JPH0339602Y2 - - Google Patents

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JPH0339602Y2
JPH0339602Y2 JP1984064757U JP6475784U JPH0339602Y2 JP H0339602 Y2 JPH0339602 Y2 JP H0339602Y2 JP 1984064757 U JP1984064757 U JP 1984064757U JP 6475784 U JP6475784 U JP 6475784U JP H0339602 Y2 JPH0339602 Y2 JP H0339602Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 イ 産業上の利用分野 本考案は、空気圧回路においてアクチユエータ
と、このアクチユエータを制御する方向切換弁と
の間に接続して用いられるもので、圧力と流量
(速度)を制御する弁に関する。
ロ 従来の技術と課題 第5図に示すように、一般に複数のアクチユエ
ータとして例えばエアーシリンダ1を使用した制
御回路では、各エアーシリンダ1を制御するのに
複数の方向切換弁2を使用している。この場合、
設置スペースの節約や配管の容易性などを考慮し
て方向切換弁2を1つの基台(図示省略)上にま
とめて設置配管し、いわゆるマニホールド3とし
て使用することが一般に行なわれている。
このような回路では、通常、空気圧源4から、
フイルタ5、レギユレータ(減圧弁)6、圧力計
7、ルブリケータ8を経由し、さらに前記方向切
換弁2を介して各アクチユエータ1に同一圧力の
空気が供給される。そして、前記レギユレータ6
を調節することにより、各アクチユエータ1に供
給される圧力が同時に変更される。
こういつた制御回路において、複数のアクチユ
エータ1への供給圧力を個々に変更したい場合に
は第6に示すように、マニホールド3に複数の供
給口3a.3b,3c等を設けて異なる圧力が供給
され、これらの圧力のうちから所望の圧力を選択
するためにブロツクプレート10を用いて所要の
通路を遮断し、またそれぞれの供給圧力毎にマニ
ホールド3への供給回路の前段階でレギユレータ
を設置して、制御する方法が取られている。しか
し、この場合マニホールド回路が複雑化し、メイ
ンテナンスが面倒になる問題がある。
また、他の方法としては、第5図に示すように
チエツク付きレギユレータ9を配管B(またはA)
に介装することも考えられるが、この場合、一般
に配管BおよびAには、そのアクチユエータ1寄
りの側にスピードコントローラ(チエツク付き絞
り弁)11が設けられているので、チエツク付き
レギユレータ9とスピードコントローラ11が直
列となり、回路が複雑で高価になる問題がある。
さらに、配管スペースが大きくなり装置の大型化
を招くという問題もある。
なお、第5図では一方の配管Bのみにチエツク
付きレギユレータ9を設ける例を示したが、その
理由はアクチユエータ1が前進側で仕事を行な
い、戻り側では仕事をせず、圧力制御を必要とし
ないからである。しかし、戻り側でも仕事を行な
う場合、配管Aにも設けることができる。何れに
しても配管が複雑になる問題がある。
そのほか、チエツク付きレギユレータ9の代り
にサンドイツチ・レギユレータ(図示せず)を用
いることも考えられるが、同様の問題が生じる。
そこで本考案では、上記した従来の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とする
ところは、一体の弁ケース内に源圧弁と速度制御
弁の機能を併有させることによつて、アクチユエ
ータへの圧力を個々に調節するための配管を簡素
化すると共に、方向切換弁のマニホールドを単純
にすることを可能にしたコンパクトな制御弁を提
供することにある。
〔考案の構成〕
イ 課題を解決するための手段 本考案の制御弁は、アクチユエータと、このア
クチユエータを制御する方向切換弁とを接続させ
る空気管路間に装着される制御弁であつて、上記
方向切換弁側へ接続される第1ポートと上記アク
チユエータ側へ接続される第2ポートとが弁ケー
スに設けられ、この弁ケース内には上記第1ポー
ト側に向けて絞り弁体が進退調節可能に装着さ
れ、この絞り弁体の先端側の外周面と弁ケースの
内面間を介して上記各ポート間を連通する通路が
形成され、この通路の途中には上記絞り弁と当該
絞り弁を介して空気が上記第2ポート側から第1
ポート側へのみ流れるようにする逆止弁とが直列
状に設けられ、上記逆止弁と絞り弁とで第2ポー
ト側から第1ポート側へ流れる空気に対して速度
制御を行う速度制御弁部を構成し、また上記絞り
弁体の先端側の軸心部には上記通路と並列状態に
上記各ポート間を連通するバイパス通路が形成さ
れ、このバイパス通路の途中には上記絞り弁体内
に収容される態様で圧力制御弁体が設けられてお
り、この圧力制御弁体は付勢手段の付勢圧力で閉
弁する上記第1ポート側へ支弾されていると共
に、第1ポート側から供給される空気によつて開
弁されて当該供給圧力と付勢圧力との差圧による
減圧された空気が上記第2ポート側へ流出される
ように上記付勢手段の付勢圧力が設定され、この
付勢手段の付勢圧力を調節可能にして第2ポート
側へ流出される空気の圧力を任意に設定させる圧
力制御弁部が構成されている。
ロ 作用 上記構成による本考案の制御弁では、第1ポー
トを方向切換弁側へ第2ポートをアクチユエータ
側へ各々接続すると、弁ケースに内蔵された速度
制御弁部が方向切換弁側へ流れる空気に対して速
度(流量)制御を行い、これと並列な圧力制御弁
部がアクチユエータ側へ流れる空気に対して減圧
状態の圧力制御を行う。
ハ 実施例 以下、第1図〜第4図に示す実施例に基づいて
本考案を説明する。
第1図において、本考案による制御弁20は、
方向切換弁2側に接続される第1ポート21と、
アクチユエータ1側に接続される第2ポート22
および、第1,第2の各ポート21,22を連通
させる通路23を有した弁ケース(弁本体)24
を備えている。
前記弁ケース24の通路23には、速度制御弁
部25と圧力制御弁部26とが互いに並列状態で
介装されている。
速度制御弁部25は、絞り弁27と、絞り弁2
7に対して直列になる逆止弁28とからなつてい
る。絞り弁27は弁ケース24に螺着される筒状
の弁体27aと、弁体27aに対応する弁ケース
24側の弁座部24aとから構成されている。一
方、逆止弁28は、弁体27aの先端部周囲に嵌
着固定されたスカート状ゴム材等からなり、且つ
通路23において前記弁体27aおよび弁座部2
4aより第1ポート21寄りに配置されている。
また、前記圧力制御弁部26は、前記弁体27
aに形成された前記通路23のバイパス通路23
aを開閉するための弁体26aと、弁体26aに
対しバイパス通路23aを閉じる方向に付勢する
付勢手段としてのスプリング26bと、スプリン
グ26bの付勢力を調整するため、前記弁体27
中に螺着された調節つまみ26cとを備えてい
る。
弁体26aは、スプリング26bの付勢力によ
つて弁体27aのバイパス通路23aに面して設
けられた弁座部27bに当接して閉弁すると共
に、第1ポート21側から供給される空気(エア
ー)圧力によつて開弁されて前記逆止弁28とは
逆方向のみに空気を通すように配置されている。
すなわち、この実施例の制御弁20では第1ポ
ート21からエアーが供給されると、通路23側
の逆止弁28が閉じるので当該エアーはバイパス
通路23a側から弁体26aを経て第2ポート2
2側へ通すように作用し、第2ポート22からエ
アーが供給されると、バイパス通路23a側の弁
体26aが閉じるので当該エアーは通路23側の
逆止弁28と絞り弁27を経て第1ポート21側
へ通すように作用する。
さらに詳説すると、前記逆止弁28、絞り弁2
7の弁体27aおよび弁座部24a、ならびに圧
力制御弁部26の弁体26aは全て同心状に載置
されており、また、前記通路23とバイパス通路
23aは圧力制御弁部26と速度制御弁部25を
互いに並列状態に配置することを可能にしてい
る。
第2図は、第1図の制御弁20の等価回路を示
している。
第1図の制御弁20において、弁ケース24に
対する弁体27aの螺合深さを外部から変えるこ
とにより、弁体27aと弁座部24aの間隔が変
わり、絞り弁27による設定速度の変更が行なわ
れる。
また弁体27aに対する調節つまみ26cの回
動で螺合深さを変えることによつてスプリング2
6bの弁体26aに対する付勢圧力を調節する
と、弁体26aによるバイパス通路23aの閉鎖
力が変えられ、制御弁20を通過するエアーの設
定圧力が変更される。
すなわち、付勢手段であるスプリング26bに
よつて閉弁状態に付勢されている弁体26aは、
バイパス通路23aを介して第1ポート21側か
ら供給されたエアーの圧力で開弁して第2ポート
22側へエアーを流出させるが、この流出される
エアーの圧力は供給されるエアーの圧力からスプ
リング26bの付勢圧力分だけ減圧された状態で
その差圧分が取り出される。
従つて、このスプリング26bの付勢圧力を調
節することによつて、この付勢圧力に相当する圧
力分だけ任意な減圧状態に圧力制御され、この減
圧されたエアーを第2ポート22側へ取り出すこ
とができる。
上記実施例の構成から明らかなように、方向切
換弁2(第5図参照)から供給されるエアーは第
1ポート21から通路23のバイパス通路23a
に入り、圧力制御弁部26を経由してから第2ポ
ート22に達し、さらにアクチユエータ1に送ら
れ、アクチユエータ1を前進させる。アクチユエ
ータ1の戻り時には、アクチユエータ1からのエ
アーが第2ポート22に入り、絞り弁27および
逆止弁28を経て第1ポート21に到達し、方向
切換弁2に戻される。
第3図は、第1〜2図の制御弁20をアクチユ
エータ1と方向切換弁2間の一方の配管Bのみに
設置した例を示す。この場合、アクチユエータ1
は前進時のみ圧力制御弁部26により減圧状態の
圧力調整がなされ、第5図のようにチエツク付き
減圧弁9とチエツク付きレギユレータ11を直列
に接続したものと同様の作用が得られる。なお、
他方の配管Aには従来通りチエツク付き絞り弁1
1(スピードコントローラ)が設けられている。
第4図は、第1〜2図の制御弁20を両方の配
管B、Aに設けた例を示し、この場合アクチユエ
ータ1は前進・後退の何れの時期にも減圧状態の
圧力調整を施される。この例の場合、従来のスピ
ードコントローラ11を用いることは不要とな
る。
上記のように、本考案は1本の管路中にスピー
ドコントローラと減圧弁(レギユレータ)の作用
を得る必要がある場合、別々のスピードコントロ
ーラとレギユレータを直列に設ける必要をなく
し、制御弁自体が大幅にコンパクトになるととも
に配管構成を極めて簡単にする。
〔考案の効果〕
以上の説明でも明らかなように本考案の制御弁
では、速度制御弁と圧力制御弁の機能を兼ね備え
てコンパクトな形で一体化されているので、従来
のように独立した各弁を配管によつて相互に接続
する場合に比べ、制御回路の構成と配管とが簡素
で安価なものとなり、スペースの節約や配管作業
を容易にすることができる。また各制御弁ごとに
圧力並びに速度(流量)制御を行うことが出来る
ので、方向切換弁のマニホールドが簡素化され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る制御弁の縦
断面図、第2図は第1図の制御弁の等価回路図、
第3図および第4図は第2図の制御弁の使用例を
示す回路図、第5図は従来一般的なマニホールド
化された方向切換弁とアクチユエータの配管図、
第6図は従来のマニホールド化された方向切換弁
の他の例を示す回路図である。 符号の説明、1……アクチユエータ、2……方
向切換弁、3……マニホールド、4……空気圧
源、5……フイルタ、6……レギユレータ(減圧
弁)、7……圧力計、8……ルブリケータ、9…
…チエツク付き減圧弁、10……ブロツクプレー
ト、11……チエツク付き絞り弁(スピードコン
トローラ)、20……制御弁、21……第1ポー
ト(弁口)、22……第2ポート(弁口)、23…
…通路、23a……バイパス通路、24……弁ケ
ース(弁本体)、24a……弁座部、25……速
度制御弁部、26……圧力制御弁部、26a……
弁体、26b……スプリング、26c……調節つ
まみ、27……絞り弁、27a……弁体、27b
……弁座部、28……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクチユエータと、このアクチユエータを制御
    する方向切換弁とを接続させる空気管路間に装着
    される制御弁であつて、上記方向切換弁側へ接続
    される第1ポートと上記アクチユエータ側へ接続
    される第2ポートとが弁ケースに設けられ、この
    弁ケース内には上記第1ポート側へ向けて絞り弁
    体が進退調節可能に装着され、この絞り弁体の先
    端側の外周面と弁ケースの内面間を介して上記各
    ポート間を連通する通路が形成され、この通路の
    途中には上記絞り弁と当該絞り弁を介して空気が
    上記第2ポート側から第1ポート側へのみ流れる
    ようにする逆止弁とが直列状に設けられ、上記逆
    止弁と絞り弁とで第2ポート側から第1ポート側
    へ流れる空気に対して速度制御を行う速度制御弁
    部を構成し、また上記絞り弁体の先端側の軸心部
    には上記通路と並列状態に上記各ポート間を連通
    するバイパス通路が形成され、このバイパス通路
    の途中には上記絞り弁体内に収容される態様で圧
    力制御弁体が設けられており、この圧力制御弁体
    は付勢手段の付勢圧力で閉弁する上記第1ポート
    側へ支弾されていると共に、第1ポート側から供
    給される空気によつて開弁されて当該供給圧力と
    付勢圧力との差圧による減圧された空気が上記第
    2ポート側へ流出されるように上記付勢手段の付
    勢圧力が設定され、この付勢手段の付勢圧力を調
    節可能にして第2ポート側へ流出される空気の圧
    力を任意に設定させる圧力制御弁部が構成されて
    いることを特徴とした制御弁。
JP6475784U 1984-05-04 1984-05-04 制御弁 Granted JPS60177302U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6475784U JPS60177302U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 制御弁

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JP6475784U JPS60177302U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 制御弁

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Publication Number Publication Date
JPS60177302U JPS60177302U (ja) 1985-11-25
JPH0339602Y2 true JPH0339602Y2 (ja) 1991-08-21

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JP6475784U Granted JPS60177302U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 制御弁

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031780A1 (en) * 1997-05-22 2000-08-30 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Pilot valve

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5357233B2 (ja) * 2011-10-21 2013-12-04 Ckd株式会社 操作エア用中間弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101995U (ja) * 1977-01-21 1978-08-17

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EP1031780A1 (en) * 1997-05-22 2000-08-30 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Pilot valve

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JPS60177302U (ja) 1985-11-25

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