JPH0339957Y2 - - Google Patents

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JPH0339957Y2
JPH0339957Y2 JP3652287U JP3652287U JPH0339957Y2 JP H0339957 Y2 JPH0339957 Y2 JP H0339957Y2 JP 3652287 U JP3652287 U JP 3652287U JP 3652287 U JP3652287 U JP 3652287U JP H0339957 Y2 JPH0339957 Y2 JP H0339957Y2
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antenna
receiving system
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、一対のチユーナを有したダブルカ
セツトテープレコーダなどに適用して好適な受信
装置に関する。
[従来の技術] 1つの受信装置の内部に2以上の受信系を内蔵
してあれば、夫々の受信装置で選局した放送信号
を夫々独立して記録したりすることができるよう
になるので、ユーザにとつて非常に便利である。
例えば、ダブルカセツトテープレコーダにおい
て、一対のデツキの夫々に対してチユーナ(例え
ば、テレビチユーナとFMチユーナ)を設けれ
ば、同じ時間帯の放送内容を自由に記録すること
ができるようになるからである。
このように1つの受信装置の内部に2以上の受
信系を設ける場合、そのアンテナ入力系として
は、第3図に示すような基本構成が考えられる。
同図において、1A,1Bは第1及び第2の受
信系のうち、入力系のみを示す。夫々にチユーナ
2A,2Bを有する。チユーナ2A,2Bは周知
のように、その夫々に高周波増幅回路3,6、ミ
キサ4,7及び局部発振器5,8によつて構成さ
れる。
ミキサ4,7の各出力は中間周波増幅段(図示
せず)に供給される。
第1の受信系1Aとして例えばFM放送用のチ
ユーナを使用した場合には、第2の受信系1Bと
してはテレビジヨン放送用音声受信系のチユーナ
を使用するとよい。
チユーナ2A,2Bには夫々アンテナ入力端子
11,12が導出され、夫々に外部アンテナ、例
えば図示のようなホイツプアンテナ13,14が
接続される。
ところで、このように夫々の受信系1A,1B
に対して外部アンテナ13,14を独立に設けた
場合には、アンテナ指向性を自由に調整できた
り、夫々の受信系からのスプリアス妨害を軽減で
きるから、受信感度、S/Nなどの面で好まし
い。
しかし、このように外部アンテナを独立して設
ける場合には、夫々の固定手段を装置筐体に形成
する必要があるから、構成が面倒になる。
また、同時受信のときは外部アンテナの向きを
同時に変えるなどの調整があり、不便である。
さらに、外部アンテナが接触したりすると、一
方の受信系から他方の受信系へのスプリアス妨害
が発生したり、ノイズが増大したりする不都合な
問題が派生する。
このような問題を解決するには、外部アンテナ
を1本使用すると共に、第4図あるいは第5図に
示すように構成することが考えられる。
第4図は外部アンテナを1本使用する代りに、
第2の受信系1Bに対しては分波器30を介して
外部アンテナの受信信号を給電するようにした場
合である。
第5図の例は、受信装置の筐体内部に内部アン
テナ、例えばワイヤーアンテナ18を取り付け、
これを第2の受信系1Bのアンテナ入力端子に接
続するよに構成した場合である。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、第4図のように構成した場合には、
第1及び第2の受信系1A,1Bの夫々は外部ア
ンテナ13によつてその指向性を調整できる反
面、夫々の受信系内部で発生した局部発振器など
からの高次高調波成分が、ミキサにおいて入力信
号と局部発振器との周波数より生成されるスプリ
アス成分が分波器30を介してお互の受信系に漏
れて受信妨害を引き起こしたり、受信中のS/N
を劣化させたりする問題が生ずる。
さらに、使用する分波器30は使用部品点数が
多く、コストアツプの要因となつてまう。
第5図に示した構成では、ワイヤーアンテナ1
8が筐体内部に取り付けられる関係上、第2の受
信系1Bに対する指向性が劣化する欠点がある。
そこで、この考案ではこのような問題点を構成
簡単に解決したものであつて、スプリアスなどの
干渉を減少させ、かつアンテナ指向性を最大限に
生かすことのできる受信装置を提案するものであ
る。
[問題点を解決するための技術的手段] 上述の問題点を解決するため、この考案におい
ては、第1及び第2の受信系を有し、第1の受信
系に設けられた第1のアンテナ入力端子に外部ア
ンテナが接続され、第2の受信系に設けられた第
2のアンテナ入力端子に内部アンテナが接続され
ると共に、第2の受信系のアース側端子と上記第
1のアンテナ入力端子との間にフイルタが接続さ
れてなることを特徴とするものである。
[作用] 外部アンテナ13によつて第1の受信系1Aは
その指向性を自由に調整できる。
また、第1のアンテナ入力端子11に得られた
受信信号をフイルタ20を介して第2の受信系1
Bのアース側端子に給電すれば、第2の受信系1
Bにとつては外部アンテナ13が内部アンテナ1
8のアンテナの一部として作用し、第2の受信系
1Bにはダイポールアンテナが接続されたのと等
価になる。
その結果、第2の受信系1Bもまた指向性の調
整を外部アンテナ13によつて行なうことができ
る。
アンテナは外部アンテナ13と内部アンテナ1
8とで構成されているから、アンテナ接触により
スプリアス妨害などは生じない。フイルタ20は
第1の受信系1Aの受信周波数に対しては高イン
ピーダンスとなり、第2の受信系1Bの受信周波
数に対しては低インピーダンスとなるようになさ
れているので、相互に受信信号が干渉するような
こともない。
第1の受信系1Aのアンテナ入力端子11と第
2の受信系1Bのアンテナ入力端子12とは直接
接続されていないために、接続することによつて
生ずる局部発振器などからのスプリアスによる受
信妨害やS/M劣化がない。
[実施例] 続いて、この考案に係る受信装置を上述したよ
うに、一対のチユーナを内蔵したダブルカセツト
テープレコーダに適用した場合につき、第1図以
下を参照して詳細に説明する。
この考案においても、第1図に示すように、第
1及び第2の受信系1A,1Bが設けられ、夫々
の放送信号を夫々のデツキ(図示せず)によつて
同時に記録できるようになされている。
夫々のチユーナ2A,2Bは電子チユーナが使
用されている。そのため、局部発振器5,8とし
てはシンセサイザが使用される。
ラジオチユーナ(特に、FMチユーナ)2Aに
設けられた高周波増幅回路3の+端子(入力信号
端子)はアンテナ入力端子11に接続され、この
入力端子11に外部アンテナ、この例ではホイツ
プアンテナ13が接続される。一端子(入力アー
ス端子)は接地される。
これに対して、テレビチユーナ2B側の高周波
増幅回路6の+端子(入力信号端子)には内部ア
ンテナ、この例ではワイヤーアンテナ18が接続
される。そして、その一端子(入力アース端子)
が接地されると共に、この一端子とラジオチユー
ナ2Aの入力端子11との間はフイルタ20によ
つて信号的に接続される。
フイルタ20は、第1の受信系1Aの受信周波
数に対して高インピーダンスとなり、第2の受信
系1Bの受信周波数に対して低インピーダンスと
なるように、その周波数特性が選定されている。
フイルタ20はコンデンサ、その他のフイルタ素
子が使用される。
従つて、ホイツプアンテナ13がこのフイルタ
20を介して第2の受信系1Bに接続されたこと
と等価になる。つまり、ホイツプアンテナ13は
第1の受信系1Aの給電アンテナとして作用する
と共に、第2の受信系1Bの給電アンテナの一部
としても作用することになる。
その結果、第2の受信系1B側ではホイツプア
ンテナ13によつてもその指向性を調整すること
ができるようになる。
フイルタ20は第2の受信系1Bの受信周波
数、つまりテレビジヨン信号に対して低インピー
ダンスとなるようになされているから、FM放送
信号に対しては高インピーダンスとして作用し、
FM信号はこのフイルタ20を介して第2の受信
系1B側に漏洩することは極めて少ない。
これに反し、テレビジヨン信号はフイルタ20
を介して第1の受信系1A側に漏洩するようにも
考えられるが、このフイルタ20はアース端子側
に接続されている関係上、このテレビジヨン信号
の漏洩も殆ど無視することができる。従つて、実
用上、耳障りとなるようなスプリアス妨害は殆ど
生じない。
第2図はこの考案の一具体例を示す。
この例は、各チユーナ2A,2Bの前段に所定
の帯域を通過させるバンドパスフイルタ25,2
6が設けられている。バンドパスフイルタ25は
FM用のフイルタであり、バンドパスフイルタ2
6はTV放送帯用のフイルタである。
そして、単一のコンデンサで構成されたフイル
タ20が使用され、その容量値は上述したような
インピーダンス関係となるように選定されるもの
である。
この構成においても、フイルタ20は第2の受
信系1Bのアース側端子に接続される。こうすれ
ば、上述したと同様な動作となる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案では、外部アン
テナと内部アンテナとを巧みに使え分けることに
よつて、想起される問題点をことごとく一掃する
ことができる。
第1に、外部アンテナ13によつて第1の受信
系1Aはその指向性を自由に調整できるから、感
度調整が容易である。
第2に、第1のアンテナ入力端子11に得られ
た受信信号をフイルタ20を介して第2の受信系
1Bのアース側端子に給電したので、第2の受信
系1Bにとつては外部アンテナ13が内部アンテ
ナ18のアンテナの一部として作用し、第2の受
信系1Bにはダイポールアンテナ接続されたのと
等価になる。
その結果、、第2の受信系1Bもまた指向性の
調整を外部アンテナ13によつて行なうことがで
きる。
第3に、アンテナは外部アンテナ13と内部ア
ンテナ18とで構成されているから、アンテナ接
触によるスプリアス妨害などは生じない。フイル
タ20は第1の受信系1Aの受信周波数に対して
高インピーダンスとなり、第2の受信系1Bの受
信周波数に対しては低インピーダンスとなるよう
になされているので、相互に受信信号が干渉する
ようなこともない。
第1の受信系1Aのアンテナ入力端子11と第
2の受信系1Bのアンテナ入力端子12とが直接
接続されていないために、この接続による受信系
内部で発生した局部発振器などからの高次の高周
波成分や、ミキサにおいて入力信号と局部発振器
との周波数により生成されるスプリアス成分など
によつて、お互の受信系に妨害を与えたり、S/
Nを劣化させたりすることはない。
従つて、この考案に係る受信装置は、上述した
ように一対のチユーナを有するダブルカセツトテ
ープレコーダに適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る受信装置の
一例を示す要部の系統図、第3図〜第5図は夫々
この考案の説明に供する系統図である。 1A,1B……受信系、2A,2B……チユー
ナ、11……アンテナ入力端子、13……外部ア
ンテナであるホイツプアンテナ、18……内部ア
ンテナであるワイヤーアンテナ、20……フイル
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1及び第2の受信系を有し、 第1の受信系に設けられた第1のアンテナ入
    力端子に外部アンテナが接続され、 上記第2の受信系に設けられた第2のアンテ
    ナ入力端子に内部アンテナが接続されると共
    に、 上記第2の受信系のアース側端子と上記第1
    のアンテナ入力端子との間にフイルタが接続さ
    れてなることを特徴とする受信装置。 (2) 上記外部アンテナとして、ホイツプアンテナ
    が使用されてなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の受信装置。 (3) 上記内部アンテナとして、ワイヤアンテナが
    使用されてなることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項及び第2項記載の受信装置。 (4) 上記フイルタは、第1の受信系に対しては高
    インピーダンスとなり、第2の受信系の受信周
    波数に対して低インピーダンスとなるような周
    波数特性に選定されてなることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項〜第3項記載の受
    信装置。 (5) 上記フイルタとして、コンデンサが使用され
    てなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項〜第4項記載の受信装置。
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