JP5700381B1 - ベルト留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、確実に係合できる操作性の優れた、コストのかからないベルト留め具を提供する。【解決手段】係止受穴9の後端10と前端11の間に弾性板材にて緊縛方向Yに対して直角に少し湾曲させた湾曲部12を設けている。また、係止受穴の径Lを首径lに第2切り欠き部4の寸法aとαを加えた値、尚この場合の値は操作できる範囲でできるだけ小さく、かつ、首径lに第1切り欠き寸法bを加えた値以下になるようにして操作しやすく不用意に外れない構造にしている。第2突起部と長穴を設けて、第1突起部6と係止受穴のゆるみ方向の負荷を減じるようにした。【選択図】図1

Description

本発明はベルト留め具に関するものである。
従来、衣類の重ね合わせ部の接合部、カバン、箱などの蓋の留め部や、折りたたみ傘の布を束ねるバンドなどを留めるにはボタン、ホック、面ファスナー、バックルの他、結束バンドなどが一般的である。
これらは数個の部品を組み立てたり、縫い付けたり、総じて手間がかかり、操作性も悪く課題があった。
特開2011−147620号 特開2011−514951号
本発明は、留めたりはずしたりの操作が容易であって、一体成形可能のシンプルな構成でデザイン性にも優れ、また、製造コストの低減もはかれるベルト留め具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベルト1の基端部2側に第1切り欠き部3と第2切り欠き部4を設けた係止部5を備えた第1突起部6と先端部7には前記第1突起部6に挿入してベルト1を係止状態とするつまみ部8備えた係止受穴9を設け、前記係止受穴9と前記第1突起部6はベルト1の長尺方向に細長く形成され、前記係止受穴9の後端10から前端11にかけて弾性板材に緊縛方向Yに対して直角に少し湾曲させた湾曲部12が設けられており、前記係止受穴9の後端10を前記第1突起部6の第1切り欠き部3に挿入させて前記湾曲部12を緊縛方向Yに引き延ばし、前記係止受穴9の前端11を前記第1突起部6の第2切り欠き部4に付勢力により係止させて前記係止受穴9を前記第1突起部6に係合させるようにし、前記係止受穴9と前記第1突起部が係合した状態を解除する際は、前記係止受穴9の付勢力により解除方向に押し出されるようになるので解除操作が容易になることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記係止受穴9を前記第1切り欠き部3に挿入して、緊縛方向Yに引き延ばした状態における係止受穴9の径Lを前記第1突起部6の首径lに第2切り欠き部分の寸法aとαを加えた値にして、第2切り欠き部分の寸法aを第1切り欠き部分の寸法bより小さく、前記係止受穴9の径Lが前記第1突起部6の首径lに前記第1切り欠き部分の寸法bを加えた値以下になるように構成したことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記第1突起部6と前記係止受穴9を並列して複数配置したことを特徴とする。請求項4に記載の発明は、前記第1突起部6と前記係止受穴9を縦列に複数配置したことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、前記基端部2側に第2突起部14と先端部7側には、前記第2突起部14にゆるみ方向Zに抗する形で挿入できる長穴15を設けていることを特徴とする。
以上のように本発明のベルト留め具によれば、係止受穴を確実に係止部に挿入させて有効に係合状態を保持できる構成である。また、係止受穴を少し湾曲させているので係止受穴を第1突起部に挿入しやすく、また、係止受穴部の付勢力によって解除方向に押し出されるようになるので解除操作が容易になる。
また、係止受穴の径Lを第1突起部の首径lに第1切り欠き部分の寸法bを加えた値以下にして不用意にベルトのゆるみ方向Zに力が加えられても外れることのないようにしている。
また、並列に複数個配置して、例えば、着衣のボタンの代替として用いてもよい。
また、係止受穴を縦列に配置して物体の大きさに対応させるようにして用いてもよい。
また、本発明に係るベルト留め具の材質として、プラスチックが好適であり、一体成形が可能のシンプルな構成であるので、製造コストの低減をはかることができる。
また、材質および製造方法についてはこれに限定されるものでもなく、紙、布、金属を用いてもよい。
また、第2突起部と長穴をゆるみ方向Zに抗する形で設けて、第1突起部と係止受穴のゆるみ方向Zの負荷を減じるようにしている。
以上のように、本発明にかかるベルト留め具によれば、ベルトを容易に確実に係合状態にする。また、簡単に外すことができ、操作性にも優れシンプルな構成で製造コストの低減もはかることができる。
ベルト留め具の実施例を示す斜視図である。 係止受穴の実施例を示す縦断面図である。 係止受穴部を緊縛方向に引き伸ばした状態の実施例を示す縦断面図である。 突起部の実施例を示す縦断面図である。 係止受穴と突起部の係合状態を示す縦断面図である。 係止受穴と突起部を並列に配置した状態の実施例を示す斜視図である。 係止受穴を縦列に配置した状態の実施例を示す斜視図である。 第2突起部と長穴の実施例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参酌しながら説明する。図1は、ベルト留め具の一例を示す斜視図、図2は係止部の拡大側面図である。
ベルト留め具1は、図1に示すようにベルト留め具1の基端部2側に第1切り欠き部3と第2切り欠き部4とを設けた係止部5を備えた第1突起部6と先端部7には前記第1突起部6に挿入してベルト留め具1を係合状態とするつまみ部8と湾曲部12を設けた係止受穴9を設けて挿入しやすく、また解除操作が容易になるようにしている。
また、ベルト留め具1は図3に示すように係止受穴の径Lを第1突起部首径lに第2切り欠き部分の寸法aとαを加えた値にしている。この場合のαの数値は係止受穴が突起部6に挿入できればよく、操作しやすい範囲で出来るだけ小さくしているので、確実に係合状態を保持できる。
また、ベルト留め具1は図4に示すように係止受穴の径Lを第1突起部の首径lに第1切り欠き部分の寸法bを加えた値以下になるようにして、ゆるみ方向Zから力が加えられても不用意に係止状態を解除されない構造である。
図5に示すように係止受穴が突起部に係合した状態を示す断面図である。
また、ベルト留め具1は図6に示すように第1突起部6と係止受穴9を並列して複数配置して衣類のボタンの代替として利用してもよい。
また、ベルト留め具1は図7に示すように係止受穴9を複数縦列に配置して、物体13の大きさの変化に対応させることができる構成である。
また、ベルト留め具1は図8に示すように第2突起部と長穴をゆるみ方向Zに抗する形で設けて第1突起部と係止受穴のゆるみ方向Zの負荷を減じるようにしている。
また、本発明にかかるベルト留め具1の材質としてプラスチックなどの弾性的素材が好適であり、一体化成形も可能なシンプルな構成を採用しており、製造コストの低減を図ることができる。尚、材質及び製造方法についてはこれに限定されることはなく、紙、布などを用いてもよい。
1.ベルト
2.基端部
3.第1切り欠き部
4.第2切り欠き部
5.係止部
6.第1突起部
7.先端部
8.つまみ部
9.係止受穴
10.後端
11.前端
12.湾曲部
13.物体
14.第2突起部
15.長穴
Y.緊縛方向
Z.ゆるみ方向
L.係止受穴の径
l.首径
a.第2切り欠き部の寸法
b.第1切り欠き部の寸法

Claims (5)

  1. ベルト1の基端部2側に第1切り欠き部3と第2切り欠き部4を設けた係止部5を備えた第1突起部6と先端部7には前記第1突起部6に挿入してベルト1を係止状態とするつまみ部8備えた係止受穴9を設け、
    前記係止受穴9と前記第1突起部6はベルト1の長尺方向に細長く形成され、前記係止受穴9の後端10から前端11にかけて弾性板材に緊縛方向Yに対して直角に少し湾曲させた湾曲部12が設けられており、前記係止受穴9の後端10を前記第1突起部6の第1切り欠き部3に挿入させて前記湾曲部12を緊縛方向Yに引き延ばし、前記係止受穴9の前端11を前記第1突起部6の第2切り欠き部4に付勢力により係止させて前記係止受穴9を前記第1突起部6に係合させるようにし、前記係止受穴9と前記第1突起部が係合した状態を解除する際は、前記係止受穴9の付勢力により解除方向に押し出されるようになるので解除操作が容易になることを特徴とするベルト留め具。
  2. 前記係止受穴9を前記第1切り欠き部3に挿入して、緊縛方向Yに引き延ばした状態における係止受穴9の径Lを前記第1突起部6の首径lに第2切り欠き部分の寸法aとαを加えた値にして、第2切り欠き部分の寸法aを第1切り欠き部分の寸法bより小さく、前記係止受穴9の径Lが前記第1突起部6の首径lに前記第1切り欠き部分の寸法bを加えた値以下になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のベルト留め具。
  3. 前記第1突起部6と前記係止受穴9を並列して複数配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト留め具。
  4. 前記第1突起部6と前記係止受穴9を縦列に複数配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のベルト留め具。
  5. 前記基端部2側に第2突起部14と先端部7側には、前記第2突起部14にゆるみ方向Zに抗する形で挿入できる長穴15を設けていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のベルト留め具。
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