JPH033857B2 - - Google Patents

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JPH033857B2
JPH033857B2 JP58079785A JP7978583A JPH033857B2 JP H033857 B2 JPH033857 B2 JP H033857B2 JP 58079785 A JP58079785 A JP 58079785A JP 7978583 A JP7978583 A JP 7978583A JP H033857 B2 JPH033857 B2 JP H033857B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
plate
chamber
oil
top plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58079785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59205529A (ja
Inventor
Norio Oosawa
Noboru Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7978583A priority Critical patent/JPS59205529A/ja
Publication of JPS59205529A publication Critical patent/JPS59205529A/ja
Publication of JPH033857B2 publication Critical patent/JPH033857B2/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は灯芯を備えた石油燃焼器の油タンクに
係り、詳しくは主タンク室と区画形成された補助
タンク室を有する二重タンク構造の油タンクに関
する。
(ロ) 従来の技術 従来の此種タンクは第3図で示すように、タン
ク上板1の下面に、下部に連通スリツト孔2を設
けた芯ケース3の上端フランジ3aをシーム溶接
にて固着した後、このタンク上板1の外周フラン
ジ1aをタンク下板4の外周フランジ4aにシー
ム溶接にて接合し、更にタンク下板4の底面に上
方に突出して設けた筒部5に芯案内筒6の下端部
を嵌合させ、タンク下板4と芯ケース3の下端部
と芯案内筒6の下端部を同時にシーム溶接にて固
着し、補助タンク室Bの外周部に主タンク室Aを
形成していた。7はタンク上板1の開口部周縁上
にシールパツキン8を介して装着された芯枠、9
は芯案内筒6の上端部に嵌着したキヤツプ体であ
る。
ところで、上述の従来技術によるタンクは、主
タンク室Aと補助タンク室Bとを区画形成するた
めの芯ケース3をタンク上板1にシーム溶接にて
固着するため、溶接後の防錆処理を施こしたり手
間がかかるとともにタンク上、下板1,4とは別
個に芯ケース3を必要とするため部品点数が多
く、しかもシーム溶接による接合であるため工数
がかかる等の欠点があつた。また、実開昭55−
29359号公報に開示されているものでは、タンク
上板の中央部に下方へ突出させた筒部を一体形成
し、この筒部を補助タンク室及び主タンク室の仕
切り壁としているので、部品点数が少なくなるも
のの、芯案内筒、タンク上板の筒部、及びタンク
下板の3者が下向きのフランジを利用して順次嵌
合されているため、これらをシーム溶接で液密に
接合しなければならず、この作業が煩しいもので
あつた。また、実公昭56−18882号公報に開示さ
れているものでは、仕切り壁がタンク上板と別体
であり、部品点数が多くなるばかりでなく、芯案
内筒に内嵌めされるタンク下板の支持筒部がタン
ク上板及びタンク下板の外周縁接合部より低い位
置にあるため、芯案内筒、タンク下板及び仕切り
壁の3者をシーム溶接で接合して油漏れを防止し
なければならなかつた。
(ハ) 発明の目的 本発明は上述した事実に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構造で製作が要易であり、且つ、溶
接等の面倒な接合作業を要することなく、タンク
下部の油漏れが防止できるようにすることを目的
とする。
(ハ) 発明の構成 この発明では、芯案内筒の外周に灯芯が挿入さ
れる補助タンク室を設け、この補助タンク室の外
周に主タンク室を設けてなるタンクにおいて、外
周縁部が互いにタンク上部で巻締め接合されたタ
ンク上板とタンク下板とを備え、タンク下板の中
央部にはタンク上板及びタンク下板の外周縁接合
部とほぼ同等以上の高さに突出させた支持筒部が
一体形成され、タンク上板の中央部には補助タン
ク室及び主タンク室を仕切るように下方へ突出さ
せた筒部と、この筒部の下端から内方へ延び、タ
ンク下板の内面に圧接される折曲部とが一体形成
され、タンク下板の支持筒部と芯案内筒とが圧入
状態で嵌合している構成である。
(ホ) 発明の実施例 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図にて
説明する。10は銅板製のタンク下板、11はタ
ンク下板10の底面中央部に上方へ突出して絞り
成形加工した支持筒部、12は支持筒部11の外
側に位置して断面略半円状に少許上方に突出形成
した環状のビード、13は該ビード12の外側に
位置するとともに少許上方に突出形成した幅広で
環状の補強用突部である。14は銅板製のタンク
上板で、その外周部を前記タンク下板10の外周
部上端部分にタンク上部で巻締めして一体に接続
してある。15はその巻締め部である。16は前
記タンク上板14の上面中央部に下方へ大きく突
出させて絞り成形加工した筒部で、該筒部16は
上部に大径部16aが且つ下部に小径部16bが
形成され、該小径部16bの下端には内方へ折り
曲げ加工された折曲部16cが設けられ、小径部
16bの下方には縦長な連通スリツト孔17が穿
つてある。そして、前記筒部16はタンク上板1
4をタンク下板10に接合一体化した際にその下
端の折曲部16cが支持筒部11とビード12と
の間に介挿されてタンク下板10内面に圧接する
ことになる。18は円筒状の芯案内筒で、その下
端部には拡開部18′が形成されており、前記タ
ンク下板10の支持筒部11外周に嵌合圧入する
ことによりタンク下板10に固定されている。
なお前記連通スリツト17は支持筒部11の上
端よりも低位置に開設しているので、筒部16に
て区画形成された主タンク室A内の燃料油は連通
スリツト17を介して補助タンク室B内に流入す
るが、この補助タンク室B内の油面は連通スリツ
ト17によつて支持筒部11の上端よりも低い定
油面に保たれる。第2図中の一点鎖線で示すTが
その定常油面位置である。また、支持筒部11は
タンク上板14及びタンク下板10の外周縁接合
部とほぼ同等以上の高さを有している。
上述の如く構成されたタンクは、第1図で示す
ようにシールパツキン19を介して芯枠20がタ
ンク上板14上にボルト・ナツト等の固定手段に
て装着され、又前記芯案内筒18の上部開口には
空気筒キヤツプ21が嵌着される。22は芯案内
筒18の外周に上下動自在に配設した灯芯を示
し、該灯芯22の下端部は補助タンク室Bの油面
下に常時浸漬されて燃料油を吸い上げる。又、第
2図中の23は芯枠20を固定する固定手段とし
てのボルトである。
以上のように本発明の油タンクは、タンク上板
14の上面から下方へ突出させて絞り加工した筒
部16にて主タンク室Aと補助タンク室Bとを仕
切る仕切り壁を形成してなるので、従来のように
仕切り壁を構成する部品を別途に必要としないば
かりか、タンク上板と仕切り壁を構成する部品と
をシーム溶接にて固着する溶接作業を必要としな
いため工数も減少できるものであり、安価に製作
できる。またタンク上板14とタンク下板10と
の接合を一実施例のような巻締め加工で行なつた
ので、タンクを製作するのに溶接作業が全く不要
である。しかも、タンク上板14の筒部16とタ
ンク下板10の支持筒部11と芯案内筒18とを
相互に嵌合するとともに、タンク下板14の支持
筒部11の高さがタンク上部で接合された両タン
ク板の外周縁接合部と同等以上に設定されている
ので、油がタンク上部の外周縁接合部近くまで注
入された満たん状態にあり、しかも、タンク下板
10の支持筒部11と芯案内筒18との嵌合(圧
入状態)が良好でない場合でも、油がこれらの嵌
合部を乗り越えて外部へ漏れ出る心配がなく、シ
ーム溶接等の溶接を必要とすることなく、タンク
の油漏れを確実に防止できる。更に、タンク上板
14に一体に形成した筒部16の下端の折曲部1
6cを圧接状態でタンク下板10の内面に当接さ
せたので、タンク上板14は筒部16が支柱とな
つてベコツキを起こすことがない。
なお、タンク下板10と芯案内筒18及び筒部
16下端の折曲部16cとの間をシール材溜りと
し、ここに熱硬化性樹脂にてなるシール材を介在
させれば、密封効果が一層大きくなる。
(ヘ) 発明の効果 本発明は以上説明したように、二重タンク構造
の油タンクにおいて、外周縁部がタンク上部で巻
締めされたタンク上板及びタンク下板を備え、主
タンク室と補助タンク室を区画する仕切り壁をタ
ンク上板と一体の筒部として部品点数を少なくし
つつ、タンク上板の筒部とタンク下板の支持筒部
とを圧入状態で嵌合するとともに、タンク下板の
支持筒部の高さを両タンク板の外周縁接合部と同
等以上に設定したので、油がタンク上部の外周縁
接合部近くまで注入された満たん状態にあり、し
かも、タンク下板の支持筒部と芯案内筒との嵌合
(圧入状態)が良好でない場合でも、油がこれら
の嵌合部を乗り越えて外部へ漏れ出る心配がな
く、シーム溶接等の溶接を必要とすることなく、
タンクの油漏れを確実に防止できる。又、タンク
上板の筒部から延びる折曲部がタンク下板の内面
に圧接されているので、タンク上板がタンク下板
に十分に支持され、タンクのベコツキを防止でき
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明における油タンクの
一実施例の図であり、第1図は半断面側面図、第
2図は油タンク単体の半断面図、第3図は従来例
の半断面側面図である。 18……芯案内筒、B……補助タンク室、A…
…主タンク室、10……タンク下板、11……支
持筒部、14……タンク上板、16……筒部、1
6c……折曲部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芯案内筒の外周に灯芯が挿入される補助タン
    ク室を設け、この補助タンク室の外周に主タンク
    室を設けてなるタンクにおいて、外周縁部が互い
    にタンク上部で巻締め接合されたタンク上板とタ
    ンク下板とを備え、タンク下板の中央部にはタン
    ク上板及びタンク下板の外周縁接合部とほぼ同等
    以上の高さに突出させた支持筒部が一体形成さ
    れ、タンク上板の中央部には補助タンク室及び主
    タンク室を仕切るように下方へ突出させた筒部
    と、この筒部の下端から内方へ延び、タンク下板
    の内面に圧接される折曲部とが一体形成され、タ
    ンク下板の支持筒部と芯案内筒とが圧入状態で嵌
    合していることを特徴とする石油燃焼器の油タン
    ク。 2 芯案内筒とタンク下板の支持筒部との間にシ
    ール材溜りが形成された特許請求の範囲第1項記
    載の石油燃焼器の油タンク。
JP7978583A 1983-05-06 1983-05-06 石油燃焼器の油タンク Granted JPS59205529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978583A JPS59205529A (ja) 1983-05-06 1983-05-06 石油燃焼器の油タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978583A JPS59205529A (ja) 1983-05-06 1983-05-06 石油燃焼器の油タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59205529A JPS59205529A (ja) 1984-11-21
JPH033857B2 true JPH033857B2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=13699859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7978583A Granted JPS59205529A (ja) 1983-05-06 1983-05-06 石油燃焼器の油タンク

Country Status (1)

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JP (1) JPS59205529A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529359B2 (ja) * 1972-07-28 1980-08-02
JPS5618882U (ja) * 1979-07-24 1981-02-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529359U (ja) * 1978-08-14 1980-02-26

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529359B2 (ja) * 1972-07-28 1980-08-02
JPS5618882U (ja) * 1979-07-24 1981-02-19

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JPS59205529A (ja) 1984-11-21

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