JPH0341174A - 光ファイバー用コーティング組成物 - Google Patents

光ファイバー用コーティング組成物

Info

Publication number
JPH0341174A
JPH0341174A JP1177615A JP17761589A JPH0341174A JP H0341174 A JPH0341174 A JP H0341174A JP 1177615 A JP1177615 A JP 1177615A JP 17761589 A JP17761589 A JP 17761589A JP H0341174 A JPH0341174 A JP H0341174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
acid
weight
amino
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1177615A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Nonami
野浪 薫
Masaki Niimoto
新本 雅樹
Mitsuo Sato
三男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP1177615A priority Critical patent/JPH0341174A/ja
Publication of JPH0341174A publication Critical patent/JPH0341174A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は耐熱水性に優れ、低ヤング率かつ高屈折率であ
る、光ファイバー用コーティング組成物に関する。
〈従来の技術〉 従来、光学ガラスファイバーは表面に傷がつくと光伝送
損失が多くなるという問題が生ずることから、ファイバ
ー表面を保護するために各種フティング材で被覆して用
いられている。このようす光ファイバー用ゴーティング
組成物としては、現在ウレタンアクリレート系のtjV
硬化型コーティング材が硬化性及び強伸度等の性能に優
れているため、多く使用されている。
しかしながら、従来のものは、熱水処理後のブリードア
ウト物が多く、耐熱水性が十分とは言えず、長期的信頼
性の点で満足できないことや、屈折率が低い等の問題を
有している。
このため、これらの性能を改良するために、ウレタンア
クリレートのポリオール成分や、単官能アクリレート等
につき、改良検討がなされ、種々の提案が成されている
。例えば、特開昭61−21117号公報には、分子j
1850以上のポリテトラメチレングリコールの両端に
ジイソシアネートを反応させ、ついでアクリロイル基ま
たはメタクロイル基と水酸基とを有する化合物を反応さ
せて得られた、両末端にアクリロイル基またはメタクロ
イル基を有するウレタンアクリレート20〜80重量部
と、下記式(1)又は(2)で表わされる単官能アクリ
レート80〜20重量部から成る光硬化型樹脂組成物が
提案されている。
(R: アルキル基 (C6H13′Cl8H37)。
RI: H又はCHs ) 2−0− (CH−CH2 O) 3 (n:1〜14、R,:H又はCH3、R2:アルキル
基、フェニル基、脂環基又は複素環基、R3:H又はC
H3) 又、特開昭62−116672号公報には、無黄変型ウ
レタンアクリレートオリゴマー30〜50重量%と下記
式(1)で表わされるモノアクリレート50〜7o重f
n%からなる光硬化型被覆用組成物 R3 (1) (R,: H又はCH3、R2:低級アルキレン基、R
3:H又はアルキル基、n = 1〜20 )が提案さ
れているが、未だ耐熱水性とヤング率と屈折率とのバラ
ンスが不十分なのが現状である。
そこで、本発明者らは、鋭意研究の結果、ポリウレタン
ポリアクリレートのポリオール成分に、分子ls o 
o以上のポリテトラメチレンエーテルグリコール(X)
および、1分子中に少なくとも1個のアミド基及びイソ
シアネート反応性ヒドロキシル基を含有するアミドヒド
ロキシ化合物(Y)からなる混合物(口〉を用いると、
耐熱水性の性能が向上し、低ヤング率となり、また、単
官能アクリレートとして、構造式(1)と構造式(2)
の混合物を用いると、低ヤング率でかつ屈折率の高いコ
ーテイング材が得られることを見出した。
C’ H2 CH 4 9 (1) 2 5 (R+ H又は CH3゜ R2:H又はCH3。
n=1 〜5) 1 2 (R+ H又は CH3゜ R2:H又はCH3゜ R3:H又はCH3 ) 〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、 耐熱水性に優れ、 かつ低ヤン グ率で高屈折率の光伝送用の光ファイバー用フーティン
グ組成物を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 本発明の要旨とするところは、1分子中に2個以上のイ
ソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物(イ
)と、分子fft500以上のポリテトラメチレンエー
テルグリコール(X) 及び、1分子中に少なくとも1
個のアミド基及びイソシアネート反応性ヒドロキシル基
を含有するアミドヒドロキシ化合物(Y)からなる混合
物(ロ)、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート(
ハ)とを反応させて得られるポリウレタンポリ(メタ)
アクリレート(A)20〜95重量部と下記式(1)で
表わされる単官能アクリレート及び下記式(2)で表わ
される単官能アクリレートからなる混合物(B)5〜8
0重量部及び光重合開始剤(C)からなる光ファイバー
用コーティング組成物にある。
−〇 CH2CHCm 2  R5 (R+ H又は CH3゜ R2:H又はCH3゜ 1〜5) 1 (R+:H又は CH3゜ H又はCH3゜ H又はCH3 ) 本発明に用いられるポリ ウレタンポリ (メタ) アクリレ− ト (A) は、 ポリイソシアネー ト化合 物(イ) と分子15 00以上のポリテ トラメチレ ンエーテルグリコール(X)及び1分子中に少なくとも
1個のアミド基及びイソシアネート反応性ヒドロキシル
基を含有するアミドヒドロキシ化合物(Y)からなる混
合物(ロ)と、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト(ハ)とを反応させて得られるものである。
ポリイソシアネート化合物(イ)としては、特に限定さ
れるものではなく、目的に応して用いられる。具体例と
しては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフエニ
ルメタンジイソンア不一ト、ナフタレンジイソシアネー
ト、インホロンジイソシアネート、ビス(イソシアネー
トメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン−
4,4′−ジイソシアネート等が挙げられる。
本発明に用いられる(口)成分の1つであるアミドヒド
ロキシ化合物(Y)は、1分子中に少なくとも1個のア
ミド基およびイソシアネート反応性とドロ牛シル基をそ
れぞれ含有する化合物であり、具体例としては例えば、
モノカルボン酸とアミノアルコールとの反応生成物、カ
ルボン酸エスチルとアミノアルコールとの反応生成物、
ヒドロキシカルボン酸と少なくとも1個の第1級または
第2級アミノ窒素を含む化合物との反応生成物、ラクト
ンのようなヒドロキンカルボン酸の内部エステルとアン
モニアまたは少なくともl@の第1級または第2級アミ
ノ窒素を含む化合物との反応生成物、ポリアミドポリオ
ール等が挙げられる。
モノカルボン酸とアミノアルコールとの反応生成物を得
るために用いられるモノカルボン酸の具体例としては、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ラフ酸、吉草酸、カプロン
酸、カプリル酸、2−エチルへ牛サン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、 リノール酸、リルン酸、シクロへ牛サンカルボン
酸、フェニル酢酸、安息香酸、o−)ルイル酸、m−)
ルイル酸、p−)ルイル酸、0−クロロ安息香酸、m−
クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ブロモ安息
香酸、m−ブロモ安息香酸、p−ブロモ安息香酸、サリ
チル酸、p−ヒドロ牛シ安息香酸、アントラニル酸、0
−メトキシ安息香酸、m−メトキシ安息香酸、およびp
−メトキシ安息香酸等を挙げることができる。
又、アミノアルコールの具体例としては、例えば、エタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、N−メチルエタノ
ールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−フェニ
ルエタノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、4
−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ−2−エチル−
1,3−プロパンジオール、6−アミノ−1−ヘキサノ
ール、2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−1,3
−プロパンジオール、2−アミノ−3−メチル−1−ブ
タ7−ル、3−アミノ−3−メチル−l−ブタノール、
2−アミノ−4−メチル−1−ペンタノール、2−アミ
ノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミ
ノ−2−メチル−l−プロパノール、5−アミノ−1−
ペンタ/−ル、3−アミノ−1,2−プロパンジオール
、】−アミノ−2−プロパツール、 3−アミノ−1−
プロパツール及びヒドロキシアルキルアニリン!  例
えばp−アミノベンジルアルコール等を挙ケることがで
きる。
アミドヒドロキン化合物をモノカルボン酸エステルとア
ミノアルコールとの反応により合成するときのモノカル
ボン酸エステルとしては、上記のモノカルボン酸の各種
エステル類を挙げることができる。又、アミノアルコー
ルの具体例としては前記のものを挙げることができる。
アミドヒドロキシ化合物をヒドロキシカルボン酸と少な
くとも1個の第1級または第2級アミノ窒素を含む化合
物との反応から合成するためのヒドロキシカルボン酸の
具体例としては、例えば、ヒドロキシ酢酸、α−ヒドロ
キシプロピオン酸、およびα−ヒドロキシイソラク酸の
ようなα−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシラク酸のよう
なβヒドロキン酸、γ−ヒドロキシ吉草酸のようなγ−
ヒドロキシ酸、マンデル酸のような芳香族ヒドロキシ酸
、無水フタル酸とジエチレングリコールとの反応で得ら
れるヒドロキシ酸、2,2−ビス(ヒドロキンメチル)
プロピオン酸等を挙げることができる。
又、少なくとも1個の第1級または第2級アミノ窒素を
含んでおり、上記ヒドロキシ酸と反応する化合物として
は、アミノアルコール、アミノラクタム、脂肪族モノ又
はポリアミン及び芳香族モノ又はポリアミンがあり、そ
の具体例としてはアミノアルコールには前述のモノカル
ボン酸又はカルボン酸エステルとの反応に用いたものが
含まれ、少なくとも1個の活性水素を窒素原子上に有す
る適当な脂肪族、環状及び芳香族アミンの具体例として
は、メチルアミン、エチルアミン、イソプロピルアミン
、n−ブチルアミン、ヘキシルアミン、ネオヘプチルア
ミン、2−エチルヘキシルアミン、デシルアミン、アミ
ノメチルトリメトキシシラン、アミノエチルトリエトキ
シシラン、アミノエチルトリブトキシシラン、アミノブ
チルトリエトキシシラン、アミノペンチルトリエトキシ
シラン、アニリン、 トルイルアミン、キシリルアミン
、ナフチルアミン、ベンジルアミン、フェネチルアミン
、シクロペンチルアミン、メチルンクロペンチルアミン
、シクロヘキシルアミン、メチルンクロヘキジルアミン
、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルア
ミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、モルホリン
、テトラヒドロフルフリルアミン、ピペラジン、N−プ
ロピルピペラジン、ピペリジン、2−エチルピペリジン
、4.4’ジビペリジン、1.3−ジ(4−ピペリジル
)プロパン、115−ジ(4−ピペリジル)ペンタン等
を挙げることができる。
アミドヒドロキシ化合物をヒトaキ/カルボン酸の内部
エステルとアンモニア又は少なくとも1個の第1級又は
第2級アミ/窒素を含む化合物との反応生成物より得る
場合の、有用なカルボン酸の内部エステル化合物の具体
例としては、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン
、α−バレロラクトン及びε−カプロラクトン等を挙げ
ることができる。第1級又は第2級アミノ窒素を有する
適当な化合物の例としては通常のモノ又はジアミン化合
物が挙げられ、前述の各種モノアミン又は1、 4−ジ
アミノブタン、112−ジアミノシクロへ牛サン、l、
10−ジアミノデカン、1.12−ジアミノドデカン、
1,6−ジアミツヘキサン、1.5−ジアミノペンタン
、1.8−ジアミノオクタン、l、2−ジアミノ−2−
メチルプロパン、1,2−ジアミノプロパン、■、3−
ジアミノプロパン、l、7−ジアミノへブタン、ピペラ
ジン等のジアミンが挙げられる。
更に、アミドヒドロキシ化合物として、ラクチドと1個
9以上の活性水素原子を有する、少なくとも1個のアミ
ン窒素を含む化合物との反応生成物からも得ることがで
きる。ラクチドの具体例としては、例えば、乳酸2分子
から形成される自己エステル化生成物で代表されるよう
なα−ヒドロキシ酸の自己エステル化により形成される
ジラクトンを挙げることができる。又、アミノ窒素含有
化合物の具体例としては、アンモニア及び前述した第1
級または第2級アミノ窒素を有する化合物を挙げること
ができる。
尚、本発明にむいては、アミドヒドロキン化合物として
ポリアミドポリオールを用いることもできる。ポリアミ
ドポリオールの合成法としては、ポリアミドにヒドロキ
シル基を含有するカルボン酸又はヒドロキシル基を含有
するアミンを反応させることにより得ることができる。
この場合、ヒドロキシル基を含有するカルボン酸を反応
させるかアミンを反応させるかはポリアミドの合成のと
きにアミンと酸のどちらを過剰に使うかによる。
ここで用いられるポリアミドは、一般にはジアミンと二
塩基酸との反応により生成される。好ましいポリアミド
は飽和二塩基酸とジアミンとの反応によって得られるも
のである。飽和二塩基酸の具体例としては、ンコウ酸、
マロン酸、コハク酸、メチルコハク酸、2,2−ジメチ
ルコハク酸、2゜2−ジメチルコハク酸、ヘキンルコハ
ク酸、グルタル酸、212−ジメチルグルタル酸、3.
3−ジメチルグルタル酸、3I 3−ジエチルグルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、フタル酸、イ゛/フタル酸、テレフタ
ル酸、テトラクロロフタル酸、l、  2シクロへ牛す
ンンカルボン酸、I、  3−/り0−。
牛サンジカルボン酸、I、’4−シクロへ牛サンジカル
ボン酸、  1.  l−ンクロブタンジカルボン酸等
を挙げることができる。又、ジアミンの具体例としては
前述のラクトンとの反応に用いられるジアミンが挙げら
れる。ポリアミドと反応させるヒドロキシル基を含有す
るカルボン酸の具体例としては、乳酸、グリコール酸、
ヒドロキシラフ酸、ヒドロ牛ジステアリン酸、し7ルン
酸などが挙げられる。又、ヒドロキシル基を含有するア
ミンの具体例としては、2−アミノエタノール、2アミ
ノ−1−ブタノール、4−アミノ−1−ブタノール、2
−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、2−アミノ
−2−エチル−1,3−プロパンジオール、6−アミノ
−l−へキサノール、2−アミノ−2−(ヒドロキシメ
チル)−1,3プロパンジオール、2−アミノ−3−メ
チル−1−ブタノール、2〜アミノ−2−メチル−1,
3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−
プロパツール、5−アミノ−1−ペンタ/−ル、3−ア
ミノ−1,2−プロパンツオール、l−アミ7−2−プ
ロパツール、3−アミノ−j−プロパツール、2−(3
−アミノプロピルアミノ)エタノール等を挙げることが
できる。
ポリテトラメチレングリコール(X)とアミドヒドロキ
ン化合物(Y)の混合比率としては、ポリテトラメチレ
ングリコール(X)1モルに対してアミドヒドロキシ化
合物(Y)0.2〜2.0モルであることが望ましい。
ポリテトラメチレングリコール(X)の比率がこの範囲
より高くなると、低ヤング率ではあるが、強度が小さく
なる傾向にある。逆に、ポリテトラメチレングリコール
(X)の比率がこの範囲より低くなると、伸度が小さく
なる傾向にある。
該ポリウレタンボッ(メタ)アクリレートの合成比率と
しては、 (イ)/(ロ)/(ハ)=110゜5〜0.
 910. 2〜1. 1であることが望ましい。ポリ
オール(c7)の比率がこの範囲上り低くなると、強伸
度等の性能が劣化したり、80°Cの熱水処理後のブリ
ードアウト物が多くなることがある。逆に、ポリオール
(ロ)の比率がこの範囲より高くなると、粘度が高くな
り、作業性が悪くなる傾向にある。又、 (ハ)成分の
比率がこの範囲より低くなると、未反応のイソシアネー
トが残り、ゲル化すること力fある。逆に、 (ハ)成
分の比率がこの範囲より高くなると、硬化性が悪くなる
傾向にある。
本発明において合成されるポリウレタン(メタ)アクリ
レートはフーティング適性を与えるため、通常単官能ア
クリレートを加えるが、強伸度のバランス、屈折率の点
から、構造式(1)と構造式(2)の化合物の混合物か
らなるアクリレートが使用される。
CH2CHCt  He (1) 2  R5 (R+:H又はCH3,R2:H又はCH3n=1〜5
) (R+ : H又はCH3,R2・H又はCH3n=1
又はCH3) 構造式(1)の化合物の具体例としては、ポリエチレン
グリコール(2−エチルへ牛シル)エテルアクリレート
、構造式(2)の化合物の具体例としてはフェノキンエ
チルアクリレート、 トリロキシエチルアクリレート等
が挙げられる。
本発明においては、構造式(1)の化合物単独の使用で
は、屈折率が低くなり、好ましくない。
又、構造式(2)の化合物単独の使用では、ヤング率が
高くなり、好ましくない。
又、本発明においては、混合物(I3)中の構造式(1
)と(2)の化合物の好ましい添加比率としては、ヤン
グ率の点からff1ffi比で(1)/(2)−707
30〜20/80である。更に、高い屈折率を得る点か
ら、構造式(2)の化合物は本発明のコーティング組成
物中に20〜50M量%含有されていることが好ましい
本発明においては、ポリウレタンポリ(メタ)アクリレ
ート(A)と単官能アクリレートの混合物(B)は、 
(A):  (B)の重量比が、2o:80〜95: 
5の範囲で混合することが必要である。 (A)がこの
範囲よりも少なくなると、強伸度等の性能が劣化したり
、80’Cの熱水処理後のブリードアウト物が多くなっ
たりして光ファイバー用としては好ましくない。又、 
(A)がこの範囲よりも多くなると、粘度が高くなり、
作業性が悪くなるため、好ましくない。特に好ましい範
囲は、 A:  B=40:  60〜60:  40
である。
本発明に用いられる光重合開始剤の具体例としては、例
えば、2.2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、牛サントフルオ
レノン、ベンズアルデヒド、アントラキノン、3−メチ
ルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4.4
・−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾインプロピルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケ
タール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロ牛シ
ー2−メチルー1−フェニルプロパン−1−オン、4−
オキサントン、カンファーキノン、2−メチル−1−[
4(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−プロパ
ン−1−オン等が挙げられる。又、分子中に少なくとも
1個のアクリロイル基又はメタクロイル基を有する光重
合開始剤も用いることができる。これらの光重合開始剤
は単独又は、二種以上の混合物で使用することができる
。又、使用量としては通常0.1−10flj1部であ
り、好ましくは、1〜5重量部である。尚、ここで用い
る光とは、波長領域250〜450mmに属する紫外線
が挙げられる。
本発明においては、目的に応じてエポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリブタジェン樹脂、シリコン樹脂等の変
性樹脂や、シリコン系添加剤、フッ素系添加剤等の各種
添加剤を添加することが出来る。
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
〈実施例1〉 平均分子fi850のポリテトラメチレンエーテルグリ
コール415g(0,48モル)と、N−メチルエタノ
ールアミンとγ−ブチロラクトン(モル比1/l)を反
応させて得られるアミドジオール54g(0,32モル
)  ポリエチレングリフール(2−エチルヘキシル)
エーテルアクリレ−)528g、  重合禁止剤として
、MEHQ (メチルエチルハイドロキノン)1.3g
、  触媒として、ジブチルチンシラウリレート0.2
6gをフラスコに秤量投入し、撹拌しなから40’Cで
シンクロへ牛シルメタン−4,4・−ジイソシアネート
264.8g(1,0モル〉を滴下して、フラスコを徐
々に昇温させて反応を終結させた。更に2−ヒドロキシ
エチルアクリレート58.1g(0゜5モル)を滴下し
、更に昇温し、NC0反応率が98%以上になったとこ
ろで反応を終了させ、ポリウレタンポリアクリレートを
60重量%含有するポリエチレングリフール(2−エチ
ルヘキシル)エーテルアクリレート溶液を得た。
次に、該溶液70重量部にフェノキシエチルアクリレー
ト30重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン4重
量部を混合溶解して光ファイバー用コーティング組成物
を得た。
〈実施例2〉 平均分子31650のポリテトラメチレンエーテルグリ
コール163g(0,25モル)と、N−メチルエタノ
ールアミンとγ−ブチロラクトン(モル比1/1)を反
応させて得られるアミドジオール42g(0,25モル
)  ポリエチレングリコール(2−エチルヘキシル)
エーテルアクリレ−ト187 g、  重合禁止剤とし
て、MEHQ (メチルエチルハイドロキノン)0.6
2g、触媒として、ジブチルチンジラウリレー)Q、1
2gをフラスコに秤量投入味 攪拌しながらトルエンジ
イソシアネート174g(1,0モル)を滴下して、フ
ラスコを徐々に昇温させて反応を終結させた。更に4−
ヒドロキシブチルアクリレート581g(0,5モル)
を滴下し、更に昇温し、NC0反応率が98%以上にな
ったところで反応を終了させ、ポリウレタンポリアクリ
レートを70重1%含有するポリエチレングリコール(
2〜エチルヘキンル)エーテルアクリレート溶液を得た
次に、該溶液80重量部にトリロ牛ジエチルアクリレー
ト20重皿部、光重合開始剤としてl−ヒドロ牛/シク
ロへキンルフェニルケトン4重量部を混合溶解して光フ
ァイバー用コーティング組成物を得た。
く比較例1〉 平均分−T−ffi850のポリテトラメチレンエーテ
ルグリコール680g(0,8モル)と、ポリエチレン
グリコール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレー
ト67og、重合禁止剤として、MEr−rq(メチル
エチルハイドロキノン)1.7g。
触媒として、ジブチルチンシラウリレート0.33gを
フラスコに秤量投入し、攪拌しながら40℃でジシクロ
ヘキシルメタン−4,4・−ジイソノア不−)264.
8g(1,0モル)を滴下して、更に2−ヒドロキンエ
チルアクリレート58.1g(0,5モル)を滴下し、
実施例1と同様の方性で反応させてポリウレタンポリア
クリレートを60重1%含有するポリエチレングリコー
ル(2エチルヘキンル)エーテルアクリレート溶液ヲ得
た。
次に、該溶液70重量部にフェノキンエチルアクリレー
ト30重1部、光重合開始剤としてベンゾフェノン4重
量部を混合溶解して光ファイ/マ用コーティング組成物
を得た。
く比較例2〉 実施例1で得られたポリエチレングリコールく2−エチ
ルヘキシル)エーテルアクリレート溶液70重量部にポ
リエチレングリコール(2−エチルヘキシル〉エーテル
アクリレート3o重量m、光重合開始剤としてベンゾフ
ェノン4重量部を混合溶解して光ファイバー用コーティ
ング!fl 51IE 物ヲ得た。
く比較例3〉 N−メチルエタノールアミンとγ−ブチロラクトン(モ
ル比1/1)を反応させて得られるアミドジオール13
5g(0,8モル)、ポリエチレングリコール(2−エ
チルヘキシル)エーテルアクリレート305 g、  
重合禁止剤として、MEHQ(メチルエチルハイドロキ
ノン)0.76g。
触媒として、ジブチルチンシラウリレート0. 15g
をフラスコに秤量投入し、攪拌しながらジシクロヘキシ
ルメタン−4,4・−ジイソ/アネート264.8g(
1,0モル)を滴下して、フラスコを徐々に昇温させて
反応させた。更に2−ヒドロキシエチルアクリレート5
8. 1g(0,5モル)を滴下し、更に昇温し、NG
O反応率が98%以上になったところで反応を終了させ
、ポリウレタンポリアクリレートを60重量%含有する
ポリエチレングリコール(2−エチルヘキシル)エーテ
ルアクリレート溶液を得た。
次に、該溶液70重量部にフェノキシエチルアクリレー
トaoftffi部、光重合開始剤としてベンゾフェノ
ン4重量部を混合溶解して光ファイノく用コーティング
組成物を得た。
く比較例4〉 平均分子m850のポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール415g(0,48モル)と、N−メチルエタノー
ルアミンと7−ブチロラクトン(モル比l/1)を反応
させて得られるアミドジオール54g(0,32モル)
、フェノキシエチルアクリレート467g、重合禁止剤
として、MEHQ(メチルエチルハイドロキノン)1.
2g。
触媒として、ジブチルチンシラウリレート0. 24g
をフラスコに秤量役人し、攪拌しながらトルエンジイソ
ンアネート174g(1,0モル)を滴下して、フラス
コを徐々に昇温させて反応を終結させた。更に4−ヒド
ロキ/ブチルアクリレ−)58. 1g(0,5モル)
を滴下し、更に昇温し、NGO反応率が98%以上にな
ったところで反応を終了させ、ポリウレタンポリアクリ
レートを60重!i%含有するフェノキンエチルアクリ
レート溶液を得た。
次に、該溶液80重量部にトリロ牛ジエチルアクリレー
ト20重量部、光重合開始剤として1−ヒドロキンシク
ロへキシルフェニルケトンAfflffi部を混合溶解
して光ファイバー用コーティング組成物を得た。
〈比較例5〉 実施例1で得られたポリエチレングリコール(2−エチ
ルヘキシル)エーテルアクリレート溶液70重量部にフ
ェノキシエチルアクリレート75重量部、光重合開始剤
としてベンゾフェノン4重量部を混合溶解して光ファイ
バー用コーティング組成物を得た。
く評価方法〉 上記実施例1.2及び比較例1〜5で得られたコーティ
ング組成物を用いて下記のようにして評価を行なった。
各コーティング組成物をブリキ板上に1.0wl1厚に
なるように塗布し、水銀ランプ160W/ca+2灯、
コンベア速度2m/winの条件で紫外線を照射し、硬
化させた。
得られた硬化塗膜の評価は次のように行なった。
[ゲル分率コ 厚さ1.(ls+aの硬化ンートを24時間キンレエン
]1し、取り出して1時間風乾後、150°Cで1時間
乾燥し、重量を測定し、元の重量との百分率をゲル分率
とした。
[強伸度] テンシロンにより測定(引っ張り速度500mm/m1
nJIsK−63012号ダンベル型)[重量d] 塗膜を80°Cの熱水中で30日間処理後、乾燥し、 以下の式を用いて算出した。
重ffi減=[l−(処理後のfi量)/(処理前の重
ff1)]xto。
〈発明の効果〉 以上詳述したように、本発明の組成物は耐熱水性に優れ
、且つ、低ヤング率で高屈折率であることから、光伝送
用の光ファイバー用コーティング剤として優れた効果を
発揮するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1分子中に2個以上のイソシアネート基を有するポリイ
    ソシアネート化合物(イ)と、分子量500辺上のポリ
    テトラメチレンエーテルグリコール(X)及び、1分子
    中に少なくとも1個のアミド基及びイソシアネート反応
    性ヒドロキシル基を含有するアミドヒドロキシ化合物(
    Y)からなる混合物(ロ)、ヒドロキシアルキル(メタ
    )アクリレート(ハ)とを反応させて得られるポリウレ
    タンポリ(メタ)アクリレート(A)20〜95重量部
    と下記式(1)で表わされる単官能アクリレート及び下
    記式(2)で表わされる単官能アクリレートからなる混
    合物(B)5〜80重量部及び光重合開始剤(C)から
    なる光ファイバー用コーティング組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) (R_1:H又はCH_3、R_2:H又はCH_3、
    n=1〜5) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) (R_1:H又はCH_3、R_2:H又はCH_3、
    R_3:H又はCH_3)
JP1177615A 1989-07-10 1989-07-10 光ファイバー用コーティング組成物 Pending JPH0341174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1177615A JPH0341174A (ja) 1989-07-10 1989-07-10 光ファイバー用コーティング組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1177615A JPH0341174A (ja) 1989-07-10 1989-07-10 光ファイバー用コーティング組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0341174A true JPH0341174A (ja) 1991-02-21

Family

ID=16034104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1177615A Pending JPH0341174A (ja) 1989-07-10 1989-07-10 光ファイバー用コーティング組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341174A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044285A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition durcissable par rayonnement energetique actif pour le revetement d'un disque optique, et disque optique resultant
WO2008016146A1 (fr) * 2006-08-04 2008-02-07 Hitachi Chemical Company, Ltd. Oligomère de (méth)acrylate d'uréthane et feuille l'utilisant

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044285A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition durcissable par rayonnement energetique actif pour le revetement d'un disque optique, et disque optique resultant
US7132460B2 (en) 2000-11-30 2006-11-07 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk
US7341771B2 (en) 2000-11-30 2008-03-11 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk
US7344768B2 (en) 2000-11-30 2008-03-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk
WO2008016146A1 (fr) * 2006-08-04 2008-02-07 Hitachi Chemical Company, Ltd. Oligomère de (méth)acrylate d'uréthane et feuille l'utilisant
JP2008056757A (ja) * 2006-08-04 2008-03-13 Hitachi Kasei Polymer Co Ltd ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー組成物及びそれから得られるシート
US8932419B2 (en) 2006-08-04 2015-01-13 Hitachi Chemical Company, Ltd. Urethane (meth)acrylate oligomer and sheet using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4507188A (en) Ultraviolet curable formulations containing urethane acrylate monomers
US4340497A (en) (N-Substituted carbamoyloxy) alkanoyloxyalkyl acrylate esters
US4101603A (en) High solids coating compositions
US4255243A (en) Unsaturated poly-(carbonate-urethanes) and their applications to photocrosslinking
JPS62249992A (ja) 新規なシリコンウレタン(メタ)アクリレ−ト,これを用いた樹脂組成物およびコ−テイング剤
WO2004077511A2 (en) (meth)acrylic and (meth)acrylamide monomers, polymerizable compositions, and polymers obtained
JPS60104119A (ja) 貯蔵安定性の一成分系ウレタン化合物並びにその製造法および使用法
CN113201116A (zh) 乙烯基酯树脂及其制备方法、乙烯基酯树脂改性蓖麻油基聚氨酯树脂及其制备方法和应用
JPH0341174A (ja) 光ファイバー用コーティング組成物
JPH04505159A (ja) 新規環式ポリイミノエーテル
JPH09309871A (ja) 二重結合を有するカルボジイミド
JPH0649748B2 (ja) 紫外線自己硬化性ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物をベースとするポリウレタンアクリレート・オリゴマー
JPS6121120A (ja) 光硬化型樹脂組成物
EP0435211A2 (en) Photo-curable, urethane-containing compositions
JPS6131330A (ja) 光フアイバ−被覆用樹脂組成物
JP3161998B2 (ja) 官能性n−ビニルホルムアミド
JPH0125772B2 (ja)
JPS63162720A (ja) 活性エネルギ−線硬化性樹脂組成物
JPH03215515A (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物
JPS632834A (ja) 光学ガラスフアイバ−用一次被覆材料
JPS6385030A (ja) 光学ガラスフアイバ−二次被覆用樹脂組成物
JP3417196B2 (ja) 多分岐高分子の製造方法
FI69857B (fi) Saett att framstaella alkylenomaettade oligouretaner modifierade med n n'-substituerade alifatiska aminer och innehaollande 0,5 - 5 vikt-% ureagrupper
JPH0516451B2 (ja)
JPS6121119A (ja) 光硬化型樹脂組成物