JPS6214267Y2 - - Google Patents

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JPS6214267Y2
JPS6214267Y2 JP1982020871U JP2087182U JPS6214267Y2 JP S6214267 Y2 JPS6214267 Y2 JP S6214267Y2 JP 1982020871 U JP1982020871 U JP 1982020871U JP 2087182 U JP2087182 U JP 2087182U JP S6214267 Y2 JPS6214267 Y2 JP S6214267Y2
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JP
Japan
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lintel
main body
groove
side end
long press
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JP1982020871U
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JPS57157637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建築用鴨居付長押(以下単に長押と
云う)の構造に関するものである。
従来、鴨居は第1図に示す如く、断面長方形の
部材1の一面に溝2を削設することにより畦部3
と側端部4を形成して鴨居を形成していた。尚、
第1図は集成材にて形成したものを示しており、
5は表面に貼着した化粧単板である。
しかしながら、このような鴨居であると、たと
え集成材を用いたとしても上下方向の反りが生ず
るのを防止することはできず、かなりの不良品が
発生するのは避けられなかつた。
本考案は、以上のような欠点を改良することを
目的として提案された鴨居(実願昭52−26612
号)を、さらに高揚せしめて長押としたものであ
る。即ち、鴨居本体の側面を側端部材の内側面に
形成した凹溝に嵌入させるとともに、鴨居本体の
側面と側端用部材の凹溝とに溝を形成し、鴨居本
体の側面を凹溝に嵌合させると共に、両溝に嵌入
する接合杆を介して両者を接合するようにした鴨
居の前記側端用部材の高さを側端部の反対側に延
長し巾を広くして長押に構成したものである。
本考案の構成を実施例を示す図面に基づいて説
明すると以下のとおりである。
第2図及び第3図において、6は、下面に2条
の畦部7を突設して溝8を形成した鴨居本体であ
つて、多数のひき板を接着した集成材にて形成し
てある。9は、前記鴨居本体6の長さと同じ長さ
で、かつ該鴨居本体6の高さと同じ高さに形成し
た側端用部材で、その内側面の上半部には鴨居本
体6の側面が嵌まる凹溝10が形成してある。そ
して、嵌入する鴨居本体6の両外側面と側端用部
材9の凹溝10とには、縦方向の溝11,12が
全長に亘つて形成してあり、13は、この溝1
1,12に左右両半部を嵌入する接合杆であり、
鴨居本体6と同じ長さを有し、その嵌入面及び鴨
居本体6と側端用部材9との接触面に接着剤14
を介して、これら鴨居本体6と側端用部材9を接
合したもので、該側端用部材9の下部は溝8の側
端部15を構成する。なお、16はこれらの表面
に貼着した化粧単板を示す。
以上のように、鴨居は、鴨居本体6の両側面を
側端用部材9の内側面に形成した凹溝10に嵌入
すると共に嵌合する鴨居本体6側面と側端用部材
9の凹溝10に形成した溝11,12に接合杆1
3を嵌入し、この接合杆13を介して両者を接合
したものであり、このような接合杆13を嵌入し
た鴨居を試作した結果、鴨居の反りが極めて少な
くなるという顕著な効果を得ることができた。こ
れは鴨居本体6と側端用部材9とが嵌合した下部
の凹溝10からなるL形状接合部と、両溝11,
12と接合杆13との接合部とが相俟つて、鴨居
本体6と側端用部材9の個々の反りを互いに拘束
せしめ合せて鴨居の反りを防ぐためと考えられ
る。なお、接合杆13及び凹溝10とは鴨居本体
6の一側面にのみ設けてもかなりの効果がある
が、両側面に設けることがより望ましい。
第4図は、本考案の一実施例を示しており、前
記のようにして接合する側端用部材9の高さを更
に側端部15の反対側に延長しその幅を広げて、
長押用部材17を形成して長押23としたもので
ある。したがつて、長押用部材17は、側端部1
5と長押用部材17の両方に兼用することにな
り、従来の鴨居の側面に長押用部材を取付けて長
押にするのに比較して材料が節約され、かつ、鴨
居の変形も更に減少する。この場合、長押用部材
17の内面に凹溝24を形成し、この凹溝24に
鴨居本体6の外側面を完全に嵌合せしめて、溝1
1,12を介して接合杆13で接合しているの
で、第2図及び第3図の鴨居と比較して凹溝24
により上下にL形状接合部があるので反り、曲り
などを互いに拘束せしめ合せて狂いが一層少なく
なる。
本考案は以上のような構成であり、鴨居本体の
外側面を長押用部材の内面に設けられた凹溝に完
全に嵌入せしめ、さらに鴨居本体及び長押用部材
に設けられた溝を介して接合杆で接合している、
即ち入れ目地接合と接合杆接合とを併用している
ので、長押の上下方向の反り、曲りなどを互いに
拘束せしめ合せて狂いを極めて少なくし、不良品
の発生を著しく減少させ又安価に製作できる等顕
著な果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す鴨居の端面図、第2図は
本考案の鴨居付長押の基体になる鴨居の端面図、
第3図はその一部分解斜視図、第4図は本考案の
一実施例を示す鴨居付長押の端面図である。 6……鴨居本体、7……畦部、9……側端用部
材、10,24……凹溝、11,12,19,2
0……溝、13,21……接合杆、15……側端
部、16……化粧単板、17……長押用部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畦部7を突設した鴨居本体6の両外側面の中央
    附近と、両長押用部材17の内側面下部に設けた
    凹溝10,24とに、長手方向の全長に亘る溝1
    1,12を夫々形成して、前記鴨居本体6の両外
    側面を前記凹溝24に嵌合せしむると共に、対向
    する前記両溝11,12に嵌入する長尺の接合杆
    13と接着剤14とで、前記鴨居本体6と長押用
    部材17を接合せしめてなる鴨居付長押。
JP1982020871U 1982-02-16 1982-02-16 Expired JPS6214267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982020871U JPS6214267Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16

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JP1982020871U JPS6214267Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57157637U JPS57157637U (ja) 1982-10-04
JPS6214267Y2 true JPS6214267Y2 (ja) 1987-04-11

Family

ID=29818772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982020871U Expired JPS6214267Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS6214267Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886642U (ja) * 1972-01-21 1973-10-20
JPS51130634U (ja) * 1975-04-14 1976-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57157637U (ja) 1982-10-04

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