JP2797555B2 - 開閉パネル装置 - Google Patents

開閉パネル装置

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JP2797555B2
JP2797555B2 JP1300485A JP30048589A JP2797555B2 JP 2797555 B2 JP2797555 B2 JP 2797555B2 JP 1300485 A JP1300485 A JP 1300485A JP 30048589 A JP30048589 A JP 30048589A JP 2797555 B2 JP2797555 B2 JP 2797555B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスク再生機器においてディスクホルダー
進退時に機器前面の蓋体を開閉自在に構成した開閉パネ
ル装置に関するものである。
従来の技術 近年、映像・音響機器におけるディスク再生機器の小
型化が進みつつある。一般にディスク再生機器は第6図
に示すように機器前面のパネル1とディスクを載置し本
体へ収納する進退自在のディスクホルダー2を有し、パ
ネル1にはディスクホルダー2を通過させる開口部3と
ディスクホルダー2を前後に進退させる開閉釦4と各種
操作釦群5と各種機能を表示させる表示部6が保持され
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではディスクホルダー
およびパネルのディスクホルダー開口部、開閉釦、各種
操作釦群、表示部のすべてがなくてはならないものであ
り、ディスク再生機器の大幅な小型化が不可能であると
いう課題を有していた。
本発明は上記課題を解消するものであり、まず上記従
来のパネルの前方にパネル全体をおおう開閉自在の蓋体
を設け、この蓋体には開閉釦、各種操作釦群、表示部を
設け、ディスクホルダーの前後への進退は上記蓋体を開
いた状態で行う構成にすることにより、機器前面の面積
を小さくすることで機器全体の大きさを大幅に小さくで
きる開閉パネル装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の開閉パネル装置は
電動によって水平方向に進退自在に移動するディスクホ
ルダーの先端部に設けた係合軸を開閉自在な蓋体に設け
たゼネバカムの係合溝と連結させることにより、ディス
クホルダーと連動して蓋体を開閉させるものであり、蓋
体が閉位置(垂直)および開位置(水平)にあるときは
蓋体の回動支点から放射線方向に形成されたゼネバカム
の係合溝がディスクホルダーの水平移動方向に対して45
゜(半直角)の入排出角でディスクホルダー先端の係合
軸と係合するゼネバ機構を構成している。また、蓋体が
開閉することによって蓋体の自重がディスクホルダーの
電動負荷として加わるのを防止するため蓋体の回動支点
上にコイル中心をもつねじりバネを蓋体を閉じる方向に
付勢して設けている。
作用 本発明の開閉パネル装置は上記した構成によって開閉
する蓋体の裏側にディスクホルダーを収納できるため蓋
体前面にディスクホルダー通過口を設ける必要がないた
め機器前面の面積を小さくすることで機器全体の大きさ
を大幅に小さくできることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の開閉パネル装置について図面
を参照して説明する。第1図は本発明の実施例における
開閉パネル装置の断面を示すものである。第2図は開閉
パネル装置が開いた状態を示す斜視図である。第1〜2
図において11は固定パネル、12は底板、13は天板、14は
足、15はディスローディングメカニズム、16はディスク
ホルダー、17はディスクホルダー飾り、18a,18bは係合
軸でありディスクホルダー飾り17と一体的に形成されて
いる。固定パネル11はネジ19によって底板12に固定され
ている。ディスクローディングメカニズム15はネジ20に
よって底板12に固定されている。ディスクホルダー16は
電動により水平方向に進退自在に移動するようディスク
ローディングメカニズム15に保持されている。21a,21b
は支軸受部であり固定パネル11と一体的に形成されてい
る。22は開閉パネル、23はリヤーパネル、24a,24bは支
軸、25a,25bはゼネバカム溝部である。リヤーパネル23
は係合ツメ26a,26bで開閉パネル22に固定されている。
支軸24はリヤーパネル23と一体的に形成されており支軸
受部21の支点孔27a,27bに挿入されている。ゼネバカム
溝部25はリヤパネル23と一体的に形成されており係合軸
18と係合する位置関係にある。28a,28bはローラであり
リヤーパネル23の保持リブ29a,29bによって回転自在に
保持されている。30はパネル側回路基板、31は本体側回
路基板、32は配線材でありパネ側回路基板30に実装され
たコネクタ33と本体側回路基板31に実装されたコネクタ
34に両端を接続されている。35はバランスバネであり支
軸24および支点孔27の中心線上にあるバネ軸36にコイル
部を挿入し腕部片端を固定パネルバネ掛け孔37に、もう
一方の腕部片端をリヤーパネルバネ掛け溝38に係合させ
てリヤパネル23を固定パネル11側へ閉じる方向に付勢し
ている。なおバネ軸36はリヤーパネル23と一体的に形成
されている。39は開閉釦であり支軸40を支点として回動
してスイッチ41をON/OFFする。支軸40は開閉パネル22と
リヤーパネル23に形成された保持リブ42,43によって回
動自在に保持されている。開閉釦39には開時操作面44と
閉時操作面45の2つの操作面がある。46は支軸抜け止め
用の弾性ツメでありリヤーパネル23と一体的に形成され
ている。47はディスクでありディスクホルダー16の上に
載置される。
以上のように構成された開閉パネル装置について、以
下第1図を用いてその動作を説明する。まず第1図にお
いて開閉パネル装置が閉じた状態にあるときディスクホ
ルダー16およびその上に載置されたディスク47は演奏位
置にある。このとき係合軸18a,18bはゼネバカム溝部25
a,25bと係合しており、ゼネバカム溝部25a,25bは支軸24
a,24bの中心垂直線Aに対して半直角(45゜)であるB
角度で傾斜している。つぎに開閉釦39をC方向に押すと
電動によりディスクホルダー16がD方向に進行する。そ
して、係合軸18a,18bが垂直線Aの線上を通過する位置
においてゼネバカム溝25a,25bも垂直線Aに位置する。
このときゼネバカム溝25a,25bの支軸24a,24bからの最短
距離Eは支軸24a,24bから係合軸18a,18bまでの距離Fよ
り短く設定されている。つぎに係合軸18a,18bがG位置
まで進行したときゼネバカム溝25a,25bは垂直線Aに対
して半直角(45゜)であるB′角度に傾斜し、開閉パネ
ル22は閉時に対し直角(90゜)に開くことになる。この
G位置以降は係合軸18a,18bはゼネバカム溝25a,25bとの
係合を解除し、リヤーパネル23の壁面を摺動しながらH
位置へと進行する。H位置は開閉パネル22の先端であり
係合軸18a,18bがH位置を通過する直前でローラ28a,28b
がディスクホルダー16の下面と接触し開閉パネル22の開
き角度90゜を維持する。その後はディスクホルダー16が
ディスク47を着脱できる位置まで進行して停止する。
つぎに開閉パネル装置が開いた状態にあるとき開閉釦
39をI方向に押すと電動によりディスクホルダー16がJ
方向に退行する。以降は上記した動作の逆動作を行いな
がら閉じてディスクホルダー16は停止し演奏状態に戻
る。
つぎに第3図を用いてバランスバネ35の作用について
説明する。
まず第3図において開閉パネル22の開き角度をθ、開
閉パネル部の重心Gの移動による重量Wを支軸まわりの
トルクに換算した値をT1、バランスバネ35の閉じ力を支
軸まわりのトルクに換算した値をT2としたとき、T2+T1
の値は開閉パネル22の開き角度θが90゜のとき略0(つ
まり負荷が殆んどない)となりθが0゜のときにわずか
にT2がT1を上回るようにバランスバネ35のバネ力が設定
されている。このためディスクホルダー16が開閉パネル
部を開閉させるために必要とする力はわずかとなり電動
負荷の増加が殆んどなくディスクホルダー16は開閉パネ
ル部が存在しない状態と殆んど変わりなく円滑に動作で
きる。
つぎに第4〜5図を用いて本発明の開閉パネル装置が
従来例に対してディスク再生機器のサイズをいかに小型
化できるかについて説明する。
第4図は開閉パネル装置が閉じた状態を示す外観図、
第5図は開閉パネル装置が開いた状態を示す外観図であ
る。13は天板、11は固定パネル、22は開閉パネル、39は
開閉釦、51は各種機能を表示させる表示部、52は各種操
作釦群、16はディスクホルダーである。ディスクホルダ
ー16は表示部51の裏側に収納されるため開閉パネル22の
表面積は表示部51と各種操作釦群52と開閉釦39の必要配
置面積まで小さくすることができるため従来例のように
ディスクホルダー16の面積に相当する通過口を開閉パネ
ル22に設ける必要がない。したがって従来例に対して機
器前面の面積を小さくすることで特に機器全体の横幅寸
法を大幅に小さくできる。
発明の効果 以上のように本発明の開閉パネル装置は、開閉パネル
部の裏側に配置したディスクローディングメカニズムの
進退自在なディスクホルダーの電動力を利用して負荷な
く開閉パネルを開閉動作させることにより、従来例のよ
うなディスクホルダー通過口を機器前面に設ける必要が
ないため機器前面の面積を小さくすることで機器全体の
大きさを大幅に小さくできるものである。また、開閉パ
ネルを開閉動作させるための負荷がバランスバネの作用
により殆どないため従来例の場合に使用していたディス
クローディングメカニズムを本発明の開閉パネル装置に
も使用できることでディスクローディングメカニズムの
標準化が可能となり原価的メリットを発揮できるなどの
効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における開閉パネル装置の断面
図、第2図は本発明の実施例における開閉パネル装置が
開いた状態を示す斜視図、第3図は本発明の実施例にお
ける開閉パネル装置のバランスバネの作用を示す側断面
図及び負荷トルク図、第4図は本発明の実施例における
開閉パネル装置が閉じた状態を示す外観図、第5図は第
4図の開閉パネル装置が開いた状態を示す外観図、第6
図は従来のディスク再生機器の外観図である。 16……ディスクホルダー、18a,18b……係合軸、15……
ディスクローディングメカニズム、21a,21b……支軸受
部、22……開閉パネル、23……リヤーパネル、24a,24b
……支軸、25a,25b……ゼネバカム溝部、28a,28b……ロ
ーラ、35……バランスバネ、39……開閉釦。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動によって水平方向に進退自在に移動す
    るディスクホルダーと前記ディスクホルダーに形成され
    た係合軸と前記ディスクホルダーの移動に連動して一支
    点を中心に回動して開閉する蓋体と前記蓋体に形成され
    て前記係合軸が係合する係合溝を有するゼネバカムとか
    ら成り、前記係合軸を前記ゼネバカムの係合溝と連結せ
    しめたことを特徴とする開閉パネル装置。
  2. 【請求項2】蓋体の閉位置および開位置において前記蓋
    体の回動支点から放射線方向に形成された前記ゼネバカ
    ムの係合溝がディスクホルダーの水平移動方向に対して
    半直角の入排出角で前記係合軸と係合することにより前
    記蓋体の開閉範囲が直角になるよう構成したことを特徴
    とする請求項1記載の開閉パネル装置。
  3. 【請求項3】蓋体の回動支点上にコイル中心を有するね
    じりバネを蓋体を閉じる方向に付勢して設けることによ
    り前記蓋体の開閉時の自重による前記ディスクホルダー
    の電動負荷を略消滅せしめたことを特徴とする請求項1
    記載の開閉パネル装置。
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