JPH0342694Y2 - - Google Patents

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JPH0342694Y2
JPH0342694Y2 JP11352184U JP11352184U JPH0342694Y2 JP H0342694 Y2 JPH0342694 Y2 JP H0342694Y2 JP 11352184 U JP11352184 U JP 11352184U JP 11352184 U JP11352184 U JP 11352184U JP H0342694 Y2 JPH0342694 Y2 JP H0342694Y2
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JP
Japan
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movable panel
panel
movable
front panel
cassette
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JP11352184U
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JPS6130277U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、フロントパネルに関し、特に、カセ
ツトやデイスクの挿入口、又は、通常は露出して
いる必要の無い操作部等を隠蔽する可動パネルを
有する電気電子機器のフロントパネルに関する。
〔考案の背景〕
第5図は、従来の電気電子機器のフロントパネ
ルを構成する可動パネルの動作の一例を説明する
為の図である。
同図において、1はセツト本体全面に取付けら
れたフロントパネルのフロントパネル不動部、
2′は前記フロントパネルの可動パネル、2cは
前記フロントパネル不動部1あるいはセツト本体
に設けられた嵌合穴と係合して可動パネル2′を
回動可能に軸支刷る回動軸である。
第5図における従来の可動パネル2′は、回動
軸2cを中心にして、矢印cの方向に回動する。
すなわち、可動パネル2′は、実線で示す位置と
一点鎖線で示す位置との間を移動できる構造とな
つている。
この結果、この様な可動パネル2′を有し、フ
ロントパネル不動部1の前面に、例えばカセツト
挿入口を有する電気電子機器においては、カセツ
トを挿入する場合、まず可動パネル2′を一点鎖
線の位置まで倒して、その後、カセツトを挿入し
ていた。
又、前記フロントパネル不動部1の前面に操作
部が設けられている場合にも、前記したと同様
に、可動パネル2′を倒し、該操作部を露出して
操作していた。
ところで、例えば家庭用VTRなどにおいては
セツトの薄型化及び小型化を図る傾向にある。こ
の為に、フロントパネル前面の面積も縮小される
傾向にある。
一方、前記家庭用VTRにおいては、フロント
ロード方式にてカセツトを装着するのが主流であ
る。この為にフロントパネルにはカセツト挿入口
が設けられる。そして、この開口面積は一定であ
るので。フロントパネル前面の面積を縮小しよう
とすると、該カセツト挿入口の開口面積の比率は
増加することになる。
換言すれば、カセツト挿入口を除くフロントパ
ネル前面の面積は小さくなる。したがつて、該前
面に配設される操作ボタンやデイスプレイの取付
面積を減少せざるを得ないことになる。しかし、
これには限界があり、又、意匠的にもカセツト挿
入口の開口面積の比率があまり大きくなることは
問題であつた。
そこで、従来から可動パネル2′の前面にも操
作部や表示部を設けて、前述した様な問題点を解
決しようとする方法が考えられている。
しかしながら、第5図に示す様な従来の可動パ
ネル2′では、その開放時(一点鎖線の状態)で
の該パネル2′の前面が下向きとなる為に、その
前面に配設した操作部等を開放前と同様に機能さ
せることが難かしいという欠点があつた。
又、前記可動パネル2′では、その回動動作に
要する空間領域が比較的大きくなり、該回動動作
が邪魔になるという欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点をな
くし、可動パネルの開放時においても、その前面
に配設した操作部及び表示部を開放前と同様に機
能させることができるフロントパネルを提供する
にある。
〔考案の概要〕
本考案の特徴は、少なくともその一部が可動パ
ネルとなつている電気電子機器のフロントパネル
において、前記可動パネルの側面下部と回動可能
に係合し、前記可動パネルの下縁を前記電気電子
機器の前後方向に摺動する摺動部材と、前記可動
パネルの側面上部と摺動可能に係合しかつ該ピン
をほぼ垂直方向にガイドする案内溝とを設ける様
にした点にある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を据置型VTRに適用した場合を
例にとつて、図面を参照して説明する。第2図
は、本考案のフロントパネルの一実施例を示す斜
視図、第1図は第2図の可動パネルの開放時の状
態を示す斜視図である。
これらの図において、第5図と同一符合は同一
物又は同等物を示す。
2は可動パネル、3は可動パネル2の後方にあ
りフロントパネル不動部1の前面に配設されたカ
セツト挿入口、4は前記フロントパネル不動部1
に設けられ、可動パネル2の側面上部の横の植立
された摺動ピン(図示せず)と係合して該可動パ
ネル2の移動をガイドする案内溝、5及び6は、
可動パネル2の前面に配設された操作部及び表示
部である。
ここで、可動パネル2の移動状態の概略につい
て、まず説明する。可動パネル2は、開放前にあ
つては、第2図に示す様に、フロントパネル不動
部1にほぼぴつたりと嵌め合わされた状態となつ
ている。したがつて、この時には、操作部5及び
表示部6を有する可動パネル2の前面は、フロン
トパネル不動部1の前面とほぼ同一平面となつて
いる。
この状態において、例えば、ユーザが可動パネ
ル2の下端に手をあてがつて手前に引く様にする
と、可動パネル2は、後述する可動パネル移動機
構により、上縁が摺動降下すると同時に、下縁が
手前にせり出す様になる。
すなわち、可動パネル2は、第2図の状態から
第1図の状態に移動する。したがつて、可動パネ
ル2の操作部5及び表示部6は傾斜した姿勢とな
り、開放前と同様に該操作部5を操作することが
できる。又、表示部6の機能も阻害されることが
ない。
そして、この可動パネル2の開放時において
は、カセツト挿入口3が露出しており、カセツト
の出し入れが可能な状態となる。
カセツトの出し入れの必要がなくなり、可動パ
ネル2を開放前の状態に戻す場合には、該可動パ
ネル2の下端に手をあてがつて、前に押す様にす
る。すなわち、これにより可動パネル2は、後述
する可動パネル移動機構により、第1図の状態か
ら第2図状態に復帰することになる。
次に、前記可動パネル移動機構を、第3図及び
第4図を用いて説明する。
これらの図において、第1図及び第2図と同一
符合は同一物又は同等物を示す。
2aは、フロントパネル不動部に設けられた案
内溝4(第1図参照)に摺動可能に挿入され、可
動パネル2の側面上部の横に植立された摺動ピ
ン、2bは可動パネル2の側面下部の横に植立さ
れた固定ピン、7は先端の嵌合穴に固定ピン2b
が回動可能に挿入され、セツトの前後方向だけに
摺動可能にフロントパネル不動部及びセツト本体
10に取付けられた摺動部材である。
前記第2図に示す様に、可動パネル2の開放前
では、その可動パネル移動機構は第4図の状態に
ある。
この状態において、前記した様に可動パネル2
の下端に手をあてがつて手前に引くと、摺動部材
7が手前に引き出される結果、可動パネル2の下
縁は矢印B方向に移動する。
これに応じて、可動パネル2の上部は、下に引
つぱられる状態となるので、摺動ピン2aは案内
溝4に沿つて矢印A方向に移動することになる。
そして、本実施例では、前記摺動部材7が全部
引き出され、かつ摺動ピン2aが案内溝4の終端
まで移動した時に、可動パネル2の上部がフロン
トパネル不動部に設けられた嵌合部20に嵌り合
う様になる。
これにより、可動パネル2の開放時の状態は安
定的となる。この状態で第4図に示す。
カセツトの出し入れの必要がなくなり、可動パ
ネル2を開放前の状態に戻す場合には、前述した
様に、可動パネル2の下端に手をあてがつて、前
に押し付ける様にする。
すなわち、この様にすると、第4図からも明ら
かな様に、可動パネル2上部の前記嵌合部20と
の嵌り合いが外れ、摺動部材7が奥に摺動される
と同時に、摺動ピン2aは案内溝4に沿つて上方
に移動する。この結果、可動パネル2は前述した
様に、第1図の状態から第2図の状態に復帰する
ことになる。
なお、以上の説明では、可動パネル2の姿勢を
変化させるのに、手動によつて行なつた場合であ
るが、周知の適宜の方法により自動式で行なうこ
ともできる。
又、以上は、本考案をVTRに適用した場合で
あつたが、フロントロード方式をとるオーデイオ
テレコ、ビデオデイスクプレーヤ等にも適用する
ことができる。
さらに、可動パネルの開放前の状態において該
可動パネル2によつて覆われるものが、カセツト
やデイスクの挿入口ではなく、通常は露出してい
る必要の無い操作部であつてもよいことは明らか
であろう。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな様に、本考案によれ
ば、以下に述べる効果がある。
(1) 可動パネルの姿勢、すなわち開放前及び開放
時の状態にかかわらず、該可動パネルの表面に
配設された操作部あるいは表示部の機能を十分
に発揮することができる。
換言すれば、本考案によつて、可動パネルの
表面に操作部あるいは表示部を配設できること
となり、したがつて、フロントパネル前面の面
積を縮小できるので、セツトの薄型化及び小型
化に貢献できる。
(2) 前述した説明から明らかな様に、従来の単純
回動式の可動パネルに比べ、動作に要する空間
領域を小さくできるので、その動作が邪魔にな
るという状態も軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の可動パネルの開放時の状態を
示す斜視図、第2図は本考案のフロントパネルの
一実施例を示す斜視図、第3図及び第4図は本考
案のフロントパネルの可動パネル移動機構を説明
する為の図、第5図は従来の電気電子機器のフロ
ントパネルを構成する可動パネルの動作の一例を
説明する為の図である。 2……可動パネル、2a……摺動ピン、2b…
…固定ピン、4……案内溝、7……摺動部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくともその一部が可動パネルとなつてい
    る電気電子機器のフロントパネルにおいて前記
    可動パネルの側面下部と回動可能に係合し、前
    記可動パネルの下縁を前記電気電子機器の前後
    方向に摺動する摺動部材と、前記可動パネルの
    側面上部と摺動可能に係合し、かつ該ピンをほ
    ぼ垂直方向にガイドする案内溝とを具備したこ
    とを特徴とするフロントパネル。 (2) 開放時における前記可動パネルの上部が嵌り
    合う嵌合部を有することを特徴とする前記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のフロントパネ
    ル。
JP11352184U 1984-07-27 1984-07-27 フロントパネル Granted JPS6130277U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11352184U JPS6130277U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 フロントパネル

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JP11352184U JPS6130277U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 フロントパネル

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JPS6130277U JPS6130277U (ja) 1986-02-24
JPH0342694Y2 true JPH0342694Y2 (ja) 1991-09-06

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JP11352184U Granted JPS6130277U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 フロントパネル

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JPH0422467Y2 (ja) * 1986-04-11 1992-05-22
JPH0422468Y2 (ja) * 1986-04-17 1992-05-22
JPH0418150Y2 (ja) * 1986-10-23 1992-04-22
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JP5740944B2 (ja) * 2010-12-02 2015-07-01 セイコーエプソン株式会社 パネル体の傾動機構

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