JP3031683B2 - 車載テレビ専用ダイバーシティ装置 - Google Patents
車載テレビ専用ダイバーシティ装置Info
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- JP3031683B2 JP3031683B2 JP2038250A JP3825090A JP3031683B2 JP 3031683 B2 JP3031683 B2 JP 3031683B2 JP 2038250 A JP2038250 A JP 2038250A JP 3825090 A JP3825090 A JP 3825090A JP 3031683 B2 JP3031683 B2 JP 3031683B2
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- Japan
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- booster
- vhf
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載テレビ専用ダイバーシティ装置に関する
ものであり、特にVHF帯とUHF帯を選択使用するためのVH
Fブースタ、UHFブースタを具備し、設置場所の制約を受
けない車載テレビ専用ダイバーシティ装置に関するもの
である。
ものであり、特にVHF帯とUHF帯を選択使用するためのVH
Fブースタ、UHFブースタを具備し、設置場所の制約を受
けない車載テレビ専用ダイバーシティ装置に関するもの
である。
第4図は例えば特公昭63−22650号公報に示された従
来のダイバーシティ受信装置の概要を示す構成図であ
り、図において、チューナ基板2を収納したチューナケ
ース1の上に、ダイバーシティ基板4を収納したダイバ
ーシティケース3が設置されている。
来のダイバーシティ受信装置の概要を示す構成図であ
り、図において、チューナ基板2を収納したチューナケ
ース1の上に、ダイバーシティ基板4を収納したダイバ
ーシティケース3が設置されている。
そして、ダイバーシティ基板4には、不図示のアンテ
ナ比較回路、最大値レベル検出回路、サンプルホールド
回路、アンテナ切換回路等のデジタル部、アナログ部お
よびVHFブースタ、UHFブースタが設置されている。
ナ比較回路、最大値レベル検出回路、サンプルホールド
回路、アンテナ切換回路等のデジタル部、アナログ部お
よびVHFブースタ、UHFブースタが設置されている。
従来のダイバーシティ受信装置は、以上のようにデジ
タル部、アナログ部、VHFブースタ部、UHFブースタ部が
同一基板上に設置されて共通のグランドであるため、デ
ジタルノイズがVHFブースタ部UHFブースタ部に混入した
り、VHFブースタ部とUHFブースタ部が混信し、高利得ブ
ースタの設置が不可能で受信感度が低下するという問題
があった。また、前記ノイズの混入や混信を低減するた
めに、ダイバーシティ基板は広い面積を要し、形状の大
きさ、車載への取付けやすさについて配慮がなされてい
ないなどの問題点があった。
タル部、アナログ部、VHFブースタ部、UHFブースタ部が
同一基板上に設置されて共通のグランドであるため、デ
ジタルノイズがVHFブースタ部UHFブースタ部に混入した
り、VHFブースタ部とUHFブースタ部が混信し、高利得ブ
ースタの設置が不可能で受信感度が低下するという問題
があった。また、前記ノイズの混入や混信を低減するた
めに、ダイバーシティ基板は広い面積を要し、形状の大
きさ、車載への取付けやすさについて配慮がなされてい
ないなどの問題点があった。
本発明は前述の問題点を除去するためになされたもの
であり、その目的は電気的ノイズ(デジタルノイズ)お
よびブースタの混信を完全になくすることにより、技術
的に困難とされていたVHFブースタを可能とし、かつ高
利得UHFブースタを実現し、受信感度の向上を計ること
にある。
であり、その目的は電気的ノイズ(デジタルノイズ)お
よびブースタの混信を完全になくすることにより、技術
的に困難とされていたVHFブースタを可能とし、かつ高
利得UHFブースタを実現し、受信感度の向上を計ること
にある。
また、本発明の他の目的はダイバーシティ装置のパッ
ク化を計ることにより、車載テレビ専用ダイバーシティ
装置全体の取付性を向上させることにある。
ク化を計ることにより、車載テレビ専用ダイバーシティ
装置全体の取付性を向上させることにある。
前記の目的を達成するために、本発明はダイバーシテ
ィ回路をデジタル部、アナログ部、VHFブースタ部、UHF
ブースタ部に分け、各部をシールドし、各部のグランド
を完全に分離したものである。
ィ回路をデジタル部、アナログ部、VHFブースタ部、UHF
ブースタ部に分け、各部をシールドし、各部のグランド
を完全に分離したものである。
また、これ等の各部を設置するダイバーシティ基板を
2段重ねとしたものである。
2段重ねとしたものである。
本発明における車載テレビ専用ダイバーシティ装置
は、分割した回路各部を互いに完全にシールドし、かつ
グランドを完全に分離したことにより、相互に影響を受
けないように動作する。これによって、各部における電
気的ノイズ(デジタルノイズ)の影響と、VHFブース
タ、UHFブースタ間での混信が完全になくなり、誤動作
することがなく、受信感度が向上する。
は、分割した回路各部を互いに完全にシールドし、かつ
グランドを完全に分離したことにより、相互に影響を受
けないように動作する。これによって、各部における電
気的ノイズ(デジタルノイズ)の影響と、VHFブース
タ、UHFブースタ間での混信が完全になくなり、誤動作
することがなく、受信感度が向上する。
また、各部を設置するダイバーシティ基板を2段重ね
とし、1つのパックとしたことにより、装置を小形化で
き、取付性が向上する。
とし、1つのパックとしたことにより、装置を小形化で
き、取付性が向上する。
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。第
1図は本発明の一実施例の概要を示す斜視図である。図
において、ダイバーシティパック11はシールド板で形成
されたケース12a〜12dを上下2段に重ね合せて構成され
ており、ダイバーシティパック11は第2図に示すように
チューナ基板13を収納したチューナケース14上に設置す
る。
1図は本発明の一実施例の概要を示す斜視図である。図
において、ダイバーシティパック11はシールド板で形成
されたケース12a〜12dを上下2段に重ね合せて構成され
ており、ダイバーシティパック11は第2図に示すように
チューナ基板13を収納したチューナケース14上に設置す
る。
上記ケース12a〜12dには、それぞれデジタル部基板1
5、アナログ部基板16、VHFブースタ部基板17、UHFブー
スタ基板18が収納され、各部のグランドは完全に分離さ
れている。
5、アナログ部基板16、VHFブースタ部基板17、UHFブー
スタ基板18が収納され、各部のグランドは完全に分離さ
れている。
本発明の上記実施例によれば、デジタル部基板15、ア
ナログ部基板16、VHFブースタ部基板17、UHFブースタ部
基板18を完全にシールドし、かつ各部基板のグランドを
完全に分離したことにより、電気的ノイズおよび混信と
いった問題はすべて解決でき、さらに技術的に困難であ
ったVHFブースタの設置と高利得ブースタの実現が可能
となる。
ナログ部基板16、VHFブースタ部基板17、UHFブースタ部
基板18を完全にシールドし、かつ各部基板のグランドを
完全に分離したことにより、電気的ノイズおよび混信と
いった問題はすべて解決でき、さらに技術的に困難であ
ったVHFブースタの設置と高利得ブースタの実現が可能
となる。
したがって、第3図に示す周波数対利得特性図から明
らかなように、本発明車載テレビ専用ダイバーシティ装
置によれば、特性Aに示すようにVHF帯およびUHF帯で高
利得が得られるが、VHFブースタを設置できない従来の
ダイバーシティ受信装置では、特性Bに示すようにVHF
帯の利得が低い。一方、高周波増幅を行なわない場合
は、特性Cに示すように、VHF帯およびUHF帯ともに利得
が低いものである。
らかなように、本発明車載テレビ専用ダイバーシティ装
置によれば、特性Aに示すようにVHF帯およびUHF帯で高
利得が得られるが、VHFブースタを設置できない従来の
ダイバーシティ受信装置では、特性Bに示すようにVHF
帯の利得が低い。一方、高周波増幅を行なわない場合
は、特性Cに示すように、VHF帯およびUHF帯ともに利得
が低いものである。
また、上記の各部基板を2段重ねとし、1つのパック
としたことで小型になり、かつ1つの部品として扱える
ようになるので、装置全体が小型化になり、取付性の問
題も解決できる。
としたことで小型になり、かつ1つの部品として扱える
ようになるので、装置全体が小型化になり、取付性の問
題も解決できる。
なお、上記実施例はシールド板で形成したケース12a
〜12dを上下2段に組立た構成であるが1つのケースの
内部をシールド板で上下2段に仕切っても、上記実施例
と同一の効果を奏するものである。
〜12dを上下2段に組立た構成であるが1つのケースの
内部をシールド板で上下2段に仕切っても、上記実施例
と同一の効果を奏するものである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ダ
イバーシティ回路を4つに分け、各部を互いに、シール
ドしグランドを完全に分離したので、相互の電気的ノイ
ズ(デジタルノイズ)の影響と、VHFブースタ、UHFブー
スタ間の混信をまったくなくすことができ、VHFブース
タ、高利得UHFブースタの設置が実現する効果がある。
イバーシティ回路を4つに分け、各部を互いに、シール
ドしグランドを完全に分離したので、相互の電気的ノイ
ズ(デジタルノイズ)の影響と、VHFブースタ、UHFブー
スタ間の混信をまったくなくすことができ、VHFブース
タ、高利得UHFブースタの設置が実現する効果がある。
また、各部基板を2段重ねとし、1パックとして小型
化したことにより、車載テレビ専用ダイバーシティ装置
が小型化され、取付性が向上する効果がある。
化したことにより、車載テレビ専用ダイバーシティ装置
が小型化され、取付性が向上する効果がある。
第1図は本発明の一実施例による車載テレビ専用ダイバ
ーシティ装置の概要を示す斜視図、第2図はそのダイバ
ーシティ装置をチューナケース上に設置した状態の斜視
図、第3図はダイバーシティ装置の高周波増幅特性図、
第4図は従来のダイバーシティ受信装置の概要を示す斜
視図である。 図において、13……デジタル部基板、14……アナログ部
基板、15……VHFブースタ部基板、16……UHFブースタ部
基板。
ーシティ装置の概要を示す斜視図、第2図はそのダイバ
ーシティ装置をチューナケース上に設置した状態の斜視
図、第3図はダイバーシティ装置の高周波増幅特性図、
第4図は従来のダイバーシティ受信装置の概要を示す斜
視図である。 図において、13……デジタル部基板、14……アナログ部
基板、15……VHFブースタ部基板、16……UHFブースタ部
基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288513(JP,A) 実開 平1−57831(JP,U) 特公 昭63−22650(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/08 H04B 7/08
Claims (3)
- 【請求項1】VHF帯とUHFを選択使用する車載テレビ専用
ダイバーシティ装置において、ダイバーシティ回路をデ
ジタル部、アナログ部、VHFブースタ部、UHFブースタ部
に分け、各部の基板を互いにシールドし、かつ各部のグ
ランドを完全に分離したことを特徴とする車載テレビ専
用ダイバーシティ装置。 - 【請求項2】前記各部の基板をそれぞれシールド板によ
り互いにシールドしたことを特徴とする請求項(1)記
載の車載テレビ専用ダイバーシティ装置。 - 【請求項3】前記各部の基板を互いにシールドして2段
重ねとしたことを特徴とする請求項(1)記載の車載テ
レビ専用ダイバーシティ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038250A JP3031683B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車載テレビ専用ダイバーシティ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038250A JP3031683B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車載テレビ専用ダイバーシティ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03243017A JPH03243017A (ja) | 1991-10-30 |
JP3031683B2 true JP3031683B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=12520065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2038250A Expired - Fee Related JP3031683B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車載テレビ専用ダイバーシティ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031683B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2038250A patent/JP3031683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03243017A (ja) | 1991-10-30 |
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Legal Events
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