JPH0342839Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342839Y2 JPH0342839Y2 JP15524687U JP15524687U JPH0342839Y2 JP H0342839 Y2 JPH0342839 Y2 JP H0342839Y2 JP 15524687 U JP15524687 U JP 15524687U JP 15524687 U JP15524687 U JP 15524687U JP H0342839 Y2 JPH0342839 Y2 JP H0342839Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- tension wire
- floor
- head
- supported
- Prior art date
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- Expired
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- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Display Racks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主として店舗で商品の陳列のために
用いられるラツク装置に関し、特に組立式のラツ
ク装置に関する。
用いられるラツク装置に関し、特に組立式のラツ
ク装置に関する。
従来の通常の組立式ラツク装置では、フロア上
のベース部材に複数の支柱を立設して、同支柱の
相互間にビーム部材を架設し、ラツクプレート
(棚板)を上記ビーム部材で支持することが行な
われているが、このような組立式ラツク装置で
は、一般に4本の支柱を必要とするので、その前
部両側の支柱が、ラツクプレート上の商品を斜め
方向から見る顧客にとつては視野の妨げになると
いう不具合がある。
のベース部材に複数の支柱を立設して、同支柱の
相互間にビーム部材を架設し、ラツクプレート
(棚板)を上記ビーム部材で支持することが行な
われているが、このような組立式ラツク装置で
は、一般に4本の支柱を必要とするので、その前
部両側の支柱が、ラツクプレート上の商品を斜め
方向から見る顧客にとつては視野の妨げになると
いう不具合がある。
また、支柱の数を減らしてビーム部材を架設し
ようとすると、支柱やビーム部材が重構造とな
り、その組立てにも手間がかかるという不具合が
ある。
ようとすると、支柱やビーム部材が重構造とな
り、その組立てにも手間がかかるという不具合が
ある。
そこで、フロア上に2本のポール部材を離隔し
て配設するとともに、各ポール部材において、そ
の上部側面の受部に支持される3個のアーム部材
をそなえ、上記ポール部材の上端から上記アーム
部材の先端をそれぞれ経由しフロア上のアンカー
へ係止されるテンシヨン・ワイヤに、ビーム部材
を介してラツクプレートを支持させるようにし
た、軽量構造の組立式ラツク装置が開発されてい
る。
て配設するとともに、各ポール部材において、そ
の上部側面の受部に支持される3個のアーム部材
をそなえ、上記ポール部材の上端から上記アーム
部材の先端をそれぞれ経由しフロア上のアンカー
へ係止されるテンシヨン・ワイヤに、ビーム部材
を介してラツクプレートを支持させるようにし
た、軽量構造の組立式ラツク装置が開発されてい
る。
ところで、上述のテンシヨン・ワイヤをそなえ
た組立式ラツク装置では、フロア上のアンカーに
テンシヨン・ワイヤの下端を係止する手段とし
て、止めねじ等が用いられているので、その組立
および分解の各作業に際して著しく手間がかかる
という問題点がある。
た組立式ラツク装置では、フロア上のアンカーに
テンシヨン・ワイヤの下端を係止する手段とし
て、止めねじ等が用いられているので、その組立
および分解の各作業に際して著しく手間がかかる
という問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろう
とするもので、組立作業の際にアンカーへのテン
シヨン・ワイヤの装着を簡単な操作で強固に行な
えるようにするとともに、分解作業に際しても、
その取外し操作を迅速に行なえるようにした、組
立式ラツク装置を提供することを目的とする。
とするもので、組立作業の際にアンカーへのテン
シヨン・ワイヤの装着を簡単な操作で強固に行な
えるようにするとともに、分解作業に際しても、
その取外し操作を迅速に行なえるようにした、組
立式ラツク装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の組立式ラ
ツク装置は、下端をそれぞれフロア上のベース部
材に支持され互いに離隔して配設される2本のポ
ール部材と、同ポール部材の上部側面における受
部に基端を支持されて斜め上方へ突出する少なく
とも3個のアーム部材と、上記ポール部材の上端
から上記アーム部材の先端をそれぞれ経由してフ
ロア上のアンカーへほぼ鉛直に到達し同アンカー
に係止されるテンシヨン・ワイヤとをそなえると
ともに、これらのテンシヨン・ワイヤにそれぞれ
固定される固定ピースと、これらの固定ピースの
相互間に水平に架設支持されるビーム部材と、こ
れらのビーム部材に支持されるラツクプレートと
をそなえ、上記アンカーが、上記フロアに下端を
ねじ止めされる直立円筒状のアンカー固定部と、
同アンカー固定部の上方から螺合して下降しうる
アンカー・ヘツドとで構成されるとともに、上記
アンカー・ヘツドに形成された中空ヘツドの側壁
に、上記テンシヨン・ワイヤの下端に固着された
小球状ストツパを挿入しうる貫通孔が水平に穿設
され、上記小球状ストツパを内側縁に係合させう
るスリツトが、上記貫通孔の上側に連通して上記
中空ヘツドの上部中央まで形成されていることを
特徴としている。
ツク装置は、下端をそれぞれフロア上のベース部
材に支持され互いに離隔して配設される2本のポ
ール部材と、同ポール部材の上部側面における受
部に基端を支持されて斜め上方へ突出する少なく
とも3個のアーム部材と、上記ポール部材の上端
から上記アーム部材の先端をそれぞれ経由してフ
ロア上のアンカーへほぼ鉛直に到達し同アンカー
に係止されるテンシヨン・ワイヤとをそなえると
ともに、これらのテンシヨン・ワイヤにそれぞれ
固定される固定ピースと、これらの固定ピースの
相互間に水平に架設支持されるビーム部材と、こ
れらのビーム部材に支持されるラツクプレートと
をそなえ、上記アンカーが、上記フロアに下端を
ねじ止めされる直立円筒状のアンカー固定部と、
同アンカー固定部の上方から螺合して下降しうる
アンカー・ヘツドとで構成されるとともに、上記
アンカー・ヘツドに形成された中空ヘツドの側壁
に、上記テンシヨン・ワイヤの下端に固着された
小球状ストツパを挿入しうる貫通孔が水平に穿設
され、上記小球状ストツパを内側縁に係合させう
るスリツトが、上記貫通孔の上側に連通して上記
中空ヘツドの上部中央まで形成されていることを
特徴としている。
上述の本考案の組立式ラツク装置では、ポール
部材の周囲で、同ポール部材の上端からアーム部
材の先端を経てフロア上のアンカーへ鉛直方向に
張設されたテンシヨン・ワイヤが、ラツクプレー
トの支持手段として用いられ、同テンシヨン・ワ
イヤに固定された固定ピースの相互間にビーム部
材が架設されて、同ビーム部材上にラツクプレー
トが支持される。
部材の周囲で、同ポール部材の上端からアーム部
材の先端を経てフロア上のアンカーへ鉛直方向に
張設されたテンシヨン・ワイヤが、ラツクプレー
トの支持手段として用いられ、同テンシヨン・ワ
イヤに固定された固定ピースの相互間にビーム部
材が架設されて、同ビーム部材上にラツクプレー
トが支持される。
そして、その組立作業の際には、フロアに下端
をねじ止めされたアンカー固定部に対し、上方か
ら螺合するアンカー・ヘツドが、予じめその螺合
を緩めておかれ、上記テンシヨン・ワイヤの下端
に固着されている小球状ストツパが、アンカー・
ヘツドにおける中空ヘツドの側壁の貫通孔に挿入
されて、同貫通孔に連通するスリツトに係合し、
これに伴いテンシヨン・ワイヤの下端部も上記ス
リツト内に挿入される。
をねじ止めされたアンカー固定部に対し、上方か
ら螺合するアンカー・ヘツドが、予じめその螺合
を緩めておかれ、上記テンシヨン・ワイヤの下端
に固着されている小球状ストツパが、アンカー・
ヘツドにおける中空ヘツドの側壁の貫通孔に挿入
されて、同貫通孔に連通するスリツトに係合し、
これに伴いテンシヨン・ワイヤの下端部も上記ス
リツト内に挿入される。
ついで上記アンカー・ヘツドが上記アンカー固
定部に対し下方へねじ込まれることにより、上記
テンシヨン・ワイヤへの張力の付与が行なわれ
る。
定部に対し下方へねじ込まれることにより、上記
テンシヨン・ワイヤへの張力の付与が行なわれ
る。
その際、上記小球状ストツパは、上記スリツト
に沿い上記中空ヘツドの上部中央まで移行し、こ
の部分から上方へテンシヨン・ワイヤの張設が行
なわれる。
に沿い上記中空ヘツドの上部中央まで移行し、こ
の部分から上方へテンシヨン・ワイヤの張設が行
なわれる。
このようにして、フロア上のアンカーへのテン
シヨン・ワイヤの係止が迅速に行なわれる。
シヨン・ワイヤの係止が迅速に行なわれる。
また、上記装置の分解作業に際しては、上記ア
ンカー・ヘツドを上記アンカー固定部に対し上方
へ緩めるように回して、上記テンシヨン・ワイヤ
の緊張を緩和してから、その小球状ストツパを上
記中空ヘツドの貫通孔から抜き出す操作が行なわ
れ、これによりテンシヨン・ワイヤの取外し操作
が容易に行なわれる。
ンカー・ヘツドを上記アンカー固定部に対し上方
へ緩めるように回して、上記テンシヨン・ワイヤ
の緊張を緩和してから、その小球状ストツパを上
記中空ヘツドの貫通孔から抜き出す操作が行なわ
れ、これによりテンシヨン・ワイヤの取外し操作
が容易に行なわれる。
以下、図面により本考案の一実施例としての組
立式ラツク装置について説明すると、第1図はそ
の正面図、第2図はその側面図、第3図はその平
面図、第4図はその底面図、第5図はそのアンカ
ーのアンカー・ヘツドをアンカー固定部から取外
した状態を示す平面図、第6図は上記アンカー・
ヘツドの側面図、第7図は上記アンカー固定部の
平面図、第8図は上記アンカー固定部の側面図で
ある。
立式ラツク装置について説明すると、第1図はそ
の正面図、第2図はその側面図、第3図はその平
面図、第4図はその底面図、第5図はそのアンカ
ーのアンカー・ヘツドをアンカー固定部から取外
した状態を示す平面図、第6図は上記アンカー・
ヘツドの側面図、第7図は上記アンカー固定部の
平面図、第8図は上記アンカー固定部の側面図で
ある。
第1〜4図に示すように、2本のポール部材
1,1各下端が、フロアF上に固定されたベース
部材2の上部受面に載置され、各ポール部材1の
上部側面における凹み状の受部に基端を支持され
たアーム部材3が、斜め上方へ突出するように配
設されている。
1,1各下端が、フロアF上に固定されたベース
部材2の上部受面に載置され、各ポール部材1の
上部側面における凹み状の受部に基端を支持され
たアーム部材3が、斜め上方へ突出するように配
設されている。
2本のポール部材1,1は適宜の間隔で互いに
離隔するように立設され、またアーム部材3は、
各ポール部材1につき3本ずつ、側方と前後方向
とに向けて配設される。
離隔するように立設され、またアーム部材3は、
各ポール部材1につき3本ずつ、側方と前後方向
とに向けて配設される。
そして、ポール部材1およびアーム部材3が、
それぞれの姿勢を維持しうるように、ポール部材
1の上端からアーム部材3の先端を経由して、フ
ロアF上に固着されたアンカー4へ鉛直に到達し
係止されるテンシヨン・ワイヤ5が、十分な張力
を有して張設されている。
それぞれの姿勢を維持しうるように、ポール部材
1の上端からアーム部材3の先端を経由して、フ
ロアF上に固着されたアンカー4へ鉛直に到達し
係止されるテンシヨン・ワイヤ5が、十分な張力
を有して張設されている。
本実施例では、さらに各ポール部材1,1の上
端を相互に結合する上部テンシヨン・ワイヤ5′
が張設されているが、各ポール部材1における前
後方向のアーム部材3,3を、その先端が側方の
アーム部材3から遠ざかる方向へ、やや傾けて配
置することにより、上部テンシヨン・ワイヤ5′
を省略することもできる。また、各ポール部材1
における3本のアーム部材3を、互いに120度間
隔で設けるようにしてもよく、この場合も上部テ
ンシヨン・ワイヤ5′は省略されるようになる。
端を相互に結合する上部テンシヨン・ワイヤ5′
が張設されているが、各ポール部材1における前
後方向のアーム部材3,3を、その先端が側方の
アーム部材3から遠ざかる方向へ、やや傾けて配
置することにより、上部テンシヨン・ワイヤ5′
を省略することもできる。また、各ポール部材1
における3本のアーム部材3を、互いに120度間
隔で設けるようにしてもよく、この場合も上部テ
ンシヨン・ワイヤ5′は省略されるようになる。
アーム部材3の姿勢を安定よく保つために、そ
の水平面に対する傾斜角αは、およそ22.5度とさ
れ、またポール部材1の上端からアーム部材3の
先端へ向かうワイヤ部分が鉛直面となす傾斜角β
は、およそ45度とされる。
の水平面に対する傾斜角αは、およそ22.5度とさ
れ、またポール部材1の上端からアーム部材3の
先端へ向かうワイヤ部分が鉛直面となす傾斜角β
は、およそ45度とされる。
各テンシヨン・ワイヤ5には、固定ピース6
が、上下3段に止めねじ等の手段で固定され、同
じレベルの固定ピース6の相互間に、同固定ピー
ス6と係合する係合部7a,7′aを両端にそな
えたビーム部材7,7′が架設されて、同固定ピ
ース6に支持されている。
が、上下3段に止めねじ等の手段で固定され、同
じレベルの固定ピース6の相互間に、同固定ピー
ス6と係合する係合部7a,7′aを両端にそな
えたビーム部材7,7′が架設されて、同固定ピ
ース6に支持されている。
なお、各ポール部材1,1の相互間に位置する
ビーム部材7′,7′は、互いにX字状に交叉し、
その交叉部ではそれぞれの切欠き溝に嵌入しあう
ようになつている。
ビーム部材7′,7′は、互いにX字状に交叉し、
その交叉部ではそれぞれの切欠き溝に嵌入しあう
ようになつている。
このようにして架設されたビーム部材7,7′
は、同じレベルのものどうしで面一の上部受面を
形成し、それぞれの受面にラツクプレート8,
8′が載置されるようにして支持される。
は、同じレベルのものどうしで面一の上部受面を
形成し、それぞれの受面にラツクプレート8,
8′が載置されるようにして支持される。
各ラツクプレート8,8′としては、通常の木
製やプラスチツク製のもののほか、透明のガラス
板や金属製メツシユ板などが用いられる。
製やプラスチツク製のもののほか、透明のガラス
板や金属製メツシユ板などが用いられる。
上述の組立式ラツク装置では、テンシヨン・ワ
イヤ5が十分な張力を付与されることにより支柱
としての機能をもつようになり、このテンシヨ
ン・ワイヤ5に固定される固定ピース6を介し
て、ラツクプレート8,8′が十分な支持強度で
支持されるようになる。
イヤ5が十分な張力を付与されることにより支柱
としての機能をもつようになり、このテンシヨ
ン・ワイヤ5に固定される固定ピース6を介し
て、ラツクプレート8,8′が十分な支持強度で
支持されるようになる。
本考案の組立式ラツク装置では、特に、テンシ
ヨン・ワイヤ5に張力を付与する手段として、ア
ンカー4が、フロアFに固定されたアンカー固定
部4aと、テンシヨン・ワイヤ5の下端を係止さ
れてアンカー固定部4aへ上方から螺合し下降し
うるアンカー・ヘツド4bとで構成されており、
その詳細構造は第5〜8図に示すようになつてい
る。
ヨン・ワイヤ5に張力を付与する手段として、ア
ンカー4が、フロアFに固定されたアンカー固定
部4aと、テンシヨン・ワイヤ5の下端を係止さ
れてアンカー固定部4aへ上方から螺合し下降し
うるアンカー・ヘツド4bとで構成されており、
その詳細構造は第5〜8図に示すようになつてい
る。
すなわち、直立円筒状のアンカー固定部4a
は、第7,8図に示すように、その底部にボルト
孔9を有し、このボルト孔9に挿通される図示し
ないボルトを介して、アンカー固定部4aのフロ
アへの固定が行なわれる。
は、第7,8図に示すように、その底部にボルト
孔9を有し、このボルト孔9に挿通される図示し
ないボルトを介して、アンカー固定部4aのフロ
アへの固定が行なわれる。
また、アンカー固定部4aの内周には雌ねじ1
0aが形成されていて、第5,6図に示すアンカ
ー・ヘツド4bの雄ねじ10bが、アンカー固定
部4aの雌ねじ10aへ上方から螺合して降下し
うるようになつている。
0aが形成されていて、第5,6図に示すアンカ
ー・ヘツド4bの雄ねじ10bが、アンカー固定
部4aの雌ねじ10aへ上方から螺合して降下し
うるようになつている。
そして、アンカー・ヘツド4bは、第5,6図
に示すように、中空ヘツド11を介し、この中空
ヘツド11の側壁に水平に穿設された貫通孔12
に、テンシヨン・ワイヤ5の下端に固着された小
球状ストツパ13が挿入されるようになつてい
る。さらに、貫通孔12の上側には、小球状スト
ツパ13を係合させうるスリツト14が連通し
て、同スリツト14は中空ヘツド11の上部中央
まで形成されている。
に示すように、中空ヘツド11を介し、この中空
ヘツド11の側壁に水平に穿設された貫通孔12
に、テンシヨン・ワイヤ5の下端に固着された小
球状ストツパ13が挿入されるようになつてい
る。さらに、貫通孔12の上側には、小球状スト
ツパ13を係合させうるスリツト14が連通し
て、同スリツト14は中空ヘツド11の上部中央
まで形成されている。
本装置の組立作業の際には、フロアFに下端を
ねじ止めされたアンカー固定部4aに対し、上方
から螺合するアンカー・ヘツド4bが、予めその
螺合を緩めておかれ、テンシヨン・ワイヤ5の下
端の小球状ストツパ13が、アンカー・ヘツド4
bにおける中空ヘツド11の側壁の貫通孔12に
挿入されて、同貫通孔12に連通するスリツト1
4に係合し、これに伴いテンシヨン・ワイヤ5の
下端部もスリツト14内へ挿入される。
ねじ止めされたアンカー固定部4aに対し、上方
から螺合するアンカー・ヘツド4bが、予めその
螺合を緩めておかれ、テンシヨン・ワイヤ5の下
端の小球状ストツパ13が、アンカー・ヘツド4
bにおける中空ヘツド11の側壁の貫通孔12に
挿入されて、同貫通孔12に連通するスリツト1
4に係合し、これに伴いテンシヨン・ワイヤ5の
下端部もスリツト14内へ挿入される。
ついで、アンカー・ヘツド4bがアンカー固定
部4aに対し下方へねじ込まれることにより、テ
ンシヨン・ワイヤ5への張力の付与が行なわれ
る。
部4aに対し下方へねじ込まれることにより、テ
ンシヨン・ワイヤ5への張力の付与が行なわれ
る。
その際、小球状ストツパ13は、スリツト14
に沿い中空ヘツド11の上部中央まで移行し、こ
の部分から上方へテンシヨン・ワイヤ5の張設が
行なわれる。
に沿い中空ヘツド11の上部中央まで移行し、こ
の部分から上方へテンシヨン・ワイヤ5の張設が
行なわれる。
このようにして、フロアF上のアンカー4への
テンシヨン・ワイヤ5の係止が迅速に行なわれ
る。
テンシヨン・ワイヤ5の係止が迅速に行なわれ
る。
本装置の不使用時には、ラツクプレート8,
8′およびビーム部材7,7′を取外してから、テ
ンシヨン・ワイヤ5を緩めることにより、ポール
部材1、ベース部材2およびアーム部材3が、す
べて容易に分解される。その際、アンカー4にお
けるアンカー・ヘツド4bを上記アンカー固定部
4aに対し上方へ緩めるように回して、テンシヨ
ン・ワイヤ5の緊張を緩和してから、その小球状
ストツパ13を中空ヘツド11の貫通孔12から
抜き出す操作が行なわれ、これによりテンシヨ
ン・ワイヤ5の取外し操作が容易に行なわれる。
8′およびビーム部材7,7′を取外してから、テ
ンシヨン・ワイヤ5を緩めることにより、ポール
部材1、ベース部材2およびアーム部材3が、す
べて容易に分解される。その際、アンカー4にお
けるアンカー・ヘツド4bを上記アンカー固定部
4aに対し上方へ緩めるように回して、テンシヨ
ン・ワイヤ5の緊張を緩和してから、その小球状
ストツパ13を中空ヘツド11の貫通孔12から
抜き出す操作が行なわれ、これによりテンシヨ
ン・ワイヤ5の取外し操作が容易に行なわれる。
以上詳述したように、本考案の組立式ラツク装
置によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
置によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
(1) ポール部材の上端からアーム部材の先端を経
由してフロア上のアンカーへほぼ鉛直に到達す
るテンシヨン・ワイヤが、アンカーのアンカ
ー・ヘツドにおける中空ヘツドに形成されたス
リツトに挿入されて係止されるので、同テンシ
ヨン・ワイヤのアンカーへの着脱が容易に行な
われるようになる。
由してフロア上のアンカーへほぼ鉛直に到達す
るテンシヨン・ワイヤが、アンカーのアンカ
ー・ヘツドにおける中空ヘツドに形成されたス
リツトに挿入されて係止されるので、同テンシ
ヨン・ワイヤのアンカーへの着脱が容易に行な
われるようになる。
(2) 上記アンカーへの上記テンシヨン・ワイヤの
係止が、同テンシヨン・ワイヤの下端に固着さ
れた小球状ストツパを、上記アンカーのアンカ
ー・ヘツドにおける中空ヘツドの貫通孔を通じ
挿入して、同貫通孔に連通するスリツトの内側
縁に係合させるようにして行なわれるので、上
記テンシヨン・ワイヤの係止が強固に且つ簡便
に行なわれるようになる。
係止が、同テンシヨン・ワイヤの下端に固着さ
れた小球状ストツパを、上記アンカーのアンカ
ー・ヘツドにおける中空ヘツドの貫通孔を通じ
挿入して、同貫通孔に連通するスリツトの内側
縁に係合させるようにして行なわれるので、上
記テンシヨン・ワイヤの係止が強固に且つ簡便
に行なわれるようになる。
(3) 上記(1),(2)項により、本装置の組立・分解作
業を迅速に行なうことができる。
業を迅速に行なうことができる。
図は本考案の一実施例としての組立式ラツク装
置を示すもので、第1図はその正面図、第2図は
その側面図、第3図はその平面図、第4図はその
底面図、第5図はそのアンカーのアンカー・ヘツ
ドをアンカー固定部から取外した状態を示す平面
図、第6図は上記アンカー・ヘツドの側面図、第
7図は上記アンカー固定部の平面図、第8図は上
記アンカー固定部の側面図である。 1……ポール部材、2……ベース部材、3……
アーム部材、4……アンカー、4a……アンカー
固定部、4b……アンカー・ヘツド、5……テン
シヨン・ワイヤ、6……固定ピース、7,7′…
…ビーム部材、7a,7′a……係合部、8,
8′……ラツクプレート、9……ボルト孔、10
a……雌ねじ、10b……雄ねじ、11……中空
ヘツド、12……貫通孔、13……小球状ストツ
パ、14……スリツト、F……フロア。
置を示すもので、第1図はその正面図、第2図は
その側面図、第3図はその平面図、第4図はその
底面図、第5図はそのアンカーのアンカー・ヘツ
ドをアンカー固定部から取外した状態を示す平面
図、第6図は上記アンカー・ヘツドの側面図、第
7図は上記アンカー固定部の平面図、第8図は上
記アンカー固定部の側面図である。 1……ポール部材、2……ベース部材、3……
アーム部材、4……アンカー、4a……アンカー
固定部、4b……アンカー・ヘツド、5……テン
シヨン・ワイヤ、6……固定ピース、7,7′…
…ビーム部材、7a,7′a……係合部、8,
8′……ラツクプレート、9……ボルト孔、10
a……雌ねじ、10b……雄ねじ、11……中空
ヘツド、12……貫通孔、13……小球状ストツ
パ、14……スリツト、F……フロア。
Claims (1)
- 下端をそれぞれフロア上のベース部材に支持さ
れ互いに離隔して配設される2本のポール部材
と、同ポール部材の上部側面における受部に基端
を支持されて斜め上方へ突出する少なくとも3個
のアーム部材と、上記ポール部材の上端から上記
アーム部材の先端をそれぞれ経由してフロア上の
アンカーへほぼ鉛直に到達し同アンカーに係止さ
れるテンシヨン・ワイヤとをそなえるとともに、
これらのテンシヨン・ワイヤにそれぞれ固定され
る固定ピースと、これらの固定ピースの相互間に
水平に架設支持されるビーム部材と、これらのビ
ーム部材に支持されるラツクプレートとをそな
え、上記アンカーが、上記フロアに下端をねじ止
めされる直立円筒状のアンカー固定部と、同アン
カー固定部の上方から螺合して下降しうるアンカ
ー・ヘツドとで構成されるとともに、上記アンカ
ー・ヘツドに形成された中空ヘツドの側壁に、上
記テンシヨン・ワイヤの下端に固着された小球状
ストツパを挿入しうる貫通孔が水平に穿設され、
上記小球状ストツパを内側縁に係合させうるスリ
ツトが、上記貫通孔の上側に連通して上記中空ヘ
ツドの上部中央まで形成されていることを特徴と
する、組立式ラツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15524687U JPH0342839Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15524687U JPH0342839Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0159455U JPH0159455U (ja) | 1989-04-14 |
JPH0342839Y2 true JPH0342839Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=31432706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15524687U Expired JPH0342839Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342839Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP15524687U patent/JPH0342839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0159455U (ja) | 1989-04-14 |
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