JP6043197B2 - 多点式バックル - Google Patents

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Description

本発明は、複数のベルトを一点で連結するバックルである多点式バックルに関するものである。
従来、例えば乗り物の座席に備えられているシートベルトには、複数のベルトを一点で連結するバックルである多点式のバックルが用いられている。このような多点式のバックルとして、例えば下記特許文献1に記載の多点式バックル組立体が提案されている。
この多点式バックル組立体は、複数の開口部と複数の溝とが形成されてベルトの係止状態を解除するボタンが備えられた本体と、本体の開口部のそれぞれに挿入されると共に本体の内部でボタンの一部と係止されて本体と嵌合する主タング部材と、本体の溝に嵌合される側部タング部材と、から構成されている。
米国特許第6,543,101号明細書
しかし、上記した多点式バックル組立体は、本体の溝に嵌合された側部タング部材に外力が加わると、側部タング部材によって溝が押し広げられて内側から本体がうち破られる場合がある。また、多点式バックル組立体は側部タングが嵌合される溝が本体に形成されていることにより、主タング部材が挿入される開口部が狭く形成され、主タング部材を挿入し難い。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、剛性が高く、結合状態が堅固であり、操作が容易である多点式バックルの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る多点式バックルは、ベルトの端部が取り付けられた複数の第一結合部材が結合される結合口が両側方に開口されると共に、ベルトの端部が取り付けられた複数の第二結合部材が隣接して嵌合される嵌合部が、前記第一結合部材が前記結合口に結合される方向と交差する方向の一方に形成されたバックル本体に、前記第一結合部材および前記第二結合部材が結合された多点式バックルにおいて、前記嵌合部が、前記バックル本体の周面である本体周面から突出した本体突部と、前記本体周面の内側に形成された中実部と、から構成され、前記第二結合部材に、この第二結合部材の周面である第二部材周面の一方に開口されて前記本体突部と嵌合される第二部材溝部が形成された、ことを特徴としている。
本発明に係る多点式バックルは、前記第二部材溝部に、この第二部材溝部の深さ方向と交差する方向に開放された開放端が形成され、前記第二部材溝部が、前記第一結合部材が前記結合口に結合される方向に前記開放端側から前記本体突部と嵌合されると共に、前記第二部材周面の一方が前記本体周面に接触する、ことを特徴としている。
本発明に係る多点式バックルは、前記第一結合部材に、この第一結合部材が前記バックル本体の前記結合口に結合される方向と交差する方向に第一部材溝部が形成され、前記第二結合部材に、湾曲して前記第二部材溝部の深さ方向と反対方向に延出された第二部材脚片が形成され、前記第一結合部材が、前記第一部材溝部に前記第二部材脚片を嵌合させて前記バックル本体の前記結合口に結合された、ことを特徴としている。
本発明に係る多点式バックルは、前記本体周面が、前記結合口から前記本体突部まで湾曲し、または傾斜している、ことを特徴としている。
本発明に係る多点式バックルは上記した構成である。この構成によれば、本体突部がバックル本体の本体周面から突出されているため、本体周面の内側を中実にすることができる。バックル本体は、中実部が形成されたことにより本体突部およびその近傍の本体周面が堅固である。したがって、バックル本体の剛性を高くすることができ、バックル本体と第二結合部材との結合状態を堅固にすることができる。
また、この構成によれば、本体突部がバックル本体の本体周面から突出されているため、バックル本体の内側において第一結合部材が結合される結合口が占める割合を大きくすることができ、それに応じて大きな第一結合部材を採用することができる。したがって、操作を容易に行うことができる。
本発明に係る多点式バックルは、第二部材溝部に、第二部材溝部の深さ方向と交差する方向に開放された開放端が形成され、第二部材溝部が、第一結合部材が結合口に結合される方向に開放端側から本体突部と嵌合されると共に、第二部材周面の一方が本体周面に接触する。この構成によれば、第二結合部材とバックル本体とは、第二部材周面と本体周面とが接触することで第二部材溝部と本体突部との嵌合状態が補強される。したがって、バックル本体と第二結合部材との結合状態を堅固にすることができる。
本発明に係る多点式バックルは、第一結合部材に、この第一結合部材がバックル本体の結合口に結合される方向と交差する方向に第一部材溝部が形成され、第二結合部材に、湾曲して第二部材溝部の深さ方向と反対方向に延出された第二部材脚片が形成されている。この構成によれば、第一結合部材が第一部材溝部に第二部材脚片を嵌合させてバックル本体の結合口に結合された状態において、第二結合部材は、第二部材脚片が湾曲しているため第一結合部材がバックル本体の結合口に結合される方向と交差する方向への移動が規制され、バックル本体との結合状態が維持される。したがって、バックル本体と第二結合部材との結合状態を堅固にすることができる。
また、第二部材脚片が、湾曲して第二部材溝部の深さ方向と反対方向に延出されている。この構成によれば、第二結合部材は、第二部材溝部がバックル本体の本体突部と嵌合され、第二部材溝部の深さ方向と反対方向に延出された第二部材脚片が第一結合部材の第一部材溝部と嵌合される。すなわち、第二結合部材は逆方向の二箇所が嵌合されてバックル本体に結合されることにより移動が規制され、バックル本体との結合状態が維持される。したがって、バックル本体と第二結合部材との結合状態を堅固にすることができる。
本発明に係る多点式バックルは、本体周面が、結合口から本体突部まで前記第一結合部材が前記バックル本体の前記結合口に結合される方向に対して湾曲し、または傾斜している。この構成によれば、第二結合部材がバックル本体に結合される際、第二結合部材は第二部材周面の一部がバックル本体の本体周面に接触して本体周面を滑り、第二部材溝部がバックル本体の本体突部に案内されて嵌合される。したがって、バックル本体と第二結合部材との結合が容易である。
本発明の実施形態に係る多点式バックルの外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの外観を示し、(a)が平面B−B断面図、(b)が平面図、(c)が正面図、(d)が右側面図、(e)が背面図、(f)が右側面A−A断面図、および(g)が底面図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルのバックル本体の外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルのバックル本体の外観を示し、(a)が平面C−C断面図、(b)が平面図、(c)が正面図、(d)が右側面図、(e)が背面図、(f)が右側面D−D断面図、および(g)が底面図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの第一結合部材の外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの第一結合部材の外観を示し、(a)が平面E−E断面図、(b)が平面図、(c)が左側面図、(d)が正面図、(e)が右側面図、(f)が背面図、および(g)が底面図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの第二結合部材の外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの第二結合部材の外観を示し、(a)が平面図、(b)が左側面図、(c)が正面図、(d)が右側面図、(e)が背面図、(f)が右側面F−F断面図、(g)が底面図、および(h)が底面G−G断面図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る多点式バックルの結合過程を示し、(a)が正面図、(b)が背面図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態を理解しやすくするため、図2に示された多点式バックル1の向きを平面(上方)、底面(下方)、右側面左側面(左方、右方)、正面(前)、および背面(後)の基準として各部材を説明する。
図1および図2において、本実施形態に係る多点式バックル1は平たい略十字型であり、上下左右にベルト(図示せず)が取り付けられて、これらの複数のベルトを一点で連結させる。多点式バックル1は、全体の中心に配置されて各部材が結合されたバックル本体10、バックル本体10の左右側面側に結合された第一結合部材20、第一結合部材20を介して互いに隣接してバックル本体の平面側(上方)に結合された第二結合部材30、から構成されている。バックル本体10、第一結合部材20、および第二結合部材30は、バックル本体10を中心に同一平面上で結合されている。なお、第一結合部材20および第二結合部材30は、それぞれ二つ一組で構成されるが、それぞれの形状がバックル本体を中心に左右対称であるため、以下では右方のみの各部材20,30の説明がなされている。
図3および図4において、バックル本体10は、第一結合部材20が結合される本体結合部11、本体結合部11の底面側(下方)に連ねられてベルト(図示せず)が巻き掛けられる本体ベルト巻き掛け部12、から構成されている。本体結合部11は略円盤状であり、一方、本体ベルト巻き掛け部12は略板状である。これらは同一平面上に連ねられている。
本体結合部11は正面の略中央が開口され、そこに第一結合部材0との結合を解除させる結合解除ボタン2がバネ3を介して取り付けられている(図4参照)。本体結合部11は、第一結合部材20が結合される結合口13が左右側面(左右側方)に開口され、第一結合部材20が結合口13に結合される方向X(図9参照)と上下に交差する方向の一方である平面側(上方)に嵌合部18が形成されている。
嵌合部18は、本体結合部11の周面である本体周面としての本体外周面15から平面側(上方)に突出した本体突部16、本体外周面15の平面側(上方)の内側に形成された中実部14から構成されている。本体突部16は本体結合部11の本体外周面15に沿って左右に横長に形成され、角張っている。本体外周面15は傾斜面であってもよい。中実部14は本体突部16の基であり中実である。なお、中実部14は、いわゆるヒケを防ぐために必要であれば、本体結合部11と第二結合部材30との結合状態が堅固となる程度の剛性を実現できる範囲で、適度にいわゆる肉抜きされていてもよい。
本体ベルト巻き掛け部12は、本体結合部11の本体外周面15の中心から放射方向に連ねられた本体対向面17が形成されている。
図5および図6において、第一結合部材20は、第一部材基部21、第一部材基部21の側方(右方)に連ねられた第一部材ベルト巻き掛け部22、第一部材基部21の側方で第一部材ベルト巻き掛け部22と反対側(左方)に連ねられた第一部材結合片23、から構成されている。これらは第一部材基部21を介して同一平面上に連ねられている。第一結合部材20は、第一部材結合片23が本体結合部11の結合口13に挿入され、第一部材ベルト巻き掛け部22にベルト(図示せず)が巻き掛けられる。第一結合部材20の背面は第一部材溝部25が形成されている。
第一部材基部21は、本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲した第一部材内周面24が形成され、この第一部材内周面24の両端に連ねられた第一部材対向面27が形成されている。第一部材結合片23は第一部材内周面24から突出している。第一部材溝部25は、第一部材基部21の背面であって、第一部材結合片23と第一部材ベルト巻き掛け部22との間に形成されている。第一部材溝部25は第一結合部材20が結合口13に結合される方向X(図9参照)と上下に交差する方向(上下方向)に形成され、第一部材内周面24に揃えられて本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲している。第一部材結合片23の背面は、位置決め溝部26が第一部材溝部25に連ねられている。第一部材溝部25と位置決め溝部26との交差箇所は第一部材凸部28が形成されている。第一部材凸部28は第一結合部材20の背面側に突出している。
図7および図8において、第二結合部材30は、第二部材基部31、第二部材基部31の平面側(上方)に連ねられた第二部材ベルト巻き掛け部32、第二部材基部31の底面側(下方)に連ねられた第二部材脚片33、から構成されている。これらは第二部材基部31を介して同一平面上に連ねられている。第二結合部材30は、第二部材脚片33が第一結合部材20の第一部材溝部25に嵌合され、第二部材ベルト巻き掛け部32にベルト(図示せず)が巻き掛けられる。
第二部材基部31は、本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲した第二結合部材30の周面である第二部材周面としての第二部材内周面35が形成され、この第二部材内周面35の左方端に交差して連ねられた第二部材対向面34、および右方端に連ねられた第二部材対向段部面39が形成されている。第二部材内周面35の一方である底面側(下方)は第二部材溝部36が開口されている。第二部材溝部36は、長さが第二部材内周面35に沿って形成されると共に深さが第二部材内周面35の平面側(上方)に形成されている。第二部材溝部36は第二部材対向段部面39側(右方)が閉塞し、第二部材対向面34側であり深さ方向(上方)と交差する方向が開放された開放端38である。
第二部材脚片33は第二部材基部31から第二部材溝部36の深さ方向と反対方向である底面側(下方)に突出している。第二部材脚片33は本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲し、第二部材内周面35に連ねられている。第二部材脚片33は第一結合部材20の第一部材溝部25と略同じ形状である。第二部材脚片33は、弧状に形成された略中央に、第二部材脚片凸部37が弧状の内側に向けて突出し、陥没した第二部材脚片凹部40が形成されている。第二部材脚片凸部37は第一部材溝部25の位置決め溝部26と略同じ形状であり、一方、第二部材脚片凹部40は第一部材溝部25の第一部材凸部28と略同じ形状である。
以上が多点式バックル1の構成である。次に、多点式バックル1の結合手順を図面に基づいて説明する。
図9および図10において、第二結合部材30の正面と第一結合部材20の背面とを重ねて互いに嵌合させる。詳説すれば、第二結合部材30の第二部材脚片33の正面と、第一結合部材20の第一部材溝部25とを嵌合させる。第二部材脚片33は、第二部材脚片凸部37が第一部材溝部25の位置決め溝部26に嵌合し、第二部材脚片凹部40が第一部材溝部25の第一部材凸部28に嵌合する。互いに嵌合された第一結合部材20および第二結合部材30は、第一部材内周面24、第二部材内周面35、および第二部材脚片33とで同一曲面に揃えられ、第二部材溝部36と第一部材結合片23とが曲面に配置されている。
第二結合部材30が嵌合された第一結合部材20の第一部材結合片23を本体結合部11の結合口13に挿入し(X方向)、第一結合部材20を本体結合部11に結合させる。その際、第二部材溝部36の開放端38の縁(第二部材内周面35)が本体結合部11の湾曲した本体外周面15に接触し、滑りながら第二部材溝部36に本体結合部11の本体突部16が案内されて受け入れられる。第二部材内周面35が本体外周面15に接触する。第二結合部材30の第二部材脚片33と第二部材内周面35、および第一結合部材20の第一部材内周面24を本体結合部11の本体外周面15に接触させ、第一結合部材0と、この第一結合部材20を介して第二結合部材30とを本体結合部11に結合させる。その際、第二部材脚片33の第二部材脚片凸部37が結合口13の内側に挿入される。
第一結合部材20の第一部材結合片23が、本体結合部11の結合口13内で結合解除ボタン2の裏側に係止され、バックル本体10に第一結合部材20、および第二結合部材30が結合される(図1参照)。
バックル本体10の本体対向面17と第一結合部材20の第一部材対向面27、第一結合部材20の第一部材対向面27と第二結合部材30の第二部材対向段部面39、および第二結合部材30の第二部材対向面34同士は、それぞれ接触している(図1参照)。
第二結合部材30は、第二部材溝部36が本体突部16に嵌合し、第二部材脚片凸部37が結合口13の内側に挿入されているため、すなわち逆方向の二箇所が嵌合されて本体結合部11に結合されているため、第一部材20が結合口13に結合される方向Xと正面、背面(前後)に交差する方向への移動が規制される。第二結合部材30は、第二部材脚片33が本体結合部11と第一結合部材20とで挟まれ、本体結合部11の本体外周面15に沿って弧状に湾曲しているため、第一結合部材20が本体結合部11の結合口13に結合される方向Xと交差する方向、すなわちバックル本体10の平面、底面方向(上下方向)への移動が規制される。
第一結合部材20と第二結合部材30とがバックル本体10に結合された多点式バックル1は、バックル本体10の本体結合部11に取り付けられた結合解除ボタン2を押下することで結合状態が解除される。第一結合部材20、および第二結合部材30はバックル本体10から抜去される。
次に、本実施形態の効果を説明する。
上記したように、本実施形態によれば、本体結合部11は平面側(上方)に嵌合部18が形成され、本体結合部11の本体外周面15から平面側(上方)に突出した本体突部16、本体外周面15の平面側(上方)の内側に形成された中実部14から構成されている。この構成によれば、本体突部16が本体結合部11の本体外周面15の上方から突出されているため、本体外周面15の内側を中実にすることができる。本体結合部11は、中実部14が形成されたことにより本体突部16および本体外周面15の上方が堅固である。したがって、バックル本体10の剛性を高くすることができ、バックル本体10と第二結合部材30との結合状態を堅固にすることができる。
また、この構成によれば、本体突部16が本体結合部11の本体外周面15の平面側(上方)から突出されているため、本体結合部11の内側において第一結合部材20が結合される結合口13が占める割合を大きくすることができ、それに応じて大きな第一結合部材20を採用することができる。したがって、操作を容易に行うことができる。
本実施形態によれば、第二結合部材30の第二部材基部31は、本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲した第二部材内周面35が形成され、第二部材内周面35の底面側(下方)に第二部材溝部36が開口されている。第二部材溝部36は第二部材対向面34側であり深さ方向(上方)と交差する方向が開放された開放端38である。第二結合部材30が嵌合された第一結合部材20の第一部材結合片23を本体結合部11の結合口13に挿入し(X方向)、第二部材内周面35を本体外周面15に接触させる。
この構成によれば、第二結合部材30と本体結合部11とは、第二部材内周面35の下方と本体外周面15の上方とが接触することで第二部材溝部36と本体突部16との嵌合状態が補強される。したがって、バックル本体10と第二結合部材30との結合状態を堅固にすることができる。
本実施形態によれば、第一結合部材20の第一部材溝部25は、第一部材基部21の背面であって、第一結合部材20が結合口13に結合される方向Xと交差する方向(上下方向)に形成され、第一部材内周面24に揃えられて本体結合部11の本体外周面15に倣って弧状に湾曲している。一方、第二部材基部31は、第二部材脚片33が第二部材基部31から第二部材溝部36の深さ方向と反対方向である底面側(下方)に突出している。この構成によれば、第一結合部材20が第一部材溝部25に第二部材脚片33を嵌合させて本体結合部11の結合口13に結合された状態において、第二結合部材30は、第二部材脚片33が湾曲しているため第一結合部材20が本体結合部11の結合口13に結合される方向Xと上下において交差する方向、すなわちバックル本体10の平面、底面方向(上下方向)への移動が規制され、本体結合部11との結合状態が維持される。したがって、バックル本体10と第二結合部材30との結合状態を堅固にすることができる。
本実施形態によれば、第一部材結合片23の背面は、位置決め溝部26が第一部材溝部25に連ねられている。一方、第二部材脚片33は、弧状に形成された略中央に、第二部材脚片凸部37が弧状の内側に向けて突出している。第二部材脚片凸部37は第一部材溝部25の位置決め溝部26と略同じ形状である。第二部材脚片凹部40は第一部材溝部25の第一部材凸部28と略同じ形状である。第二部材脚片凸部37は第一部材溝部25の位置決め溝部26に嵌合する。
この構成によれば、第二結合部材30は、第二部材溝部36が本体突部16に嵌合し、第二部材脚片凸部37が結合口13の内側に挿入される。すなわち、第二結合部材30は、逆方向の二箇所が嵌合されて本体結合部11に結合されているため、第一部材20が結合口13に結合される方向Xと正面、背面(前後)に交差する方向への移動が規制され、本体結合部11との結合状態が維持される。したがって、バックル本体10と第二結合部材30との結合状態を堅固にすることができる。
本実施形態によれば、第一部材溝部25と位置決め溝部26との交差箇所は第一部材凸部28が形成されている。第一部材凸部28は第一結合部材20の背面側に突出している。一方、第二部材脚片33は、弧状に形成された略中央に、陥没した第二部材脚片凹部40が形成されている。第二部材脚片凹部40は第一部材溝部25の第一部材凸部28に嵌合する。
この構成によれば、第一部材溝部25の幅が第一部材突部28によって狭められているため指などが挟まれるスペースがない。したがって、第二結合部材30と第一結合部材20とを結合する際安全である。
本実施形態によれば、バックル本体10の本体結合部11は略円盤状であり、本体外周面15が結合口13から本体突部16まで湾曲している。この構成によれば、第一結合部材20を本体結合部11に結合させる際、第二部材溝部36の開放端38の縁(第二部材内周面35)が本体結合部11の湾曲した本体外周面15に接触し、滑りながら第二部材溝部36に本体結合部11の本体突部16が案内されて受け入れられる。したがって、バックル本体10と第二結合部材30との結合が容易である。
本実施形態によれば、バックル本体10の本体対向面17と第一結合部材20の第一部材対向面27、第一結合部材20の第一部材対向面27と第二結合部材30の第二部材対向段部面39、および第二結合部材30の第二部材対向面34同士は、それぞれ接触している。この構成により、各部材20,30は、それぞれが隣接する方向への移動が規制される。したがって、結合状態を堅固にすることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 多点式バックル
2 結合解除ボタン
3 バネ
10 バックル本体
11 本体結合部
12 本体ベルト巻き掛け部
13 結合口
14 中実部
15 本体外周面(本体周面)
16 本体突部
17 本体対向面
18 嵌合部
20 第一結合部材
21 第一部材基部
22 第一部材ベルト巻き掛け部
23 第一部材結合片
24 第一部材内周面
25 第一部材溝部
26 位置決め溝部
27 第一部材対向面
28 第一部材凸部
30 第二結合部材
31 第二部材基部
32 第二部材ベルト巻き掛け部
33 第二部材脚片
34 第二部材対向面
35 第二部材内周面(第二部材周面)
36 第二部材溝部
37 第二部材脚片凸部
38 開放端
39 第二部材対向段部面
40 第二部材脚片凹部
X 第一部材が結合口に結合される方向

Claims (4)

  1. ベルトの端部が取り付けられた複数の第一結合部材が結合される結合口が両側方に開口されると共に、ベルトの端部が取り付けられた複数の第二結合部材が隣接して嵌合される嵌合部が、前記第一結合部材が前記結合口に結合される方向と交差する方向の一方に形成されたバックル本体に、前記第一結合部材および前記第二結合部材が結合された多点式バックルにおいて、
    前記嵌合部が、前記バックル本体の周面である本体周面から突出した本体突部と、前記本体周面の内側に形成された中実部と、から構成され、
    前記第二結合部材に、この第二結合部材の周面である第二部材周面の一方に開口されて前記本体突部と嵌合される第二部材溝部が形成された、
    ことを特徴とする多点式バックル。
  2. 前記第二部材溝部に、この第二部材溝部の深さ方向と交差する方向に開放された開放端が形成され、
    前記第二部材溝部が、前記第一結合部材が前記結合口に結合される方向に前記開放端側から前記本体突部と嵌合されると共に、前記第二部材周面の一方が前記本体周面に接触する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多点式バックル。
  3. 前記第一結合部材に、この第一結合部材が前記バックル本体の前記結合口に結合される方向と交差する方向に第一部材溝部が形成され、
    前記第二結合部材に、湾曲して前記第二部材溝部の深さ方向と反対方向に延出された第二部材脚片が形成され、
    前記第一結合部材が、前記第一部材溝部に前記第二部材脚片を嵌合させて前記バックル本体の前記結合口に結合された、
    ことを特徴とする請求項1また請求項2に記載の多点式バックル。
  4. 前記本体周面が、前記結合口から前記本体突部まで前記第一結合部材が前記バックル本体の前記結合口に結合される方向に対して湾曲し、または傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の多点式バックル。
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