JPH0339959Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339959Y2 JPH0339959Y2 JP5902185U JP5902185U JPH0339959Y2 JP H0339959 Y2 JPH0339959 Y2 JP H0339959Y2 JP 5902185 U JP5902185 U JP 5902185U JP 5902185 U JP5902185 U JP 5902185U JP H0339959 Y2 JPH0339959 Y2 JP H0339959Y2
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- Japan
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- uhf
- vhf
- input terminal
- output terminal
- input terminals
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はテレビジヨン受像機のアンテナ入力端
子に取付けられるアンテナアダプタに関する。
子に取付けられるアンテナアダプタに関する。
(ロ) 従来の技術
近年、ある種のテレビジヨン受像機において
は、VHF入力及びUHF入力を混合して共に75Ω
の1つの入力端子で受ける構成のものがある。
は、VHF入力及びUHF入力を混合して共に75Ω
の1つの入力端子で受ける構成のものがある。
このようテレビジヨン受像機のアンテナ入力端
子に取付けられるアンテナアダプタは例えば第4
図の様な回路構成である。すなわち、1,1は一
対の300Ω平衡型のVHF入力端子、2は、コンデ
ンサC1及びコイルL1,L2よりなり、VHF帯域だ
けを通過せしめるローパスフイルタ、3,3は一
対の300Ω平衡型のUHF入力端子、4はコンデン
サC2,C3及びコイルL3よりなりUHF帯域だけを
通過せしめるハイパスフイルタである。
子に取付けられるアンテナアダプタは例えば第4
図の様な回路構成である。すなわち、1,1は一
対の300Ω平衡型のVHF入力端子、2は、コンデ
ンサC1及びコイルL1,L2よりなり、VHF帯域だ
けを通過せしめるローパスフイルタ、3,3は一
対の300Ω平衡型のUHF入力端子、4はコンデン
サC2,C3及びコイルL3よりなりUHF帯域だけを
通過せしめるハイパスフイルタである。
前記ローパスフイルター及びハイパスフイルタ
の各出力は例えば実公昭58−30334号公報記載の
如く混合された後、平衡−不平衡変換トランス
T1により300Ω→75Ωにインピーダンスに変換さ
れ、不平衡出力となつて75Ω同軸の出力端子5に
導出される。
の各出力は例えば実公昭58−30334号公報記載の
如く混合された後、平衡−不平衡変換トランス
T1により300Ω→75Ωにインピーダンスに変換さ
れ、不平衡出力となつて75Ω同軸の出力端子5に
導出される。
尚、X1,X2は米国のUL1410規格により定めら
れたアンテナ絶縁用のコンデンサ及び抵抗の複合
部品、C4はインピーダンス補正用のコンデンサ
である。
れたアンテナ絶縁用のコンデンサ及び抵抗の複合
部品、C4はインピーダンス補正用のコンデンサ
である。
また、前記バイパスフイル4のコンデンサC2,
C3のうち一方に並列に設けられた抵抗R1は、前
記コンデンサにより直流的に絶縁されるのを防ぐ
ために直流的に導電接続するものである。この抵
抗R1は、例えば前記UL1410規格第13.6項を満た
すものである。
C3のうち一方に並列に設けられた抵抗R1は、前
記コンデンサにより直流的に絶縁されるのを防ぐ
ために直流的に導電接続するものである。この抵
抗R1は、例えば前記UL1410規格第13.6項を満た
すものである。
次に、上述のアンテナアダプタの外観を第5図
イ〜ニに示す。アンテナアダプタの第1面には左
側に一対のVHF入力端子1,1右側にUHF入力
端子2,2が配されている。また、第2面、すな
わちテレビジヨン受像機の装着面の上方には75Ω
の出力端子5が配されている。また6,7は樹脂
製の底板及びカバーであり、底板6にはテレビジ
ヨン受像機への装着時、取付けを確実にするため
のネジ孔6aが形成されている。
イ〜ニに示す。アンテナアダプタの第1面には左
側に一対のVHF入力端子1,1右側にUHF入力
端子2,2が配されている。また、第2面、すな
わちテレビジヨン受像機の装着面の上方には75Ω
の出力端子5が配されている。また6,7は樹脂
製の底板及びカバーであり、底板6にはテレビジ
ヨン受像機への装着時、取付けを確実にするため
のネジ孔6aが形成されている。
また、第6図イ〜ハは前記アンテナアダプタに
内蔵されているプリント基板を示す図であり、こ
のプリント基板8の第1面には前記第4図の各回
路素子が略第4図と同様な位置に配されている。
8a,8aはVHF入力端子1,1の脚部が挿入
される第1挿入孔、8b,8bはUHF入力端子
2,2の脚部が挿入される第2挿入孔、8c,8
cは出力端子5が挿入される第3挿入孔である。
内蔵されているプリント基板を示す図であり、こ
のプリント基板8の第1面には前記第4図の各回
路素子が略第4図と同様な位置に配されている。
8a,8aはVHF入力端子1,1の脚部が挿入
される第1挿入孔、8b,8bはUHF入力端子
2,2の脚部が挿入される第2挿入孔、8c,8
cは出力端子5が挿入される第3挿入孔である。
尚、同図ハのパターン図は実際は同図イとは左
右が逆となるのであるが、理解を容易にするた
め、同図イに対応させて示している。
右が逆となるのであるが、理解を容易にするた
め、同図イに対応させて示している。
(ハ) 考案のが解決しようとする問題点
上述の従来例においては、VHF入力端子及び
UHF入力端子からの出力端子までの各距離は互
いに等しかつたため、回路の引き回しが与える伝
送損失への影響がVHF信号よりも大きいUHF信
号に不利であり、特にUHF信号の信号劣化が顕
著であつた。
UHF入力端子からの出力端子までの各距離は互
いに等しかつたため、回路の引き回しが与える伝
送損失への影響がVHF信号よりも大きいUHF信
号に不利であり、特にUHF信号の信号劣化が顕
著であつた。
また、プリント基板上の部品配置及び導体パタ
ーンは出力端子を中心にして下方で且つ左右に広
がつており、更に左右非対称であり、基板上無駄
なスペースが多く、パターン上の回路距離が長く
なると共にアンテナアダプタが大型化する欠点が
あつた。
ーンは出力端子を中心にして下方で且つ左右に広
がつており、更に左右非対称であり、基板上無駄
なスペースが多く、パターン上の回路距離が長く
なると共にアンテナアダプタが大型化する欠点が
あつた。
本考案は上述の欠点を解消するものであり、特
にUHF信号の回路の引き回しによる伝送損失を
極力小さくすると共に、小型化が計れるアンテナ
アダプタを提供するものである。
にUHF信号の回路の引き回しによる伝送損失を
極力小さくすると共に、小型化が計れるアンテナ
アダプタを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案はVHF及びUHF入力端子を、VHF入
力端子と出力端子との距離よりもUHF入力端子
と出力端子との距離の方が短くなる様に配してな
る。
力端子と出力端子との距離よりもUHF入力端子
と出力端子との距離の方が短くなる様に配してな
る。
(ホ) 作用
上述の手段により、UHF入力端子から出力端
子くまでの回路距離が短くなり、UHF信号の伝
送損失が少なくなる。
子くまでの回路距離が短くなり、UHF信号の伝
送損失が少なくなる。
(ヘ) 実施例
以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図は本実施例におけるアンテナアダプタの
回路図であり、従来の第4図と同一部分には同一
図番を付し説明を省略する。
回路図であり、従来の第4図と同一部分には同一
図番を付し説明を省略する。
本実施例回路の特徴の一つはVHF入力端子1,
1とローパスフイルタ2との間に不平衡信号仰圧
トランスT2を配している点である。これにより
TV受像機内部で発生する比較的周波数の低い妨
害電波(水平発振回路からの高周波等)が
VHF300Ωフイーダ線に不平衡信号して誘起され
ることが防止される。本実施例においては第4図
の従来回路に比べて不平衡仰圧比が10dB以上改
善された。
1とローパスフイルタ2との間に不平衡信号仰圧
トランスT2を配している点である。これにより
TV受像機内部で発生する比較的周波数の低い妨
害電波(水平発振回路からの高周波等)が
VHF300Ωフイーダ線に不平衡信号して誘起され
ることが防止される。本実施例においては第4図
の従来回路に比べて不平衡仰圧比が10dB以上改
善された。
また、本実施例回路の他の特徴は、ハイパスフ
イルタ4を構成するコイルをインダクタンスの等
しいL3a及びL3bに2分割すると共に、両コ
イルの中間点とインピーダンス変換トランスT1
の不平衡出力の内のアース電位点とを導電接続し
たことである。すなわち、導電接続される2点は
共にアース電位となり抵抗を介することなく接続
される。
イルタ4を構成するコイルをインダクタンスの等
しいL3a及びL3bに2分割すると共に、両コ
イルの中間点とインピーダンス変換トランスT1
の不平衡出力の内のアース電位点とを導電接続し
たことである。すなわち、導電接続される2点は
共にアース電位となり抵抗を介することなく接続
される。
次に第2図イ〜ニは、本実施例の外観を示す図
であり、底板6′及びカバー7′よりなる匡体の第
1面に配されるVHF入力端子1,1及びUHF入
力端子3,3は共に図中、中央より下方に位置
し、且つそのうちでUHF入力端子は上方、VHF
入力端子は下方に夫々位置する。また第2面の中
央より上方には出力端子5が配される。すなわ
ち、UHF入力端子3,3はVHF入力端子1,1
よりも出力端子5の近くに配される、よつて、
UHFより高周波の伝送損失が大きいUHFの入力
からら出力までの回路距離を小さくすることが可
能となる。
であり、底板6′及びカバー7′よりなる匡体の第
1面に配されるVHF入力端子1,1及びUHF入
力端子3,3は共に図中、中央より下方に位置
し、且つそのうちでUHF入力端子は上方、VHF
入力端子は下方に夫々位置する。また第2面の中
央より上方には出力端子5が配される。すなわ
ち、UHF入力端子3,3はVHF入力端子1,1
よりも出力端子5の近くに配される、よつて、
UHFより高周波の伝送損失が大きいUHFの入力
からら出力までの回路距離を小さくすることが可
能となる。
また、第3図イ〜ハに本実施例のプリント基板
8′を示し、ローパスフイルター2を構成する素
子L1,L2,C1及び不平衡信号仰圧トランスT2が
下方に左右対称に配されると共にその上方に、ハ
イパスフイルタ4を構成するC2,C3,L3a,
L3b、変換トランスT1及びCR複合部品X1,
X2が略左右対称に配されている。尚、コイルL
3a,L3bは同図ハの如く折曲する導体パター
ンとして形成されており、その中間点と変換トラ
ンスT2出力のアース電位点とも導体パターンに
より接続されている。
8′を示し、ローパスフイルター2を構成する素
子L1,L2,C1及び不平衡信号仰圧トランスT2が
下方に左右対称に配されると共にその上方に、ハ
イパスフイルタ4を構成するC2,C3,L3a,
L3b、変換トランスT1及びCR複合部品X1,
X2が略左右対称に配されている。尚、コイルL
3a,L3bは同図ハの如く折曲する導体パター
ンとして形成されており、その中間点と変換トラ
ンスT2出力のアース電位点とも導体パターンに
より接続されている。
また、VHF入力端子が挿入される第1挿入孔
8a,8aは下方の左右、UHF入力端子が挿入
される第2挿入孔8b,8bは上方の左右に夫々
一対配されている。
8a,8aは下方の左右、UHF入力端子が挿入
される第2挿入孔8b,8bは上方の左右に夫々
一対配されている。
(ト) 考案の効果
上述の如く本考案に依れば回路パターンが左右
対称となるため、VHF及びUHF共に回路距離が
短くなると共にアンテナアダプタの小型化が計れ
る。
対称となるため、VHF及びUHF共に回路距離が
短くなると共にアンテナアダプタの小型化が計れ
る。
また、UHF入力端子からの出力端子までの回
路距離の方がVHF入力端子のそれよりも短いた
め、回路の引回しが与える伝送損失への影響が大
きいUHF信号の信号劣化が従来より少なくなる。
路距離の方がVHF入力端子のそれよりも短いた
め、回路の引回しが与える伝送損失への影響が大
きいUHF信号の信号劣化が従来より少なくなる。
第1図は本考案の一実施例におけるアンテナア
ダプタの回路図、第2図イ,ロ,ハ,ニは夫々、
アンテナアダプタの下面図、平面図、側面図及び
正面図、第3図イ,ロ,ハは夫々、プリント基板
の平面図、側面図及びパターン図、第4図は従来
のアンテナアダプタの回路図、第5図イ,ロ,
ハ,ニは夫々、従来のアンテナアダプタの下面
図、平面図、側面図及び正面図、第6図イ,ロ,
ハは夫々、従来のプリント基板の平面図、側面図
及びパターン図である。 1,1……VHF入力端子、3,3……UHF入
力端子、5……出力端子、2……ローパスフイル
タ、4……ハイパスフイルタ、T1……平衡−不
平衡変換トランス、8,8′……プリント基板。
ダプタの回路図、第2図イ,ロ,ハ,ニは夫々、
アンテナアダプタの下面図、平面図、側面図及び
正面図、第3図イ,ロ,ハは夫々、プリント基板
の平面図、側面図及びパターン図、第4図は従来
のアンテナアダプタの回路図、第5図イ,ロ,
ハ,ニは夫々、従来のアンテナアダプタの下面
図、平面図、側面図及び正面図、第6図イ,ロ,
ハは夫々、従来のプリント基板の平面図、側面図
及びパターン図である。 1,1……VHF入力端子、3,3……UHF入
力端子、5……出力端子、2……ローパスフイル
タ、4……ハイパスフイルタ、T1……平衡−不
平衡変換トランス、8,8′……プリント基板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 匡体の第1面に一対のVHF入力端子及び一対
のUHF入力端子を配すると共に前記匡体の第2
面に出力端子を配してなるアンテナアダプタにお
いて、 前記VHF及びUHF入力端子を、前記VHF入
力端子と前記出力端子との距離よりも前記UHF
入力端子と前記出力端子との距離の方が短くなる
様配してなるアンテナアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5902185U JPH0339959Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5902185U JPH0339959Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195130U JPS61195130U (ja) | 1986-12-05 |
JPH0339959Y2 true JPH0339959Y2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=30585059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5902185U Expired JPH0339959Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339959Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP5902185U patent/JPH0339959Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61195130U (ja) | 1986-12-05 |
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