JP2533005Y2 - 量水器用筺体の開閉蓋 - Google Patents

量水器用筺体の開閉蓋

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JP2533005Y2
JP2533005Y2 JP5599193U JP5599193U JP2533005Y2 JP 2533005 Y2 JP2533005 Y2 JP 2533005Y2 JP 5599193 U JP5599193 U JP 5599193U JP 5599193 U JP5599193 U JP 5599193U JP 2533005 Y2 JP2533005 Y2 JP 2533005Y2
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勝 西川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水道施設における量水
器用筺体の開閉蓋を着脱自在とした量水器用筺体の開閉
蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水道施設における量水器用筺体と
この開口を閉塞する蓋体とは鋳物で形成され、夫々に突
出形成した雌雄の蝶番を噛み合わせて連結していた。
【0003】ところが、この筺体と蓋体との連結構造
は、製作時に両者が結合された後においては分離できな
い構造とされ、蝶番が損壊すると、筺体と蓋体とを一括
的に取り替える必要があった。
【0004】また、この蓋体を開いた状態は、筺体の開
口上面に対して水平となるものではなく傾斜した状態で
停止するため、量水器等の取り付け作業時には、開いた
蓋体が作業の支障となるものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記のよう
な事情に鑑みて為されたもので、量水器用筺体の蓋体を
着脱自在とした量水器用筺体の開閉蓋を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の量水器用筺体の開閉蓋は、量水器用筺体1
の開口側の一側上端に沿って大孔2aと小孔2bとを連
結孔2cで連結して成る連続孔2を同一配列で少なくと
も二組穿設し、前記筺体1の開口を閉塞する蓋体3の一
側縁に前記連結孔2cよりも小径であって略C字形に湾
曲したピン4を前記連続孔2と同一間隔で該蓋体3の側
縁の外方に向けて固設すると共に、前記ピン4の各端部
を前記大孔2aに挿通し且つ前記小孔2bに係止される
拡径頭部4aとしたのである。
【0007】
【作用】本考案の構成において、連続孔2を二組形成し
た場合について説明すると、蓋体3の一側縁には二つの
ピン4、4が固設される。
【0008】ピン4、4は略C字形に湾曲され筺体1の
開口側の一側上端に間隔を開けて穿設した連続孔2、2
と同一の間隔を持って突出固定される。
【0009】蓋体1のピン4、4をその頭部4a、4a
から筺体1の連続孔2、2のうち大孔2a、2aに挿通
し、連結孔2c、2cを通過して小孔2b、2bの方向
へスライドすると、頭部4a、4aは小径2b、2bで
係止される。
【0010】蓋体3の開閉動作は、小径2b、2bに挿
通されたピン4、4の湾曲形状が案内し、頭部4a、4
aが小径2b、2bに係止された時点で蓋体3の開動作
が停止する。
【0011】蓋体3を取り外すには、蓋体3のピン4、
4を大孔2a、2aの方向へスライドさせ、頭部4a、
4aを大孔2a、2aから抜き出す。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0013】図1は本考案の開閉蓋を用いた量水器用筺
体の全体斜視図である。図2は図1に形成してある連続
孔の拡大図である。図3はピンを連続孔に取り付ける前
の状態を示す部分断面図である。図4はピンを連続孔に
挿着した状態を示す部分断面図である。図5は蓋体を閉
じた状態を示す部分断面図である。図6は本考案による
量水器用筺体を設置した状態を示す平面図である。図7
は図6の側面図である。
【0014】図1において、量水器用筺体1と蓋体3は
ステンレス板で形成してある。
【0015】筺体1は、上下を開口した台形立方体の下
端を、外周縁5aを有する底皿5で閉塞固定すると共
に、筺体1の上端に平板状の上側枠体6を固着し、さら
に下側枠体6の上面には、該下側枠体6よりもその内周
を広げた上側枠体7を互いに外周をそろえて固着した構
成としてある。
【0016】蓋体3は上側枠体7と略同様の厚さであっ
て、該上側枠体7の内側に収容される形状としてあり、
蓋体3は下側枠体6の内縁に係止され、この状態で蓋体
3と上側枠体7との上面は略同様の平面を成して筺体1
の上部開口を閉塞することができる。
【0017】なお、筺体1には量水器に連結する水道管
9(図7参照)を通すための通孔1aを形成すると共
に、底皿5には筺体1内の水捌けのための通孔5bを穿
設してある。
【0018】このような筺体1の下側枠体6の一側に沿
って、図2に示すような大孔2aと小孔2bとを連結孔
2cで連結して成る二組の連続孔2が同一配列で間隔を
開けて穿設してある。
【0019】一方、蓋体3の一側には、図3に示すよう
な略C字形に湾曲したピン4を2個枠体6の連続孔2と
同一間隔で外方に向けて固着してある。
【0020】この固着方法は、蓋体3の所定二箇所に貫
通孔3bを穿設し、ピン4の端部を貫通孔3bに挿入し
て蓋体3の上面に合わせ、この状態で溶接接合によって
固着するもので、ピン4を固定した端部は蓋体3から突
出せず、蓋体3の上面を平坦に保つことができる。
【0021】また、夫々のピン4の他端には拡径した頭
部4aが形成してあり、この頭部4aは、図2に示すよ
うに、大孔2aに挿通できるが、ピン4が連結孔2cを
通過した後、小孔2bには係止される外径としてある。
【0022】なお、図1に示すように、蓋体3のピン4
を設けた反対側の中央には、開閉の際に鉤工具を引っ掻
けて該蓋体3を開くための切欠孔3aを穿設してある。
【0023】上記のような蓋体3を筺体1に取り付ける
には、図3に示すように、蓋体1のピン4、4をその頭
部4a、4aから筺体1の連続孔2、2のうち大孔2
a、2aに対して同時に挿通し(図4の状態)、次い
で、図2に示すように、小孔2b、2bの方向へスライ
ドすると、頭部4a、4aは連結孔2c、2cを通過し
て小径2b、2bに至って小径2b、2bで係止され、
ピン4、4の抜け出しが阻止される。
【0024】蓋体3の閉動作は、図5に示すように、蓋
体3を筺体1方向へ倒すと、湾曲したピン4、4が小径
2b、2bへ通入するに従って蓋体3の倒伏動作を案内
し、蓋体3は下側枠体6に係止されて上側枠体7内に収
容され、筺体1の開口を閉塞する。
【0025】蓋体3の開動作は、蓋体3の切欠孔3aに
鉤工具を引っ掻けて持ち上げると、上記の閉動作とは逆
の動作で、小径2b、2bに対してピン4、4が案内さ
れて蓋体3を開き、図4に示すように、蓋体3の側縁が
下側枠体6に係止され、又はピン4、4の頭部4a、4
aが小径2b、2bに係止された状態で停止する。
【0026】蓋体3を取り外すには、図2に示すよう
に、蓋体3のピン4、4を大孔2a、2aの方向へスラ
イドさせて頭部4a、4aを大孔2a、2aから抜き出
す。
【0027】なお、蓋体3の開閉動作においては、下側
枠体6の下方にピン4が挿通されるため、この挿通動作
が設置の際に充填したコンクリート等で阻止されないよ
うするために、下側枠体6の連続孔2の位置の下面に箱
体8を固設してピン4の挿通動作をコンクリート等から
隔離するようにしておくとよい。
【0028】図6及び図7に、筺体1を設置した状態が
示してある。筺体1を設置する際には、設置箇所となる
地面等に形成した掘削孔に蓋体3を取り外した筺体1を
収納し、次いで量水器等を取り付けてから筺体1の周辺
をコンクリートで固め、最後に蓋体3を取り付ける。
【0029】この設置した状態において、上記したよう
にピン4の蓋体3に対する固着方法は蓋体3の上面に対
して突出部を作らずに行えるから、蓋体3の上面は完全
に平坦であって、歩行者等の転倒の原因にならない。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の量水器用
筺体の開閉蓋は、蓋体が筺体に対して容易に着脱可能と
してあるから、蓋体を取り外した状態で設置工事を行う
ことができ、また蓋体の開閉構造の故障の際には、筺体
を設置したままで蓋体のみを交換できるから、従来のよ
うに、筺体と蓋体との一括的な交換を不要とし、経済的
であって、修繕及び新設工事の簡便性を達成し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の開閉蓋を用いた量水器用筺体の
全体斜視図である。
【図2】図2は図1に形成してある連続孔の拡大図であ
る。
【図3】図3はピンを連続孔に取り付ける前の状態を示
す部分断面図である。
【図4】図4はピンを連続孔に挿着した状態を示す部分
断面図である。
【図5】図5は蓋体を閉じた状態を示す部分断面図であ
る。
【図6】図6は本考案による量水器用筺体を設置した状
態を示す平面図である。
【図7】図7は図6の側面図である。
【符合の説明】
1…筺体、1a…通孔、2…連続孔、2a…大孔、2b
…小孔、2c…連結孔、3…蓋体、4…ピン、4a…拡
径頭部、5…底皿、5a…外周縁、5b…通孔、6…下
側枠体、7…上側枠体、10…コンクリート。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】量水器用筺体1の開口側の一側上端に沿っ
    て大孔2aと小孔2bとを連結孔2cで連結して成る連
    続孔2を同一配列で少なくとも二組穿設し、前記筺体1
    の開口を閉塞する蓋体3の一側縁に前記連結孔2cより
    も小径であって略C字形に湾曲したピン4を前記連続孔
    2と同一間隔で該蓋体3の側縁の外方に向けて固設する
    と共に、前記ピン4の各端部を前記大孔2aに挿通し且
    つ前記小孔2bに係止される拡径頭部4aとしたことを
    特徴とする量水器用筺体の開閉蓋。
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