JPH03215515A - 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性樹脂組成物

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JPH03215515A
JPH03215515A JP2009971A JP997190A JPH03215515A JP H03215515 A JPH03215515 A JP H03215515A JP 2009971 A JP2009971 A JP 2009971A JP 997190 A JP997190 A JP 997190A JP H03215515 A JPH03215515 A JP H03215515A
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JP
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acid
meth
acrylate
polyol
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JP2009971A
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Yukishige Takamatsu
高松 幸茂
Mitsuo Sato
三男 佐藤
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、ラジカル重合性を有し、塩化ビニル樹脂への
密着性及びマジック、靴擾等に対する耐汚染性に優れた
皮膜を提供することが出来る活性エネルギー線硬化性樹
脂組成物に関する。
〈従来の技術〉 従来、ラジカル重合性を有する活性エネルギー線硬化性
樹脂組成物としては、例えば特開昭54−18892号
公報に開示されているようなものが知られている。しか
しながら、該発明に開示されている様なラジカル重合性
を有する不飽和結合含有ポリウレタン化合物の重合皮膜
は塩化ビニル樹脂への密着性及びマジック、靴墨等に対
する耐汚染性などの点で満足できるものではなかった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的とするところは、塩化ビニル樹脂への密着
性及びマジック、靴墨等に対する耐汚染性に優れた皮膜
を提供することが出来る活性工不ルギー線硬化性樹脂組
成物を得ることにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明の要旨とするところは、下記(A)、(B)およ
び(C)成分を反応させることにより得られるウレタン
(メタ)アクリレートを主成分とし、 (A)成分中に
存在するイソシアネート基のモル数(X)と(B)成分
中のヒドロキシル基のモル数(Y)とがX/Y=1.1
/1 〜3/1であり、かつ(C)成分中に存在するヒ
ドロキシル基のモル数(Z)がZ≧(x−y)である活
性エネルギー線硬化性樹脂組成物にある。
(A)TMID I (テトラメチルキシリレンジイソ
シアネート) (B)下記(B1)、(B2)及び(B3)成分からな
るポリオール化合物 (B1) ポリエーテルポリオール (B2) ポリエステルポリオール (B3)  1分子中に少なくとも1個のアミド結合及
び少なくとも2個の ヒドロ牛シル基を持つポリオー ル化合物 (C)ヒドロキシル基含有不飽和化合物本発明に用いら
れるTMID Iは、たとえば武田薬品工業からタケネ
ートTMXDIとして入手できるものを用いることがで
きる。
本発明に用いられるポリオール化合物は、ポリエーテル
ポリオール、ポリエステルポリオールおよび1分子中に
少なくとも1個のアミド結合及び少なくとも2個のヒド
ロ牛シル基を持つポリオール化合物の混合物である。好
ましい混合割合としては、ポリオール化合物中に含まれ
るヒドロキシル基1モルあたりのポリエーテルポリオー
ル中に含まれるヒドロキシル基のモル数をYlモル、ポ
リエステルポリオール中に含まれるヒドロキシル基のモ
ル数をY2モル、1分子中に少なくとも1個のアミド結
合及び少なくとも2個のヒドロキシル基を持つポリオー
ル化合物中に含まれるヒドロキシル基のモル数をY3モ
ルとすると、Y1=0.05〜0. 9モル、Y2= 
0.  0 5〜0.9モル、Y3=0.t)5〜0.
  9モルである。
本発明に用いられるポリエーテルポリオール(B 1)
としては、既知の方法によりアルデヒド、アルキレンオ
キサイド、またはグリコールの重合により合成されるも
のを用いることができ、例えば、ホルムアルデヒド、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラメチ
レンオキサイド、エピクロルヒドリンなどを適当な条件
で付加重合させて得られるポリエーテルポリオールを挙
げることができる。
また、ポリエステルポリオール(B2)としては、飽和
または不飽和のポリカルボン酸および/またはそれらの
酸無水物と過剰のアルキルポリオールとを反応して得ら
れるエステル化反応生成物、およびアルキルポリオール
を開始剤としてヒドロキシカルボン酸および/またはそ
の内部エステルであるラクトンを重合して得られるエス
テル化反応生成物を用いることができる。
飽和または不飽和のポリカルボン酸としては、例えハ、
シ二ウ酸、マロン酸、コノ一ク酸、メチノレコハク酸、
2,3−ジメチルフノ\ク酸、ヘキシノレコハク酸、グ
ルタル酸、2.2−ジメチノレグノレタル酸、3.3−
ジメチルグルタル酸、a,  s−シエチルグルタル酸
、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸
、セノイシン酸、1.  2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1.  3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,
4−シクロへ牛サンジカルボン酸、1,1−シクロブタ
ンジカノレボン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テトラクロロフタル酸、マレイン酸、フマル酸、
アコニチン酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸
、ムコン酸およびジヒドロムコン酸および上記酸のハロ
またはアルキル誘導体等を挙げることができる。
ポリエステルポリオールを構成するアノレキノレポリオ
ールの具体例としては、エチレングリコーノレ、1. 
 3−プロパンジオール、プロピレングリコール、2,
3−ブタンジオール、l,  4−ブタンジオール、2
−エチルブタン−1,4−ジオー/Ll,1.  5−
ペンタンジオール、1.6−へ牛サンジオール、1,7
−へブタンジオール、1.8−オクタンジオール、l,
9−7ナンジオール、1.lO−デカンジオール、l,
9−デカンジオール、1.4−シクロへ牛サンジオール
、1.4−ジメチロールシク口へ牛サン、2,2−ジエ
チルプロパン−1.  3−ジオール、2.2−ジメチ
ルプロパン−1.3−ジオール、3−メチルペンタン1
.  4−ジオール、2.2−ジエチルブタン=1,3
−ジオール、4,5−7ナンジオール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ジブロビレングリコ
ール、ネオベンチルグリコール、グリセリン、ペンタエ
リスリトール、エリスリトール、ソルピトール、マンニ
トール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、およヒ2一ブテンー1.  4−ジオール等が挙げ
られる。
また、ヒドロヰシカルボン酸としては、乳酸、グリコー
ル酸、α−ヒドロキシラク酸、β−ヒドロキシラク酸、
α−ヒドロキシイソラク酸、ヒドロキシステアリン酸、
レシノレン酸、γ−ヒドロキシ吉草酸、β−ヒドロキシ
ビバリン酸等が挙げられる。
本発明に用いられる(B)成分であるポリオール化合物
中に含まれる1分子中に少なくとも1個のアミド結合及
び少なくとも2個のヒドロキシル基を持つポリオール化
合物(B3)の具体例としては、例えば、モノカルボン
酸とアミノボリアルコールとの反応生成物、カルボン酸
エステルとアミノポリアルコールとの反応生成物、ヒド
ロキシカルボン酸とアミノアルコールとの反応生成物、
ラクトンのようなヒドロキシカルボン酸の内部エステル
とアミノアルコールとの反応生成物、ポリアミドポリオ
ール等が挙げられる。
モノカルボン酸とアミノポリアルコールとの反応生成物
を得るために用いられるモノカルボン酸の具体例として
は、ギ酸、酢酸、ブロビオン酸、ラク酸、吉草酸、カプ
ロン酸、カプリル酸、2−エチルへ牛サン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リノール酸、リノレン酸、゜シクロヘ牛サンカ
ルボン酸、フェニル酢酸、安息香酸、0−トルイル酸、
m−トルイル酸、p−}ルイル酸、O−クロロ安息香酸
、m−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ブロ
モ安息香酸、m−ブロモ安息香酸、p−ブロモ安息香酸
、サリチル酸、p−ヒドロキ7安息香酸、アントラニル
酸、0−メトキシ安息香酸、m−メトキシ安息香酸、お
よびp−メトキシ安息香酸等を挙げることができる。
また、アミノポリアルコールとしては、1分子中に少な
くとも1個のアミノ窒素と少なくとも2個のヒドロキシ
ル基を持つ化合物、例えば、ジエタノールアミン、2−
アミノー2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−
アミノー2−(ヒドロキシメチル)−1.3−ブロバン
ジオール、2−アミノー2−メチル−1.  3−プロ
パンジオル、3−アミノー1.2−プロパンジオール等
を挙げることができる。
アミドヒドロキシ化合物をモノカルボン酸エステルとア
ミノボリアルコールとの反応により合成するときのモノ
カルボン酸エステルとしては上記のモノカルボン酸の各
種エステル類を挙げることができる。また、アミノポリ
アルコールの具体例としては前記のものを挙げることが
できる。
アミドヒドロキシ化合物をヒドロヰシカルボン酸とアミ
ノアルコールとの反応から合成するためのヒドロキシカ
ルボン酸の具体例としては、例えば、ヒドロキシ酢酸、
α−ヒドロ手シプロピオン酸、およびα−ヒドロキシイ
ソラク酸のようなα−ヒドロキシ酸、β−ヒドロ牛シラ
ク酸のようなβ−ヒドロキシ酸、γ−ヒドロキシ吉草酸
のようなγ−ヒドロキシ酸、マンデル酸のような芳香族
ヒドロキシ酸、無水フタル酸とジエチレングリコールと
の反応で得られるヒドロキシ酸、2,2−ビス(ヒドロ
キシメチル)ブロピオン酸等を挙げることができる。
また、アミノアルコールとしては、前述のモノカルボン
酸またはカルボン酸エステルとの反応に用いたアミノポ
リアルコールが含まれ、それら以外のアミノアルコール
の具体例としては、エタノールアミン、N−メチルエタ
ノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−フェ
ニルエタノールアミン、2−アミノーl−ブタノール、
4−アミノー1−ブタノール、6−アミノー1−へキづ
メール、2−アミノー3−メチル−1−ブタノール、3
−アミ/一゛3−メチル−1−ブタノール、2−アミノ
ー4−メチルーl−ペンタノール、2−アミノー2−メ
チル−1−プロバノール、5−アミノー1−ペンタノー
ル、l−アミノー2−フロバノール、3−アミノーl−
プロパノールおよびヒドロキシアルキルアニリン類たと
えばp−アミ/ベンジルアルコール等を挙げることがで
きる。
アミドヒドロキシ化合物をヒドロヰシカルボン酸の内部
エステルとアミノアルフールより得る場合の、有用なカ
ルボン酸の内部エステル化合物の具体例としては、γ−
プチロラクトン、γ−バレロラクトン、α−バレロラク
トンおよびε一カブロラクトン等を挙げることができる
また、アミノアルフールとしては前記のものを挙げるこ
とができる。
更に、アミドヒドロキシ化合物として、ラクチドと、ア
ミノ窒素に結合した活性水素原子を少なくとも2個有す
る化合物との反応生成物からも得ることができる。ラク
チドの具体例としては、例えば、乳酸2分子から形成さ
れる自己エステル化生成物で代表されるようなα−ヒド
ロキシ酸の自己エステル化により形成されるジラクトン
を挙げることができる。また、アミン窒素に結合した活
性水素原子を少なくとも2個有する化合物としては、通
常のモノまたはジアミン化合物が挙げられ、具体的には
、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、イソブロ
ビルアミン、n−ブチルアミン、ヘキシルアミン、ネオ
ヘプチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、デシルア
ミン、アミンメチルトリメトキシシラン、アミノエチル
トリエトキシシラン、アミノエチルトリブトキシシラン
、アミノブチルトリエトキシシラン、アミノペンチルト
リエトキシシラン、トルイルアミン、キシリルアミン、
ナフチルアミン、ペンジルアミン、フエネチルアミン、
シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、テトラ
ヒド口フルフリルアミン等の各種モノアミン、または1
.  4−ジアミノブタン、1,2−ジアミノシク口へ
牛サン,1.10−ジアミノデカン、 1, l2−ジ
アミ/ドデカン、 1.6−ジアミ/へ牛サン、l,5
−ジアミノベンタン、1.8−ジアミノオクタン、1,
2−ジアミノ−2−メチルプロパン、1.  2−ジア
ミノプロパン、1,3−ジアミノプロバン、!,7−ジ
アミノへブタン、ピベラジン、4,4′−ジビペリジン
、l,3−ジ(4−ビペリジル)プロパン、1.5−ジ
(4−ピベリジル)ベンタン等のジアミン等が挙げられ
る。
また、アミドヒド口キシ化合物としてボリアミドポリオ
ールを用いることもできる。ボリアミドポリオールの合
成法としては、ボリアミドにヒドロキシル基を含有する
カルボン酸またはヒドロキシル基を含有するアミンを反
応させることにより得ることができる。この場合、ヒド
ロキシル基を含有するカルボン酸を反応させるかアミン
を反応させるかはポリアミドの合成のときにアミンと酸
のどちらを過剰に使うかによる。
ここで用いられるポリアミドは、一般にはジアミンと二
塩基酸との反応により生成される。好ましいポリアミド
は、飽和二塩基酸とジアミンとの反応によって得られる
ものである。飽和二塩基酸の具体例としては、シコウ酸
、マロン酸、フハク酸、メチルフハク酸、2.2−ジメ
チルフハク酸、2.3−’;メチルコハク酸、ヘキシル
コハク酸、グルタル酸、2.2−ジメチルグルタル酸、
3,3−ジメチルグルタル酸、3.3−ジエチルグルタ
ル酸、アジビン酸、 ビメリン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、テトラク口ロフタル酸、l,2−シクロヘキサ
ンジカルボンL  1,3−シクロヘキサンジカルボン
酸、1.  4−シクロへ牛サンジカルボン酸、l,1
−シクロブタンジカルボン酸等を挙げることができる。
また、ジアミンの具体例としては前述のラクトンとの反
応に用いられるジアミンが挙げられる。
ボリアミドと反応させるヒドロキシル基を含有するカル
ボン酸の具体例としては、乳酸、グリコール酸、ヒドロ
キシラク酸、ヒドロキシステアリン酸、レシノレン酸な
どが挙げられる。また、ヒドロヰシル基を含有するアミ
ンの具体例としては、2−アミノエタノール、2−アミ
ノー1−ブタノール、4−アミノーl−ブタノール、2
−(2アミノエチルアミノ)エタノール、2−アミノー
2−エチル−1.  3−ブロバンジオール、6−アミ
ノー1−ヘキサノール、2−アミノー2−(ヒドロキシ
メチル)−1.3−プロパンジオール、2−アミノー3
−メチルーl−ブタノール、2アミノー2−メチル−1
.3−プロパンジオール、2−アミノー2−メチル−1
−プロバノール、5アミノー1−ペンタノール、3−ア
ミノー1.2−プロパンジオール、■−アミノー2−プ
ロバノール、3−アミノー1−プロバノール、2−(3
−アミノプロピルアミノ)エタノールなどを挙げること
ができる。
本発明における(C)成分であるヒドロキシル基含有不
飽和化合物の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレー1−、2−ヒ}’口キシブロビル(メ
タ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプ口ピ
ル(メタ)アクリレート、3−ブロモー2−ヒドロキシ
ブ口ビル(メタ)アクリレート、2−クロロー1−(ヒ
ドロキシメチル)エチル(メタ)アクリレート、2−ブ
ロモー1−(ヒドロキシメチル)エチル(メタ)アクリ
レート等を挙げることができる。
本発明においては、ウレタン(メタ)アクリレートを構
成する(A)、 (B)および(C)成分の構成は、 
(A)成分中に存在するイソシアネート基のモル数(X
)と(B)成分中のヒドロキシル基のモル数(Y)とが
X/Y=1.1/l〜3/lであり、かつ(C)成分中
に存在するヒドロキシル基のモル数(Z)が2≧(x−
y)であることが必要である。X/Yが1.1/lより
小さ《なると硬化性の点で好ましくない。また、X/Y
が3/1より大きくなると硬化性および硬化塗膜の強靭
性等の点で好ましくない。
本発明においては、ウレタン(メタ)アクリレートはポ
リイソシアネート化合物、ポリオール化合物およびヒド
ロキシル基含有化合物を、一括混合して反応させること
によって得ることができる。
また、他の方法として、ポリオール化合物とポリイソ7
アネート化合物とを反応させて、1分子あたり1個以上
のイソシアネート基を含むウレタンイソシアネート中間
体を形成し、ついで、この中間体とヒドロキシル基含有
化合物とを反応させる方法、ポリイソシアネート化合物
とヒドロキシル基含有化合物とを反応させて、1分子あ
たり1個以上のイソシアネート基を含むウレタン(メタ
)アクリレート中間体を形成し、ついで、この中間体と
ポリオール化合物とを反応させる方法等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物には、望ましい粘度に調整するため
に有機溶剤およびラジカル重合性ビニル系単量体が含ま
れても良い。有機溶剤としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系化合物;酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸メ
トキシェチル等のエステル系化合物; ジェチルエーテ
ル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジオキサン
等のエーテル系化合物; トルエン、キシレン、等の芳
香族化合物:ベンタン、ヘキサン等の脂肪族化合物;塩
化メチレン、クロロベンゼン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素等を使用することができる。また、ラジカ
ル重合性ビニル系単量体としては、例えばメチル(メタ
)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロビ
ル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレ
ート、 t一ブチル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベ
ンジル(メタ)アクリレート、ジシクロヘンテニル(メ
タ)アクリレート、2−ジシクロペンテノキシエチル(
メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレ
ート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシ
エチル(メタ)アクリレート、メト牛シェト牛シェチル
(メタ)アクリレート、エトキシエト手シエチル(メタ
)アクリレート、テトラヒド口フルフリル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロ牛シエチル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシブ口ピル(メタ)アクリレート、4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、 (メタ)ア
クリル酸、(メタ)アクリロイルモルホリン等の(メタ
)アクリレートモノマー N−ビニル−2−ピロリドン
、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルカプロラクタム
、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、酢
酸アリル、酢酸ビニル、ブロピオン酸ビニル、安息香酸
ビニル等を使用することができる。
また、本発明における樹脂組成物には、硬化速度、表面
硬度等の性能を向上させるため多官能(メタ)アクリレ
ートを含有させることができる。
多官能(メタ)アクリレートの具体例としては、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリ
ルホルマール、(1,3.5−}リアクリロイルへキサ
ヒド口−S−トリアジン)、ポリブロビレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリフールジ(
メタ)アクリレートなどがあげられる。
また、本発明の樹脂組成物には、潤滑剤、研磨剤、防錆
剤、帯電防止剤などの添加剤を加えても良い。
本発明の樹脂組成物を硬化するために用いられる活性エ
ネルギー線としては、紫外線、電子線、ガンマー線等が
挙げられる。
活性エネルギー線として紫外線を用いる場合には、通常
組成物中に先重合開始剤、光増感剤または光促進剤等の
1種以上からなる光触媒系化合物を含有させることが好
ましい。光触媒系化合物としては、既知のものの中から
任意のものを使用することができる。光重合開始剤の具
体例としては、ベンゾインモノメチルエーテル、ペンゾ
インイソブロビルエーテル、ペンゾフェノン、ベンジル
ジメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフェノン
、l−ヒド口牛シシク口へキシルフエニルケトン等を挙
げることができる。
光増感剤の具体例としては、2−クロロチオキサントン
、2.4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソプ
口ピルチオキサントン等を挙げることができる。
光促進剤の具体例としては、P−ジメチルアミノ安息香
酸エチル、P−ジメチルアミノ安息香酸インアミル、P
−ジメチルアミノ安息香酸 2−n−ブトキシエチル、
安恵香酸2−ジメチルアミノエチル等を挙げることがで
きる。
以下に、実施例を用いて詳細に説明する。なお、実施例
中、部は重量部を示す。
[合成例1〜2、比較合成例1〜3] 表1に示す量の、(A)成分と溶剤に、(A)〜(C)
成分の合計量100部あたり0.02部となる量のジブ
チル錫ジラウレートを仕込み、40℃に保ちつつ、表1
に示す量の(B)成分を滴下し、十分な時間反応させた
後、表1に示す量の<C>成分に(A)〜(C”)成分
の合計量100部あたり0.  1部となる雪のハイド
aヰ/ンを溶解させたものを滴下して、さらに十分な時
間75℃で加熱攪拌を続けウレタンアクリレート(UA
−1、2、5〜7)を得た。
[合成例3〜4、比較合成例4〜5] 表1に示す量の、(A)成分と溶剤に、(A)〜(C)
成分の合計量lOO部あたり0.02部となる量のジブ
チル錫ジラウレートを仕込み、40゜Cに保ちつつ、表
1に示す量の(B)成分および(C)成分に(A)〜(
C)成分の合計量100部あたり0.1部となる量のハ
イドロキノンを溶解させたものを滴下して、さらに十分
な時間75℃で加熱攪拌を続けウレタンアクリレート(
UA−3、4、8、9)を得た。
[実施例1〜4、比較例1〜5] 表2に示す組成で各成分をビーカーに秤量後、均一に混
合し、得られた塗料を塩ビフィルム上に、バーフーター
#40を用いて塗布し、室温で溶剤を乾燥させ、これに
8 0 W / c mの高圧水銀灯(1灯)の紫外線
を、高さ20Cmからコンベア速度10m/分で照射し
た。このサンプルに塗膜の側から塩ビの層にまでとどく
ようにカッターで碁盤目状の傷をつけ、セロテープによ
る剥離テストを行なった。また、このサンプルの塗膜上
に赤と黒のマジックで印を付け、24時間後にエタノー
ルを含ませたガーゼでふきとった後の汚染の程度を比較
した。また、マジックと同じく黒の靴墨で印をつけ、2
4時間後に固まっている靴墨を削り落とした後の汚染の
程度を比較した。それらの評価結果も、同じく表2に示
した。
く発明の効果〉 以上詳述したように、本発明の活性エネルギー線硬化性
樹脂組成物は塩化ビニル樹脂への密着性に優れかつ硬化
皮膜はマジック、靴墨等に対する耐汚染性に優れている
ことから、各種の分野に用いられている塩ビシート用塗
料として優れた効果を発揮することが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記(A)、(B)および(C)成分を反応させること
    により得られるウレタン(メタ)アクリレートを主成分
    とし、(A)成分中に存在するイソシアネート基のモル
    数(X)と(B)成分中のヒドロキシル基のモル数(Y
    )とがX/Y=1.1/1〜3/1であり、かつ(C)
    成分中に存在するヒドロキシル基のモル数(Z)がZ≧
    (X−Y)である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。 (A)TMXDI(テトラメチルキシリレンジイソシア
    ネート) (B)下記(B1)、(B2)及び(B3)成分からな
    るポリオール化合物 (B1)ポリエーテルポリオール (B2)ポリエステルポリオール (B3)1分子中に少なくとも1個のアミド結合及び少
    なくとも2個のヒドロキシル基を持つポリオール化合物 (C)ヒドロキシル基含有不飽和化合物
JP2009971A 1990-01-19 1990-01-19 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物 Pending JPH03215515A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016031952A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 日本化薬株式会社 ポリウレタン化合物及びそれを含有する樹脂組成物

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