JPH0342073Y2 - - Google Patents

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JPH0342073Y2
JPH0342073Y2 JP16559884U JP16559884U JPH0342073Y2 JP H0342073 Y2 JPH0342073 Y2 JP H0342073Y2 JP 16559884 U JP16559884 U JP 16559884U JP 16559884 U JP16559884 U JP 16559884U JP H0342073 Y2 JPH0342073 Y2 JP H0342073Y2
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JP
Japan
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boring
needle
embroidery
knife
pulse motor
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JP16559884U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ボーリングのために1個の記号を入
力するだけでよい多頭多針自動刺繍機に関するも
のである。
従来技術 従来の多頭多針自動刺繍機では、第4図に示し
たようにボーリングメス1は1つのヘツド2に設
けられた多数の針棒31〜34の端部の針棒34
針棒31〜34の列に対して直角の位置で、かつ針
棒34から所定の距離をあけて設けられていた。
なお、第4図において、41〜43は針留め、51
〜53は針、61〜64は布押え、7は針板、8は
ヘツドであり、このように同じ構成のものが多数
設けられている。
このように構成された従来の多頭多針自動刺繍
機では、ボーリングメス1が針51〜53の列から
直角方向に離れて設けられているので、ボーリン
グを行なう場合は、刺繍枠(図示せず)に張られ
た布の所定の位置をボーリングメス1の真下に移
動させ、ボーリングメス1を下降させて布に孔を
あけた後、この孔部分を針51〜53のいずれかの
真下に位置させて刺繍させている。
しかしながら、この多頭多針自動刺繍機では、
刺繍の間に布の所定の位置のボーリング及びその
ボーリング部分の刺繍を自動的に行なうために
は、刺繍柄データの次にボーリングメス1の付い
た針棒34のセツトと、刺繍枠の布の所定の位置
を、針棒34の真下まで移動するだけの距離と針
棒34の真下から直角にボーリングメス1の真下
まで移動するだけの距離、即ち布のボーリング位
置を直接ボーリングメス1の真下まで移動させる
には距離と方向のデータを磁気テープまたは他の
記憶素子に記憶させ、またボーリングが終了して
このボーリングの刺繍に移る時には、上記のボー
リング柄データの次に刺繍針棒31〜33のいずれ
かをセツトするデータと刺繍枠の布のボーリング
された位置をセツトされた刺繍針棒の刺繍針の真
下まで移動するための距離と方向のデータを磁気
テープまたは他の記憶素子に記憶させて、それを
使用していた。従つて、アイレツト刺繍でやや大
き目の柄を刺繍する場合には、一部分ずつ若干の
ボーリングを行なつた後、このボーリング部分を
刺繍するということを繰り返し行ない、一つの柄
を完成しているため、この繰り返しを全て磁気テ
ープに準備するので、上記の方法では長大な磁気
テープを必要とし、記憶装置の容量も大きくなら
なければならないという欠点があつた。
また刺繍柄を反転させるために座標変換を行な
う場合、上記のように磁気テープに記憶されたデ
ータでは、ボーリングメス1でボーリングする布
の位置を反転すると、針棒31〜33の列に対して
対称の位置になるので、この磁気テープに記憶さ
れているデータをそのまま反転して使用すること
ができず、刺繍柄を反転したデータを新しく作ら
なければならないという欠点があつた。
目 的 本考案は、上記従来例の欠点を解消するために
なされたもので、その目的はボーリングのデータ
を単に1つのボーリングセツト信号を入力するだ
けで行なうことができる多頭多針自動刺繍機を提
供するものである。
構 成 本考案は、上記の目的を達成するために、多数
の針棒を備えた多数の頭部のそれぞれの端部の1
個の針棒にボーリングメスを固着し、針板に設け
たボーリング孔に前記ボーリングメスを通して刺
繍枠に張つた布をボーリングし、残りの針棒の針
で刺繍縫いをしてアイレツト刺繍を行なう多頭多
針自動刺繍機において、前記多数の頭部のそれぞ
れ端部の1個の針棒に設けたボーリングメスは、
それぞれ一線に並んだ前記多数の針棒の延長線上
で前記1個の針棒の外側に所定の距離をあけて設
け、操作部のスイツチ操作により予めボーリング
セツト記号を入力してメモリ上に記憶しておき、
CPUからの色替え信号により、この色替えに対
応して予め記憶された針棒信号をメモリから読み
出した時、ボーリングセツト記号であれば、ボー
リングメスと刺繍枠を所定の距離移動させること
によりボーリングメスと刺繍位置を正対させて、
ボーリングを行い得るようにしたことを特徴とす
る。以下、本考案の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本考案の1実施例の多頭多針自動刺
繍機の側面図を示したもので、1はボーリングメ
ス、2はヘツド、31〜33は針棒、34はボーリ
ングメス1が付けられた端部の針棒、41〜43
針留め、51〜53は針、61〜64は布押え、7は
針板、8はベツド、9はかまであり、これらの構
成は前述の従来例の構成と同じであるので説明は
省略するが、本考案では、ボーリングメス1は針
棒31〜33の延長線上で、端部の針棒34から外
側に所定の距離だけあけた腕10を介して固定さ
れている。
このように構成された本実施例の多頭多針自動
刺繍機では、刺繍枠に張られた刺繍布の所定の位
置をボーリングする場合は、刺繍枠を針棒31
4の並んでいる方向、即ち横方向にのみ移動す
れば良く、また針棒34からボーリングメス1ま
での距離が一定であるので、距離の設定をする必
要がない。従つて、刺繍布の所定の位置をボーリ
ングする場合は、磁気テープに記憶されるデータ
は単に選択された刺繍針の記号とボーリングする
という記号をデータとして入力すればよい。
第2図は、本考案の多頭多針自動刺繍機を駆動
するためのブロツク図で、コントロールユニツト
11はRAMを有するCPU12及びインターフエ
ース13を内蔵し、インターフエース13はパワ
ーユニツト14、ACモータ16の駆動を制御す
るACモータコントロール15、Y軸パルスモー
タ18の駆動を制御するY軸パルスモータドライ
バ17、X軸パルスモータ20の駆動を制御する
X軸パルスモータドライバ19、横移動モータ2
2の駆動を制御する横移動モータドライバ21に
接続され、また横移動モータドライバ21には横
移動モータ22の位置信号を出力するロータリー
エンコーダ23が接続され、更にインターフエー
ス13にスタート・ストツプスイツチ24が接続
されている。また、パワーユニツト14は電源2
5からトランスユニツト25によつて電力が供給
され、ACモータコントロール15、Y軸パルス
モータドライバ17、X軸パルスモータドライバ
19及び横移動モータドライバ21に電力を供給
している。またテープリーダ26はパワーユニツ
ト14から電力が供給され、テープリーダ26に
記憶された信号はコントロールユニツト11で読
み取られ、Y軸パルスモータ18、X軸パルスモ
ータ20及び横軸移動モータ22の駆動を制御す
る信号としてCPU12のRAMに記憶される。
このように構成された本実施例の多頭多針自動
刺繍機では、CPU12からの指示によりY軸パ
ルスモータ18及びX軸パルスモータ20が刺繍
枠の動きを制御し、針替えは横移動モータ22に
よつて行なわれる。
ここで、刺繍柄の刺繍のみを行なう場合、刺繍
枠の動きは磁気テープに記憶された刺繍柄データ
がテープリーダ27で読み取られてCPU12の
RAMに記憶され、多色刺繍を行なうための針替
えはパネルの針替えキーで予め入力されていた針
棒番号によつて行なわれる。
次に、アイレツト刺繍の場合は、刺繍柄は前述
と同様に磁気テープに記憶されたデータで行なう
が、ボーリングに移行するときは、針替えの所で
パネルの針替えキーより針棒番号以外の記号を予
め入力しておき、またボーリングが終了して刺繍
に移行するときには、パネルの針替えキーより刺
繍する針番号をを予め入力しておくだけのデータ
を磁気テープに記憶しておくことにより、前の刺
繍が終ると、ボーリングメス1を付けた針棒34
が駆動位置にセツトされ、刺繍枠がボーリングメ
ス1の位置に移動する。次にボーリングが済む
と、指定の針棒が駆動位置にセツトされ、刺繍枠
は刺繍針の位置へ戻り、次の刺繍が開始される。
第3図は、上記のブロツク図の作動のフローチ
ヤートを示したもので、スタートすると、針替え
か、ボーリングかのどちらかが選択され、ボーリ
ングが選択されていれば、ボーリングメス1が付
いている針棒34が駆動位置に移動し、次に刺繍
枠が針棒34とボーリングメス1の間を移動して
ボーリングが行なわれる。ボーリングが連続的に
行なわれる場合はこのフローで実行される。そし
て、針替えの場合は針棒の何番目かが選択され、
その針棒に従つて刺繍が実行される。
以上のように、本実施例では、磁気テープには
刺繍データの他に針替えのため及びボーリングの
ためにパネルの針替えキーよりそれぞれ1個の記
号を記憶させるだけで、針替えと刺繍枠の移動を
行なうことができるので、磁気テープ等に記憶さ
れるデータ量が少なくてすみ、また座標の変換を
行なう場合にも磁気テープ等を作り直す必要はな
く、磁気テープ等に記憶されているデータをその
まま使用することができ、アイレツト刺繍を極め
て経済的に、かつ能率的に行なうことができる。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案は、ボ
ーリングメスを多数の並んだ刺繍針の延長上に設
けたので、磁気テープ等に記憶されるデータの量
が少なくてすみ、アイレツト刺繍を経済的に、か
つ能率的に行なうことができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の多頭多針自動刺繍
機の正面図、第2図を第1図の多頭多針自動刺繍
機を駆動するための回路のブロツク図、第3図は
第2図のブロツク図の一部の動作のフローチヤー
ト、第4図は従来の多頭多針自動刺繍機の正面図
及び側面図である。 1……ボーリングメス、2……ヘツド、31
4……針棒、41〜43……針留め、51〜53……
刺繍針、61〜64……布押え、7……針板、8…
…ベツド、9……かま、10……腕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の頭部にそれぞれ備えた多数の針棒の端部
    の1個の針棒にボーリングメスを固着し、針板に
    設けたボーリング孔に前記ボーリングメスを通し
    て刺繍枠に張つた布をボーリングし、残りの針棒
    の針で刺繍縫いをしてアイレツト刺繍を行なう多
    頭多針自動刺繍機において、前記多数の頭部の前
    記多数の針棒の延長線上で前記端部の1個の針棒
    の外側に所定の距離をあけて設けた前記ボーリン
    グメスと、スイツチ操作により予めボーリングセ
    ツト記号を入力する操作部と、色替信号に対応し
    てボーリングセツト記号及び針棒信号を記憶する
    メモリを有するCPUと、刺繍枠をXY方向に移動
    するX軸パルスモータとY軸パルスモータと、前
    記CPUから色替え信号により、この色替えに対
    応して前記メモリから針棒信号またはボーリング
    セツト記号を読み出す手段と、読み出した信号が
    ボーリングセツト記号である時、X軸パルスモー
    タとY軸パルスモータにより前記刺繍枠を所定の
    距離移動させて前記ボーリングメスと刺繍位置を
    正対してボーリングを行う手段とを有することを
    特徴とする多頭多針自動刺繍機。
JP16559884U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0342073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16559884U JPH0342073Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16559884U JPH0342073Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6182992U JPS6182992U (ja) 1986-06-02
JPH0342073Y2 true JPH0342073Y2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=30723441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16559884U Expired JPH0342073Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6182992U (ja) 1986-06-02

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