JPH0342718B2 - - Google Patents

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JPH0342718B2
JPH0342718B2 JP60209364A JP20936485A JPH0342718B2 JP H0342718 B2 JPH0342718 B2 JP H0342718B2 JP 60209364 A JP60209364 A JP 60209364A JP 20936485 A JP20936485 A JP 20936485A JP H0342718 B2 JPH0342718 B2 JP H0342718B2
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correction
claws
claw
cam
straightening
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JP60209364A
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は吸引ノズルにより小型部品をハンドリ
ングする装置、例えば電子回路実装工程における
チツプ状電子部品装着装置等に利用されるもので
ある。
(ロ) 従来の技術 チツプ状電子部品は普通、吸引ノズルに吸着さ
れて基板まで運ばれる。基板には接着剤又はペー
スト状ハンダが塗布してあり、これに部品を押付
けるのであるが、目的の個所に精度良く部品を置
くためには、部品が吸引ノズルに吸着されている
間に、部品のセンターを正しい位置に合わせてや
る必要がある。そこで、吸引ノズルに吸着された
部品を矯正爪で挟み、位置ずれを直すことが行わ
れる。出願人が昭和55年特許願第164139号(特開
昭57−89535号公報参照)で提案した装置もこの
目的で使用されるものである。ところでチツプ状
電子部品は、通常はリードレスであつて側面四方
から矯正爪の圧力を受けても悪影響は受けない
が、中にはそうでないものもある。
第15,16図に示す部品11a(ミニモール
ドトランジスタ)がその例である。部品11a
は、直方体状本体40の長手方向側面から、一方
に1本、他方には2本のリード41を突出させた
形になつている。長手方向側面を矯正爪で強く押
すとリード41が曲がり、接続すべき導体パター
ンに合わなくなることがあり、この問題の解決が
望まれていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、圧力をかけることが望ましくない側
面を有する部品とそれ以外の部品とで、圧力のか
け方を異ならせることができる位置決め装置を提
供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明では、矯正爪を求心方向に附勢するばね
と、これに抗し遠心方向に移動させるカムとによ
り、2対の矯正爪に開閉動を生ぜしめるものとす
る。矯正爪には係合部を設け、干渉体をこれに組
合わせる。干渉体はアクチユエータにより移動せ
しめられる。
(ホ) 作用 四方から大圧力を加えても差支えのない部品に
ついては、全矯正爪をばね圧のままに部品に接近
させる。これにより、部品の四周にストレートに
ばね圧がかかる。特定の2側面につき、圧力を緩
和する必要のある部品を扱うときは、対応する矯
正爪の係合部に干渉体を係合させ、矯正爪の求心
方向移動をストロークエンド以前に停止させる。
これにより矯正爪の挟みつけ作用が制約され、部
品に必要以上の力が加わらない。
(ヘ) 実施例 図に基き一実施例を説明する。位置決め装置1
の主部をなすものは円形の回転盤2であり、これ
はローラ3により垂直軸まわりに回転できるよう
支持されている。ローラ3は120゜おきに3個配置
され、不動部材であるベース4に各々枢支されて
いる。5はベース4に支持された電動機で、軸端
のプーリ6と回転盤2をベルト7で連結し、回転
盤2を所要角度回転させるものである。
回転盤2は4個の矯正爪8a,8b,9a,9
bを90゜間隔で支持する。第4図に示すように、
各矯正爪は1対づつのガイド10,10に挟ま
れ、放射方向に摺動可能である。矯正爪8a,8
bは部品11の長辺を挾み、矯正爪9a,9bは
同じ部品11の短辺を挾む。部品11は、インデ
ツクステーブル等に支持された吸引ノズル12に
吸着されて矯正爪の間へ運ばれてくる。回転盤2
の中心には軸13が垂直に固定され、その外側に
はピニオン14,15が回転自在に支持される。
上側のピニオン14には、矯正爪9a,9bに固
定したラツク16が両側からかみ合い、下方のピ
ニオン15には矯正爪8a,8bに固定したラツ
ク17が両側からかみ合う。各矯正爪は下方に1
本づつの脚部を垂下させており、ラツクはこの脚
部に固定される。矯正爪9a,9bから垂下した
脚部18は、カムフオロアとしての働きをするロ
ーラ19を下端に支持している。各矯正爪は又、
回転盤2との間に張渡した引張コイルばね20,
21(第7図)により、求心方向に附勢されてい
る。矯正爪9a,9bを附勢するばね21は矯正
爪8a,8bを附勢するばね20より強力であ
る。ピニオン14,15には各々角度にして180゜
強の切欠部を設け、残りの扇形突部を回転伝達用
の係合部22,23(第8図)としてかみ合わせ
ている。24は軸13の内部から上向きに突出す
るバツクアツプピンで、第14図に見られるよう
に、軸13に対し上下可能であり、且つばね25
により最上昇位置に押し上げられている。このバ
ツクアツプピン24は、吸引ノズル12に吸着さ
れた状態で降下してくる部品11の底面に当た
り、降下停止時に部品11が慣性で脱落するのを
防ぐ。
ばね20,21で求心方向に附勢された矯正爪
8a,8b,9a,9bを遠心方向に動かすの
は、ローラ19,19の間に割込むくさび状カム
26である。カム26は円錐台状の外形を有し、
頂面には軸13の下端を受入れる凹所27が形設
されている。カム26は上下軸28の上端に固定
される。この上下軸28は図示しないカムにより
垂直方向の動きを与えられるものである。
而してベース4の側面には、電動機5の取付位
置と直角をなす位置に、スイドガイド29が固定
される。スライドガイド29はスライダ30を支
持する。スライダ30は回転盤2の直径方向にス
ライドできるようになつており、その動きはアク
チユエータであるエアシリンダ31によつて与え
られる。エアシリンダ31は、スライダ30の後
端の垂下部32に本体を固定し、スライドガイド
29にロツド端を固定している。33は垂下部3
2に固定されたストツパボルトで、スライダ30
の回転盤2中心方向への動きを制限する(第2
図)。34はスライドガイド29に固定されたス
トツパボルトで、頭部を垂下部32に係合させる
ことにより、スライダ30の回転盤2から遠ざか
ろうとする動きを制限する(第3図)。スライダ
30は先端に下向きの鉤状部35を有する。鉤状
部35は矯正爪8a,8b,9a,9bの運動領
域に入り込んでいる。各矯正爪の後端には鉤状部
35に当たらないよう切欠きが設けられている
が、矯正爪8a,8bには、切欠きに続けて上向
きの鉤状部36が形設されている。鉤状部35は
矯正爪8a,8bの求心方向移動を制限する干渉
体、鉤状部36は干渉体に係合する係合部として
の働きをする。
上記位置決め装置1は次のように動作する。ま
ず第8図乃至第10図を参照しつつ、リードレス
のチツプ状電子部品11を位置決めする場合につ
いて説明する。この時は、エアシリンダ31は第
2図のようにロツドを縮めた状態にあり、スライ
ダ30は前進している。また回転盤2は、スライ
ダ30の鉤状部35の背後に矯正爪8aの鉤状部
36が並ぶ位置にある。カム26は当初上昇位置
にあり、矯正爪9a,9bは遠心方向に押開かれ
ている。この動きはラツク16→ピニオン14→
ピニオン15→ラツク17という順序で矯正爪8
a,8bに伝えられ、矯正爪8a,8bも遠心方
向に開く。ここで、矯正爪8a,8b,9a,9
bの間に部品11が挿入される(第8図)。次い
でカム26を下降させて行くと各矯正爪は求心方
向に移動し始める。まず部品11を挾むのは、力
の弱い方のばね21により附勢された矯正爪8
a,8bの対である(第9図)。矯正爪8a,8
bはラツク17とピニオン15を介して連結され
ているので、部品11は確実に中心へ移動させら
れる。矯正爪8a,8bの求心方向移動はここで
停止するが、矯正爪9a,9bはなおも求心方向
に移動を続ける。これが可能になるのは、ピニオ
ン14,15の係合部22,23に回転方向に関
し隙間があるからである。最終的に矯正爪9a,
9bも部品11に達し、矯正爪8a,8bに挾ま
れた部品11を強いばね20の力で位置決めする
(第10図)。吸引ノズル12に対する部品11の
角度も調整する必要がある場合は、電動機5によ
り回転盤2を所定角度回動させる。この後カム2
6が再び上昇し、各矯正爪は部品11から離れ、
吸引ノズル12は部品11を運び去る。この間ス
ライダ30の鉤状部35は矯正爪8aの鉤状部3
6に接触することがない。
次に、第15,16図に示したリード付電子部
品11aの位置決め動作を、第11図乃至第13
図を参照しつつ説明する。回転盤2はやはり矯正
爪8aの鉤状部36をスライダ30の矯正爪35
の背後に整列させているが、スライダ30は第3
図に示す後退位置にあり、鉤状部35,36の間
隔は小さくなつている。矯正爪8a,8b,9
a,9bの間に部品11aを入れ(第11図)、
カム26を下降させると、各矯正爪は求心方向に
移動する(第12図)。ところが今度は、矯正爪
8a,8bが部品11aのリード41に触れるか
触れないかのところまで前進した時に、矯正爪8
aの鉤状部36がスライダ30の鉤状部35に当
たり、矯正爪8a,8bの前進は、ストロークエ
ンドに達する前に、そこで停止する(第12図)。
すなわち部品11aは、リード41の存在する方
向において、矯正爪8a,8bの定める幅(リー
ド41の外面間の距離にほぼ等しい)の中にとり
込まれはするが、それ以上に圧力を受けることは
ない。その後矯正爪9a,9bも部品11aに達
し、位置決めは完了する(第13図)。以後、リ
ードレス部品の場合と同様に工程は進行する。
なお本実施例では、2対の矯正爪の内1対のみ
係合部を設けたが、2対ともに設けても差支えな
い。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、圧力をかけたくない側面を有
する部品と、そのような制約のない部品とを、同
じ装置で位置決めでき、切替操作も極く簡単に行
えるから、多様な部品を能率良く処理できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図及び第3図は異なる方向から見た異な
る動作状態の断面図、第4図は回転盤の上面図、
第5図及び第6図は矯正爪開閉用ラツク・ピニオ
ンの平面的配置図、第7図は回転盤の下面図、第
8図乃至第13図は矯正爪の動作説明図、第14
図はバツクアツプピンの構成を示す部分拡大断面
図、第15図及び第16図は特定の種類の部品を
示す拡大斜視図及び側面図である。 12……吸引ノズル、11,11a……部品、
8a,8b,9a,9b……矯正爪、20,21
……ばね、26……カム、19……ローラ(カム
フオロア)、36……鉤状部(係合部)、35……
鉤状部(干渉体)、31……エアシリンダ(アク
チユエータ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記構成要素を備えた部品の位置決め装置。 a 吸引ノズルに吸着された部品を四方から挟む
    べく配置された2対の矯正爪。 b 前記矯正爪の各々を、求心方向及び遠心方向
    に移動できるよう支持する手段。 c 矯正爪を求心方向に附勢するばね。 d 矯正爪から突出したカムフオロアを接触さ
    せ、矯正爪に遠心方向への移動を生ぜしめるカ
    ム。 e 矯正爪に設けられた係合部。 f 前記係合部に係合することにより、矯正爪の
    求心方向移動をストロークエンド以前に停止さ
    せる干渉体。 g 前記干渉体を移動させて、係合部との係合が
    生じる地点をずらすアクチユエータ。
JP60209364A 1985-09-20 1985-09-20 部品の位置決め装置 Granted JPS6267897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60209364A JPS6267897A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 部品の位置決め装置

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JP60209364A JPS6267897A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 部品の位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPS6267897A JPS6267897A (ja) 1987-03-27
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JP6039491B2 (ja) * 2013-04-18 2016-12-07 マルゴ工業株式会社 センタリング装置

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JPS6267897A (ja) 1987-03-27

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