JPH034028B2 - - Google Patents

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JPH034028B2
JPH034028B2 JP1155684A JP1155684A JPH034028B2 JP H034028 B2 JPH034028 B2 JP H034028B2 JP 1155684 A JP1155684 A JP 1155684A JP 1155684 A JP1155684 A JP 1155684A JP H034028 B2 JPH034028 B2 JP H034028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood veneer
colored adhesive
precious wood
decorative board
color
Prior art date
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Expired
Application number
JP1155684A
Other languages
English (en)
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JPS60154060A (ja
Inventor
Hideto Tasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Eidai Co Ltd filed Critical Eidai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 従来、基板表面に銘木単板が貼着され、その表
面に着色剤が薄く塗布された化粧板は公知であつ
た。しかしこの種化粧板は銘木単板が薄くなるに
つれて、銘木単板を基板に貼着している接着剤が
銘木単板表面ににじみ出て、表面に塗布する着色
剤のすい込みむら等のために着色剤が均一に塗布
されず、表面の見栄えが非常に悪い欠点があつ
た。
この発明は上述した欠点を解消したもので、図
面に沿つて詳しく説明する。
第1図はこの発明の化粧板の断面図、第2図は
製造順序を示す図面である。
合板・パーテイクルボート・ハードボード・ス
レート・パルプセメント板・石こうボード・金属
板等の基板1表面に白色系以外の着色接着剤2を
ロールコータ・フローコータ等の塗布機で塗布す
る。(第2図a)着色接着剤2は熱硬化性樹脂接
着剤と熱可塑性樹脂接着剤を混合した通常の接着
剤に着色顔料や染料を添加したものが用いられる
がこれに限定されるものではない。なお、白色系
以外の着色接着剤を用いる理由は、白色系接着剤
であれば製造された化粧板表面にこの白色系接着
剤の白色が目立ち、その部分だけ色が抜けている
ように見える欠点があるからである。
次に厚さ0.1〜1.0mmの銘木単板3を着色接着剤
2の表面に載置(第2図b)した後ホツトプレス
で熱圧する。熱圧条件は温度110〜140℃、圧力6
〜10Kg/cm2、時間1〜5分間位が適当であるがこ
れに限定されるものではない。上記条件で熱圧す
ると、着色接着剤2は銘木単板3の導管・虫くい
のような通孔4や単板割れによつて生じる隙間に
入り込んできたり、それらから表面ににじみ出て
くる。(第2図c)ここでいう銘木単板3とは、
チーク・オーク・ウオールナツト・桜・セン・タ
モ・松・桧・杉等のように、通常銘木単板と呼ば
れているものはすべて指す。
次に、着色接着剤2が銘木単板3の表面に余分
ににじみ出ているのを除去したり、銘木単板3の
表面状態を平滑にするためにサンダーがけをす
る。(第2図d) 次にこの表面に着色剤5をワイピング塗装する
が、この時銘木単板3の木目を隠ぺいしないよう
に塗装する。(第2図e)ここでいうワイピング
塗装とは、着色剤を塗布してから、布でふきとつ
たり、リバースロールやブラシロールでかきとる
ようにして塗布する方法をいう。着色剤5として
は着色顔料や染料を用い、それらを単独で使用し
ても、またビヒクルに溶かして使用してもよい。
着色顔料としては、ピグメントイエロー・ピグメ
ントブルー・バツトイエロー・バツトオレンジ等
が挙げられ、染料としては、ソルベントイエロ
ー・ソルベントレツド・ソルベントブルー・ダイ
レクトイエロー・ダイレクトレツド・ダイレクト
ブルー・アシツドイエロー・アシツドレツド・ア
シツドブルー・ベイシツクイエロー・ベイシツク
レツド・ベイシツクブルー等が挙げられる。着色
剤5をワイピング塗装した後、乾燥するかまたは
しないでその表面を保護するためにウレタン系・
アミノ系・アルキツド系・不飽和ポリエステル等
の透明の上塗塗料6を塗布乾燥する。耐摩耗性を
大きくして床板として使用しようとする場合は上
塗塗料中にαアルミナや炭化けい素のような耐摩
耗性のある無機粉末を添加すればよい。
この発明は上述したように構成されているの
で、0.1〜1.0mmといつた薄い銘木単板の表面に着
色剤を上記銘木単板の木目を隠ぺいしないように
塗布した時に着色剤のすい込みむら等があつても
何等化粧板の表面の見栄えを悪くすることがな
く、また銘木単板の厚みを薄くすることができる
のでそれだけ安価に化粧板を得ることができると
いう利点がある。
そして着色接着剤の色が着色剤の色と同色ある
いはよく似た色であれば前記着色剤のすい込みむ
ら等があつても全く目立たないものであり、反対
に着色接着剤の色が着色剤の色と全く異なつた色
特に濃色の色であればその色が化粧板表面に彩や
かに表われ着色剤の色との対比によつて見栄えの
良い化粧板を得ることができる。
また、銘木単板を貼着した後その表面をサンダ
ーがけするので、表面ににじみ出た余分の着色接
着剤を除去できるので着色剤を美しく塗布するこ
とができる。
また、着色剤をワイピング塗装によつて塗布す
るので、着色剤を均一に塗布して表面の見栄えを
よくすることができる。
実施例 1 厚さ12mmの合板の表面に尿素メラミン樹脂とエ
チレン酢ビ系樹脂を2:1(樹脂固形分換算)で
混合した接着剤中に着色剤としてピグメンイエロ
ーとピグメントブルーを少量ずつ添加した緑色の
着色剤を60g/m2塗布した後厚さ0.2mmのオーク
の銘木単板を載置し、温度120℃、圧力8Kg/cm2
で2分間熱圧した。次にその表面をサンダーがけ
した後、アミノアルキツド樹脂をビヒクルとし
て、これに少量のピグメントイエローとピグメン
トブルーを添加した緑色の着色剤を銘木単板の表
面にワイピング塗装法によつてすり込むようにし
て20g/m2塗布した後その表面にαアルミナを添
加した透明なアミノアルキツド樹脂を40g/m2
布し80℃で90分間乾燥して所望の化粧板を得た。
実施例 2 厚さ4mmのハードボードの表面に尿素樹脂接着
剤中に着色剤としてダイレクトレツドを少量添加
して薄赤に着色した着色接着剤を50g/m2塗布し
た後厚さ0.3mmのセンの銘木単板を載置し、温度
110℃、圧力8Kg/cm2で1分間熱圧した。次にそ
の表面をサンダーがけした後、ウレタン樹脂をビ
ヒクルとして、これに少量のダイレクトレツドを
添加した薄赤色の着色剤をリバースコータで銘木
単板の表面にすり込むようにして30g/m2塗布し
た後その表面に透明な不飽和ポリエステル樹脂を
50g/m2塗布し90℃で40分間乾燥して所望の化粧
板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図はこの発明の製造順序を示す断面図である。 図面中、1は基板、2は着色接着剤、3は銘木
単板、5は着色剤を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板表面に白色系以外の着色接着剤を介して
    厚さ0.1〜1.0mmの銘木単板が貼着されており、上
    記着色接着剤が銘木単板の表面にまで一部達して
    おり、この表面に着色剤が上記銘木単板の木目を
    隠蔽しないようにワイピング塗装されてなる化粧
    板。 2 着色接着剤が着色剤と同色あるいはよく似た
    色である特許請求の範囲第1項記載の化粧板。 3 着色接着剤が着色剤と全く異なつた色である
    特許請求の範囲第1項記載の化粧板。 4 基板表面に白色系以外の着色接着剤を塗布し
    た後、この表面に厚さ0.1〜1.0mmの銘木単板を貼
    着して上記着色接着剤の一部を銘木単板の表面に
    まで達せしめ、次にこの表面をサンダーがけした
    後、この表面に着色剤を上記銘木単板の木目を隠
    ぺいしないようにワイピング塗装することを特徴
    とする化粧板の製造方法。 5 着色接着剤が着色剤と同色あるいはよく似た
    色であることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の化粧板の製造方法。 6 着色接着剤が着色剤の色と全く異つた色であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    化粧板の製造方法。
JP1155684A 1984-01-24 1984-01-24 化粧板およびその製造方法 Granted JPS60154060A (ja)

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JP2018158542A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社ビッグウィル 天然木薄紙、およびその製法

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