JPH0427622B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427622B2 JPH0427622B2 JP58113267A JP11326783A JPH0427622B2 JP H0427622 B2 JPH0427622 B2 JP H0427622B2 JP 58113267 A JP58113267 A JP 58113267A JP 11326783 A JP11326783 A JP 11326783A JP H0427622 B2 JPH0427622 B2 JP H0427622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- slide plate
- cassette holder
- holder
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241000289581 Macropus sp. Species 0.000 description 1
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67581—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
- G11B15/67584—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカセツト装着装置に関するものであ
る。
る。
従来例の構成とその問題点
従来、例えばVHS方式VTR用カセツトのよう
に、テープローデイングのための開口部とそれを
遮蔽するガードパネルを有し、前記開口部からカ
セツトを磁気記録再生装置に挿入するようにし、
カセツトが直立した配置になるようなデツキを設
計する場合、第1図の如く所謂カンガルーポケツ
トのようなカセツトホルダーを配したものが殆ん
どであつた。この場合、前記のような例えば
VHSカセツトにおいては、そのカセツトに書い
てある文字、図案、ラベル等が全て逆さまにな
り、見にくいばかりでなく、商品の品格を著しく
低下させるものであつた。尚第1図において、3
1は磁気記録再生装置の本体、32はカセツホル
ダーで、エジエクトされた状態で透明部から見え
るカセツト33は取り出し自由になつている。3
4は操作用押釦、35は支点36を中心に回動自
在なハンドルである。前記カセツト33はガード
パネル側を下方にして矢印Aの方向へ挿入された
後、カセツトホルダー32を矢印Bの方向に手で
押すことにより装着される。
に、テープローデイングのための開口部とそれを
遮蔽するガードパネルを有し、前記開口部からカ
セツトを磁気記録再生装置に挿入するようにし、
カセツトが直立した配置になるようなデツキを設
計する場合、第1図の如く所謂カンガルーポケツ
トのようなカセツトホルダーを配したものが殆ん
どであつた。この場合、前記のような例えば
VHSカセツトにおいては、そのカセツトに書い
てある文字、図案、ラベル等が全て逆さまにな
り、見にくいばかりでなく、商品の品格を著しく
低下させるものであつた。尚第1図において、3
1は磁気記録再生装置の本体、32はカセツホル
ダーで、エジエクトされた状態で透明部から見え
るカセツト33は取り出し自由になつている。3
4は操作用押釦、35は支点36を中心に回動自
在なハンドルである。前記カセツト33はガード
パネル側を下方にして矢印Aの方向へ挿入された
後、カセツトホルダー32を矢印Bの方向に手で
押すことにより装着される。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するものであ
り、カセツトのラベルが正立した状態でカセツト
が装着させるようにすることを目的とする。
り、カセツトのラベルが正立した状態でカセツト
が装着させるようにすることを目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明のカセツト装
着装置は、磁気記録再生用カセツトを取り出し得
る第1の位置と前記カセツトがリール台に係合す
る第2の位置との間を移動自在に支持されると共
に一体に回転する被回転体を有するカセツトホル
ダーと、このカセツトホルダーを回転自在に支持
するスライド板と、このスライド板に回転軸を有
し、前記被回転体に回転力を伝達する回転体と、
この回転体に突設した駆動軸と、前記回転体を介
して前記スライド板を移動させるとともに前記回
転体を回転せしめる駆動レバーと、前記駆動軸の
移動及び前記スライド板の略直線移動を案内する
案内部を有するガイドベースと、前記スライド板
と一体に移動する被当接部と、前記カセツトホル
ダーに軸支され前記カセツトの脱落を防止するカ
セツトロツクレバーと、このカセツトロツクレバ
ーと係合し前記被当接部に当接すべく設けられた
当接部を有するレバーオープナとを備え、駆動源
には正逆回転するモータを有し、前記駆動源から
の駆動力を前記駆動レバーと前記駆動軸の連結に
より伝達するようにしたものである。
着装置は、磁気記録再生用カセツトを取り出し得
る第1の位置と前記カセツトがリール台に係合す
る第2の位置との間を移動自在に支持されると共
に一体に回転する被回転体を有するカセツトホル
ダーと、このカセツトホルダーを回転自在に支持
するスライド板と、このスライド板に回転軸を有
し、前記被回転体に回転力を伝達する回転体と、
この回転体に突設した駆動軸と、前記回転体を介
して前記スライド板を移動させるとともに前記回
転体を回転せしめる駆動レバーと、前記駆動軸の
移動及び前記スライド板の略直線移動を案内する
案内部を有するガイドベースと、前記スライド板
と一体に移動する被当接部と、前記カセツトホル
ダーに軸支され前記カセツトの脱落を防止するカ
セツトロツクレバーと、このカセツトロツクレバ
ーと係合し前記被当接部に当接すべく設けられた
当接部を有するレバーオープナとを備え、駆動源
には正逆回転するモータを有し、前記駆動源から
の駆動力を前記駆動レバーと前記駆動軸の連結に
より伝達するようにしたものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図は本発明の一実施例におけるカセツト装
着装置を備えたカセツトデツキを示す。カセツト
デツキ1には正面を見て右側にパワースイツチ
2、エジエクトスイツチ3があり、カセツトホル
ダー4の内部に正立して見えるカセツト5が所定
の位置にセツトされている。又このカセツトデツ
キ1には正面を見て左側にテープカウンタ6、操
作用押釦7が位置している。
着装置を備えたカセツトデツキを示す。カセツト
デツキ1には正面を見て右側にパワースイツチ
2、エジエクトスイツチ3があり、カセツトホル
ダー4の内部に正立して見えるカセツト5が所定
の位置にセツトされている。又このカセツトデツ
キ1には正面を見て左側にテープカウンタ6、操
作用押釦7が位置している。
次に第3図に基づき、カセツト装着装置の構成
について述べる。図において、8はシヤ−シ、9
はカセツトデツキ1内に設けられたガイドベー
ス、10a〜10dはガイドベース9に形成され
たガイド溝である。ガイド溝10a,10b,1
0dは夫々長さ約40mmで、水平に形成されてい
る。ガイド溝10cは水平部とその先端から下方
に延びる円弧部があり、水平部は長さ約40mm、円
弧部は第3図の状態での支軸23cを中心とする
円弧で形成されている。12はモータ、13はモ
ータ12をガイドベース9に固定する取付ベー
ス、12bはモータ12の回転軸12aに圧入さ
れたモータプーリ、14はウオームで、圧入され
た支軸14aを持ち、この支軸14は取付ベース
13を貫通している。又、ウオーム14の左側は
回転軸12aで支持されていて、モータプーリ1
2bと連結され、モータプーリ12bの回転によ
り回転する。15はウオームホイールで、ウオー
ム14と噛み合い、ガイドベース9に固定された
支軸15aを中心に回転自在である。15bはウ
オームホイール15と一体に回転する平歯車部で
ある。16は中継歯車で、前記平歯車部15bに
噛み合う平歯車部16aと別の中継歯車17と噛
み合う平歯車部16aを持ち、ガイドベース9に
固定された支軸16cを中心に回転自在でる。前
記別の中継歯車17はガイドベース9に固定され
た支軸17aを中心に回転自在である。18は連
結歯車で、ガイドベーズ9を貫通した連結支軸1
8aと共に回転し、中継歯車17と噛み合つてい
る。19は駆動歯車で、連結歯車18と噛み合
い、ガイドベース9に固定された支軸19aを中
心に回転自在である。20は駆動レバーで、先端
に長孔部21を持ち、前記支軸19aを中心に駆
動歯車19と一体に回転する。22は主回転歯車
で、スライド板23に植設された支軸23cを中
心に回転自在であり、その有効歯車部は23cを
中心に約90゜である。22aは駆動ピンで、主回
転歯車22に植設され、ローラ22bを介してガ
イド溝10c及び長孔部21と係合している。2
3a,23eは係合ピンで、スライド板23に植
設され、ローラ23b,23fを介して夫々ガイ
ド溝10a,10bと係合している。又支軸23
cもローラ23dを介してガイド溝10dと係合
している。このため、スライド板23は水平方向
にのみ約35mmの範囲で移動可能である。23gは
カセツトホルダー4を回転自在に支持するホルダ
ーシヤフトで、スライド板23の右先端に植設さ
れている。このホルダーシヤフト23gに加わる
鉛直方向の荷重は係合ピン23a,23e、支軸
23cからローラ23b,23f,23dを介し
て3つのガイド溝10a,10b,10dで支え
られる。23hはレバーオープナ24の当接部2
4aに当接すべく設けられた被当接部で、スライ
ド板23と一体である。前記カセツトホルダー4
はホルダーシヤフト23gを中心に約105゜の範囲
で回転自在である。25は被回転歯車で、カセツ
トホルダー4に固定されており、従つてホルダー
シヤフト23gを中心に約105°の範囲で回転自在
であり、主回転歯車22と噛み合つている。26
はカセツトロツクレバーで、カセツトホルダー4
に固定された支軸26aを中心に回転自在であ
り、後端には連結ピン26bが植設され、上部に
はばねかけ部26cを持ち、先端部26dがカセ
ツト5の脱落を防止する。前記レバーオープナ2
4もホルダーシヤフト23gを中心に回転自在で
あり、先端には連結ピン26bと係合する溝部2
4bがあり、後端には前記被当接部23hと当接
すべく設けられた当接部24aがある。27はば
ねで、カセツトホルダー4に固定されたばねかけ
部4bとカセツトロツクレバー26のばねかけ部
26cにかけられている。このため、カセツロツ
クレバー26は反時計方向に、レバーオープナ2
4は時計方向に付勢される。28はカセツト押え
で、カセツトホルダー4に固定されており、カセ
ツト5の上下方向の案内を行なうものである。4
aはカセツトホルダー4に形成された長孔部で、
連結ピン26bが内部を貫通している。従つて連
結ピン26bは支軸26aを中心に回転自在であ
るが、その回転範囲は長孔部4aにより制限され
る。同様にレバーオープナ24の回転範囲も制限
される。11はカセツト5の前方にあるガードパ
ネルである。29はシヤーシ8に固定されたカセ
ツト支持ポストで、カセツト5がリール台に係合
したときにカセツト5が圧着される。
について述べる。図において、8はシヤ−シ、9
はカセツトデツキ1内に設けられたガイドベー
ス、10a〜10dはガイドベース9に形成され
たガイド溝である。ガイド溝10a,10b,1
0dは夫々長さ約40mmで、水平に形成されてい
る。ガイド溝10cは水平部とその先端から下方
に延びる円弧部があり、水平部は長さ約40mm、円
弧部は第3図の状態での支軸23cを中心とする
円弧で形成されている。12はモータ、13はモ
ータ12をガイドベース9に固定する取付ベー
ス、12bはモータ12の回転軸12aに圧入さ
れたモータプーリ、14はウオームで、圧入され
た支軸14aを持ち、この支軸14は取付ベース
13を貫通している。又、ウオーム14の左側は
回転軸12aで支持されていて、モータプーリ1
2bと連結され、モータプーリ12bの回転によ
り回転する。15はウオームホイールで、ウオー
ム14と噛み合い、ガイドベース9に固定された
支軸15aを中心に回転自在である。15bはウ
オームホイール15と一体に回転する平歯車部で
ある。16は中継歯車で、前記平歯車部15bに
噛み合う平歯車部16aと別の中継歯車17と噛
み合う平歯車部16aを持ち、ガイドベース9に
固定された支軸16cを中心に回転自在でる。前
記別の中継歯車17はガイドベース9に固定され
た支軸17aを中心に回転自在である。18は連
結歯車で、ガイドベーズ9を貫通した連結支軸1
8aと共に回転し、中継歯車17と噛み合つてい
る。19は駆動歯車で、連結歯車18と噛み合
い、ガイドベース9に固定された支軸19aを中
心に回転自在である。20は駆動レバーで、先端
に長孔部21を持ち、前記支軸19aを中心に駆
動歯車19と一体に回転する。22は主回転歯車
で、スライド板23に植設された支軸23cを中
心に回転自在であり、その有効歯車部は23cを
中心に約90゜である。22aは駆動ピンで、主回
転歯車22に植設され、ローラ22bを介してガ
イド溝10c及び長孔部21と係合している。2
3a,23eは係合ピンで、スライド板23に植
設され、ローラ23b,23fを介して夫々ガイ
ド溝10a,10bと係合している。又支軸23
cもローラ23dを介してガイド溝10dと係合
している。このため、スライド板23は水平方向
にのみ約35mmの範囲で移動可能である。23gは
カセツトホルダー4を回転自在に支持するホルダ
ーシヤフトで、スライド板23の右先端に植設さ
れている。このホルダーシヤフト23gに加わる
鉛直方向の荷重は係合ピン23a,23e、支軸
23cからローラ23b,23f,23dを介し
て3つのガイド溝10a,10b,10dで支え
られる。23hはレバーオープナ24の当接部2
4aに当接すべく設けられた被当接部で、スライ
ド板23と一体である。前記カセツトホルダー4
はホルダーシヤフト23gを中心に約105゜の範囲
で回転自在である。25は被回転歯車で、カセツ
トホルダー4に固定されており、従つてホルダー
シヤフト23gを中心に約105°の範囲で回転自在
であり、主回転歯車22と噛み合つている。26
はカセツトロツクレバーで、カセツトホルダー4
に固定された支軸26aを中心に回転自在であ
り、後端には連結ピン26bが植設され、上部に
はばねかけ部26cを持ち、先端部26dがカセ
ツト5の脱落を防止する。前記レバーオープナ2
4もホルダーシヤフト23gを中心に回転自在で
あり、先端には連結ピン26bと係合する溝部2
4bがあり、後端には前記被当接部23hと当接
すべく設けられた当接部24aがある。27はば
ねで、カセツトホルダー4に固定されたばねかけ
部4bとカセツトロツクレバー26のばねかけ部
26cにかけられている。このため、カセツロツ
クレバー26は反時計方向に、レバーオープナ2
4は時計方向に付勢される。28はカセツト押え
で、カセツトホルダー4に固定されており、カセ
ツト5の上下方向の案内を行なうものである。4
aはカセツトホルダー4に形成された長孔部で、
連結ピン26bが内部を貫通している。従つて連
結ピン26bは支軸26aを中心に回転自在であ
るが、その回転範囲は長孔部4aにより制限され
る。同様にレバーオープナ24の回転範囲も制限
される。11はカセツト5の前方にあるガードパ
ネルである。29はシヤーシ8に固定されたカセ
ツト支持ポストで、カセツト5がリール台に係合
したときにカセツト5が圧着される。
尚以上述べたカセツトホルダー4の駆動機構は
カセツトデツキ1の左右の両内側面に設けられ、
一側面側に位置する駆動機構から他側面側に位置
する駆動機構への動力の伝達は前記支軸19aを
介して行なわれる。
カセツトデツキ1の左右の両内側面に設けられ、
一側面側に位置する駆動機構から他側面側に位置
する駆動機構への動力の伝達は前記支軸19aを
介して行なわれる。
以下、本発明の動作を説明する。第3図におい
て、カセツトロツクレバー26は開いた状態にあ
り、カセツト5はカセツトホルダー4に対して挿
脱自在である。さて、第3図においてモータ12
を回転するとモータプーリ12bが回転し、これ
に連結されたウオーム14も回転する。これによ
りウオームホイール15が時計方向に回転する。
この回転力は平歯車部15b、中継歯車16,1
7、連結歯車18を介して駆動歯車19に伝達さ
れ、駆動歯車19は反時計方向に回転する。従つ
て駆動歯車19に固定された駆動レバー20も支
軸19aを中心に反時計方向に回転する。ここ
で、主回転歯車22は駆動ピン22aによりロー
ラ22bを介して長孔部21及びガイド溝10c
に係合されているので、駆動レバー20のこの回
転により主回転歯車22も反時計方向に回転す
る。これにより、主回転歯車22に噛み合つてい
る被回転歯車25はその回転中心であるホルダー
シヤフト23gを中心に時計方向に回転する。従
つて被回転歯車25と一体になつているカセツト
ホルダー4も時計方向に回転する。第3図の状態
では、先に述べたようにカセツトロツクレバー2
6は開いているが、これはスライド板23に固定
された被当接部23hにレバーオープナ24の当
接部24aが当接し、溝部24bと係合した連結
ピン26bを介してカセツトロツクレバー26が
時計方向に回転するのを妨げているからである。
ところが、前記のようにカセツトホルダー4が時
計方向に回転すると以下のような動きが起る。第
5図イは第3図と同じ状態である。この状態から
約8°カセツトホルダー4が時計方向に回転する間
はレバーオープナ24の当接部24aがスライド
板23に固定された被当接部23hと当接した状
態を保つのでレバーオープナ24は回転しない。
このことによりレバーオープナ24の溝部24b
に係合された連結ピン26bはカセツトホルダー
4に対して相対的に約12°時計方向に回転する。
このときちようどカセツトロツクレバー26がカ
セツト5を確実に“ロツク”した状態となり、第
5図ロのようになる。更にカセツトホルダー4が
ホルダーシヤフト23gを中心に時計方向に回転
したときの状態を第5図ハに示す。ばね27によ
り連結ピン26bを介してレバーオープナ24は
反時計方向に付勢されているが、カセツトロツク
レバー26の下部がカセツト5の上面に当接して
いるため、カセツトホルダー4に対して相対的に
回転し得ない。即ち、この状態ではカセツトロツ
クレバー26及びレバーオープナ24はカセツト
ホルダー4と一体になつてホルダーシヤフト23
gを中心に時計方向に回転する。以上のような動
作の後、カセツト装着装置は第6図の状態に移行
する。第6図において、カセツトホルダー4及び
カセツト5は正立している。尚先に述べたよう
に、ガイド溝10cの円弧部は第3図の状態での
支軸23cを中心とした円弧で形成されているの
で、第3図の状態から第6図の状態への移行の間
は支軸23cは静止している。従つてこれを植設
しているスライド板23も静止したままである。
ここで、第3図から第6図への移行動作間に起こ
る主要部品の動きを具体的に説明すると、カセツ
トホルダー4及び被回転歯車25は時計方向に約
105°回転、スライド板23は静止、主回転歯車2
2は反時計方向に約67°回転、駆動歯車19及び
駆動レバー20は反時計方向に約57°回転を行な
い、駆動ピン22a及びローラ22bはガイド溝
10cの水平部と円弧部の境界にまで移動する。
更にモータ12が回転し、駆動レバー20が時計
方向に約76°回転すると、駆動ピン22a及びロ
ーラ22bはガイド溝10cに沿つて水平左方向
に約35mm移動する。さて、主回転歯車22の回動
中心である支軸23cはスライド板23に植設さ
れているので、先に述べたようにスライド板23
と同様、支軸23cも又水平方向にのみ移動可能
である。従つて主回転歯車22に植設された駆動
ピン22aの水平移動により主回転歯車22は回
転することなく水平左方向へ約35mm移動する。勿
論スライド板23も支軸23cを介して水平左方
向の駆動力が伝達されることにより、水平左方向
へ約35mm移動する。このときホルダーシヤフト2
3gによりスライド板23に連結されたカセツト
ホルダー4も回転することなく、水平左方向へ約
35mm移動する。以上のような動作により、カセツ
ト装着装置は第7図の状態に移行し、カセツト5
がカセツト支持ポスト29に圧着され、ガードパ
ネル5aが開き、カセツト開口部からの磁気テー
プの引出し及び収納が可能な状態になる。第7図
の状態でカセツト5の正立透視が実現されている
ので言うまでもない。尚第7図の状態から第3図
の状態への移行は以上述べた動作と全く逆の動作
であり、モータ12を逆回転することにより実現
できる。
て、カセツトロツクレバー26は開いた状態にあ
り、カセツト5はカセツトホルダー4に対して挿
脱自在である。さて、第3図においてモータ12
を回転するとモータプーリ12bが回転し、これ
に連結されたウオーム14も回転する。これによ
りウオームホイール15が時計方向に回転する。
この回転力は平歯車部15b、中継歯車16,1
7、連結歯車18を介して駆動歯車19に伝達さ
れ、駆動歯車19は反時計方向に回転する。従つ
て駆動歯車19に固定された駆動レバー20も支
軸19aを中心に反時計方向に回転する。ここ
で、主回転歯車22は駆動ピン22aによりロー
ラ22bを介して長孔部21及びガイド溝10c
に係合されているので、駆動レバー20のこの回
転により主回転歯車22も反時計方向に回転す
る。これにより、主回転歯車22に噛み合つてい
る被回転歯車25はその回転中心であるホルダー
シヤフト23gを中心に時計方向に回転する。従
つて被回転歯車25と一体になつているカセツト
ホルダー4も時計方向に回転する。第3図の状態
では、先に述べたようにカセツトロツクレバー2
6は開いているが、これはスライド板23に固定
された被当接部23hにレバーオープナ24の当
接部24aが当接し、溝部24bと係合した連結
ピン26bを介してカセツトロツクレバー26が
時計方向に回転するのを妨げているからである。
ところが、前記のようにカセツトホルダー4が時
計方向に回転すると以下のような動きが起る。第
5図イは第3図と同じ状態である。この状態から
約8°カセツトホルダー4が時計方向に回転する間
はレバーオープナ24の当接部24aがスライド
板23に固定された被当接部23hと当接した状
態を保つのでレバーオープナ24は回転しない。
このことによりレバーオープナ24の溝部24b
に係合された連結ピン26bはカセツトホルダー
4に対して相対的に約12°時計方向に回転する。
このときちようどカセツトロツクレバー26がカ
セツト5を確実に“ロツク”した状態となり、第
5図ロのようになる。更にカセツトホルダー4が
ホルダーシヤフト23gを中心に時計方向に回転
したときの状態を第5図ハに示す。ばね27によ
り連結ピン26bを介してレバーオープナ24は
反時計方向に付勢されているが、カセツトロツク
レバー26の下部がカセツト5の上面に当接して
いるため、カセツトホルダー4に対して相対的に
回転し得ない。即ち、この状態ではカセツトロツ
クレバー26及びレバーオープナ24はカセツト
ホルダー4と一体になつてホルダーシヤフト23
gを中心に時計方向に回転する。以上のような動
作の後、カセツト装着装置は第6図の状態に移行
する。第6図において、カセツトホルダー4及び
カセツト5は正立している。尚先に述べたよう
に、ガイド溝10cの円弧部は第3図の状態での
支軸23cを中心とした円弧で形成されているの
で、第3図の状態から第6図の状態への移行の間
は支軸23cは静止している。従つてこれを植設
しているスライド板23も静止したままである。
ここで、第3図から第6図への移行動作間に起こ
る主要部品の動きを具体的に説明すると、カセツ
トホルダー4及び被回転歯車25は時計方向に約
105°回転、スライド板23は静止、主回転歯車2
2は反時計方向に約67°回転、駆動歯車19及び
駆動レバー20は反時計方向に約57°回転を行な
い、駆動ピン22a及びローラ22bはガイド溝
10cの水平部と円弧部の境界にまで移動する。
更にモータ12が回転し、駆動レバー20が時計
方向に約76°回転すると、駆動ピン22a及びロ
ーラ22bはガイド溝10cに沿つて水平左方向
に約35mm移動する。さて、主回転歯車22の回動
中心である支軸23cはスライド板23に植設さ
れているので、先に述べたようにスライド板23
と同様、支軸23cも又水平方向にのみ移動可能
である。従つて主回転歯車22に植設された駆動
ピン22aの水平移動により主回転歯車22は回
転することなく水平左方向へ約35mm移動する。勿
論スライド板23も支軸23cを介して水平左方
向の駆動力が伝達されることにより、水平左方向
へ約35mm移動する。このときホルダーシヤフト2
3gによりスライド板23に連結されたカセツト
ホルダー4も回転することなく、水平左方向へ約
35mm移動する。以上のような動作により、カセツ
ト装着装置は第7図の状態に移行し、カセツト5
がカセツト支持ポスト29に圧着され、ガードパ
ネル5aが開き、カセツト開口部からの磁気テー
プの引出し及び収納が可能な状態になる。第7図
の状態でカセツト5の正立透視が実現されている
ので言うまでもない。尚第7図の状態から第3図
の状態への移行は以上述べた動作と全く逆の動作
であり、モータ12を逆回転することにより実現
できる。
以上のように本実施例によれば、カセツト5を
カセツトホルダー4に挿入するときにはやや斜め
下方へ挿入できるような位置から、カセツト5が
リール台に係合するときにはカセツト5が正立透
視できるような位置へカセツトホルダー4を移動
させるための機構が少数部品で実現でき、その機
構は前記主回転歯車22のみを駆動するといつた
極めて平易なものであつて、スライド板23によ
り支持されたカセツトホルダー4は上下左右方向
に対して位置の精度が優れている。更にスライド
板23に設けたカセツトホルダー4の支持部をカ
セツト5及びカセツトホルダー4の重心を通る直
線と近い位置に置くことにより、カセツトホルダ
ー4が所定の移動を行なうときの駆動源の負荷は
極めて小さくなる。そして、主回転歯車22に突
設された駆動ピン22aの駆動軌跡を適当に選ぶ
ことにより、カセツトホルダー4に回転と略平行
移動を合わせたさまざまな移動を行なわせしめる
ことが可能となる。更にカセツトホルダー4が移
動中にはカセツト5の脱落を防止し、カセツト挿
入位置ではカセツト15の挿脱が自在に行なえる
ように働くカセツトロツクレバー26が簡素な機
能で実現できる。又前記のようなカセツトホルダ
ー4の移動により、カセツト5の挿入が非常に楽
に行なえ、装着後のカセツト5も見やすく、商品
としても品格も非常に向上するもので、実用上の
効果は大なるものがある。
カセツトホルダー4に挿入するときにはやや斜め
下方へ挿入できるような位置から、カセツト5が
リール台に係合するときにはカセツト5が正立透
視できるような位置へカセツトホルダー4を移動
させるための機構が少数部品で実現でき、その機
構は前記主回転歯車22のみを駆動するといつた
極めて平易なものであつて、スライド板23によ
り支持されたカセツトホルダー4は上下左右方向
に対して位置の精度が優れている。更にスライド
板23に設けたカセツトホルダー4の支持部をカ
セツト5及びカセツトホルダー4の重心を通る直
線と近い位置に置くことにより、カセツトホルダ
ー4が所定の移動を行なうときの駆動源の負荷は
極めて小さくなる。そして、主回転歯車22に突
設された駆動ピン22aの駆動軌跡を適当に選ぶ
ことにより、カセツトホルダー4に回転と略平行
移動を合わせたさまざまな移動を行なわせしめる
ことが可能となる。更にカセツトホルダー4が移
動中にはカセツト5の脱落を防止し、カセツト挿
入位置ではカセツト15の挿脱が自在に行なえる
ように働くカセツトロツクレバー26が簡素な機
能で実現できる。又前記のようなカセツトホルダ
ー4の移動により、カセツト5の挿入が非常に楽
に行なえ、装着後のカセツト5も見やすく、商品
としても品格も非常に向上するもので、実用上の
効果は大なるものがある。
発明の効果
以上のように本発明によれば、カセツトホルダ
ーと一体に回転する被回転体と、カセツトホルダ
ーを回転自在に支持するスライド板と、このスラ
イド板に回転軸を有し前記被回転体に回転力を伝
達する回転体と、カセツトロツクレバーとを設け
ることにより、カセツトが正立した状態で装着で
き、その実用上の効果は大なるものがある。
ーと一体に回転する被回転体と、カセツトホルダ
ーを回転自在に支持するスライド板と、このスラ
イド板に回転軸を有し前記被回転体に回転力を伝
達する回転体と、カセツトロツクレバーとを設け
ることにより、カセツトが正立した状態で装着で
き、その実用上の効果は大なるものがある。
第1図は従来例を示す外観斜視図、第2図〜第
7図は本発明の一実施例を示し、第2図は外観斜
視図、第3図はカセツト挿入時の内部機構を示す
断面側面図、第4図は内部機構を示す分解斜視
図、第5図イ〜ハはカセツトロツク機構の動きを
示す断面側面図、第6図はカセツト挿入後カセツ
トホルダーが正立するまで回転したときの内部機
構を示す断面側面図、第7図はカセツト装着後の
内部機構を示す断面側面図である。 1……カセツトデツキ、4……カセツトホルダ
ー、5……カセツト、9……ガイドベース、10
a〜10d……ガイド溝、11……ガードパネ
ル、12……モータ、12a……回転軸、12b
……モータプーリ、14……ウオーム、15……
ウオームホイール、15b……平歯車部、16…
…中継歯車、16a,16b……平歯車部、17
……中継歯車、18……連結歯車、19……駆動
歯車、20……駆動レバー、21……長孔部、2
2……主回転歯車、22a……駆動ピン、23…
…スライド板、23a……係合ピン、23c……
支軸、23e……係合ピン、23g……ホルダー
シヤフト、23h……被当接部、24……レバー
オープナ、24a……当接部、25……被回転歯
車、26……カセツトロツクレバー、26a……
支軸、27……ばね、28……カセツト押え、2
9……カセツト支持ポスト。
7図は本発明の一実施例を示し、第2図は外観斜
視図、第3図はカセツト挿入時の内部機構を示す
断面側面図、第4図は内部機構を示す分解斜視
図、第5図イ〜ハはカセツトロツク機構の動きを
示す断面側面図、第6図はカセツト挿入後カセツ
トホルダーが正立するまで回転したときの内部機
構を示す断面側面図、第7図はカセツト装着後の
内部機構を示す断面側面図である。 1……カセツトデツキ、4……カセツトホルダ
ー、5……カセツト、9……ガイドベース、10
a〜10d……ガイド溝、11……ガードパネ
ル、12……モータ、12a……回転軸、12b
……モータプーリ、14……ウオーム、15……
ウオームホイール、15b……平歯車部、16…
…中継歯車、16a,16b……平歯車部、17
……中継歯車、18……連結歯車、19……駆動
歯車、20……駆動レバー、21……長孔部、2
2……主回転歯車、22a……駆動ピン、23…
…スライド板、23a……係合ピン、23c……
支軸、23e……係合ピン、23g……ホルダー
シヤフト、23h……被当接部、24……レバー
オープナ、24a……当接部、25……被回転歯
車、26……カセツトロツクレバー、26a……
支軸、27……ばね、28……カセツト押え、2
9……カセツト支持ポスト。
Claims (1)
- 1 磁気記録再生用カセツトを取り出し得る第1
の位置と前記カセツトがリール台に係合する第2
の位置との間を移動自在に支持されると共に一体
に回転する被回転体を有するカセツトホルダー
と、このカセツトホルダーを回転自在に支持する
スライド板と、このスライド板に回転軸を有し、
前記被回転体に回転力を伝達する回転体と、この
回転体に突設した駆動軸と、前記回転体を介して
前記スライド板を移動させるとともに前記を回転
体を回転せしめる駆動レバーと、前記駆動軸の移
動及び前記スライド板の略直線移動を案内する案
内部を有するガイドベースと、前記スライド板と
一体に移動する被当接部と、前記カセツトホルダ
ーに軸支され前記カセツトの脱落を防止するカセ
ツトロツクレバーと、このカセツトロツクレバー
と係合し前記被当接部に当接すべく設けられた当
接部を有するレバーオープナとを備え、駆動源に
は正逆回転するモータを有し、前記駆動源からの
駆動力を前記駆動レバーと前記駆動軸の連結によ
り伝達するようにしたカセツト装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58113267A JPS605462A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | カセツト装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58113267A JPS605462A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | カセツト装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605462A JPS605462A (ja) | 1985-01-12 |
JPH0427622B2 true JPH0427622B2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=14607834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58113267A Granted JPS605462A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | カセツト装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605462A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE68928301T2 (de) * | 1989-03-10 | 1998-04-02 | Hiroo Ichikawa | Verstärkter und gewellter verbundkörper |
US5443779A (en) * | 1990-11-06 | 1995-08-22 | Ichikawa; Hiroo | Method of production of reinforced composite corrugated body and method of formation of corrugating rollers for use therein |
WO2022044063A1 (ja) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 株式会社東芝 | 開閉装置 |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP58113267A patent/JPS605462A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS605462A (ja) | 1985-01-12 |
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