JP2529627Y2 - 端子収容ボックス - Google Patents

端子収容ボックス

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JP2529627Y2
JP2529627Y2 JP3635391U JP3635391U JP2529627Y2 JP 2529627 Y2 JP2529627 Y2 JP 2529627Y2 JP 3635391 U JP3635391 U JP 3635391U JP 3635391 U JP3635391 U JP 3635391U JP 2529627 Y2 JP2529627 Y2 JP 2529627Y2
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JP
Japan
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box
door
terminal
case
opening
Prior art date
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JP3635391U
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JPH04132689U (ja
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泰彦 井上
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Nifco Inc
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Nifco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オーディオ・ビジュア
ル機器(以下「AV機器」という)等に備えられる端子
を収容する端子収容ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】AV機器等には、ビデオデッキまたはビ
デオカメラ等のピンジャックを接続するための端子が備
えられている。
【0003】図3に示されるように、通常端子18はキ
ャビネット11に設けられた端子収容ボックス70の奥
方に取付けられている。この端子収容ボックス70の開
口部71は蓋72で覆れており、蓋72を外方に開放す
ることにより、露出する端子18にビデオカメラ74等
のピンジャック62を接続できるようになっている。
【0004】しかし、この構造では、端子18が端子収
容ボックス70の奥方に取付けられているため、ピンジ
ャック62の接続及び引抜きが面倒であった。これに対
処するため、蓋72の開放と連動して端子18の取付面
76がキャビネット11の前面にスライドする端子収容
ボックスも提案されている。
【0005】しかしながら、従来のスライド式端子収容
ボックスは、扉72と端子18の取付面76が単にリン
ク材で連結された構造に過ぎなかったため、ピンジャッ
ク62の接続時に、端子18の取付面76がピンジャッ
ク62に押圧されて、端子収容ボックス70の奥方へ押
し戻され、ピンジャック62が接続できないという不都
合を生じていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は係る事実を考
慮し、蓋の開放と連動して、端子の取付面がキャビネッ
トの前面にスライドし、かつピンジャック接続の際に、
端子収容ボックスの奥方へ押し戻されることがない、端
子収容ボックスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係る端子収容ボ
ックスは、オーディオ・ビジュアル機器等のキャビネッ
トに設けられる端子収容ボックスにおいて、前記ボック
スの一端へ開閉自在に軸支されボックスの開口部を覆う
扉と、前記ボックス内へスライド可能に収納された端子
取付用のケースと前記扉の一端とを連結し扉の開放と連
動して前記ケースをスライドさせるリンク材と、前記扉
の開放によって前記リンク材と係合し前記ケースを係止
するストッパー手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上記構成の端子収容ボックスでは、オーディオ
・ビジュアル機器等のキャビネットに取付けられ、また
は一体に成形されたボックス内へ、端子が取付けられた
ケースがスライド可能に収納されている。このケース
は、ボックスの開口部を覆う扉が開放されると、この扉
とケースとを連結するリンク材によって、扉の開放と連
動してボックス内から引き出される。この扉の開放によ
ってストッパー手段が働き、ケースを係止する。これに
よって、ピンジャックの接続時に、端子が取付けられた
ケースがピンジャックに押圧されて、ボックスの奥方へ
押し戻されることがないので、ピンジャックを端子に確
実に接続できる。
【0009】
【実施例】図1に示されるように、実施例に係る端子収
容ボックス10は、キャビネット11の前面に形成され
た開口部71(図3参照)に収容されるボックス14
と、このボックス14にスライド可能に収納され端子1
8が取付けられたケース16と、開口部71を覆う扉2
0から構成されている。
【0010】扉20は、長方形状の平板で、その裏面の
片側には、薄肉部22が形成され、ケース16がキャビ
ネット11の前面へスライドする際、扉20と接触しな
いようになっている。また扉20の長手方向の両端部は
板厚を減少させる方向にテーパー部24が形成されてい
る。さらに、扉20の長手方向の両端部には、軸受部2
6が設けられ、ボックス14を構成する側板27の隅部
に形成されたピン28に軸支されるようになっている。
また、扉20には、軸受部26と位置をズラして軸受部
30が設けられている。この軸受部30には、板状のリ
ンク材32の端部にリンク材32と直交して形成された
ピン34に軸支されるようになっている。このリンク材
32の中央部には、半円弧状の係合部36が形成され、
その内径は、軸受部26の頭部が嵌合する大きさとされ
ている。この係合部36は、図2に示される如く、扉2
0が開放された状態において、軸受部26と嵌合する位
置に配置されている。また、リンク材32の他端部に
は、ピン34と平行で同一方向に突出するピン38が形
成されている。このピン38はケース16を構成する側
板40の下端部に設けられた略半円状の軸支孔42に軸
支されるようになっている。これにより、リンク材32
の回転運動で、ケース16がスライドされるようになっ
ている。
【0011】ケース16には端子18を収納するハウジ
ング部44と端子18に接続する配線が収容される収容
部46が設けられている。収容部46の底板47の中央
部には、断面形が略コ字状のスライド溝48がケース1
6のスライド方向(矢印A方向)に沿って形成され、ボ
ックス14の底板50の中央部に設けられたスライド材
52と嵌合するようになっている。さらに、側板40に
もガイド板54がケース16のスライド方向(矢印A方
向)に沿って形成され、ボックス14の側板27の内側
に形成されたガイド溝56に嵌合するようになってい
る。またハウジング部44の端子18の取付面19は、
若干上方に傾斜され、ピンジャック62の接続を容易に
している。
【0012】ケース16をスライド可能に収容するボッ
クス14は、ケース16を収納する大きさの側板27と
底板50から構成され、天井部とケース16が挿入され
る側部は開放されている。側板27には、前述したピン
28及びガイド溝56が、また底板50には、スライド
材52がそれぞれ設けられている。なお、このボックス
14は、必ずしも別体に製造し、キャビネット11に後
付けする必要はなく、予めボックス14が形成したキャ
ビネット11を成形してもよい。
【0013】また、キャビネット11が扉20の下辺部
と当接する部分には、扉20の長手方向に沿って長溝6
1(図2参照)が形成されている。
【0014】次に、第1実施例の端子収容ボックス10
の作動を説明する。図2の二点鎖線に示される如く、扉
10の閉止状態では、ケース16は、ボックス14の後
方に位置し、扉10がボックス14の開口部を覆ってい
る。
【0015】次に、ピンジャック62を接続する際に
は、キャビネット11に形成した窪部60と扉20の上
辺部との間に指先を掛け、扉20をピン28を回転軸と
して矢印B方向に回転させる。この時、扉20とケース
16はリンク材32で連結されているので、ケース16
はガイド板54とカイド溝56及びスライド材52とス
ライド溝48(図1参照)に案内されながら、矢印A方
向に移動し、端子18の取付面19をキャビネット11
の前面に突出させる。このケース16の移動に連動し
て、リンク材32も矢印B方向に回転しながら矢印A方
向に移動し、このリンク材32の中央部に形成された係
合部36が軸受部26の頭部と係合する。
【0016】このように端子18の取付面19がキャビ
ネット11の前面に突出した状態で、矢印D方向からピ
ンジャック62を接続する。このとき、端子18の取付
面19はピンジャック62によって押圧されるが、リン
ク材32の中央部に形成された係合部36が軸受部26
の頭部と係合しているので、ケース16がボックス14
内へ押し戻されることがない。また、ピンジャック62
の押圧力の分力が、扉20の開放方向に作用するので、
さらに係合部36と軸受部26の頭部と係合力が高めら
れる。
【0017】また、ピンジャック62を引抜き、扉20
を閉止する時は、扉20を閉止方向(矢印Bと反対方
向)に回転させる。これによって、リンク材32の中央
部に形成された係合部36と軸受部26の頭部との係合
状態が解除され、リンク材32の移動と連動してケース
16が、ボックス14の奥方へ収容される。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る端子
収容ボックスは、蓋の開放と連動して、端子の取付面が
キャビネットの前面にスライドするので、簡単にピンジ
ャックを端子に接続できる。
【0019】また、扉の開放状態でケースにはストッパ
ー機能が働くので、ピンジャックの押圧力によって、ケ
ースがボックスの奥方へ押し戻されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る端子収容ボックスの分解斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る端子収容ボックスの作動状態を示
した断面図である。
【図3】従来の端子収容ボックスの開閉構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
20 扉 26 軸受部(ストッパー手段) 32 リンク材 36 係合部(ストッパー手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ・ビジュアル機器等のキャビ
    ネットに設けられる端子収容ボックスにおいて、前記ボ
    ックスの一端へ開閉自在に軸支されボックスの開口部を
    覆う扉と、前記ボックス内へスライド可能に収納された
    端子取付用のケースと前記扉の一端とを連結し扉の開放
    と連動して前記ケースをスライドさせるリンク材と、前
    記扉の開放によって前記リンク材と係合し前記ケースを
    係止するストッパー手段と、を有することを特徴とする
    端子収容ボックス。
JP3635391U 1991-05-22 1991-05-22 端子収容ボックス Expired - Lifetime JP2529627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3635391U JP2529627Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 端子収容ボックス

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JP3635391U JP2529627Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 端子収容ボックス

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Publication Number Publication Date
JPH04132689U JPH04132689U (ja) 1992-12-09
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JP4826168B2 (ja) * 2005-08-10 2011-11-30 ソニー株式会社 電子機器

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JPH04132689U (ja) 1992-12-09

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