JPH033846Y2 - - Google Patents
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- JPH033846Y2 JPH033846Y2 JP12372383U JP12372383U JPH033846Y2 JP H033846 Y2 JPH033846 Y2 JP H033846Y2 JP 12372383 U JP12372383 U JP 12372383U JP 12372383 U JP12372383 U JP 12372383U JP H033846 Y2 JPH033846 Y2 JP H033846Y2
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 6
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- 235000008429 bread Nutrition 0.000 description 1
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- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
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- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は焙焼器に係り、例えば、オーブントー
スタなどのスイツチ操作部に関するものである。
スタなどのスイツチ操作部に関するものである。
(従来の技術)
この種のオーブントースタにおいて、焙焼器本
体にばねによつて上方に付勢された上下動自在の
昇降台を設け、この昇降台を上方に付勢するばね
に抗して下降させ、この昇降台の下降で連動スイ
ツチを閉成し、この連動スイツチの閉成でヒータ
に通電し、同時に昇降台の下降状態で保持装置の
電磁石が励磁動作されて昇降台の下降状態を保持
し、昇降台の上昇で連動スイツチを開放し、ヒー
タへの通電を解除する構造が考えられる。そし
て、このような構造の焙焼器では、昇降台の下降
状態を保持する保持装置は、中央部が回動自在に
軸支され一端部に下降状態の昇降台に係合するフ
ツク部を設け他端部に電磁石に吸着される吸着部
を設けたフツクレバーを有し、この保持装置のフ
ツクレバーの吸着部を前記電磁石で吸着しフツク
レバーのフツク部で前記昇降台を下降状態に保持
する構造が考えられた。
体にばねによつて上方に付勢された上下動自在の
昇降台を設け、この昇降台を上方に付勢するばね
に抗して下降させ、この昇降台の下降で連動スイ
ツチを閉成し、この連動スイツチの閉成でヒータ
に通電し、同時に昇降台の下降状態で保持装置の
電磁石が励磁動作されて昇降台の下降状態を保持
し、昇降台の上昇で連動スイツチを開放し、ヒー
タへの通電を解除する構造が考えられる。そし
て、このような構造の焙焼器では、昇降台の下降
状態を保持する保持装置は、中央部が回動自在に
軸支され一端部に下降状態の昇降台に係合するフ
ツク部を設け他端部に電磁石に吸着される吸着部
を設けたフツクレバーを有し、この保持装置のフ
ツクレバーの吸着部を前記電磁石で吸着しフツク
レバーのフツク部で前記昇降台を下降状態に保持
する構造が考えられた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記の構造の焙焼器においては、保持装置のフ
ツクレバーの吸着部と電磁石の吸着面とが密着す
るようにするために、フツクレバーの吸着部の回
動方向に合わせて電磁石も回動自在に取付ける必
要がある。
ツクレバーの吸着部と電磁石の吸着面とが密着す
るようにするために、フツクレバーの吸着部の回
動方向に合わせて電磁石も回動自在に取付ける必
要がある。
しかしながら、上記構造の焙焼器では、電磁石
を回動自在に支持し、電磁石に接続されたリード
線を張設すると、このリード線が電磁石の回動を
制約することになり、フツクレバーの吸着部と電
磁石との密着ができなくなる問題がある。また、
リード線によつて電磁石の回動を規制しないよう
に、リード線の張設を緩めると、「リード線など
を200gの力で押したとき、板金の端面に触れな
いこと。」とする電気用品取締法規の規定に抵触
することになる問題がある。
を回動自在に支持し、電磁石に接続されたリード
線を張設すると、このリード線が電磁石の回動を
制約することになり、フツクレバーの吸着部と電
磁石との密着ができなくなる問題がある。また、
リード線によつて電磁石の回動を規制しないよう
に、リード線の張設を緩めると、「リード線など
を200gの力で押したとき、板金の端面に触れな
いこと。」とする電気用品取締法規の規定に抵触
することになる問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、電
磁石の回動を妨げないように、電磁石のリード線
の配線を緩めた状態で接続しても電気用品取締法
規の期定に低触しない焙焼器を提供するものであ
る。
磁石の回動を妨げないように、電磁石のリード線
の配線を緩めた状態で接続しても電気用品取締法
規の期定に低触しない焙焼器を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案の焙焼器は、内部にヒータを有する焙焼
器本体と、この焙焼器本体内に上下動自在に設け
られるとともにばねによつて上方に付勢された昇
降台と、この昇降台の下降により閉成されるとと
もに上昇により開放され前記ヒータへの通電を制
御する連動スイツチと、この連動スイツチの閉成
により励磁動作される電磁石を有しこの電磁石の
励磁時に前記昇降台を下降状態に保持する保持装
置とを備え、前記保持装置は、中央部が回動自在
に軸支され一端部に下降状態の昇降台に係合する
フツク部を設け他端部に前記電磁石に吸着される
吸着部を設けたフツクレバーを有し、前記保持装
置のフツクレバーの吸着部を前記電磁石で吸着し
フツクレバーのフツク部で前記昇降台を下降状態
に保持する焙焼器において、前記電磁石は前記焙
焼器本体内に上下方向に回動自在に設けられた電
磁石フレームに取付けられ、この電磁石フレーム
には前記電磁石のリード線を係合して支持する切
欠部が形成されたものである。
器本体と、この焙焼器本体内に上下動自在に設け
られるとともにばねによつて上方に付勢された昇
降台と、この昇降台の下降により閉成されるとと
もに上昇により開放され前記ヒータへの通電を制
御する連動スイツチと、この連動スイツチの閉成
により励磁動作される電磁石を有しこの電磁石の
励磁時に前記昇降台を下降状態に保持する保持装
置とを備え、前記保持装置は、中央部が回動自在
に軸支され一端部に下降状態の昇降台に係合する
フツク部を設け他端部に前記電磁石に吸着される
吸着部を設けたフツクレバーを有し、前記保持装
置のフツクレバーの吸着部を前記電磁石で吸着し
フツクレバーのフツク部で前記昇降台を下降状態
に保持する焙焼器において、前記電磁石は前記焙
焼器本体内に上下方向に回動自在に設けられた電
磁石フレームに取付けられ、この電磁石フレーム
には前記電磁石のリード線を係合して支持する切
欠部が形成されたものである。
(作用)
本考案の焙焼器は、ばねにより上方に付勢され
て上側に位置されていた昇降台を下降せると、こ
の昇降台の下降で昇降台は連動スイツチを閉成
し、この連動スイツチの閉成で、ヒータに通電さ
れて焙焼が開始されると同時に保持装置の電磁石
にも通電されて励磁動作される。この電磁石の励
磁動作で保持装置のフツクレバーの吸着部は電磁
石に吸着され、フツクレバーのフツク部がばねの
付勢力に抗して昇降台を下降状態に保持し、連動
スイツチを閉成した状態で、ヒータへの通電を保
持する。そして、焙焼が終了して電磁石を非励磁
とすると、保持装置の電磁石はフツクレバーの吸
着部の吸着を解き、昇降台がばねにより上昇す
る。そして、電磁石は上下方向に回動自在の電磁
石フレームに取付けられ、フツクレバーの吸着部
と電磁石との間に生じるがたを吸収して吸着部は
電磁石に密着される。また、この電磁石に接続し
たリード線は電磁石フレームの切欠部に支持され
ているため、緩く配線でき、リード線が電磁石フ
レームの回動を制約することなく、電磁石にフツ
クレバーの吸着部が密着されるとともにリード線
が他の部品などに触れることがない。
て上側に位置されていた昇降台を下降せると、こ
の昇降台の下降で昇降台は連動スイツチを閉成
し、この連動スイツチの閉成で、ヒータに通電さ
れて焙焼が開始されると同時に保持装置の電磁石
にも通電されて励磁動作される。この電磁石の励
磁動作で保持装置のフツクレバーの吸着部は電磁
石に吸着され、フツクレバーのフツク部がばねの
付勢力に抗して昇降台を下降状態に保持し、連動
スイツチを閉成した状態で、ヒータへの通電を保
持する。そして、焙焼が終了して電磁石を非励磁
とすると、保持装置の電磁石はフツクレバーの吸
着部の吸着を解き、昇降台がばねにより上昇す
る。そして、電磁石は上下方向に回動自在の電磁
石フレームに取付けられ、フツクレバーの吸着部
と電磁石との間に生じるがたを吸収して吸着部は
電磁石に密着される。また、この電磁石に接続し
たリード線は電磁石フレームの切欠部に支持され
ているため、緩く配線でき、リード線が電磁石フ
レームの回動を制約することなく、電磁石にフツ
クレバーの吸着部が密着されるとともにリード線
が他の部品などに触れることがない。
(実施例)
本考案の一実施例の構成を焙焼器としてのオー
ブントースタの図面について説明する。
ブントースタの図面について説明する。
1は焙焼器本体となるオーブントースタ本体
で、第2図および第3図に示すように、この本体
1の内部にはヒータ2と焼網3とを設けた焙焼室
1aと、ボリウム4、コンデンサ、抵抗により形
成される時定数回路を備えた電子タイマ回路基板
4aおよび機械式タイマ5などを配設し、仕切り
板1bにて仕切られた側部空間1cとが形成され
ている。そして、この本体1の焙焼室1aの前面
開口部に下側が枢着されて開閉自在に取付けられ
た扉体6を有している。
で、第2図および第3図に示すように、この本体
1の内部にはヒータ2と焼網3とを設けた焙焼室
1aと、ボリウム4、コンデンサ、抵抗により形
成される時定数回路を備えた電子タイマ回路基板
4aおよび機械式タイマ5などを配設し、仕切り
板1bにて仕切られた側部空間1cとが形成され
ている。そして、この本体1の焙焼室1aの前面
開口部に下側が枢着されて開閉自在に取付けられ
た扉体6を有している。
また、前記本体1の側部空間1c内に上下動自
在に設けられかつ操作レバー7を上下方向に回動
自在に軸着しこの操作レバー7とともに上下動す
る昇降台8と、この昇降台8の下降により閉成さ
れ上昇により開放される連動スイツチ9と、前記
昇降台8を下降状態に保持する保持装置10とが
備えられている。
在に設けられかつ操作レバー7を上下方向に回動
自在に軸着しこの操作レバー7とともに上下動す
る昇降台8と、この昇降台8の下降により閉成さ
れ上昇により開放される連動スイツチ9と、前記
昇降台8を下降状態に保持する保持装置10とが
備えられている。
また、第1図、第2図および第4図に示すよう
に、前記本体1の側部空間1cの前面に断面略L
字形の基板11が設けられ、この基板11の内面
に電源スイツチ12、前記タイマ5が取付けら
れ、さらに、前記昇降台8が上下動自在に配置さ
れている。また、この基板11の前側に前面壁と
しての化粧板13が取付けられている。この化粧
板13の前面には前記電源スイツチ12のスイツ
チ摘み14、タイマ5のタイマ時間設定摘み1
5、電子タイマ回路により設定されたタイマ時間
を微調整して焼色を調節するボリウム4の調整操
作用ボリウム摘み17、作動状態を表示するパイ
ロツトランプ18および上記昇降台8の操作レバ
ー7の先端部が配置されている。
に、前記本体1の側部空間1cの前面に断面略L
字形の基板11が設けられ、この基板11の内面
に電源スイツチ12、前記タイマ5が取付けら
れ、さらに、前記昇降台8が上下動自在に配置さ
れている。また、この基板11の前側に前面壁と
しての化粧板13が取付けられている。この化粧
板13の前面には前記電源スイツチ12のスイツ
チ摘み14、タイマ5のタイマ時間設定摘み1
5、電子タイマ回路により設定されたタイマ時間
を微調整して焼色を調節するボリウム4の調整操
作用ボリウム摘み17、作動状態を表示するパイ
ロツトランプ18および上記昇降台8の操作レバ
ー7の先端部が配置されている。
また、第1図および第4図に示すように、前記
本体1の側面にはコードリール19が設けられて
いる。
本体1の側面にはコードリール19が設けられて
いる。
また、前記昇降台8は、第2図乃至第4図に示
すように、略コ字状に折曲げられ、この昇降台8
の上片部8aと下片部8bとに軸孔21がそれぞ
れ形成されるとともに前面に前面板部8cを有
し、この前面板部8cに係合溝8dが形成されて
いる。また、この昇降台8の下側部に軸支孔22
が形成されている。そして、この昇降台8の上片
部8aと下片部8bとの軸孔21に前記基板11
の底部に立設された軸23が挿通されてこの昇降
台8が上下動自在に支持され、この軸23にコイ
ル状のばね24が巻装され、このコイル状のばね
24によつてこの昇降台8は上方に付勢されてい
る。
すように、略コ字状に折曲げられ、この昇降台8
の上片部8aと下片部8bとに軸孔21がそれぞ
れ形成されるとともに前面に前面板部8cを有
し、この前面板部8cに係合溝8dが形成されて
いる。また、この昇降台8の下側部に軸支孔22
が形成されている。そして、この昇降台8の上片
部8aと下片部8bとの軸孔21に前記基板11
の底部に立設された軸23が挿通されてこの昇降
台8が上下動自在に支持され、この軸23にコイ
ル状のばね24が巻装され、このコイル状のばね
24によつてこの昇降台8は上方に付勢されてい
る。
また、前記操作レバー7の基端側25が前記昇
降台8の下側部の軸支孔22に挿通された軸で回
動自在に軸支され、この操作レバー7は前記昇降
台8の係合溝8dに係合され、この操作レバー7
は下縁が係合溝8dの内端に係合して下方への回
動が規制され上方には適宜回動されるようになつ
ている。また、この操作レバー7の先端部26側
は基板11に形成された長孔33とこの長孔33
に対応して形成した化粧板13の長孔30とに挿
通されている。そして、この操作レバー7の先端
部26に操作体27が側方からのねじ28で取付
けらており、この操作体27は、前記化粧板13
の前面に上下方向に形成された長孔30から突出
された先端部26の上側に突設されるとともに化
粧板13の内側に沿つて位置する上側支片31と
前記下側に突設されるとともに前記化粧板13の
外側に沿つて位置する下側支片32とを有してい
る。また、前記化粧板13の長孔30は前記昇降
台8の上昇時において前記操作体27は下側支片
32に対応する大きさに形成されている。
降台8の下側部の軸支孔22に挿通された軸で回
動自在に軸支され、この操作レバー7は前記昇降
台8の係合溝8dに係合され、この操作レバー7
は下縁が係合溝8dの内端に係合して下方への回
動が規制され上方には適宜回動されるようになつ
ている。また、この操作レバー7の先端部26側
は基板11に形成された長孔33とこの長孔33
に対応して形成した化粧板13の長孔30とに挿
通されている。そして、この操作レバー7の先端
部26に操作体27が側方からのねじ28で取付
けらており、この操作体27は、前記化粧板13
の前面に上下方向に形成された長孔30から突出
された先端部26の上側に突設されるとともに化
粧板13の内側に沿つて位置する上側支片31と
前記下側に突設されるとともに前記化粧板13の
外側に沿つて位置する下側支片32とを有してい
る。また、前記化粧板13の長孔30は前記昇降
台8の上昇時において前記操作体27は下側支片
32に対応する大きさに形成されている。
なお、図示しないが、前記本体1の側部空間1
cにはこの昇降台8の上昇位置に位置して昇降台
8の上昇時にこの昇降台8と接触するベルが配置
されている。
cにはこの昇降台8の上昇位置に位置して昇降台
8の上昇時にこの昇降台8と接触するベルが配置
されている。
また、前記連動スイツチ9は第2図および第4
図に示すように、2枚の長板状のばね性を有する
接片9a,9bが上下に一定間隔をおいて並設さ
れ、上側の接片9aに上記昇降台8の下降時にこ
の昇降台8と係合して下方に押圧される絶縁板4
1が設けられ、この絶縁板41が前記昇降台8に
係脱することにより接片9a,9bが接離して開
閉される。そして、この連動スイツチ9は電源回
路、タイマ回路および前記ヒータ2などに電気的
に結線され、オーブントースタの電気回路を形成
している。
図に示すように、2枚の長板状のばね性を有する
接片9a,9bが上下に一定間隔をおいて並設さ
れ、上側の接片9aに上記昇降台8の下降時にこ
の昇降台8と係合して下方に押圧される絶縁板4
1が設けられ、この絶縁板41が前記昇降台8に
係脱することにより接片9a,9bが接離して開
閉される。そして、この連動スイツチ9は電源回
路、タイマ回路および前記ヒータ2などに電気的
に結線され、オーブントースタの電気回路を形成
している。
前記保持装置10は、前記昇降台8の近傍に配
置された電磁石51と、この電磁石51と昇降台
8との間に配置されたフツクレバー52とから構
成されている。そして、前記電磁石51は前記連
動スイツチ9に接続されて連動スイツチ9の閉成
によつて励磁動作されるとともに設定時間経過後
の電子タイマによつてオーブントースタの電気回
路の開放によつて非励磁となる。
置された電磁石51と、この電磁石51と昇降台
8との間に配置されたフツクレバー52とから構
成されている。そして、前記電磁石51は前記連
動スイツチ9に接続されて連動スイツチ9の閉成
によつて励磁動作されるとともに設定時間経過後
の電子タイマによつてオーブントースタの電気回
路の開放によつて非励磁となる。
そして、この電磁石51は第6図および第7図
に示すように、上板53と側板54とで形成され
た電磁石フレーム55の上板53の下面に取付け
られ、この電磁石51の下面を吸着面としてい
る。この電磁石フレーム55の側板54の下縁か
ら上方に向つて切欠部56が形成され、この切欠
部56内から電磁石51のコイル67に結線され
るとともにオーブントースタの電気回路に接続さ
れるリード線58が外方に延出している。この切
欠部56は上記リード線58の延出方向に向う支
持部59が先端に設けられ、この切欠部56は略
L字状に形成されている。なお、前記切欠部56
内に位置するリード線58にはビニル管などの絶
縁性保護チユーブ60が被覆されている。
に示すように、上板53と側板54とで形成され
た電磁石フレーム55の上板53の下面に取付け
られ、この電磁石51の下面を吸着面としてい
る。この電磁石フレーム55の側板54の下縁か
ら上方に向つて切欠部56が形成され、この切欠
部56内から電磁石51のコイル67に結線され
るとともにオーブントースタの電気回路に接続さ
れるリード線58が外方に延出している。この切
欠部56は上記リード線58の延出方向に向う支
持部59が先端に設けられ、この切欠部56は略
L字状に形成されている。なお、前記切欠部56
内に位置するリード線58にはビニル管などの絶
縁性保護チユーブ60が被覆されている。
また、前記電磁石フレーム55の上板53の一
縁部に係合突起61が突設され、この係合突起6
1の両側にそれぞれ係合凹部62が形成されてい
る。
縁部に係合突起61が突設され、この係合突起6
1の両側にそれぞれ係合凹部62が形成されてい
る。
さらに、前記基板11の底部上に方形の電磁石
支持板63が切起し立設され、この電磁石支持板
63の上縁部に前記電磁石フレーム55の係合突
起61に対応してこの係合突起61の各係合凹部
62間の幅と略同一幅の係合溝64が形成される
とともにこの係合溝64の斜め上方に位置するよ
うにこの係合溝64の上部一側からこの係合溝6
4の上側開放部を閉塞する係止板65が折曲可能
に延出されている。そして、前記電磁石フレーム
55の係合突起61が前記係合溝64と係止板6
5との間に係合して係止板65にて係合溝64を
閉塞し、前記電磁石51が取付けられた電磁石フ
レーム55はこの係合突起61と係合溝64との
係合で上下方向に回動自在に支持されている。
支持板63が切起し立設され、この電磁石支持板
63の上縁部に前記電磁石フレーム55の係合突
起61に対応してこの係合突起61の各係合凹部
62間の幅と略同一幅の係合溝64が形成される
とともにこの係合溝64の斜め上方に位置するよ
うにこの係合溝64の上部一側からこの係合溝6
4の上側開放部を閉塞する係止板65が折曲可能
に延出されている。そして、前記電磁石フレーム
55の係合突起61が前記係合溝64と係止板6
5との間に係合して係止板65にて係合溝64を
閉塞し、前記電磁石51が取付けられた電磁石フ
レーム55はこの係合突起61と係合溝64との
係合で上下方向に回動自在に支持されている。
また、前記基板11の底部上に前記リード線5
8を保持する係止爪66が切起し形成されてい
る。
8を保持する係止爪66が切起し形成されてい
る。
また、第2図、第3図および第5図に示すよう
に、前記フツクレバー52は前記基板11の底部
上に略中央部が軸71で回動自在に軸支され、こ
のフツクレバー52の一端部に前記昇降台8の操
作レバー7の基端部25に係脱するフツク部72
が設けられ、このフツク部72はフツクレバー5
2の側部から起立されたフツク板部74の一側部
を切り欠いて鉤状に形成されている。また、この
フツクレバー52の他端部に前記電磁石51の下
面に着脱自在に吸着される板状の吸着部73が設
けられている。また、前記フツク部72に対向し
てフツク板部74の下端部に操作レバー7の基端
部25の下縁に係合する作動部75が形成されて
いる。そして、第2図および第3図に示すよう
に、保持装置10は、操作レバー7とともに昇降
台8を下降させたときに、操作レバー7の基端部
25が前記作動部75を押下げてフツクレバー5
2を第3図において反時計方向に回動させ、吸着
部73を上方に回動させて電磁石51の励磁動作
で吸着し、フツク部72が操作レバー7の基端部
25の上縁に係合して昇降台8をばね24の付勢
力に抗して下降状態に保持するものである。
に、前記フツクレバー52は前記基板11の底部
上に略中央部が軸71で回動自在に軸支され、こ
のフツクレバー52の一端部に前記昇降台8の操
作レバー7の基端部25に係脱するフツク部72
が設けられ、このフツク部72はフツクレバー5
2の側部から起立されたフツク板部74の一側部
を切り欠いて鉤状に形成されている。また、この
フツクレバー52の他端部に前記電磁石51の下
面に着脱自在に吸着される板状の吸着部73が設
けられている。また、前記フツク部72に対向し
てフツク板部74の下端部に操作レバー7の基端
部25の下縁に係合する作動部75が形成されて
いる。そして、第2図および第3図に示すよう
に、保持装置10は、操作レバー7とともに昇降
台8を下降させたときに、操作レバー7の基端部
25が前記作動部75を押下げてフツクレバー5
2を第3図において反時計方向に回動させ、吸着
部73を上方に回動させて電磁石51の励磁動作
で吸着し、フツク部72が操作レバー7の基端部
25の上縁に係合して昇降台8をばね24の付勢
力に抗して下降状態に保持するものである。
なお、第3図および第4図に示すように、前記
タイマ回路基板4aに接続したタイマ電子回路基
板76は本体1の底面に仕切板77を介して取付
けられている。
タイマ回路基板4aに接続したタイマ電子回路基
板76は本体1の底面に仕切板77を介して取付
けられている。
次にこの実施例の作用を説明する。
扉体6を開いて被焙焼物、例えば、パンなどを
焙焼室1aの焼網3上に載せ、扉体6を閉じてス
イツチ摘み14にて電源スイツチ12を閉成し、
また、ボリウム摘み17によつて好みの焼色に合
わせてボリウム4を調節する。
焙焼室1aの焼網3上に載せ、扉体6を閉じてス
イツチ摘み14にて電源スイツチ12を閉成し、
また、ボリウム摘み17によつて好みの焼色に合
わせてボリウム4を調節する。
そして、操作レバー7を押下げると、操作レバ
ー7の基端部25側の下縁は昇降台8の係合溝8
dの内端に係合してこの操作レバー7は下方への
回動を規制され、コイル状のばね24により上方
に付勢されて上側に位置されていた昇降台8を下
降させる。この昇降台8の下降で、昇降台8は連
動スイツチ9の上側の接片9aに設けた絶縁板4
1を上方から押圧して上側の接片9aを下側の接
片9bに接触させて連動スイツチを閉成し、オー
ブントースタの電気回路を閉じて電子タイマ回路
は計時を開始し、またヒータに通電され、焙焼が
開始されると同時に電磁石51も通電されて励磁
動作される。一方、操作レバー7の基端部25の
下縁がフツクレバー52の作動部75を押下げて
フツクレバー52を第3図反時計方向に回動させ
るため、吸着部73が電磁石51の下面に吸着さ
れるとともにフツク部72が操作レバー7の基端
部25の上縁に係合し、ばね24により上方に付
勢される昇降台8を下降状態に保持して電気回路
の閉成状態を維持する。そして、この間、パイロ
ツトランプ18が点灯して作動中であることを表
示する。
ー7の基端部25側の下縁は昇降台8の係合溝8
dの内端に係合してこの操作レバー7は下方への
回動を規制され、コイル状のばね24により上方
に付勢されて上側に位置されていた昇降台8を下
降させる。この昇降台8の下降で、昇降台8は連
動スイツチ9の上側の接片9aに設けた絶縁板4
1を上方から押圧して上側の接片9aを下側の接
片9bに接触させて連動スイツチを閉成し、オー
ブントースタの電気回路を閉じて電子タイマ回路
は計時を開始し、またヒータに通電され、焙焼が
開始されると同時に電磁石51も通電されて励磁
動作される。一方、操作レバー7の基端部25の
下縁がフツクレバー52の作動部75を押下げて
フツクレバー52を第3図反時計方向に回動させ
るため、吸着部73が電磁石51の下面に吸着さ
れるとともにフツク部72が操作レバー7の基端
部25の上縁に係合し、ばね24により上方に付
勢される昇降台8を下降状態に保持して電気回路
の閉成状態を維持する。そして、この間、パイロ
ツトランプ18が点灯して作動中であることを表
示する。
そして、電子タイマ回路の設定時間が経過する
と、電子タイマ回路により電気回路が開放されて
ヒータへの通電が遮断され、焙焼が終了し、電磁
石51は非励磁となり、吸着部55の吸着を解く
ため、フツクレバー52のフツク部72の保持力
がなくなり、ばね24の付勢力で上方に付勢され
た昇降台8により、操作レバー7の基端部25が
フツク部72から外れ、昇降台8がばね24によ
り上昇し、昇降台8の上側のベルに衝突してベル
を鳴らす。
と、電子タイマ回路により電気回路が開放されて
ヒータへの通電が遮断され、焙焼が終了し、電磁
石51は非励磁となり、吸着部55の吸着を解く
ため、フツクレバー52のフツク部72の保持力
がなくなり、ばね24の付勢力で上方に付勢され
た昇降台8により、操作レバー7の基端部25が
フツク部72から外れ、昇降台8がばね24によ
り上昇し、昇降台8の上側のベルに衝突してベル
を鳴らす。
また、電子タイマ回路の作動中に焙焼を中止し
たいときは、操作レバー7の操作体27を持ち上
げると、操作レバー7の先端部26が上方に向つ
て回動し、基端部25の上縁に係合するフツクレ
バー52のフツク部72を押上げるので、フツク
レバー52が第3図において時計方向に回動し、
吸着部73が磁力に抗して電磁石51から外れる
と同時に、操作レバー7の基端部25がフツク部
72から外れる。この操作レバー7がフツク部7
2から外れると、昇降台8はコイル状のばね24
により上昇するため、昇降台8により押圧されて
いた連動スイツチ9の上側接片9aの絶縁体14
は押圧を解かれ、連動スイツチ9が開放され、電
源回路が開放されてヒータへの通電が遮断され、
焙焼は中断される。
たいときは、操作レバー7の操作体27を持ち上
げると、操作レバー7の先端部26が上方に向つ
て回動し、基端部25の上縁に係合するフツクレ
バー52のフツク部72を押上げるので、フツク
レバー52が第3図において時計方向に回動し、
吸着部73が磁力に抗して電磁石51から外れる
と同時に、操作レバー7の基端部25がフツク部
72から外れる。この操作レバー7がフツク部7
2から外れると、昇降台8はコイル状のばね24
により上昇するため、昇降台8により押圧されて
いた連動スイツチ9の上側接片9aの絶縁体14
は押圧を解かれ、連動スイツチ9が開放され、電
源回路が開放されてヒータへの通電が遮断され、
焙焼は中断される。
また、電磁石51は電磁石支持板63に対して
回動自在に取付けられた電磁石フレーム55に支
持されているため、フツクレバー52の吸着部7
3との間に生じるがたを吸収して吸着部73と密
着される。そして、電磁石51のリード線58は
電磁石の回動を制約しないように緩やかな状態で
配線しても、切欠部56に固定され、外力により
基板11などの他の部材に触れることがない。
回動自在に取付けられた電磁石フレーム55に支
持されているため、フツクレバー52の吸着部7
3との間に生じるがたを吸収して吸着部73と密
着される。そして、電磁石51のリード線58は
電磁石の回動を制約しないように緩やかな状態で
配線しても、切欠部56に固定され、外力により
基板11などの他の部材に触れることがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、回動自在に設けられた電磁石
フレームに切欠部が形成され、この切欠部で電磁
石のリード線を係合支持したので、リード線を緩
めて接続でき、電磁石を取付けた電磁石フレーム
の回動を制約することがなく、しかも、リード線
が外力によつて他の部材に触れることがなく、短
絡などの事故を未然に防止できる。
フレームに切欠部が形成され、この切欠部で電磁
石のリード線を係合支持したので、リード線を緩
めて接続でき、電磁石を取付けた電磁石フレーム
の回動を制約することがなく、しかも、リード線
が外力によつて他の部材に触れることがなく、短
絡などの事故を未然に防止できる。
第1図は本考案の一実施例を示す焙焼器の斜視
図、第2図は同上一部の分解斜視図、第3図は同
上一部を切り欠いた一部の正面図、第4図は同上
一部を切り欠いた側面図、第5図は同上一部を切
り欠いた一部の平面図、第6図は同上電磁石の取
付け部の斜視図、第7図は同上側面図である。 1……焙焼器本体、2……ヒータ、8……昇降
台、9……連動スイツチ、10……保持装置、2
4……ばね、51……電磁石、55……電磁石フ
レーム、56……切欠部、58……リード線。
図、第2図は同上一部の分解斜視図、第3図は同
上一部を切り欠いた一部の正面図、第4図は同上
一部を切り欠いた側面図、第5図は同上一部を切
り欠いた一部の平面図、第6図は同上電磁石の取
付け部の斜視図、第7図は同上側面図である。 1……焙焼器本体、2……ヒータ、8……昇降
台、9……連動スイツチ、10……保持装置、2
4……ばね、51……電磁石、55……電磁石フ
レーム、56……切欠部、58……リード線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部にヒータを有する焙焼器本体と、 この焙焼器本体内に上下動自在に設けられる
とともにばねによつて上方に付勢された昇降台
と、 この昇降台の下降により閉成されるとともに
上昇により開放され前記ヒータへの通電を制御
する連動スイツチと、 この連動スイツチの閉成により励磁動作され
る電磁石を有しこの電磁石の励磁時に前記昇降
台を下降状態に保持する保持装置とを備え、 前記保持装置は、中央部が回動自在に軸支さ
れ一端部に下降状態の昇降台に係合するフツク
部を設け他端部に前記電磁石に吸着される吸着
部を設けたフツクレバーを有し、 前記保持装置のフツクレバーの吸着部を前記
電磁石で吸着しフツクレバーのフツク部で前記
昇降台を下降状態に保持する焙焼器において、 前記電磁石は前記焙焼器本体内に上下方向に
回動自在に設けられた電磁石フレームに取付け
られ、この電磁石フレームには前記電磁石のリ
ード線を係合して支持する切欠部が形成されて
いることを特徴とする焙焼器。 (2) 前記電磁石フレームの切欠部は、電磁石のリ
ード線の延出方向に向かう支持部が先端に略直
交して設けられ全体として略L字状に形成され
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の焙焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12372383U JPS6030911U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 焙焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12372383U JPS6030911U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 焙焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030911U JPS6030911U (ja) | 1985-03-02 |
JPH033846Y2 true JPH033846Y2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=30282317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12372383U Granted JPS6030911U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 焙焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030911U (ja) |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP12372383U patent/JPS6030911U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6030911U (ja) | 1985-03-02 |
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