JP2836401B2 - カセット蓋開閉装置 - Google Patents

カセット蓋開閉装置

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JP2836401B2
JP2836401B2 JP4246287A JP24628792A JP2836401B2 JP 2836401 B2 JP2836401 B2 JP 2836401B2 JP 4246287 A JP4246287 A JP 4246287A JP 24628792 A JP24628792 A JP 24628792A JP 2836401 B2 JP2836401 B2 JP 2836401B2
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昌彦 栗本
高志 鳥居
均 樋口
政雄 塩川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ受信機やコンパ
クトディスク付き等のカセットテープレコーダに用いら
れるカセット蓋開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオ受信機やコンパクトディス
ク付き等のカセットテープレコーダに用いられるカセッ
ト蓋開閉装置は、種々のものが提案され使用されている
が、特にテープカセットをキャビネットの上面から挿入
し取り出す構造のものとしては、図5に示す構造のもの
がある。
【0003】すなわち、キャビネット21の上面に開口
部21aを形成し、この開口部21aを開閉するカセッ
ト蓋22を設け、このカセット蓋22に一体に形成され
たカセットホルダー23により、テープカセット24を
挿脱できるものである。前記カセット蓋22は、軸25
を中心に回動自在となっており、閉蓋時にはそのカセッ
トホルダー23が何らかの手段で開かない様にロックさ
れており、カセット蓋22開放操作によりそのロックが
解除される。そして、そのロック解除により、カセット
ホルダー23に取り付けられたオープンバネ26のバネ
力で軸25を中心に回動し、カセットテープ24を開口
部21a上に持ち上げ、そのテープカセット24の挿脱
ができることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のカセット蓋開閉装置は、カセット蓋22がテ
ープカセット24を覆っている為、そのテープカセット
24の挿脱がしずらいものであり、又、開放時カセット
蓋22がキャビネット21上方に突出し品位上高級感に
欠けるという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、キャ
ビネット上面におけるテープカセット挿脱式のカセット
蓋開閉装置にして、テープカセットの挿脱性を向上させ
るとともに、品位の向上もできる高級感を持ったカセッ
ト蓋開閉装置を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカセット蓋開閉装置は、キャビネットに形成
した開口部を開閉する蓋体と、この蓋体を支持し前記キ
ャビネット内に引き込むことにより開蓋状態とする摺動
自在な支持部材と、この支持部材を摺動方向にガイドす
るガイド部材と、前記支持部材を摺動駆動する駆動手段
と、前記支持部材の摺動に連動して回動自在となるよう
に係合されるカセットホルダーとを備え、前記蓋体は閉
蓋時にその後端部が略直角方向に持ち上がり拘束される
ように構成し、前記カセットホルダーはキャビネットと
一体のシャーシに回動自在に支持され蓋体の開蓋状態で
キャビネットの開口部上に持ち上がるように構成したも
のである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、駆動手段の駆
動力で支持部材を摺動移動させることにより、その支持
部材に支持された蓋体でキャビネットの開口部を開閉す
ると共に、開蓋状態では当該蓋体はキャビネット内部に
引き込むことができ、かつ前記支持部材の移動に連動し
てカセットホルダーをその支持軸を中心として回動さ
せ、このカセットホルダーの回動により開蓋時には当該
カセットホルダーをキャビネットの開口部上に持ち上げ
ることができ、そのカセットホルダーに対するテープカ
セットの挿脱を容易に行うことができる。また、蓋体に
よる閉蓋時に当該蓋体は、その後端部が略直角方向に持
ち上がり拘束されることにより、キャビネット上面とほ
ぼ同一平面上で一致する状態で安定することとなる。
【0008】
【実施例】以下本発明カセット蓋開閉装置の実施例につ
いて、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図において、1はキャビネットであり、こ
のキャビネット1に形成した開口部1aを蓋体2により
開閉可能としている。3はガイド部材4に沿って摺動自
在な支持部材であり、前記蓋体2はこの支持部材3に支
持されて、前記キャビネット1内に引き込まれるように
なっており、その摺動による移動で蓋体2は開口部1a
を開閉する。前記支持部材3は、モータ5等の駆動手段
により摺動駆動されるようになっており、支持部材3に
設けたラック6とモータ5により駆動される駆動ギア7
によって駆動力を伝達するようにしている。8はテープ
カセット9が挿入されるカセットホルダーであり、前記
支持部材3の摺動に連動して軸8aを中心に回動自在と
なるように構成されている。
【0010】前記蓋体2は、閉蓋時にその後端部が略直
角方向に持ち上がり拘束されるように構成するため、ガ
イドピン2aと、リンクピン2bと、圧縮ばね2cとを
備えている。すなわち、ガイドピン2aは前記支持部材
3のガイド長孔3aに嵌合し、リンクピン2bは同リン
ク長孔3bに嵌合し、圧縮ばね2cは蓋体2の後端部と
支持体3との間に介在させている。ここで、ガイド長孔
3aはガイド部材4の軸方向に沿う長孔であり、リンク
長孔3bは同軸方向に対して傾斜した長孔の構成となっ
ている。
【0011】また、前記支持体3は、その前後部分にガ
イド孔を有する支持部3c,3dを備えて、前記ガイド
部材4を挿入してガイドするようにし、摺動可能として
いる。ここで、ガイド部材4は、キャビネット1表面に
対して、奥に行くほど深くなるように傾斜されており、
蓋体2をキャビネット1内に引き込み可能となってい
る。この支持部材3にはまた、その前端に係合ピン3e
を設けている。
【0012】前記カセットホルダー8は、前記係合ピン
3eに係合されるカム状の係合溝8bを形成し、前記支
持部材3の摺動によりこの係合溝8bに前記係合ピン3
eが係合されることにより、前記軸8aを中心に回動可
能となりる。ここで、軸8aは、キャビネット1と一体
のシャーシに形成された軸受け(図示せず)に回動自在
に支持されている。
【0013】前記モータ5は、その出力軸5aより、ベ
ルト10及びプーリー11を介して、該プーリー11と
一体構成の駆動ギア7に駆動力を伝達するようにしてい
る。ここで、モータ5及び駆動ギア7,プーリー11
は、キャビネット1と一体のシャーシに適宜支持されて
いるものである。また、このモータ5の駆動は、キャビ
ネット1の前面に設けた押釦(後述)の操作により行
い、1回の押圧操作により、図2に示す閉蓋状態から図
1に示す開蓋状態まで(又はその逆)の駆動が行われる
が、その駆動の停止位置の検出は、閉蓋検出スイッチ1
2及び開蓋検出スイッチ13によって行う。
【0014】図4は蓋体2を備えたキャビネット1の外
観を示すものであり、同図に示すように蓋体2はキャビ
ネット1の上面に形成した開口部1aを開閉するもので
あり、この例ではダブルカセットで蓋体2が2個併設さ
れており、その一方が開蓋状態にある。そして、その2
個の蓋体2の前方にはそれぞれテープレコーダの各機能
を操作する操作釦群14が設けられ、またキャビネット
1の前面には前述したモータ5の駆動操作用の押釦15
を設けている。
【0015】なお、16は操作釦であり、蓋体2の閉蓋
時には当該蓋体2により覆われ、開蓋時にのみ操作可能
なものである。この操作釦16は、通常はあまり使用し
ないような機能操作用の操作釦を配置している。
【0016】以上のように構成されたカセット蓋開閉装
置について、以下その動作について説明する。
【0017】まず、図2に示す蓋体2の閉蓋状態で、押
釦15を押すことによりモータ5を駆動し、駆動ギア7
を介してラック6すなわち支持部材3のキャビネット1
奥方向への移動を開始する。この移動開始の際、蓋体2
はその後端部のリンクピン2bが、リンク長孔3bの移
動によりリンク長孔3bの傾斜に沿って、圧縮ばね2c
の付勢力に逆らって一旦下方(キャビネット1の上面に
対して垂直方向)に下がり、この蓋体2の後端縁を開口
部1a縁と対向しない状態とする。このとき、ガイド長
孔3aはガイド部材4の軸方向の長孔であるため、その
移動にかかわらず蓋体2のガイドピン2a部分は下方に
下がることはない。
【0018】そして、支持部材3の移動が進み、図3の
状態になると、支持部材3の係合ピン3eがカセットホ
ルダー8の係合溝8bに係合を開始する。この係合によ
り、カセットホルダー8は軸8aを中心に持ち上がり方
向に回動を開始し、蓋体2は更にキャビネット1内に移
動することとなる。この移動によって、支持部材3が図
1の状態まで進むと開蓋状態となり、その支持部材3の
端部が開蓋検出スイッチ13を作動させ、この開蓋検出
スイッチ13の検出信号により、モータ5を停止し、支
持部材3の移動が停止する。このとき、カセットホルダ
ー8は開口部1a上に持ち上がり、テープカセット9を
取り出し可能な状態となっている。
【0019】次に、図1の開蓋状態から、図2の閉蓋状
態にするには、この状態で押釦15を押すことにより、
モータ5の駆動を開始し、支持部材3を前述とは逆方向
に移動させることになる。ここで、開蓋開始時にも閉蓋
開始時にも同一の押釦15を押すことになるが、モータ
5の正転,逆転駆動により対応するものであり、停止状
態において、閉蓋検出スイッチ12がオンであれば閉蓋
状態、開蓋検出スイッチ13がオンであれば開蓋状態で
あると判断し、その後のモータ5の回転方向が決定され
る。このようにして、モータ5の駆動により、支持部材
3が移動すると、前述と逆の動作により、カセットホル
ダー8が開口部1a内方へ傾倒されると共に、蓋体2が
開口部1a方向に出てくる。
【0020】そして、図2の閉蓋状態では、蓋体2は、
リンクピン2bが支持部材3のリンク長孔3bの傾斜に
沿ってその後端部が略直角方向に持ち上がり、かつ圧縮
ばね2cの付勢力により拘束され、キャビネット1上面
と一致する状態で安定するようになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、駆動手段の駆動
力で支持部材を摺動移動させることにより、その支持部
材に支持された蓋体でキャビネットの開口部を開閉する
と共に、開蓋状態では当該蓋体はキャビネット内部に引
き込むことができ、かつ前記支持部材の移動に連動して
カセットホルダーをその支持軸を中心として回動させ、
このカセットホルダーの回動により開蓋時には当該カセ
ットホルダーをキャビネットの開口部上に持ち上げるこ
とができ、そのカセットホルダーに対するテープカセッ
トの挿脱を容易に行うことができる。また、蓋体による
閉蓋時に当該蓋体は、その後端部が略直角方向に持ち上
がり拘束されることにより、キャビネット上面とほぼ同
一平面上で一致する状態で安定することになり、その品
位が損われることがなく高級感を持ったカセット蓋開閉
装置を提供することができるものであり、極めて有効な
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカセット蓋開閉
装置の開蓋状態の側面図
【図2】同閉蓋状態の側面図
【図3】同開蓋途中の側面図
【図4】同装置を採用した機器の部分外観図
【図5】従来のカセット蓋開閉装置の開蓋状態の側面図
【符号の説明】
1 キャビネット 1a 開口部 2 蓋体 2a ガイドピン 2b リンクピン 3 支持部材 3a ガイド長孔 3b リンク長孔 3e 係合ピン 4 ガイド部材 5 モータ(駆動手段) 7 駆動ギア 8 カセットホルダー 8a 軸 8b 係合溝 9 テープカセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩川 政雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに形成した開口部を開閉す
    る蓋体と、この蓋体を支持し前記キャビネット内に引き
    込むことにより開蓋状態とする摺動自在な支持部材と、
    この支持部材を摺動方向にガイドするガイド部材と、前
    記支持部材を摺動駆動する駆動手段と、前記支持部材の
    摺動に連動して回動自在となるように係合されるカセッ
    トホルダーとを備え、前記蓋体は閉蓋時にその後端部が
    略直角方向に持ち上がり拘束されるように構成し、前記
    カセットホルダーはキャビネットと一体のシャーシに回
    動自在に支持され蓋体の開蓋状態でキャビネットの開口
    部上に持ち上がるように構成したことを特徴とするカセ
    ット蓋開閉装置。
  2. 【請求項2】 蓋体の支持部材への支持を、蓋体に設け
    たガイドピンとリンクピンに対応する支持部材に形成し
    たガイド長孔とリンク長孔への嵌合により行い、そのリ
    ンク長孔を支持部材の摺動方向に対して傾斜させてこの
    傾斜に沿って蓋体の後端部を持ち上げるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のカセット蓋開閉装置。
  3. 【請求項3】 カセットホルダーは、当該カセットホル
    ダーに形成したカム状の係合溝に、支持部材に設けた係
    合ピンを係合することにより、その支持部材の移動に対
    応してカセットホルダーに設けた軸を中心に回動するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載のカセット
    蓋開閉装置。
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