とするとと
もにその係止突起部16の切欠係止部12への係脱を容
易且つスムーズに行い得るようにしたものとしてある。
【0013】図中2は上記一対の湾曲バンド片の補強用
リブ,3は同じく上記一対の湾曲バンド片1における非
連結側の自由端側に設けた,相互に対向する締着固定用
の締着片,4は一方の締着片,特に上記係止孔10を設
置した側の湾曲バンド片1における締着片3に,その透
孔にそれぞれ頭部側の細軸部を挿通し,透孔近傍をプレ
スによって塑性変形する等することによって回動自在に
支持固定した締着用のボルト,5は該ボルト4に締着す
る,本例にあって蝶ナットとしたナット,6は該ボルト
4の廻り止め用にボルト頭を対向2辺で挟むように該締
着片3に同じくプレスによって非対向側に膨出状に突出
設置した廻り止め突起,7は他方の締着片,特に上記係
止舌片13を設置した側の湾曲バンド片1における締着
片3に設けたボルト孔,20は配管バンドAを用いた配
管を行うについて,配管バンドAを設置するためのタン
バックル,21はその対向する一対の吊下片,22は該
吊下片21のボルト透孔,23は吊下片21間に介設
し,上記ボルト4の抜止め用とした合成ゴム,発泡樹脂
等のピース状ボルト抜止め部材,24は回転ナット,2
5は該回転ナット24を螺装することによってタンバッ
クル20を下方に位置調整自在に吊持装着する吊ボルト
である。
【0014】本例の配管バンドAにあっては,予め嵌合
式のヒンジ8によって一対の湾曲バンド片1を連結し
て,開成(開放)状態で一方の係止孔10側の湾曲バン
ド片1をタンバックル20に片持ち状に設置するか,又
は係止孔10側の湾曲バンド片1をタンバックル20に
単独で片持ち状に設置した後,嵌合式のヒンジ8によっ
て他方の係止舌片13側の湾曲バンド片1を連結するよ
うにして,配管パイプBを配置して,係止舌片13側の
湾曲バンド片1を上記ヒンジ8を介して回動し,該配管
パイプBを,常法によって抱持状に支持するように他方
の湾曲バンド片1を閉成(閉鎖)し,ボルト4にナット
5を締着することによって,これら締着片3をタンバッ
クル20に締着固定することによって,その配管を行う
ものとすればよい。
【0015】上記ヒンジ8による連結は,一方の湾曲バ
ンド片1に対して,他方の湾曲バンド片1を直交状乃至
傾斜交差状とするようにして,上記一方の湾曲バンド片
1の係止孔10に,他方の湾曲バンド片1の係止舌片1
3を外側から内側に差し込むように挿入し,該挿入状態
で一対の湾曲バンド片1が円形をなすように上記他方の
湾曲バンド片1を回動することにより,捻り込むように
嵌込挿入し,上記他方の湾曲バンド片1を倒すように,
即ち上記双方の連結側端部を重合するように回動して,
必要に応じて該他方の湾曲バンド片1をその長手方向に
やや揺動するようにスライド移動し,係止孔10の任意
一対の切欠係止部12に係止舌片13の一対の係止突起
部16を引掛状に係止することによって上記X字状の嵌
合係止を行えばよく,このとき配管パイプBに応じた径
の調整を行って,配管パイプBの上記抱持状の支持を可
及的に確実に行う必要が生じるが,この調整は,係止舌
片13側の湾曲バンド片1を,上記と逆にやや起すよう
に回動気味にして上記切欠係止部12に対する係止突起
部16の引掛状の係止を外して,回動気味のまま該湾曲
バンド片1を,配管パイプBの径に合わせてその長手方
向にスライド移動して,再度該湾曲バンド片1を倒すよ
うにすればよい。
【0016】このとき上記配管バンドAの径の調整は,
係止舌片13の連結頸部14を係止孔10の受入透孔部
11に対して湾曲バンド片1長手方向にスライド移動自
在としたことにより,一対の湾曲バンド片1をヒンジ8
で連結したまま,係止舌片13をスライド移動すること
によって上述の如くに可能となるから,配管パイプBを
配置した状態で,これを取外したりすることなく径の調
整を可及的簡易に行い得るようにして,例えば片手で配
管パイプBを押えてこれを行うことができ,従って例え
ば配管パイプB長手方向に複数の配管バンドAを設置
し,これに架設状に配管パイプBを支持する実際の配管
作業にあって,例えば配管パイプBを配置して,配管バ
ンドAによって仮止め状とした後に,全部又は一部の配
管バンドAの調整と本止めとを必要に応じて行うことも
可能になる。
【0017】また本例にあっては,上記複数にして各一
対の切欠係止部12を受入透孔部11の後端側に偏位し
て配置する一方,先端舌片部15の突出長さを上記先端
側の切欠係止部12位置から後端位置までの長さ寸法以
上に設定したことにより,受入透孔部11は係止舌片1
3の先端舌片部15を挿入自在とする比較的大きな透孔
となるが,X字状に嵌込係止したヒンジ8にあって先端
舌片部15が受入透孔部11の上記切欠係止部12外の
透孔部分を重合状にカバーして,配管バンドAに,係止
孔,即ちその受入透孔部11を設けたことによって,配
管パイプBの配置状態で該配管パイプBが湾曲バンド片
1の一部に部分的に露出して,配管の不安定感を惹起し
たり,外観を損ったりすることを防止して,係止舌片1
3により受入透孔部11を常時閉塞自在としたものとす
ることができる。
【0018】なお上記配管時の開成状態の配管バンドA
又は単独一方の湾曲バンド片1の片持状のタンバックル
20に対する設置は,上記ボルト4を,タンバックル2
0の吊下片におけるボルト透孔に通してこれを行うが,
本例にあっては上記ボルト抜止め部材23を用いたこと
によって該抜止め部材23が吊下片21間にあってボル
ト4を保持して,その抜止めを行う結果,上記開成状の
配管バンドA又は単独一方の湾曲バンド片1の確実な保
持を行って配管作業を容易ならしめ,その作業性を向上
することができる。
【0019】図示した例は以上のとおりとしたが,受入
透孔部における切欠係止部の配置を,湾曲バンド片の長
手方向全体に亘るように所定間隔に設けることにより,
配管バンドの径の調整範囲を拡大したものとすること,
一対の湾曲バンド片を長短異長とし,ヒンジを配管バン
ドの円周方向一方に偏位して位置するようにし,長寸側
の湾曲バンド片に係止孔を,短寸側の湾曲バンド片に係
止舌片をそれぞれ配置し,上記配管において長寸側の湾
曲バンド片に配管パイプを載置自在とすることによっ
て,単独の作業者による配管作業を可能とし,その作業
性を更に向上したものとすること,配管バンドを,上記
吊バンドに代えて,T足等の取付金具と共に用いる立バ
ンド用のものとして構成すること,係止孔,係止舌片の
形状を,例えば長円形等の上記矩形以外のものとするこ
と等を含めて,湾曲バンド片,係止孔,係止舌片,係止
孔の受入透孔部,切欠係止部,係止舌片の連結頸部,先
端舌片部,係止突起部等の各具体的形状,構造,材質,
数,寸法,これらの関係,これらに対する付加等は,上
記発明の要旨に反しない限り様々のものとすることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,配管パイプに応じて径の調整
を可能とし,複数の径に対応して配管を行い得るととも
に,径の調整を可及的簡易に行い得るようにして,配管
工事の作業性を高度に確保するようにした配管バンドを
提供することができ,また請求項2に記載の発明は,上
記に加えて,配管時に配管の不安定感を惹起したり,外
観を損ったりすることなく,安定感と良好な外観を確保
したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管バンドとタンバックルとの関係を示す分解
斜視図である。
【図2】配管バンドの使用状態を示す断面図である。
【図3】ヒンジの連結方法を示す斜視図である。
【図4】配管パイプの配管方法を示す斜視図である。
【図5】一方の湾曲バンド片の連結側端部の拡大平面図
である。
【図6】一方の湾曲バンド片の連結側端部の拡大側面図
である。
【図7】他方の湾曲バンド片の連結側端部の拡大平面図
である。
【図8】他方の湾曲バンド片の連結側端部の拡大側面図
である。
【符号の説明】
A 配管バンド B 配管パイプ 1 湾曲バンド片 8 ヒ ン ジ 10 係 止 孔 11 受入透孔部 12 切欠係止部 13 係止舌片 14 連結頸部 15 先端舌片部 16 係止突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ連結側の端部に配設した係止孔
    と係止舌片とをX字状に嵌込係止する嵌合式のヒンジに
    よって一対の湾曲バンド片を連結開閉自在としてなる吊
    バンド等の配管バンドであって,上記嵌合式のヒンジに
    おける係止孔を,湾曲バンド片長手方向に添う溝状の受
    入透孔部とその湾曲バンド片長手方向所定間隔複数箇所
    にしてそれぞれ湾曲バンド片幅方向両側に切欠配置した
    各一対の切欠係止部とを備えて形成し且つ上記係止舌片
    を,上記受入透孔部に対して湾曲バンド片長手方向にス
    ライド移動自在のくびれ状に形成した連結頸部とその先
    端側に配置し上記受入透孔部に対してその交差方向に挿
    入自在の舌片状に形成した先端舌片部と該先端舌片部の
    上記連結頸部側後端に外向きに起立配置して上記各一対
    の切欠係止部に遊嵌状に係止自在の一対の係止突起部と
    を備えて形成してなることを特徴とする配管バンド。
  2. 【請求項2】 上記係止孔における複数にして各一対の
    切欠係止部を受入透孔部の後端側に偏位して配置し,上
    記係止舌片における先端舌片部の先端側への突出長さ寸
    法を上記受入透孔部における先端側の切欠係止部位置か
    ら後端位置までの長さ寸法以上に設定して,係止舌片に
    より受入透孔部を常時閉塞自在としてなることを特徴と
    する請求項1に記載の配管バンド。
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