JPH0338722A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複数のウィンドウを同時に表示可能な表示装
置に関する。

（ロ）従来の技術 従来から、ビットマツプ式のメモリを用いたデイスプレ
ィにおいて、一画面上で複数のウィンドウを同時に表示
するマルチウィンドウ表示がされている。

マルチウィンドウの表示制御には、表示時に複数のウィ
ンドウを重ね合わせるハードウェア方式と、表示画面に
対応したフレームメモリに、ビットマツプメモリ内の矩
形領域（ウィンドウ）を転送させる機能を用いたｂｉｔ
ｂｉｔ　（ｂｉｔ　ｂｌｏｃｋ　ｔｒａｎｓｆｅｒ）方
式がある。いずれの方式においても、ウィンドウ制御は
、表示専用の制御回路によってなされる（例えば、「日
経エレクトロニクスＪ　１９８６年７月１４日号、Ｎｏ
、　３９９、第１１５頁乃至第１３２頁の記事「マルチ
ウィンドウ制御の強化へ向かうグラフィックス・コント
ローラＬＳ　ＩＪ参照）。

ｂｉ　ｔｂｌ　を方式は、ハードウェア方式に比べ、表
示速度は劣るものの、ウィンドウ数等の表示画面の自由
度は高い。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上述の如く、表示画面に対応したフレームメモリに、ビ
ットマツプメモリ内の矩形領域（ウィンドウ）を転送さ
せてウィンドウ表示を実現させる方式（ｂｉ　Ｌｂｌ　
を方式）では、ウィンドウ内の表示を変更あるいは移動
させるときには、ビットマツプメモリの内容をフレーム
メモリの所望の位置に転送しなければならないので、ウ
ィンドウ内の表示内容の変更には時間が掛がる。

このため、ウィンドウの表示位置を移動させる場合は、
表示をした状態のウィンドウを徐々に移動させることは
できず、元のウィンドウは表示したまま、ウィンドウの
領域を示す枠だけをカーソルで移動させる位置へと動が
していた。

しかしながら、ウィンドウ内の表示を確認するために元
のウィンドウは表示したままなので、移動した後の他の
ウィンドウとの重なり状態等の位置関係（レイアウト）
を認識するのは難しかった。

本発明は、斯様な点に鑑みて為されたもので、自由なウ
ィンドウ表示が許容され、内容を表示したウィンドウを
徐々に移動させることのできるウィンドウ制御方法を提
供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、ウィンドウの表示データを記憶するウィンド
ウメモリと、表示画面に対応した表示データを記憶する
フレームメモリと、ウィンドウの表示位置を指示する入
力手段とを備え、ウィンドウメモリから表示データをフ
レームメモリの入力手段にて指示された位置に転送して
表示手段上でウィンドウ表示を行う表示装置であって、
前記フレームメモリに記憶されたウィンドウの表示デー
タを記憶する補助ウィンドウメモリと、入力手段からの
入力に応じて補助ウィンドウメモリとフレームメモリか
ら選択的に表示データを読み出して表示手段に出力する
ウィンドウ制御手段とを具備するものである。

（ホ）作用 表示手段に表示しているウィンドウを移動する場合、移
動させるウィンドウの表示データを補助ウィンドウメモ
リに記憶させ、入力手段により指示される位置に対応し
て、ウィンドウ制御手段は、フレームメモリから表示デ
ータを読み出し、入力手段により指示される位置に対応
して、その位置の表示データを補助ウィンドウメモリか
ら読み出して表示手段に表示させる。このため、入力手
段にて指示される位置が変わる度に、その位置にウィン
ドウの表示がされ、徐々にウィンドウが移動する。

（へ）実施例 第１図は本発明装置の一実施例の概略構成図である。

（１）はデータやプログラム等を記憶する記憶回路を内
蔵した装置全体の制御を司る制御回路、（２）、（３）
は夫々入力手段としてのキーボード、マウスで、入力イ
ンクフェイス（４）を介して制御回路（１）に接続され
ている。

（５）はビットマツプ形式で表示を行うデイスプレィで
、このデイスプレィ（５）には液晶、プラズマ等のパネ
ルデイスプレィやＣＲＴが用いられる。

（６）はこのデイスプレィ（５）の表示画面と対応して
表示データを記憶するフレームメモリで、通常、格納さ
れた表示データがそのまま表示される第１フレームメモ
リ　（６ａ）と、ウィンドウの移動時に用いられる補助
ウィンドウメモリとしての第２フレームメモリ（６ｂ）
とから構成される。

（７）は、複数のウィンドウの表示データを記憶するた
めのウィンドウメモリである。

（８）はフレームメモリ（６）及びウィンドウメモリ（
７）を用いてデイスプレィ（５）における表示制御を行
うウィンドウ制御手段としての表示制御回路である。

今、ウィンドウメモリ（７）に３つのウィンドウＡ、Ｂ
、Ｃの表示データが記憶され、制御回路（１）の制御の
下に、表示制御回路（８）により読み出され、第１フレ
ームメモリ（６ａ）上の指定された位置に書き込まれて
おり、第１フレームメモリ（６ａ）の内容がそのまま読
み出されてデイスプレィ（５）に表示されている。

この開の第１フレームメモリ（６ａ）、第２フレームメ
モリ（６ｂ）における表示データの記憶状態を第２図イ
に、デイスプレィ（５）の表示状態を第２図口に示す。

本実施例では、ウィンドウＣの一部がウィンドウＢの一
部に重なり、ウィンドウＢの一部がウィンドウＡの一部
に重なって表示されている。

ここで、ウィンドウＣの表示位置を移動させる場合につ
いて説明する。

キーボード（２）あるいはマウス（３）の操作によりウ
ィンドウＣの移動が指示されると、制御回路（１）は、
表示制御回路（８）により第１フレームメモリ（６ａ）
上の移動させるウィンドウＣの表示データを第２フレー
ムメモリ（６ｂ）に記憶させる（第３図イ）。この時、
表示制御回路（８）は、第１フレームメモリ（６ａ）だ
けから表示データを読み出しており、デイスプレィ（５
）には第３図口のように３つのウィンドウは先と同じ状
態で表示されている。

第２フレームメモリ（６ｂ）にウィンドウＣの表示デー
タの記憶が終了すると、表示制御回路（８）は、第１フ
レームメモリ（６ａ）　Ｊ二のウィンドウＣの表示デー
タを消去する（第４図イ）。この時は、表示制御回路（
８）により、第１フレームメモリ（６ａ）に記憶されて
いたウィンドウＣの位置の情報が確保されており、デイ
スプレィ（５）にウィンドウＣの表示データを表示させ
るタイミングのときだけ第２フレームメモリ（６ｂ）の
ウィンドウＣの表示データが読み出され、それ以外のと
きは、第１フレームメモリ（６ａ）から表示データが読
み出されて、第４図口のように、先と同様に３つのウィ
ンドウが表示されている。

次に、キーボード（２）あるいはマウス（３）で操作さ
れるカーソルＫを、ウィンドウＣを表示させる位置を示
しながら移動させる。ここではカーソルＫが示す位置が
、ウィンドウＣの左上の隅の位置を示すものとする。

表示制御回路（８）は、キーボード（２）あるいはマウ
ス（３）の操作で示されるカーソルにの位置を監視して
おり、通常は第１フレームメモリ（６ａ）から表示デー
タを読み出し、カーソルにで示される位置に対応するウ
ィンドウＣを表示するべき領域の表示を行うタイミング
のときだけ第２フレームメモリ（６ｂ）第２フレームメ
モリ（６ｂ）のウィンドウＣの表示デニタを読み出して
デイスプレィ（５）に表示させる。すると、デイスプレ
ィ（５）では、第５図口のように、カーソルにで示され
る位置に応じてウィンドウＣが移動して表示される。

カーソルＫを移動させてウィンドウＣを、その内容を表
示しながら所望の位置まで移動させてウィンドウの移動
を終了すると、カーソルにの表示を消して（第６図口）
、表示制御回路（８）は、第２フレームメモリ（６ｂ）
のウィンドウＣの表示データを、デイスプレィ（５）に
表示されている、移動した後のウィンドウＣに対応する
第１フレームメモリ（６ａ）内の位置（領域）へと記憶
する（第６図イ）。そして、表示制御回路（８）は、第
１フレームメモリ（６ａ）だけから表示データを読み出
して、第６図口のようにウィンドウ表示を行う。

その後、第２フレームメモリ（６ｂ）内の表示データは
消去する。

尚、ウィンドウＣを移動した後、第１フレームメモリ（
６ａ）に書き込むウィンドウＣの表示データは、ウィン
ドウメモリ（７）から転送しても良い また、第２フレームメモリ（６ｂ）に転送したウィンド
ウの表示データを書換えれば、デイスプレィ（５）上で
のそのウィンドウの表示内容が変わるので、ウィンドウ
内のスクロール等も比較的高速に行うことが可能になる
。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかな如く、ウィンドウは
ウィンドウメモリからの表示データをフレームメモリに
格納してウィンドウ表示を行い、ウィンドウの移動を行
うときに、移動するウィンドウの表示データを別のフレ
ームメモリに転送して、デイスプレィに表示するときに
、転送したウィンドウの表示データとそれ以外の表示デ
ータを読み出し台底して表示するので、ウィンドウの内
容を表示しながらウィンドウの移動ができる。

即ち、ウィンドウの表示の自由度を保ったまま、表示を
した状態のウィンドウを徐々に移動することができ、デ
イスプレィ全体のレイアウトを見ながら、ウィンドウを
移動することができる。

また、ウィンドウ内のスクロールも高速に行うことが可
能になり、操作性の高い表示装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例の概略構成図、第２図乃
至第６図は本発明一実施例の動作説明のための図である
。 （１）・・・制御回路、（２）・・・キーボード（入力
手段）、（３）・・・マウス（入力手段）、（４）・・
・入力インクフェイス、（５）・・・デイスプレィ（表
示手段）、（６）・・・フレームメモリ、（６ａ）・・
・第１フレームメモリ、（６ｂ）・・・第２フレームメ
モリ　（補助ウィンドウメモリ）、　（７）・・・ウィ
ンドウメモリ、（８）・・・表示制御回路（ウィンドウ
制御手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ウィンドウの表示データを記憶するウィンドウメ
   モリと、表示画面に対応した表示データを記憶するフレ
   ームメモリと、ウィンドウの表示位置を指示する入力手
   段とを備え、ウィンドウメモリから表示データをフレー
   ムメモリの入力手段にて指示された位置に転送して表示
   手段上でウィンドウ表示を行う表示装置において、 前記フレームメモリに記憶されたウィンドウの表示デー
   タを記憶する補助ウィンドウメモリと、入力手段からの
   入力に応じて補助ウィンドウメモリとフレームメモリか
   ら選択的に表示データを読み出して表示手段に出力する
   ウィンドウ制御手段とを具備することを特徴とする表示
   装置。