JPH0747578Y2 - 蝶 番 - Google Patents
蝶 番Info
- Publication number
- JPH0747578Y2 JPH0747578Y2 JP1990130680U JP13068090U JPH0747578Y2 JP H0747578 Y2 JPH0747578 Y2 JP H0747578Y2 JP 1990130680 U JP1990130680 U JP 1990130680U JP 13068090 U JP13068090 U JP 13068090U JP H0747578 Y2 JPH0747578 Y2 JP H0747578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- holes
- hinge
- mounting
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、門や玄関等に設置される扉を門柱や扉枠等
の取付枠に対して開閉可能に連結する蝶番に関する。
の取付枠に対して開閉可能に連結する蝶番に関する。
〈従来技術及び考案が解決しようとする課題〉 従来、門や玄関等に設置される扉を門柱や扉枠等の取付
枠に対して開閉可能に連結するものとして、蝶番が使用
されている。
枠に対して開閉可能に連結するものとして、蝶番が使用
されている。
この既設の蝶番を故障等の理由により別のものと取替え
る必要が生じた場合、同一型のものであれば支障なく取
付けられるが、型式,製造元等が異なり、取付け孔の個
数や孔間ピッチが異なる場合、取付枠および扉に穿設し
てある既設の蝶番取付用の孔の位置と、新たに取付けよ
うとする蝶番の取付け孔の位置が相違し、そのため新た
な蝶番の取付けに際し、取付枠および扉に蝶番の取付孔
に対応させた新たな取付け孔をそれぞれ穿設しなければ
ならず、取付け作業等が非常に面倒であった。
る必要が生じた場合、同一型のものであれば支障なく取
付けられるが、型式,製造元等が異なり、取付け孔の個
数や孔間ピッチが異なる場合、取付枠および扉に穿設し
てある既設の蝶番取付用の孔の位置と、新たに取付けよ
うとする蝶番の取付け孔の位置が相違し、そのため新た
な蝶番の取付けに際し、取付枠および扉に蝶番の取付孔
に対応させた新たな取付け孔をそれぞれ穿設しなければ
ならず、取付け作業等が非常に面倒であった。
しかも、取付枠および扉に新たな孔を穿設する場合、既
設の孔の近くに孔をあけると、ネジの締込み力が弱めら
れ、取付け強度が低下する等の弊害があった。
設の孔の近くに孔をあけると、ネジの締込み力が弱めら
れ、取付け強度が低下する等の弊害があった。
この考案は、これら従来における蝶番の取替えに際して
生じる弊害を除去し、取付枠および扉に新たな孔を穿設
することなく取付けができ、取付け作業等の容易な蝶番
を提供しようとしている。
生じる弊害を除去し、取付枠および扉に新たな孔を穿設
することなく取付けができ、取付け作業等の容易な蝶番
を提供しようとしている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するためのこの考案の蝶番は、取付孔に
ネジを挿通して、建物等の取付枠および扉に取付け可能
な一対の羽根板を有し、この一対の羽根板の一方側に連
設した筒体に、他方側の羽根板に取付けた支軸を挿入
し、筒体に対して支軸を回動可能に連結して、取付枠に
対し扉を開閉自在となす蝶番であって、上記一対の羽根
板に、位置の異なる多数組の取付孔間ピッチに対応させ
た取付孔を重畳して形成してなり、また、上記羽根板と
略同形に形成されているとともに、取付けようとする扉
および取付枠の蝶番取付け用の既設の孔間ピッチに対応
した取付孔を有する補助板を上記羽根板と組合わせ、取
付けようとする扉および取付枠に形成してある蝶番取付
け用の既設の孔に合致した上記補助板および羽根板の取
付孔に、ネジを挿通して蝶番を扉および取付枠に取付け
可能に構成してあるとともに、上記補助板にて羽根板の
表面を被蔽可能にしてある点に存する。
ネジを挿通して、建物等の取付枠および扉に取付け可能
な一対の羽根板を有し、この一対の羽根板の一方側に連
設した筒体に、他方側の羽根板に取付けた支軸を挿入
し、筒体に対して支軸を回動可能に連結して、取付枠に
対し扉を開閉自在となす蝶番であって、上記一対の羽根
板に、位置の異なる多数組の取付孔間ピッチに対応させ
た取付孔を重畳して形成してなり、また、上記羽根板と
略同形に形成されているとともに、取付けようとする扉
および取付枠の蝶番取付け用の既設の孔間ピッチに対応
した取付孔を有する補助板を上記羽根板と組合わせ、取
付けようとする扉および取付枠に形成してある蝶番取付
け用の既設の孔に合致した上記補助板および羽根板の取
付孔に、ネジを挿通して蝶番を扉および取付枠に取付け
可能に構成してあるとともに、上記補助板にて羽根板の
表面を被蔽可能にしてある点に存する。
〈作用〉 上記構成からなるこの考案の蝶番によれば、羽根板に、
位置の異なる多数組の取付孔間ピッチに対応させた取付
孔を重畳して形成し、また、羽根板と組合わせた補助板
は、取付けようとする扉および取付枠の蝶番取付け用の
既設の孔間ピッチに対応させた取付孔を有するものゆ
え、上記補助板の取付孔および羽根板の取付孔を、扉お
よび取付枠に形成してある蝶番取付け用の既設の孔に合
致させ、ネジを挿通してねじ込めば、蝶番を扉および取
付枠に取付け固定できるとともに補助板にて羽根板の表
面を被蔽できる。
位置の異なる多数組の取付孔間ピッチに対応させた取付
孔を重畳して形成し、また、羽根板と組合わせた補助板
は、取付けようとする扉および取付枠の蝶番取付け用の
既設の孔間ピッチに対応させた取付孔を有するものゆ
え、上記補助板の取付孔および羽根板の取付孔を、扉お
よび取付枠に形成してある蝶番取付け用の既設の孔に合
致させ、ネジを挿通してねじ込めば、蝶番を扉および取
付枠に取付け固定できるとともに補助板にて羽根板の表
面を被蔽できる。
〈実施例〉 以下にこの考案の実施例について図を参照しながら詳述
する。
する。
第1図は蝶番Aの分解斜視図を示しており、第2図は羽
根板の概略図および第3図は蝶番Aを扉Bおよび扉枠C
に取付けた断面を示している。
根板の概略図および第3図は蝶番Aを扉Bおよび扉枠C
に取付けた断面を示している。
先ず、蝶番Aの全体構成について説明する。
蝶番Aは金属製の矩形状の板材からなる一対の羽根板1,
2を有しており、一方側の羽根板2の側端縁には、筒体2
0が一体に設けられている。
2を有しており、一方側の羽根板2の側端縁には、筒体2
0が一体に設けられている。
また、他方側の羽根板1には、上記筒体20に挿入するた
めの支軸10を取付けてある。
めの支軸10を取付けてある。
支軸10は金属製であり、その一端10bが羽根板1に一体
に設けられた支軸保持筒11に嵌入されており、他端10a
が支軸保持筒11から所定長さ突出するように形成されて
いる。
に設けられた支軸保持筒11に嵌入されており、他端10a
が支軸保持筒11から所定長さ突出するように形成されて
いる。
支軸10の略中間部分には、扉Bの荷重を担持するための
鍔部13が、支軸10と一体に設けられている。
鍔部13が、支軸10と一体に設けられている。
そして、上記筒体20には、支軸10を挿通するためのガイ
ド孔21が軸方向に貫通形成されている。
ド孔21が軸方向に貫通形成されている。
12,22は支軸保持筒11の上部および筒体20の底部を閉塞
する円板状の蓋部材である。
する円板状の蓋部材である。
なお、第3図等から明らかなように図に示す蝶番Aにあ
っては、一枚の板状の羽根板1および2にあって、その
長辺側側端の一方を筒状に湾曲し、支軸保持筒11および
筒体20を形成したものを示してあるが、板状体をその中
央部分から2つ折りにし、中央の折曲部分に支軸保持筒
11および筒体20を形成するとともに羽根板1,2をそれぞ
れ2層構造に形成したものであってもよい。
っては、一枚の板状の羽根板1および2にあって、その
長辺側側端の一方を筒状に湾曲し、支軸保持筒11および
筒体20を形成したものを示してあるが、板状体をその中
央部分から2つ折りにし、中央の折曲部分に支軸保持筒
11および筒体20を形成するとともに羽根板1,2をそれぞ
れ2層構造に形成したものであってもよい。
上記構成からなる蝶番Aにあって、羽根板1,2には、蝶
番Aを、扉Bおよび取付枠Cに取付け固定するビスネジ
3,4挿通用の孔1a,2aが多数穿孔してある。
番Aを、扉Bおよび取付枠Cに取付け固定するビスネジ
3,4挿通用の孔1a,2aが多数穿孔してある。
このビスネジ3,4挿通用の孔1a,2aは、従来取付枠および
扉に取付けられ使用されている既存の多数の蝶番の羽根
板の取付孔にそれぞれ対応させ、穿設されているもので
あり、孔間ピッチや個数の相違のため、殆どの孔が重な
って連成されている。
扉に取付けられ使用されている既存の多数の蝶番の羽根
板の取付孔にそれぞれ対応させ、穿設されているもので
あり、孔間ピッチや個数の相違のため、殆どの孔が重な
って連成されている。
第2図にあっては、それぞれ異なった孔間ピッチおよび
個数の(a)(b)(c)3タイプからなる既存の蝶番
の羽根板の取付孔等に対応させて、蝶番Aの羽根板1
に、孔1aを重畳して形成した場合を示してある。
個数の(a)(b)(c)3タイプからなる既存の蝶番
の羽根板の取付孔等に対応させて、蝶番Aの羽根板1
に、孔1aを重畳して形成した場合を示してある。
上記蝶番Aによれば、扉Bおよび取付枠Cに取付けられ
ている既存の蝶番を取外して蝶番Aの羽根板1,2を扉お
よび取付枠Cに押し付ければ、孔1a,2aのいずれかを、
扉Bおよび取付枠Cに穿設されている既設の孔に合致さ
せることができ、この既設の孔と合致する孔1a,2aに、
ビスネジ3,4を挿通し、ねじ込めば扉Bおよび取付枠C
に新たな孔を穿設することなく、既設の孔を利用して蝶
番Aを扉Bおよび取付枠Cに取付けできる。
ている既存の蝶番を取外して蝶番Aの羽根板1,2を扉お
よび取付枠Cに押し付ければ、孔1a,2aのいずれかを、
扉Bおよび取付枠Cに穿設されている既設の孔に合致さ
せることができ、この既設の孔と合致する孔1a,2aに、
ビスネジ3,4を挿通し、ねじ込めば扉Bおよび取付枠C
に新たな孔を穿設することなく、既設の孔を利用して蝶
番Aを扉Bおよび取付枠Cに取付けできる。
なお、1b,2bはセルフドリリングネジ5,6の挿通用の予備
孔であって、上記挿通孔1a,2aを形成した羽根板1,2の余
剰フラット部分に穿設してある。
孔であって、上記挿通孔1a,2aを形成した羽根板1,2の余
剰フラット部分に穿設してある。
扉Bが重たく、挿通孔1a,2aによるビスネジ3,4の扉Bあ
るいは取付枠Cへのねじ込みだけでは、扉Bを支え難い
場合等に、この予備孔1b,2bに、セルフドリリングネジ
5,6を挿通して、扉Bあるいは取付枠Cにねじ込めば、
蝶番Aをより強固に取付け固定でき好適であるが、特に
予備孔1b,2bを設けない実施も可能である。
るいは取付枠Cへのねじ込みだけでは、扉Bを支え難い
場合等に、この予備孔1b,2bに、セルフドリリングネジ
5,6を挿通して、扉Bあるいは取付枠Cにねじ込めば、
蝶番Aをより強固に取付け固定でき好適であるが、特に
予備孔1b,2bを設けない実施も可能である。
第3図は、蝶番Aのうち支軸10を有する羽根板1を扉B
側に取付け、筒体20を有する羽根板2を取付枠C側に取
付け、扉Bを閉めた状態において、両羽根板1.2が扉B
と取付枠Cとの端面間で相互に重なり合うように取付け
られた場合を示している。
側に取付け、筒体20を有する羽根板2を取付枠C側に取
付け、扉Bを閉めた状態において、両羽根板1.2が扉B
と取付枠Cとの端面間で相互に重なり合うように取付け
られた場合を示している。
7,8は、上記羽根板1,2と組合わせる補助板であって、羽
根板1,2を被蔽するものであり、以下に説明する。
根板1,2を被蔽するものであり、以下に説明する。
この補助板7,8は、羽根板1,2と略同形で矩形状に形成さ
れており、短辺側両側端を鉤状に湾曲し、鍔部71,81を
設けてある。
れており、短辺側両側端を鉤状に湾曲し、鍔部71,81を
設けてある。
この鍔部71,81は、羽根板1,2の上下端に引掛け、補助板
7,8を羽根板1,2にそれぞれ嵌合させるためのもので、補
助板7,8の羽根板1,2に対する上下への移動を防止する。
7,8を羽根板1,2にそれぞれ嵌合させるためのもので、補
助板7,8の羽根板1,2に対する上下への移動を防止する。
この補助板7,8としては、従来扉および扉枠に取付け使
用されている蝶番の羽根板の取付孔間ピッチに対応した
孔72,82を形成したものを、それぞれ別個に複数用意し
ておき、使用に際しては、取替ようとする既設の蝶番の
羽根板の取付孔間ピッチに合致するものを適宜選択して
使用する。
用されている蝶番の羽根板の取付孔間ピッチに対応した
孔72,82を形成したものを、それぞれ別個に複数用意し
ておき、使用に際しては、取替ようとする既設の蝶番の
羽根板の取付孔間ピッチに合致するものを適宜選択して
使用する。
第1図のものにあっては、取替ようとする既設の蝶番の
羽根板の取付孔の数が4個で、それぞれが配設されたも
のであり、これに合致するものとして数が4個で、取付
孔72,82を有する補助板7,8をそれぞれ用いた場合を示し
ている。
羽根板の取付孔の数が4個で、それぞれが配設されたも
のであり、これに合致するものとして数が4個で、取付
孔72,82を有する補助板7,8をそれぞれ用いた場合を示し
ている。
なお、73,83は、セルフドリリングネジ5,6の挿通用の孔
を示しており、前記羽根板1,2に形成した予備孔1b,2bに
対応させて設けてある。
を示しており、前記羽根板1,2に形成した予備孔1b,2bに
対応させて設けてある。
第3図等を参照しながら、上記蝶番Aの取付け方につい
て説明すると、先ず、取替ようとする既設の蝶番の羽根
板に形成されているビスネジ挿通用の孔の数および孔間
ピッチに合致する補助板8を選択する。
て説明すると、先ず、取替ようとする既設の蝶番の羽根
板に形成されているビスネジ挿通用の孔の数および孔間
ピッチに合致する補助板8を選択する。
次に、補助板8の鍔部81を羽根板2に引掛けて、補助板
8を羽根板2に嵌合させる。
8を羽根板2に嵌合させる。
次に、補助板8の孔82および羽根板2の取付孔2aが既設
の蝶番取付用の孔C′に合致するように操作し、補助板
8および羽根板2を取付枠Cに押し当てる。
の蝶番取付用の孔C′に合致するように操作し、補助板
8および羽根板2を取付枠Cに押し当てる。
そして、補助板8の孔82にビスネジ4を挿通して、補助
板8および羽根板2を取付枠Cに取付け固定する。
板8および羽根板2を取付枠Cに取付け固定する。
さらに、扉Bが重たく強固な取付が必要な場合には、孔
83および羽根板2の予備孔2bにセルフドリリングネジ6
を挿通し、取付枠Cにねじ込めば、より強固に取付け固
定できる。
83および羽根板2の予備孔2bにセルフドリリングネジ6
を挿通し、取付枠Cにねじ込めば、より強固に取付け固
定できる。
補助板7および羽根板1を扉B側に取付け固定するにあ
たっても同様に行なえばよい。
たっても同様に行なえばよい。
上記補助板7,8を有する蝶番Aによれば、補助板7,8にて
蝶番をより強固に取付け固定できる。
蝶番をより強固に取付け固定できる。
特に鍔部71,81を、羽根板1,2の上下に引掛けて、補助板
7,8を羽根板1,2に嵌合させ、羽根板1,2の上下への移動
を規制でき、羽根板1,2の上下への移動を規制した状態
で、補助板7,8の取付孔78,82にビスネジ4を挿通して羽
根板1,2を扉Bおよび取付枠Cに取付け固定できるもの
となり、前記羽根板1,2の重畳して穿設した細長連設孔1
a,2a等にビスネジ3,4を挿通して取付ける場合に比し、
蝶番の上下方向への位置ズレを防げるものとなって好適
である。
7,8を羽根板1,2に嵌合させ、羽根板1,2の上下への移動
を規制でき、羽根板1,2の上下への移動を規制した状態
で、補助板7,8の取付孔78,82にビスネジ4を挿通して羽
根板1,2を扉Bおよび取付枠Cに取付け固定できるもの
となり、前記羽根板1,2の重畳して穿設した細長連設孔1
a,2a等にビスネジ3,4を挿通して取付ける場合に比し、
蝶番の上下方向への位置ズレを防げるものとなって好適
である。
また、外観上も外部には、補助板面およびネジの頭部が
露出するだけで好適である。
露出するだけで好適である。
なお、上記実施例にあっては、扉Bを閉めた状態におい
て、羽根板1,2が扉Bと取付枠Cとの端面間で相互に重
なり合うように取付け、扉Bが取付枠Cに対して面一に
近接したり、離間したりするようにしたものを示した
が、両羽根板1,2を拡開した状態で取付枠Cおよび扉B
の側面に取付け、扉Bが取付枠Cに対して直角に近接し
たり、離間するようにしたものであってもよい。その他
この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施
すことができる。
て、羽根板1,2が扉Bと取付枠Cとの端面間で相互に重
なり合うように取付け、扉Bが取付枠Cに対して面一に
近接したり、離間したりするようにしたものを示した
が、両羽根板1,2を拡開した状態で取付枠Cおよび扉B
の側面に取付け、扉Bが取付枠Cに対して直角に近接し
たり、離間するようにしたものであってもよい。その他
この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施
すことができる。
〈考案の効果〉 この考案は、蝶番を上記のように構成したものゆえ、取
付けに際し、扉および取付枠に新たな孔を穿設すること
なく、既設の蝶番取付用の孔を利用して、蝶番を扉およ
び取付枠に取付け固定でき、蝶番の取替え作業等を容易
にできるものとなる。特に補助板にて羽根板の表面を被
蔽できるので、外観体裁良好で、しかも、より強固な取
付けが可能となる等従来にない種々の実用的効果を奏す
る。
付けに際し、扉および取付枠に新たな孔を穿設すること
なく、既設の蝶番取付用の孔を利用して、蝶番を扉およ
び取付枠に取付け固定でき、蝶番の取替え作業等を容易
にできるものとなる。特に補助板にて羽根板の表面を被
蔽できるので、外観体裁良好で、しかも、より強固な取
付けが可能となる等従来にない種々の実用的効果を奏す
る。
図はこの考案の実施例を示するものであり、第1図は蝶
番の分解斜視図、第2図は羽根板の概略図、第3図は取
付け状態を示す横断面図である。 A…蝶番 B…扉 C…取付枠 C′…取付枠に形成してある既設の孔 1,2…羽根板 1a,2a…取付孔 10…支軸 20…筒体 3,4…ビスネジ 7,8…補助板 72,82…取付孔
番の分解斜視図、第2図は羽根板の概略図、第3図は取
付け状態を示す横断面図である。 A…蝶番 B…扉 C…取付枠 C′…取付枠に形成してある既設の孔 1,2…羽根板 1a,2a…取付孔 10…支軸 20…筒体 3,4…ビスネジ 7,8…補助板 72,82…取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】取付孔にネジを挿通して、建物等の取付枠
および扉に取付け可能な一対の羽根板を有し、この一対
の羽根板の一方側に連設した筒体に、他方側の羽根板に
取付けた支軸を挿入し、筒体に対して支軸を回動可能に
連結して、取付枠に対し扉を開閉自在となす蝶番であっ
て、上記一対の羽根板に、位置の異なる多数組の取付孔
間ピッチに対応させた取付孔を重畳して形成してなり、
また、上記羽根板と略同形に形成されているとともに、
取付けようとする扉および取付枠の蝶番取付け用の既設
の孔間ピッチに対応した取付孔を有する補助板を上記羽
根板と組合わせ、取付けようとする扉および取付枠に形
成してある蝶番取付け用の既設の孔に合致した上記補助
板および羽根板の取付孔に、ネジを挿通して扉および取
付枠に取付け可能に構成してあるとともに、上記補助板
にて羽根板の表面を被蔽可能にしてあることを特徴とす
る蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990130680U JPH0747578Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 蝶 番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990130680U JPH0747578Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 蝶 番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486881U JPH0486881U (ja) | 1992-07-28 |
JPH0747578Y2 true JPH0747578Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31877998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990130680U Expired - Lifetime JPH0747578Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 蝶 番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747578Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52143575U (ja) * | 1976-04-26 | 1977-10-31 | ||
JPS5750563U (ja) * | 1980-09-09 | 1982-03-23 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990130680U patent/JPH0747578Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0486881U (ja) | 1992-07-28 |
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