JP5108968B2 - 子供用ハーネス留め具システム - Google Patents

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    • B62B3/144Adaptations for transporting children; Mounting of toys for the children
    • B62B3/1452Safety belts

Description

本発明は、子供搬送装置での使用に適したハーネス留め具システムに関する。
本出願は、2010年6月1日付で出願した中国特許出願第201010194514.7号及び2010年9月15日付で出願した中国特許出願第201010283276.7号に基づく優先権を主張するものである。
子供搬送装置(例えば、ベビーカー、幼児用カーシートなど)は一般的に複数のハーネスストラップを取り付け留めることが出来るハーネス留め具システムを備えてよい。通常、ハーネス留め具システムはソケット、一対の膝ストラップ留め具、及び一対の肩ストラップ留め具を備える。膝ストラップ留め具はそれぞれ肩ストラップ留め具と組み合わされ、次に前記ソケットに装着されて着座している子供を拘束し保護する。
現在入手可能な留め具システム構成は、通常、多くの部品(例えば、バネ、スライド要素など)の組み立てを必要とし、時間がかかり製造コストを増加させる。
従って、構造が簡単で製造コストを低減でき、少なくとも上記の問題に対処することが出来る改善されたハーネス留め具が必要とされている。
本発明はベビーカー、幼児用カーシートなどの子供搬送装置での使用に適した子供用ハーネス留め具システムを開示する。1つの実施形態では、この子供用ハーネス留め具システムは2つのストラップ留め具と、解放ボタンが可動に一方の面に組み込まれたソケットとを備える。前記各ストラップ留め具はバネフィンガーと捕捉孔とを有する。前記ソケットは前記ストラップ留め具が係合するための2つの挿入スロットと、2つの弾性ラッチアームが設けられた内部とを有し、前記各ラッチアームは突起が設けられた曲げ可能な第1端部と、前記ソケットのハウジングに接続された第2端部とを有する。また、前記解放ボタンの内側面は、前記2つのラッチアームに接触する突出したリブを有してよい。前記2つのストラップ留め具が前記ソケットにロックされた時、前記各ラッチアームの前記突起は前記捕捉孔と係合し、前記各バネフィンガーは対応する前記ラッチアームの前記第2端部に圧接する。
本明細書に記載した構造の少なくとも1つの利点は、本留め具システムの製造に必要な部品数が低減されることである。特に、ソケットは組み立てが簡単で追加のバネ部品を必要としない。また、この留め具システムは、ロック解除しストラップを所望の長さに調整するために操作するのに便利である。
子供用ハーネス留め具システムの1つの実施形態を例示する展開図である。 図1の留め具システムのソケットと第1ストラップ留め具と解放ボタンとの構成を例示する概略図である。 ソケットにロックされた第1ストラップ留め具を例示する概略図である。 図3の線4に沿った断面図である。 図3の線5に沿った断面図である。 ソケットにしっかりと取り付けられた第1及び第2ストラップ留め具を例示する概略図である。 膝ストラップが締め付けられた状態にある第1ストラップ留め具を例示する概略図である。 膝ストラップが解放された状態にある第1ストラップ留め具を例示する概略図である。
本発明の実施を特定の実施形態だけを用いて説明する。
これらの実施形態は限定ではなく例示するよう意図されている。多くの変形、変更、追加、及び改善が可能である。従って、単一の例として説明する構成要素について複数の例がありうる。代表的な構成において個々の構成要素として提示する構造と機能は、結合された構造又は構成要素として実現されてもよい。これら及び他の変形、変更、追加、及び改善は添付の請求項によって定義される本発明の範囲に入る。
図1はベビーカー、幼児用カーシートなどの子供搬送装置での使用に適した子供用ハーネス留め具システム100の1つの実施形態を例示する展開図である。子供用ハーネス留め具システム100は代表的には、ソケット102と、膝ストラップの端部に取り付けられた2つの第1ストラップ留め具104と、肩ストラップの端部に取り付けられた2つの第2ストラップ留め具108とを備える5点ハーネス留め具であってよい。ソケット102は子供用ハーネス留め具システム100をロック解除するよう操作可能な解放ボタン106と、股ストラップ112を固定するための孔110とを備えてよい。
図2はソケット102と、第1ストラップ留め具104と、解放ボタン106との構成を例示する概略図である。ソケット102は中央領域に開口102Aが形成された中空のハウジング113と、開口102Aの左右側面に設けられた挿入スロット102B、102Cとを備える。開口102Aと挿入スロット102B、102Cとはハウジング113の中空の内部と連通している。孔110はハウジング113の開口102Aの一辺に近接した領域に設けられている。
ハウジング113の内部は、互いにほぼ平行に配置された一対の弾性ラッチアーム122、123を備えてよい。1つの実施形態では、ラッチアーム122、123はハウジング113と一体に形成されてよい。より具体的には、ラッチアーム122は挿入スロット102B、102Cを結ぶ横軸X1に沿って延び、ラッチアーム122の突起122Cが形成された第1端部122Aは挿入スロット102Bに近接して位置し、ラッチアーム122の第2端部122Bは挿入スロット102Cに近接した位置でハウジング113に接続されている。
一方、ラッチアーム123は挿入スロット102B、102Cを結ぶ横軸X1に平行な別の横軸X2に沿って延び、ラッチアーム123の突起123Cが形成された第1端部123Aは挿入スロット102Cに近接して位置し、ラッチアーム123の第2端部123Bは挿入スロット102Bに近接した位置でハウジング113に接続されている。従って、ラッチアーム122、123は互いに反対向きに配置され、例えば、ラッチアーム122の末端の第1端部122Aは右側でラッチアーム123の第2端部123Bに近接して位置し、ラッチアーム123の末端の第1端部123Aは左側でラッチアーム122の第2端部122Bに近接して位置する(図2に示す)。
図1及び図2を再び参照すると、各第1ストラップ留め具104は留め具本体128に結合されたタング126を備えてよい。タング126は板形状を有し、一方、留め具本体128は膝ストラップ142の端部を取り付けるのに適合した枠構造を有する。タング126との留め具本体128の結合部は、第2ストラップ留め具108に設けられた対応するアライメントリブ156と噛合するのに適合した複数のアライメント溝130を備える。図示のように、アライメント溝130はタング126の幅に沿って配置されてよい。
タング126は第1面126Aと、第1面126Aと反対側の第2面126Bとを有する。開口132と捕捉孔134がタング126に第1面126Aから第2面126Bへ形成されている。また、開口132の縁部にバネフィンガー136が設けられてよい。図2に示すように、バネフィンガー136は開口132の縁部に結合され第2面126Bの方へ曲った曲げ形状を有し、第2面126Bから外へ突出している。バネフィンガー136と捕捉孔134はそれぞれ横軸X1、X2に対応する位置に配置されている。
留め具本体128にはその第1面と第2面を貫通して2つの開口128A、128Bが第1ストラップ留め具104の幅に沿って延びるアンカーバー138により分離されて形成されている。1つの実施形態では、アンカーバー138は膝ストラップ142の係止を助ける筋又は歯付き表面を有してもよい。
留め具本体128は開口128Bに隣接して形成されアンカーバー138の側面と対面するストラップクランプ140を備えてよい。1つの実施形態では、タング126、留め具本体128、アンカーバー138、及びクランプ140を備えた第1ストラップ留め具104はプラスチック成形で一体形成されてもよい。
膝ストラップ142の一部はアンカーバー138の周りをループし、開口128A、128Bを通って第1ストラップ留め具104の留め具本体128にしっかりと保持されうる。ストラップクランプ140は付勢され膝ストラップ142の前記ループ部に圧接して膝ストラップ142をストラップクランプ140とアンカーバー138との間にしっかりと締め付ける。膝ストラップ142の長さを調整する必要がある場合、クランプ140を一方の側へ曲げて膝ストラップ142に働く締め付けを解放することが出来る。解放した後、膝ストラップ142を第1ストラップ留め具104に対して滑らせて所望の長さに調整できる。
図7及び図8は膝ストラップ142をしっかりと締め付けたり解放したりするためのストラップクランプ140の構造と操作をより詳細に例示する概略図である。図示のように、膝ストラップ142は開口128Aを通り、アンカーバー138の周りを第1側138Aから反対側の第2側138Bへループし、次に開口128Bを通る。ストラップクランプ140は、一緒に結合された操作部140A及び締め付け部140Bと、開口128Bの一方の側において締め付け部140Bを留め具本体128と接続する弾性部141とを含めて一体形成されてもよい。
締め付け部140Bは留め具本体128の第1面(ループした膝ストラップ142がアンカーバー138から離れていく面)に位置し、一方、操作部140Aは操作者の手が届き易い留め具本体128の反対側の第2面から突出していてもよい。弾性部141はアンカーバー138に対面する開口128Bの一方の側から留め具本体128の第1面(膝ストラップ142が横たわる側)に向って曲がって延びて締め付け部140Bと結合されてよい。操作部140Aは第1面(膝ストラップ142が横たわる側)と反対方向に開口128Bから斜めに突出してよい。この構成では、弾性部141と操作部140Aとの間に凹部140Cが形成される。
ストラップクランプ140は締め付け部140Bをアンカーバー138に対して締め付け位置と解放位置との間を移動させるよう弾性変形可能である。図7では、膝ストラップ142が締め付けられた状態にあり、締め付け部140Bは膝ストラップ142をアンカーバー138の第2側138Bに圧接させている。この締め付けられた状態では、アンカーバー138の第2側138Bと締め付け部140Bの距離は、アンカーバー138の第2側138Bと操作部140Aの距離より小さくてもよい。
図8では、膝ストラップ142が解放された状態にある。膝ストラップ142を解放するために、操作者は締め付け部140Bがアンカーバー138の第2側138Bから離れるよう、アンカーバー138の第2側138Bと締め付け部140Bとの距離Wが増加する方向に操作部140Aを押す。締め付け部140Bが膝ストラップ142から離れた後、膝ストラップ142を所望の長さに調整できる。
解放された状態では、アンカーバー138の第2側138Bと締め付け部140Bの距離は、アンカーバー138の第2側138Bと操作部140Aの距離より大きくてもよい。膝ストラップ142を所望の長さに調整した後、操作部140Aを解放するとクランプ140は弾性により元の位置に戻る。その結果、締め付け部140Bは、アンカーバー138の第2側138Bと締め付け部140Bの距離Wを短くする方向に移動し、膝ストラップ142をアンカーバー138に圧接させる。
ストラップクランプ140の上記の構造によって、操作者は操作部140Aを操作することで膝ストラップ142を容易に解放できるので、膝ストラップ142の調整が容易になる。ストラップクランプ140とアンカーバー138との構造は、ハーネスストラップを保持するための任意の他の留め具に適用できる。
図1及び図2を再び参照すると、解放ボタン106の内側面106Aは曲がった輪郭を有する突出したリブ144と、両側の周辺に対称に配置された複数の保持フィンガー145とを備えてよい。解放ボタン106は、リブ144がラッチアーム122、123と接触するようハウジング113の開口102Aに可動に装着されうる。
特に、リブ144の形状は、ラッチアーム122の第1と第2端部122A、122Bの間の領域とラッチアーム123の第1と第2端部123A、123Bの間の領域とにリブ144が接触するような形状であってよい。従って、第1端部122A、123Aはリブ144の両側にそれぞれ位置する。操作中、保持フィンガー145は開口102Aの縁に当接して解放ボタン106がハウジング113から離れるのを防ぐ。
図1及び図2を再び参照すると、各第2ストラップ留め具108は肩ストラップ152を通すための孔150を備える。第2ストラップ留め具108は対応する第1ストラップ留め具104がソケット102に挿入される前に挿通される細長いスロット154を備えてよい。細長いスロット154の縁には、第1ストラップ留め具104に設けられたアライメント溝130と噛合する複数の突出したアライメントリブ156が設けられてよい。第1ストラップ留め具104が細長いスロット154に挿通された時、アライメントリブ156はアライメント溝130と噛合し、第1及び第2ストラップ留め具104、108を整合状態で保持し相互のずれを防ぐ。
図3はソケット102にロックされた第1ストラップ留め具104を例示する概略図であり、図4は図3の線4に沿った断面図である。明確さのために、これらの図において第2ストラップ留め具108は省略されている。2つの第1ストラップ留め具104がソケット102にロックされる時、2つの第1ストラップ留め具104のタング126が挿入スロット102B、102Cを通ってソケット102に挿入される。
また、ラッチアーム122、123の突起122C、123Cは、タング126に設けられた捕捉孔134に係合する(例えば、ラッチアーム123の突起123Cは、ソケット102の左側から挿入されたタング126の捕捉孔134に係合し、ラッチアーム122の突起122Cは、ソケット102の右側から挿入されたタング126の捕捉孔134に係合する)。タング126がラッチアーム122、123にロックされた時、バネフィンガー136はラッチアーム122、123の第2端部122B、123Bに圧接する(例えば、左側から挿入されたタング126のバネフィンガー136はラッチアーム122の第2端部122Bに圧接し、右側から挿入されたタング126のバネフィンガー136はラッチアーム123の第2端部123Bに圧接する)。
圧縮されたバネフィンガー136は第1ストラップ留め具104にバネ力を印加し第1ストラップ留め具104が互いから離れるよう付勢して、突起122C、123Cが捕捉孔134にしっかりと係合するのを助ける。この構造によって、2つの第1ストラップ留め具104のソケット102との係合点は、それぞれ異なる横方向軸と整列する(例えば、図1中の左側から挿入された第1ストラップ留め具104とソケット102との係合点は軸X2上に位置し、右側から挿入された第1ストラップ留め具104とソケット102との係合点は軸X1上に位置する)。
解放ボタン106がD1方向にハウジング113の内方へ押されると、リブ144はラッチアーム122、123(特に、第1端部122A、123A)をD1方向に押し曲げて、突起122C、123Cを捕捉孔134から離す。突起122C、123Cが捕捉孔134から離れると、バネフィンガー136は弾性により元の状態に戻り、これが2つの第1ストラップ留め具104を互いに反対のD2方向とD3方向にソケット102から押し出す。解放ボタン106を押すのをやめると、ラッチアーム122、123はハウジング113の底部から弾性により離れ、元の状態に戻る。ラッチアーム122、123のこの変位は、解放ボタン106をD1方向と反対の方向に駆動し元の状態に戻す。
図5は図3の線5に沿った断面図である。留め具システム100は、第1ストラップ留め具104のソケット102への誤った挿入を防ぐアライメント構造体を備えてもよい。図5に示すように、このアライメント構造体は、各タング126の一方の面(例えば、第2面126B)に配置された第1噛合構造体146(例えば、突出したリブ及び/又は引っ込んだスロット)と、対応する挿入スロット102B、102Cに隣接してハウジング113に配置された第2噛合構造体148(例えば、突出したリブ及び/又は引っ込んだスロット)とを備えてもよい。
第1噛合構造体146はタング126の中心に関して非対称で、例えば、等しくない距離W1とW2だけ互いに隔てられて並んだ3つのリブから構成されてもよい。従って、第1ストラップ留め具104がソケット102の対応する正しい側に正しい向きに挿入された時だけ、第1と第2噛合構造体146、148は適切に噛合できる。このようにして、誤った操作又は挿入を防ぐことが出来る。
図6はソケット102にしっかりと取り付けられた第1及び第2ストラップ留め具104、108を例示する概略図である。留め具システム100を取り付けるために、第1及び第2ストラップ留め具104、108を互いに取り付けた後、第1ストラップ留め具104をソケット102に取り付ける必要がある。より具体的には、各第1ストラップ留め具104のタング126を先ず対応する第2ストラップ留め具108の細長いスロット154に通し、第2ストラップ留め具108のアライメントリブ156を第1ストラップ留め具104のアライメント溝130に噛合させる。
次に、第1ストラップ留め具104のタング126を挿入スロット102B、102Cを通してソケット102に挿入して、ラッチアーム122、123をタング126の捕捉孔134に係合させる。これにより、第1と第2ストラップ留め具104、108はソケット102に適切にロックされる。
なお、本明細書に記載した構造と操作は5点留め具システムに限定されず、肩ストラップ152及び第2ストラップ留め具108のない3点留め具にも適用できる場合がある。
本明細書に記載した構造の少なくとも1つの利点は、本留め具システムの製造に必要な部品数が低減されることである。特に、ソケットは組み立てが簡単で追加のバネ部品を必要としない。また、この留め具システムは、ロック解除しストラップを所望の長さに調整するために操作するのに便利である。
100 子供用ハーネス留め具システム
102 ソケット
102B、102C 挿入スロット
104 (第1)ストラップ留め具
106 解放ボタン
108 第2ストラップ留め具
112 股ストラップ
113 ハウジング
122、123 ラッチアーム
126 タング
134 捕捉孔
136 バネフィンガー
142 膝ストラップ
144 リブ
152 肩ストラップ

Claims (15)

  1. 2つのストラップ留め具と、解放ボタンが可動に一方の面に組み込まれたソケットとを備える子供用ハーネス留め具システムであって、
    前記各ストラップ留め具はバネフィンガーと捕捉孔とを有し、
    前記ソケットは前記ストラップ留め具が係合するための2つの挿入スロットと、2つの弾性ラッチアームが設けられた内部とを有し、前記各ラッチアームは突起が設けられた曲げ可能な第1端部と、前記ソケットのハウジングに接続された第2端部とを有し、
    前記解放ボタンの内側面は、前記2つのラッチアームに接触する突出したリブを有し、
    前記2つのストラップ留め具が前記ソケットにロックされた時、前記各ラッチアームの前記突起は前記捕捉孔と係合し、前記各バネフィンガーは対応する前記ラッチアームの前記第2端部に圧接することを特徴とする子供用ハーネス留め具システム。
  2. 前記解放ボタンが内方へ押されると、前記突出したリブは前記各ラッチアームを押し込んで前記突起を前記捕捉孔から外し、前記各バネフィンガーは前記第2端部に圧接して前記ストラップ留め具を前記ソケット外へ射出する請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  3. 前記各ストラップ留め具は、留め具本体と前記留め具本体の一方の側から延びるタングとを備え、前記2つのストラップ留め具が前記ソケットにロックされる時、前記タングは対応する前記挿入スロットに挿入される請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  4. 前記各ストラップ留め具の前記タングは、前記捕捉孔から離れた開口を有し、前記バネフィンガーは前記開口の縁に接続されている請求項3に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  5. 前記突出したリブは前記2つのラッチアームにそれらの前記第1端部と第2端部の間の領域において接触する請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  6. 前記2つのラッチアームは前記2つの挿入スロットを結ぶ2つの概ね平行な軸に沿ってそれぞれ延び、前記2つの第1端部は前記突出したリブの両側にそれぞれ位置する請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  7. 前記2つのラッチアームと前記ソケットの前記ハウジングとは一体形成されている請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  8. 前記ストラップ留め具の誤った挿入を防ぐために、前記ストラップ留め具のうち少なくとも1つは第1噛合構造体を更に備え、前記ソケットの前記ハウジングは、前記第1噛合構造体と噛合するのに適合した第2噛合構造体を備える請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  9. 前記ストラップ留め具のうち少なくとも1つの前記留め具本体は、アンカーバーで分離された2つの開口と、前記2つの開口の1つに隣接して配置され前記アンカーバーと対面する曲げ可能なストラップクランプとを有する請求項3に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  10. 前記ストラップクランプは、前記留め具本体の第1面に位置する締め付け部と、前記留め具本体の反対側の第2面から突出する操作部とを有し、前記2つの開口は、前記アンカーバーの周りをループし前記留め具本体の前記第1面において前記アンカーバーから離れていくようストラップを通すのに適合している請求項9に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  11. 前記ストラップのループ部を前記アンカーバーと前記締め付け部との間で締め付けるか又は締め付け解除するために、前記ストラップクランプは、前記締め付け部と前記アンカーバーとの距離を減少させるか増加させるよう弾性変形可能である請求項10に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  12. 前記ストラップクランプの前記締め付け部は前記留め具本体と曲った部材を介して接続されている請求項10に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  13. 前記ソケットは股ストラップと接続され、前記2つのストラップ留め具は2つの膝ストラップとそれぞれ接続される請求項1に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  14. 2つの肩ストラップにそれぞれ接続される2つの第2ストラップ留め具を更に備え、前記各第2ストラップ留め具は、前記第1ストラップ留め具のうち対応する1つに前記第2ストラップ留め具を組み込むために前記第1ストラップ留め具の前記タングが挿通される細長いスロットを有する請求項13に記載の子供用ハーネス留め具システム。
  15. 前記対応する第1ストラップ留め具への前記第2ストラップ留め具の正しい組み込みを保証するために、前記細長いスロットの縁は複数のアライメントリブを有し、前記第1ストラップ留め具の前記留め具本体は、前記アライメントリブと噛合するよう適合した複数のアライメント溝を有する請求項14に記載の子供用ハーネス留め具システム。
JP2011116885A 2010-06-01 2011-05-25 子供用ハーネス留め具システム Active JP5108968B2 (ja)

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