JPH0340038Y2 - - Google Patents

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JPH0340038Y2
JPH0340038Y2 JP15659286U JP15659286U JPH0340038Y2 JP H0340038 Y2 JPH0340038 Y2 JP H0340038Y2 JP 15659286 U JP15659286 U JP 15659286U JP 15659286 U JP15659286 U JP 15659286U JP H0340038 Y2 JPH0340038 Y2 JP H0340038Y2
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JP
Japan
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main body
bending part
protrusions
bent
bending
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JP15659286U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は屋内、屋外の壁面に固定して壁面に沿
設される電線をカバーする配線用ダクトの屈曲部
に関する。
(従来の技術) 従来配線用ダクトを壁面に沿つて直角に屈曲さ
せる場合は、本体と蓋体よりなる直線状のダクト
を現場で45゜の角度で切断して切断部をつき合せ
熔着して90゜の屈曲部を形成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように従来の配線用ダクトの屈曲部の形
成は現場作業であるため切断作業が困難であり、
また正確に45゜の角度にし難いため正確に直角の
額縁状にならず体裁も良くない等の問題があつ
た。
本考案の目的は上述の問題点に鑑み、現場で切
断作業を行うことなく現場での簡単な作業で体裁
の良い屈曲部を得ようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、内外壁と底壁よりなり上面を開口し
た断面コ字形で途中に屈曲部を有する屈曲部本体
と、この屈曲部本体の上面開口部に被嵌され途中
に屈曲部を有する平板状の屈曲部蓋板とよりな
り、前記屈曲部本体の外壁屈曲部と内壁屈曲部と
に相対して小許の間隙を介して夫々一対の第1の
縦突条を高さ方向に形成し、前記屈曲部本体の内
外壁の両端内面に相対して高さ方向に夫々第2の
縦突条を形成し、夫々の第2の縦突条の内側に小
許の間隙を介して第2の縦突条と平行に第3の縦
突条を形成し、前記屈曲部本体の両端面よりこの
両端面の内外壁と底壁の肉厚よりも稍内側となる
ようにしてダクト本体が内接嵌着される上面を開
口した断面コ字形の嵌合部を突出形成し、前記屈
曲部蓋板の屈曲部の巾方向に裏面に相対して前記
屈曲部本体の第1の縦突条の間隙に嵌着される第
1の突起部を夫々形成するとともに前記屈曲部蓋
板の両端近くの裏面に相対して前記屈曲部本体の
第2、第3の縦突条間に嵌着される第2の突起部
を夫々形成し、前記屈曲部蓋板の両端を前記屈曲
部本体の両端の嵌合部の外端位置まで延長して延
長部を夫々形成し、この延長部の裏面長さ方向に
相対して前記ダクト本体の上端部が内接嵌着され
る横突条部を夫々形成したものである。
(作用) 本考案は、屈曲部本体上に屈曲部蓋板を被嵌す
ると屈曲部本体の屈曲部の内外壁の第1の縦突条
の間隙の上端部に屈曲部蓋板の裏面の屈曲部に形
成された第1の突起部が嵌着され、さらに屈曲部
本体の第2、第3の縦突条間の間隙に屈曲部蓋板
の第2の突起部が嵌着され、屈曲部本体は中央の
屈曲部と両端とで結合されてダクト状に形成され
る。さらに屈曲部本体の両端から突出した嵌合部
と蓋板の延長部の裏面に突出された横突条部にダ
クト本体の開口端部を外接嵌着することによりダ
クト本体に屈曲部を形成することができる。
(実施例) 本考案の一実施例を添附図面によつて説明す
る。
1は射出成形による塩化ビニル樹脂製の屈曲部
本体で、内外壁2,3と底壁4よりなり、上面を
開口した断面コ字形をなし途中に屈曲部5が形成
されている。屈曲部5は内壁2と外壁3と底壁4
が45゜ずつ2回屈曲した屈曲面6,7,8より形
成され、夫々の内外の屈曲面6,7の内面の下端
より上端まで高さ方向の全長に夫々小許の間隙
9,10を介して一対の第1の縦突条11,1
1,12,12が形成されている。さらに内外壁
2,3両端内面に下面より上端まで高さ方向の第
2の縦突条13,13が形成され、夫々の第2の
縦突条13,13より小許の間隙14,14を介
して夫々と平行の第3の縦突条15,15が相対
して形成され、この第3の縦突条15,15間に
はこれと一体に底壁4より補強リブ16が形成さ
れている。また第2の縦突条13間にはこれと一
体に底壁4を前記補強リブ16よりも稍高くした
端縁突条17が形成されている。さらに、屈曲部
本体1の両端には、端面が上面を開口したコ字形
で外周面が屈曲部本体1の内厚よりも僅かに(後
述のダクト本体の肉厚分)内側で高さが屈曲部本
体1の途中までの嵌合部18,18が一体に突出
形成されている。
次に19は射出成形により塩化ビニル樹脂製の
巾方向の両側をテーパー状に傾斜縁とした蓋板
で、途中を同一平面で45゜ずつ2回屈曲部させて
屈曲部20が形成され平面形状が屈曲部本体1と
同形に形成されている。蓋板19の裏面には、前
記屈曲部20の巾方向の両端近くの前記屈曲部本
体1の肉厚分だけ内側に前記屈曲部本体1の第1
の縦突条11,11,12,12の間隙9,10
の上端近くに夫々嵌着される第1の突起部21,
22が形成され、この第1の突起部21,22間
にはこの第1の突起21,22よりも低い補強リ
ブ23が一体に形成されている。さらに屈曲部蓋
板19の裏面の両端近くには、前記屈曲部本体1
の第2、第3の縦突条13,15間の上端部に
夫々嵌着される第2の突起部24,24が形成さ
れている。また、屈曲部蓋板19の両端は前記屈
曲部本体1の嵌合部18の外端位置まで延長され
て延長部25,25が形成されている。そしてこ
の延長部25,25の裏面には巾方向に相対して
後述のダクト本体の上端開口部に外接嵌着される
横突条部26,26が突設されている。さらに屈
曲部蓋板19の裏面には屈曲部20の両側の前記
補強リブ23と平行の方向と屈曲部本体1の上端
開口部34の内側に位置する方向と屈曲部蓋板1
9の巾方向とを結ぶ略三角形状の補強リブ27,
27と、夫々の補強リブ27内で屈曲部蓋板19
の巾方向を斜に横切る方向に形成された補強リブ
28,28と、前記補強リブ28,28より屈曲
部蓋板19及び延長部25,25の裏面長さ方向
に延長され前記横突条部26,26よりも内側に
位置する補強リブ29,29と、この長さ方向の
補強リブ29,29間を連結する巾方向補強リブ
30,30とが形成されている。
また31は塩化ビニル樹脂製ダクト本体で、上
面を開口した断面コ字形をなし上端開口部32は
第2図に鎖線に示すように内方に屈曲部されてい
る。
33は塩化ビニル樹脂製のダクト蓋体で、前記
ダクト本体31上を被覆する平面板状をなしてい
る。
次に上述の実施例の作用を説明する。配線に先
立つて壁面等のコーナ部に屈曲部本体1を固定
し、この両端の嵌合部18にダクト本体31を外
接嵌着してダクト本体31を壁面等に固定する。
次にダクト本体31及び屈曲部本体1内に配線
し、次に屈曲部本体1に屈曲部蓋板19を嵌着す
ると屈曲部本体1の第1の縦突条11,12に
夫々の間隙9,10に屈曲部蓋体19の第1突起
部21,22が夫々嵌着され、さらに、屈曲部本
体1の両端部の第2、第3の縦突条13,15間
の間隙14に屈曲部蓋板19の両端部の第2の突
起部24が嵌着されて屈曲部本体1と屈曲部蓋板
19とが結合される。次にダクト本体31の上面
開口部にダクト蓋体33が固着されている。
また屈曲部蓋板19の屈曲部20の補強リブ2
3、三角形状の補強リブ27、補強リブ28、延
長部25の補強リブ29,30によつて屈曲部蓋
板19の補強とともに屈曲部蓋板19と一体化さ
れた屈曲部本体1の変形が防止される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、屈曲部本体と屈曲部蓋板を互
に嵌着するだけでダクトの屈曲部が形成されるか
ら従来のように現場での切断作業が不要となり現
場作業を簡易化、迅速化でき、また外観を体裁良
くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すダクト屈曲部
の一部を切欠いた正面図、第2図は同上A矢視方
向の側面図、第3図は同上屈曲部本体の正面図、
第4図は同上B矢視方向の側面図、第5図は同上
屈曲部蓋板の正面図、第6図は同上C矢視方向の
側面図である。 1……屈曲部本体、2……内壁、3……外壁、
4……底壁、5……屈曲部、9,14……間隙、
11,12……第1の縦突条、13……第2の縦
突条、15……第3の縦突条、18……嵌合部、
19……屈曲部蓋板、20……屈曲部、21,2
2……第1の突起部、24……第2の突起部、2
5……延長部、26……横突条部、31……ダク
ト本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外壁と底壁よりなり上面を開口した断面コ字
    形で途中に屈曲部を有する屈曲部本体と、この屈
    曲部本体の上面開口部に被嵌され途中に屈曲部を
    有する平板状の屈曲部蓋板とよりなり、前記屈曲
    部本体の外壁屈曲部と内壁屈曲部とに相対して小
    許の間隙を介して夫々一対の第1の縦突条を高さ
    方向に形成し、前記屈曲部本体の内外壁の両端内
    面に相対して高さ方向に夫々第2の縦突条を形成
    し、夫々の第2の縦突条の内側に小許の間隙を介
    して第2の縦突条と平行に第3の縦突条を形成
    し、前記屈曲部本体の両端面よりこの両端面の内
    外壁と底壁の肉厚よりも稍内側となるようにして
    ダクト本体が内接嵌着される上面を開口した断面
    コ字形の嵌合部を突出形成し、前記屈曲部蓋板の
    屈曲部の巾方向に裏面に相対して前記屈曲部本体
    の第1の縦突条の間隙に嵌着される第1の突起部
    を夫々形成するとともに前記屈曲部蓋板の両端近
    くの裏面に相対して前記屈曲部本体の第2、第3
    の縦突条間に嵌着される第2の突起部を夫々形成
    し、前記屈曲部蓋板の両端を前記屈曲部本体の両
    端の嵌合部の外端位置まで延長して延長部を夫々
    形成し、この延長部の裏面長さ方向に相対して前
    記ダクト本体の上端部が内接嵌着される横突条部
    を夫々形成したことを特徴とする配線用ダクトの
    屈曲部。
JP15659286U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0340038Y2 (ja)

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