JPH0340257A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデジタルオーディオチーブレコーダや、ビデオ
テープレコーダ等に用いることのできる磁気記録再生装
置に関し、特にテープ送り制御装置に関するものである
。

従来の技術 回転ヘッドを用いて記録再生を行うデジタルオーディオ
テープレコーダでは、磁気テープ上に形成されたトラッ
クの所定の場所に記録されているトラッキング検出用の
信号を用いて、トラック上を正しくオントラックさせな
がら、時間情報等をもとにトラック送りを行っている。

以下、図面を参照しながら上述した従来の磁気記録再生
装置の一例について説明する。

第２図は、従来のトラッキング検出用の信号を用いた磁
気記録再生装置のブロック図、第３図Ａ。

Ｂはトラッキング検出用の信号並びにサブコード等が記
録された磁気テープの例、第４図はその動作タイミング
を示す図である。１は回転シリンダ、ＩＡ、ＩＢはアジ
マス角の異なるヘッド、２は磁気テープ、３はキャプス
タンモータ、４はキャプスタンモータ３の回転数に比例
した周波数の出力信号を発生するＦＧ（周波数発生器）
、５はモータ制御回路１２により伝達される速度情報並
びにＦＧ４の周波数により、キャプスタンモータ３を速
度制御するための速度制御回路、６は加算器、７はモー
タ制御回路１２により伝達される回転。

停止指令によりＦＧ４の出力信号を得るためにキャプス
タンモータを停止、駆動するためのドライブ回路、８は
両隣接トラックからのトラッキング信号ｆ１のクロスト
ーク量をサンプルホールドするために必要な信号を検出
する同期信号検出回路、９はトラッキング信号ｆ１のみ
を選択検波するための検波回路、１０はトラッキングエ
ラー信号Ｃを生成するためのトラッキング検出回路、１
１は時間情報を得るための信号処理回路、１１Ａはその
時間情報を伝達するための制御線、１２はキャプスタン
モータの速度の設定並びに時間情報をもとに回転、停止
指令をするためのモータ制御回路、また、２Ｂはトラッ
キング検出用信号の記録位置、２Ａは時間情報等の書か
れているサブコードの記録位置、ｆｌ、ｆ２．ｆ３．　
　ｆ４はそれぞれ周波数の異なるトラッキング検出用の
信号、Ａｌ、Ａ２、Ｂ１．Ｂ２は前記トラッキング検出
用信号の書かれているトラックである。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下この動作について説明する。

まず第２図において、回転シリンダ１にはヘッドＩＡ、
ＩＢが取り付けられており高速回転して、磁気テープ２
のトラック上をヘッドＩＡ、ＩＢがトレースするように
回転する。ヘッドＩＡ、ＩＢの出力は同期信号検出回路
８に入力され、一方ヘッドＩＡ、ＩＢの出力信号ａの内
、再生ヘッドの両隣接トラックとのクロストーク量に比
例するトラッキング信号すは検波回路９で選択検波され
、同期信号検出回路８により検出された同期信号と共に
トラッキング検出回路１０により、再生ヘッドの両隣接
トラックとのクロストーク量の差としてトラッキングエ
ラー信号Ｃが出力されて、加算器６へ入力される。トラ
ッキングエラー信号Ｃが出力されるまでの例として、第
３図及び第４図において、トラックＢ１をヘッドＩＢで
トレース中に、トラックＢ１上のトラッキング検出用信
号ｆ１がＰ・１の位置に出力され、トラックＢ１の両隣
接トラックＡ１．Ａ２上のトラッキング検出用信号ｆ１
がクロストーク量として、それぞれＰ２゜Ｐ３の位置に
出力され、Ｐ２及びＰ３の位置でのクロストーク量の差
として、　トラッキングエラー信号Ｃが出力される。一
方、キャプスタンモータ３はＦＧ４と速度制御回路５及
びドライブ回路７によってほぼ定速回転するが、前記し
たトラッキングエラー信号Ｃと速度制御回路５の出力を
加算器ｅで加算した後にドライブ回路７に印加すること
により、ヘッドＩＡ、１Ｂのトラッキングが可能となる
ように働く。ここで完全にオントラックしたならば、　
トラッキングエラー量の差はゼロとなる。また、ヘッド
ＬＡ、ＩＢにより得られた再生信号ａを信号処理回路１
１に入力して、記録済みのサブコード２Ａから得られる
時間情報を制御線１１Ａを使ってモータ制御回路１２に
伝達し、目標の時間に達したならば、モータ制御回路１
２はドライブ回路７を制御してキャプスタンモータ３を
停止させることにより、必要な時間だけのトラック送り
を行なうことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では、テープが無記録
だったり、記録済みのテープ上に重ねて記録したことに
よりテープ上の時間情報がでたらめとなったり、また、
時間情報を記録していない場合等には、必要な数または
必要な時間だけのトラック送りができずにテープの編集
など行う上で細かい制御を行うことができないという問
題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、必要な数
または必要な時間だけのトラック送りができ、しかも簡
単な構成で実現することのできる磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を解決するために本発明は、キャプスタンモー
タの回転に比例した周波数の出力信号を発生するＦＧと
、前記ＦＧの出力信号をある一定量だけカウントするた
めのカウンタと、前記ＦＧの出力信号を一定量だけカウ
ントさせるために前記カウンタのカウント値を設定、キ
ャプスタンモータの速度の設定並びに回転、停止指令を
するためのモータ制御回路と、前記モータ制御回路によ
り伝達される速度情報並びに前記ＦＧの出力信号により
、キャプスタンモータを速度制御するための速度制御回
路と、前記モータ制御回路により伝達される回転、停止
指令により前記ＦＧの出力信号を得るためにキャプスタ
ンモータを停止、駆動するためのドライブ回路とを備え
、あるトラックからあるトラックまでのトラック送りを
前記ＦＧの出力信号を用いて制御する磁気記録再生装置
によって達成する。

作用 本発明は上記した構成によって、簡単な構成で必要な数
または必要な時間だけのトラック送りをすることができ
る。

実施例 以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、
図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の磁気記録再生装置のブロック図であ
り、１３はＦＧ４の歯数をカウントするためのカウンタ
、１３Ａはカウンタ１３のカウント値を設定したリカウ
ンタをイニシャライズしたりするための制御線、１３Ｂ
は設定したカウント値に達したときに発生する信号を伝
達するための信号線であり、その他の構成９機能は第２
習の従来例と同じである。

以上のように構成された本実施例の磁気記録再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。

まず、磁気テープ２のトラック上をヘッドＩ　Ａ。

ＩＢがオントラック、つまりは磁気テープ２上に記録済
みの前後のトラックのトラッキングエラー量の差がゼロ
となるように働き、オントラックした状態でモータ制御
回路１２によりドライブ回路７を制御して、キャプスタ
ンモータ３を停止させる。次に、何トラック分トラック
送りを行うかを、モータ制御回路１２で制御線１３Ａを
使ってカウンタ１３を設定する。また、モータ制御回路
１２は、速度制御回路５及びドライブ回路７を制御して
キャプスタンモータ３を回東云させ、このキャプスタン
モータ３が回転することにより発生するＦＧ４の出力信
号をカウンタ１３に入力してやる。

カウンタ１３はＦＧの歯数をカウントして、モータ制御
回路１２で設定した値に達したならば、信号線１３Ｂを
使ってモータ制御回路１２に伝達し、モータ制御回路１
２はドライブ回路７を制御してキャプスタンモータ３を
停止させる。ここで、テープ厚みを無視したならばキャ
プスタンモータの軸３Ａの直径をＤ・とすると、キャプ
スタンモータ３が一回転したときのＦＧの歯数はＺで、
その時のテープ送りはπＤとなりまた、１トラツクあた
りのトラック送り幅をＴとするとＮトラックではＮＴと
なり、Ｎトラック送るために必要なＦＧの歯数は、ＮＴ
Ｚ÷πＤとなる。従って、Ｎトラック送るためのＦＧの
歯数は、キャプスタンモータ３のＦＧ周波数または回転
数に依存しないでＦＧの歯数のみで求めることができる
ので、定速回転しなくても必要な数または必要な時間だ
けのトラック送りが可能となる。

ここではオントラック後のトラック送りの例を記戦した
が、無記録のテープでは、磁気テープ上にトラックが存
在しないので、オントラックしていない状態からのトラ
ック送りにおいても上述のようにＦＧの数のみをカウン
トしてやればいいので、前記のトラックに相当する分だ
けのトラック送りが可能となる。なお、−回転当たりの
ＦＧの歯数を多く取ってやれば、より精度良く制御を行
うことができる。

以上のように本実施例によれば、キャプスタンモータ３
が回転することにより発生するＦＧの出力信号をカウン
トすることにより、磁気テープ２上のトラック送りを簡
単な構成で実施することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、キャプスタンモータの回転比例
した周波数の出力信号を発生するＦＧと、前記ＦＧの出
力信号をある一定量だけカウントするためのカウンタと
、前記ＦＧの出力信号を一定量だけカウントさせるため
に前記カウンタのカウント値を設定、キャプスタンモー
タの速度の設定並びに回転、停止指令をするためのモー
タ制御回路と、前記モータ制御回路により伝達される速
度情報並びに前記ＦＧの出力信号により、キャプスタン
モータを速度制御するための速度制御回路と、前記モー
タ制御回路により伝達される回転、停止指令により前記
ＦＧの出力信号を得るためにキャプスタンモータを停止
、駆動するためのドライブ回路とを備え、あるトラック
からあるトラックまでのトラック送りを簡単な構成で１
トラック単位で行うことができ、テープの編集など行う
上で細かい制御の行える磁気記録再生装置を実現できる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明磁気記録再生装置の一実施例を示す構成
図、第２図は従来例を示す構成図、第３図Ａは記録され
た磁気テープの例を示すパターン図、第３図Ｂはトラッ
キング検出用のパターン図、第４図は第１図及び第２図
の動作タイミング図である。 １・・・回転シリンダ、　　ＩＡ、ＩＢ・・・ヘッド、
２・・・磁気テープ、　　３・・・キャプスタンモータ
、４・・・ＦＧ、　　　５・・・速度制御回路、　　６
・・・加算器、７・・・ドライブ回路、　　８・・・同
期信号検出回路、９・・・検波回路、　　１０・・・ト
ラッキング検出回路、１ｔ・・・信号処理回路、　　１
２・・・モータ制御回路、１３・・・カウンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気テープ上にトラックを斜め方向に形成したり、斜め
   方向に形成されたトラック上を再生したりする装置であ
   って、 キャプスタンモータの回転に比例した周波数の出力信号
   を発生周波数発生器と、前記周波数発生器の出力信号を
   ある一定量だけカウントするためのカウンタと、 周波数発生器の出力信号を一定量だけカウントさせるた
   めに前記カウンタのカウント値を設定、キャプスタンモ
   ータの速度の設定並びに回転、停止指令をするためのモ
   ータ制御回路と、 前記モータ制御回路により伝達される速度情報並びに前
   記ＦＧの出力信号により、キャプスタンモータを速度制
   御するための速度制御回路と、前記モータ制御回路によ
   り伝達される回転、停止指令により前記ＦＧの出力信号
   を得るためにキャプスタンモータを停止、駆動するため
   のドライブ回路とを備え、必要な数または必要な時間だ
   けのトラック送りを前記ＦＧの出力信号を用いて制御す
   ることを特徴とする磁気記録再生装置。