JPH0339419Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339419Y2 JPH0339419Y2 JP1984154386U JP15438684U JPH0339419Y2 JP H0339419 Y2 JPH0339419 Y2 JP H0339419Y2 JP 1984154386 U JP1984154386 U JP 1984154386U JP 15438684 U JP15438684 U JP 15438684U JP H0339419 Y2 JPH0339419 Y2 JP H0339419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- longitudinal direction
- band
- parallel
- thermoplastic resin
- stripes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 10
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 9
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、引張強度が高く、縦割れなどの割れ
を防止し、梱包適性に優れた熱可塑性樹脂バンド
に関する。
を防止し、梱包適性に優れた熱可塑性樹脂バンド
に関する。
従来、熱可塑性樹脂バンドは梱包に用いられて
おり、延伸により引張強度の向上をもたらし、さ
らにエンボスロールにより圧縮された両面の多く
は四角形の無数の凹部により分子配向を或る程度
乱して縦割れを防止していたが、凹部間の凸条に
より摩擦抵抗を低くする作用を付与していた。
おり、延伸により引張強度の向上をもたらし、さ
らにエンボスロールにより圧縮された両面の多く
は四角形の無数の凹部により分子配向を或る程度
乱して縦割れを防止していたが、凹部間の凸条に
より摩擦抵抗を低くする作用を付与していた。
ところがこのバンドを自動梱包機のアーチを通
す際、アーチとの間の接触に基づく粉や騒音が発
生するという問題があつた。
す際、アーチとの間の接触に基づく粉や騒音が発
生するという問題があつた。
本考案の目的は、引張強度が高く、縦割れなど
の割れを防止し、自動梱包機のアーチを通す際の
粉や騒音の発生を改善する熱可塑性樹脂バンドを
見出すことにある。
の割れを防止し、自動梱包機のアーチを通す際の
粉や騒音の発生を改善する熱可塑性樹脂バンドを
見出すことにある。
本考案の構成は、表面（本考案における表面と
は自動梱包機のアーチに接する面を指す。）に長
手方向と平行な複数の凸条部を有し、さらに裏面
（本考案における裏面とは自動梱包機のアーチに
接しない面を指す。）に長手方向と平行で且つ連
続した凹条部を形成しないような凸条部を有して
なる熱可塑性樹脂バンドである。
は自動梱包機のアーチに接する面を指す。）に長
手方向と平行な複数の凸条部を有し、さらに裏面
（本考案における裏面とは自動梱包機のアーチに
接しない面を指す。）に長手方向と平行で且つ連
続した凹条部を形成しないような凸条部を有して
なる熱可塑性樹脂バンドである。
以下に図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第１図は本考案の熱可塑性樹脂バンド１の斜視
図であり、表面に断面が同一の三角形状の、該バ
ンド１の長手方向と平行な複数の凸条部２を有
し、凸条部２と凸条部２の間は凹条部３を形成し
ている。
図であり、表面に断面が同一の三角形状の、該バ
ンド１の長手方向と平行な複数の凸条部２を有
し、凸条部２と凸条部２の間は凹条部３を形成し
ている。
一方、裏面は第２図に示すように断面が同一の
三角形状の、該バンド１の長手方向と斜交し且つ
等間隔で平行な複数の凸条部４を有し、凸条部４
と凸条部４の間は凹条部５即ち凹部を形成してお
り、凸条部４の存在による該バンド１の長手方向
と平行で且つ連続した凹条部が存在しない。
三角形状の、該バンド１の長手方向と斜交し且つ
等間隔で平行な複数の凸条部４を有し、凸条部４
と凸条部４の間は凹条部５即ち凹部を形成してお
り、凸条部４の存在による該バンド１の長手方向
と平行で且つ連続した凹条部が存在しない。
該バンド１は熱可塑性樹脂たとえばポリプロピ
レンを帯状に溶融押出し、延伸適温にて延伸を施
して分子配向させて高い引張強度を持つように
し、一方、エンボスロールにより圧縮して凸条部
２，４、凹条部３，５を賦形する。この圧縮によ
り分子配向を或る程度乱して縦割れを防止し、更
に凸条部２による摩擦抵抗の低下と凸条部２，４
による剛性の付与を図つている。
レンを帯状に溶融押出し、延伸適温にて延伸を施
して分子配向させて高い引張強度を持つように
し、一方、エンボスロールにより圧縮して凸条部
２，４、凹条部３，５を賦形する。この圧縮によ
り分子配向を或る程度乱して縦割れを防止し、更
に凸条部２による摩擦抵抗の低下と凸条部２，４
による剛性の付与を図つている。
また表面に形成された長手方向と平行な凸条部
２により斜め割れ及び横割れが防止されるととも
に、従来のバンドのごとく長手方向と斜交または
直交するものでないため自動梱包機のアーチに接
する摩擦抵抗が低いため、アーチを通過する際の
粉や騒音の発生が改善できることを見出したので
ある。
２により斜め割れ及び横割れが防止されるととも
に、従来のバンドのごとく長手方向と斜交または
直交するものでないため自動梱包機のアーチに接
する摩擦抵抗が低いため、アーチを通過する際の
粉や騒音の発生が改善できることを見出したので
ある。
一方、裏面の長手方向と斜交する凸条部４の存
在により、表裏面ともには該バンド１の長手方向
と平行で連続した凹条部即ち分子配向が残つて縦
割れしがやすい薄肉部がないのでバンド全体とし
て縦割れがない。
在により、表裏面ともには該バンド１の長手方向
と平行で連続した凹条部即ち分子配向が残つて縦
割れしがやすい薄肉部がないのでバンド全体とし
て縦割れがない。
長手方向と平行で且つ連続した凹条部を形成し
ないような凸条部は第２図のそれのみならず、第
３図ａ，ｂ，ｃのように種々あり得るし、凸条部
４ａと凹部５ａ、凸条部４ｂと凹部５ｂ、凸条部
４ｃと凹部５ｃを設けることにより第２図の場合
と同様の作用効果を有する。
ないような凸条部は第２図のそれのみならず、第
３図ａ，ｂ，ｃのように種々あり得るし、凸条部
４ａと凹部５ａ、凸条部４ｂと凹部５ｂ、凸条部
４ｃと凹部５ｃを設けることにより第２図の場合
と同様の作用効果を有する。
なお図示のように凸条部の幅が凹（条）部の幅
より小さい方が割れ防止性向上や凸条部の高さ上
昇による摩擦抵抗低下のため好ましい。また凸条
部の断面は三角形のみならず半円、台形なども採
用できるし、凹（条）部の幅を含めて同一に限ら
ず変化をもたせてもよいし、凹部に凸条部の高さ
を越えない程度で凹凸を設けてもよい。
より小さい方が割れ防止性向上や凸条部の高さ上
昇による摩擦抵抗低下のため好ましい。また凸条
部の断面は三角形のみならず半円、台形なども採
用できるし、凹（条）部の幅を含めて同一に限ら
ず変化をもたせてもよいし、凹部に凸条部の高さ
を越えない程度で凹凸を設けてもよい。
本考案の熱可塑性樹脂バンドによれば、引張強
度が高く、縦割れなどの割れを防止し、自動梱包
機のアーチを通す際の粉や騒音の発生を改善でき
る。
度が高く、縦割れなどの割れを防止し、自動梱包
機のアーチを通す際の粉や騒音の発生を改善でき
る。
第１図は本考案の熱可塑性樹脂バンドの表面を
示す斜視図、第２図は第１図のバンドの裏面を示
す斜視図、第３図ａ，ｂ，ｃは本考案の他の実施
例であつて長手方向と平行で且つ連続した凹条部
を形成しないような凸条部を有する裏面を示す平
面図である。 １……熱可塑性樹脂バンド、２，４……凸条
部、３，５……凹条部、４ａ，４ｂ，４ｃ……凸
条部、５ａ，５ｂ，５ｃ……凹部。
示す斜視図、第２図は第１図のバンドの裏面を示
す斜視図、第３図ａ，ｂ，ｃは本考案の他の実施
例であつて長手方向と平行で且つ連続した凹条部
を形成しないような凸条部を有する裏面を示す平
面図である。 １……熱可塑性樹脂バンド、２，４……凸条
部、３，５……凹条部、４ａ，４ｂ，４ｃ……凸
条部、５ａ，５ｂ，５ｃ……凹部。
Claims (1)
- 表面に長手方向と平行な複数の凸条部を有し、
さらに裏面に長手方向と平行で且つ連続した凹条
部を形成しないような凸条部を有してなる熱可塑
性樹脂バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984154386U JPH0339419Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984154386U JPH0339419Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173563U JPS6173563U (ja) | 1986-05-19 |
| JPH0339419Y2 true JPH0339419Y2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=30712384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984154386U Expired JPH0339419Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0339419Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633969Y2 (ja) * | 1980-11-12 | 1988-02-01 | ||
| JPS5891558U (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-21 | 積水樹脂株式会社 | 積層紙の固定用バンド |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP1984154386U patent/JPH0339419Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173563U (ja) | 1986-05-19 |
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