JPH0342717A - システム構造設計補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は階層的なシステム構造設計に関し、特に各階層
間で定義された設計情報に生じた矛盾を取除く装置に関
する。

（従来の技術） 階層的なシステム構造設計に釦いて、下位のシステム構
成単位（例えば、コンパイルユニット）と、その上位の
システム構成単位（ｌ＋ＩＪえば、ロードモジュール）
との間でシステム構造設計情報（以下、設計情報と称す
る。）に矛盾が生じることがある。このため、システム
を階層的に設計する場合、上位のシステム構成単位と下
位のシステム構成単位との間で、設計情報論理構造の整
合性を保証する必要がある。

第８図は設計情報の論理構造例を示す説明図である。第
８図にかいて、６０１はジョブストリーム、６０２はロ
ードモジュール、６０５はコンパイルユニットである。

一つのジョブストリーム６０１は１個以上のロードモジ
ュール６０２で構成される。ロードモジュール６０２は
、１個以上のコンパイルユニット６０３で構成サレル。

コンパイルユニット６０３、ロードモジュール６０２、
ならびにジョブストリーム６０１はそれぞれフオーム（
ファイル、帳票、あるいは画面）を使用する。コンパイ
ルユニット６０３が使用しているフオームを、そのコン
パイルユニット６０３で構成されるロードモジュール６
０２、およびそのロードモジュール６０２で構成される
ジョブストリーム６０１でも使用しているとき、設計情
報に矛盾がないという。

例えば、システムを階層的に設計していく途中でコンパ
イルユニット６０３で使用するファイルの定義を追加、
削除、あるいは変更を実施すると、それを反映してその
上位のロードモジュール６０２で使用するファイルの定
義を追加、削除、あるいは変更する必要が生じる。これ
咬で、上記設計情報の追加、削除、ならびに変更はすべ
て手作業で行っていた。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来のシステム構造設計補正装置は、（８） 上位ロードモジュールで使用されるファイルの定義を追
加、削除、あるいは変更する必要が生じるため、当該フ
ァイルに対する設計情報の追加、削除、ならびに変更は
すべて手作業で行う必要がある。従来のように手作業で
設計情報を補正しようとした場合、追加、削除、あるい
は変更の忘れといった問題が発生するという欠点がある
。

本発明の目的は、既存の設計情報を設計情報ファイルに
入れておき、設計情報ファイルより構成要素に関する情
報を読出して構成要素ファイルに書込み、この情報をも
とに各階層での設計情報の矛盾をなくすために補正する
ことにより上記欠点を除去し、設計情報の補正時に補正
操作忘れをなくすことができるように構成したシステム
構造設計補正装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明によるシステム構造設計補正装置は、設計情報フ
ァイルと、設計情報読込み部と、構成要素ファイルと、
設計情報補正部と、フオーム情報ファイルと、設計情報
書出し部とを具備して構成（４） したものである。

設計情報ファイルは既存の設計情報の入ったものであう
、設計情報読込み部は構成要素情報を設計情報ファイル
より読込むためのものである。

構成要素ファイルは設計情報ファイルよシ読込ｌれた構
成要素情報を書込むためのものである。

設計情報補正部は、構成要素ファイルに書込まれた構成
要素情報をもとに、各階層での設計情報の矛盾をなくす
ためのものである。

フオーム情報ファイルは補正された設計情報を書込むた
めのものであり、設計情報書出し部は補正された設計情
報を設計情報ファイルに書出すためのものである。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、システム構造補正装置の概略を示す説明図で
ある。第１図において、１０４は設計情報ファイル、１
０１は既存の設計情報を設計情報ファイル１０４より読
込み、構成要素情報を構成要素情報ファイルに書込むた
めの設計情報読込み部、１０２は構成要素情報ファイル
の情報をもとに、フオーム情報を設計情報ファイルより
読込み、設計情報の補正を行い、フオーム情報ファイル
に書込むための設計情報補正部、１０３は補正されフオ
ーム情報ファイルに書込１れた設計情報を設計情報ファ
イル（１０４）に書出すための設計情報書出し部、１０
４は既存の設計情報が入っている設計情報ファイル、１
０５は設計情報の中の構成要素情報を書込むための構成
要素ファイル、１０Ｂは補正されたフオーム使用情報を
書込むためのフオーム情報ファイル、１１０ばＣＰＵで
ある。

ＣＰＵＩ　１０は設計情報読込み部１０１と、フオーム
補正部１０２と、設計情報書出し部１０３とから成立つ
。

第２図は、設計情報ファイルの構造を示す説明図である
。設計情報ファイルは、構成情報と使用フオーム情報と
から成る。システム構成要素名１は、システムを構成し
ているジョブストリーム塩、またはロードモジュール名
が入り、システム構成要素名２はそのジョブストリーム
を構成するロードモジュール名、またはロードモジュー
ルを構成スルコンパイルユニット名が入る。システム構
成要素名３には各構成要素名が入り、使用フオーム名は
それぞれの構成要素で使用するフオーム名が入る。

第３図は、構成要素ファイルの構造を示す説明図である
。システム構成要素名４は、一つのジョブストリーム名
と、そのジョブストリームを構成するロードモジュール
名とを設計情報ファイル１０４より読込む。また、シス
テム構成要素５はそのジョブストリームを構成するロー
ドモジュール名、またはロードモジュールを構成するコ
ンノくイルユニット塩を設計情報ファイル１０４より読
込む。

第４図は、構成要素ファイルを示す説明図である。シス
テム構成要素６には、一つのジョブストリーム名と、そ
のジョブストリームを構成するロードモジュール名とを
入れる。會た、使用フオーム名には、システム構成要素
６を構成するコンパイルユニットが使用しているフオー
ム名を入れる。

次に、第１図を参照して本実施例の動作を説明する。

システム構造補正装置は、キーボードより補正を行いた
いシステムを指定すると、設計情報ファイルより指定さ
れたシステムを構成しているジョブストリームの構成要
素情報、ならびにそのジョブストリームを構成するロー
ドモジュールの構成要素情報を読込み、構成要素ファイ
ルに書込む。

構成要素ファイルに書込１れた構成要素の使用するフオ
ーム情報は、設計情報ファイルより読込筐れる。読込１
れたフオーム情報をジョブストリーム別、あるいはロー
ドモジュール別に、フオーム情報ファイルに書込むこと
により１フオームの補正処理が終了する。

この補正されたフオーム情報は、もとの設計情報ファイ
ルに書出され、これで設計情報は矛盾のない状態になる
。補正されたフオーム情報を設計情報ファイルに書出す
と同時に、プリンタから補正情報を出力して利用者に補
正情報を知らせる。

さらに、第５図、第６図、ならびに第７図を参照して個
々の動作を説明する。すなわち、設計情報が与えられて
から、それが矛盾のない設計情報に補正される１での動
作を説明する。

第５図は、本発明の一実施例にかいて設計情報読込み部
の動作を示す説明図である。

１ず、設計情報ファイル１０４よりジョブストリームを
一つ選ぶ。そのジョブストリームの構成情報と、そのジ
ョブストリームを構成しているロードモジュールの構成
情報とを読込み、構成要素ファイル１０５に書込む。こ
れによう、構成要素ファイル１０５にはジョブストリー
ムを構成するロードモジュール名ト、コンパイルユニッ
ト名トがすべて格納される。

第６図は、本発明の一実施例にかいて、設計情報補正部
の動作を示す説明図である。構成要素ファイル１０５よ
りロードモジュールの構成情報を一つ読込む。さらに、
ロードモジュールを構成しているすべてのコンパイルユ
ニットで使用してｈｔｏ） るフオーム名を、設計情報ファイル１０４よジ読込む。

ここで、読込１れたロードモジュール名とフオーム名と
を一つの使用フオーム情報とし、フオーム情報ファイル
１０６に書込む。この処理を構成要素ファイル１０５の
すべてのロードモジュールの構成情報について繰返す。

次に、構成要素ファイル１０５よりジョブストリームの
構成情報を読込む。ここで、読込まれたジョブストリー
ム名と、それを構成するすべてのロードモジュールが使
用するフオーム名とを一つの使用フオーム情報とし、フ
オーム情報ファイル１０６に書込む。

これによりフオーム情報ファイル１０６にはジョブスト
リームと、それを構成するロードモジュールとで使用さ
れるフオーム名がすべて格納される。

第７図は、本発明の一実施例にかいて設計情報書出し部
の動作を示す説明図である。

フオーム情報ファイル１０６よりすべての使用フオーム
情報を読込み、設計情報ファイル１０４に書出す。

以上の処理をすべてのジョブストリームについ（１０） て行うことにより、コンパイルユニットで使用されてし
るフオームを、そのコンパイルユニットで構成されるロ
ードモジュール、およびそのロードモジュールで構成さ
れるジョブストリームでも使用しているように補正する
ことができる。

また、補正された設計情報を書込む際、プリンタに出力
すれば、利用者にフオーム補正の状況を知らせることも
できる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、既存の設計情報を設計情
報ファイルに入れてかき、設計情報ファイルより構成要
素に関する情報を読出して構成要素ファイルに書込み、
この情報をもとに各階層での設計情報の矛盾をなくすた
めに補正することにより、システム構造補正装置でフオ
ーム使用関係に矛盾が生じたときに、これ１で手作業で
行っていた補正作業を自動的、かつ、設計の任意の時点
で行うことができるという効果がある。

咬た、他のシステムの流用、あるいは再利用による下位
のシステム構成単位の設計情報の追加、（１１） 削除、あるしは変更に伴って発生するシステムの矛盾を
解消することができるという効果がある。

さらに、補正作業を自動化することによシ、作業工数、
あるいＨｒＦ　、Ｆ甫正の誤りを削減することができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるシステム構造補正装置の一実施
例を示すブロック図である。 第２図〜第４図は、それぞれ設計情報ファイル、構成要
素ファイル、卦よびフオーム情報ファイルの内容を示す
説明図である 第５図は、設計情報読込み部の詳細を示す説明図である
。 第６図は、設計情報補正部の詳細を示す説明図である。 第７図は、設計情報書出し部の詳細を示す説明図である
。 第８図は、設計情報の論理構造を示す説明図である。 １０１・・・設計情報書込み部 （１２） 　０２ ０３ ０４ ０５ ０６ ０７ ０８ ０９ １０ ０１ ０２ ０３ ・・フオーム補正部 ・・設計情報書込み部 ・・設計情報ファイル ・・構成要素情報ファイル ・・フオーム情報ファイル ・・キーボード ・・グラフィックデイスプレィ ・・プリンタ装置 ・・ＣＰＵ ・・ジョブストリーム ・・ロードモジュール ・・コンパイルユニット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 計算機上でシステム構造設計を階層的に設計するための
   既存のシステム構造設計情報を格納するための設計情報
   ファイルと、構成要素情報を前記システム構造設計情報
   ファイルより読込むための設計情報読込み部と、前記シ
   ステム構造設計情報ファイルより読込まれた前記構成要
   素情報を書込むための構成要素ファイルと、前記構成要
   素ファイルに書込まれた前記構成要素情報をもとにして
   各階層での設計情報の矛盾をなくすための設計情報補正
   部と、前記補正されたシステム構造設計情報を書込むた
   めのフォーム情報ファイルと、前記補正されたシステム
   構造設計情報を前記設計情報ファイル書出すための設計
   情報書出し部とを具備して構成したことを特徴とするシ
   ステム構造設計補正装置。