JPH033848Y2 - - Google Patents

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JPH033848Y2
JPH033848Y2 JP12630783U JP12630783U JPH033848Y2 JP H033848 Y2 JPH033848 Y2 JP H033848Y2 JP 12630783 U JP12630783 U JP 12630783U JP 12630783 U JP12630783 U JP 12630783U JP H033848 Y2 JPH033848 Y2 JP H033848Y2
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timer
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JP12630783U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は焙焼装置に係り、例えば、オープント
ースタなどのタイマによつて焙焼時間を設定でき
るものに関する。
(従来の技術) この種のオーブントースタにおいて、所望の焼
き加減を得るために、ヒータへの通電時間を任意
の時間に設定するタイマが用いられている。そし
て、タイマにより設定した焙焼時間が経過する
と、タイマは自動的にヒータへの通電を遮断し、
焙焼を終了させるようにし、この焙焼の終了時に
ベルを鳴らすなどする報知手段を設けたものが知
られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の従来の焙焼の終了時にベルを鳴らすなど
する報知手段を備えた構造の焙焼装置において
は、ベルを鳴らす報知手段の構造が複雑で、か
つ、組立てが容易ではなく、コストが高い問題が
あつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、構
造が簡単で、組立て易く、安価に得られる焼き上
がり報知ベルを備えた焙焼装置を提供するもので
ある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の焙焼装置は、内部にヒータおよびタイ
マを有する本体と、この本体内に設けたガイドピ
ンに上下動自在に支持されるとともにばねによつ
て上方に付勢された昇降台と、この昇降台に設け
られ先端部が前記本体外に突出された昇降レバー
と、この昇降台の下降により閉成されるとともに
上昇により開放され前記ヒータへの通電を制御す
る連動スイツチと、前記昇降台を前記タイマの計
時完了まで下降状態に保持するとともに前記タイ
マの計時完了に従つて前記昇降台の保持を解除す
る保持装置と、前記昇降台の上方に配置されたベ
ルと、前記昇降台の上部に一端部が支持されると
ともに他端部に前記ベルを打撃する打撃子を有す
るウエイト板とを備え、前記昇降台の天板に係合
孔を形成し、前記ウエイト板の前記係合孔に挿通
される一端部に前記ガイドピンに係合される切欠
部を形成し、前記昇降台の天板に形成した係合孔
に前記ウエイト板の一端部を挿通して切欠部を前
記ガイドピンに係合したものである。
(作用) 本考案の焙焼装置は、昇降台に設けた昇降レバ
ーによりばねにより上方に付勢されて上側に位置
されていた昇降台をガイドピンを案内として下降
させると、この昇降台の下降で昇降台は連動スイ
ツチを閉成し、この連動スイツチの閉成で、ヒー
タに通電されて焙焼が開始されると同時に保持装
置により昇降台は下降状態に保持され、連動スイ
ツチを閉成した状態で、ヒータへの通電を保持す
る。そして、タイマの設定時間が経過すると、タ
イマの計時完了でタイマが保持装置による昇降台
の保持を解き、昇降台はガイドピンに案内されて
ばねにより上昇する。昇降台の上昇で連動スイツ
チは開放され、また、ヒータへの通電が遮断され
る。そして、昇降台の上昇端位置で昇降台に取付
けたウエイト板に設けられている打撃子がベルを
打ち、設定時間の焙焼が終了したことを報知す
る。また、ウエイト板は昇降台の係合孔に係合さ
れるとともに一端部の切欠部がガイドピンを跨ぐ
ように係合され、ウエイト板は打撃子がベルに対
して位置ずれすることなく、組立てが容易にな
る。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を焙焼装置としてのオ
ーブントースタの図面について説明する。
11は焙焼器本体となるオーブントースタ本体
で、第2図および第3図に示すように、この本体
1の内部には前面扉12で覆われた焙焼室13が
形成されている。この焙焼室13内には第3図に
示すように、上下にヒータ13aが設置され、こ
の上下のヒータ13aの間に焼網13bが設けら
れている。
また、15は化粧パネル前記前面扉12に隣接
する操作部を覆つている。この化粧パネル15に
は前記ヒータ13aへの供給電力を切換える電源
スイツチのつまみ16、機械式タイマの操作ダイ
ヤル17、ランプカバー18、昇降レバー用操作
つまみ19、電子タイマ用ボリウムの設定つまみ
20が配設されている。
なお、前記本体11の側面にはコードリール2
1が配設されている。
また、前記化粧パネル15の内側には、第2図
および第4図に示すように、略L字形の取付け板
23が設けられている。この取付け板23の水平
取付け面23a上に連動スイツチ24が設置さ
れ、この連動スイツチ24は閉成により前記ヒー
タ13aに通電するとともに図示しない電子タイ
マを動作させる。そして、この連動スイツチ24
は前側(第4図左側)に延出した絶縁性作動片2
5を有している。
また、27は昇降台で、第6図に示すように、
天板27a、側板27b、底板27cで略コ字形
に形成され、さらに、前面下部に前面板部27d
が形成され、この天板27aと底板27cとにガ
イド孔27eがそれぞれ形成され、この両ガイド
孔27eに挿通されたガイドピン28に沿つて前
記昇降台27は上下動自在に支持されている。そ
して、昇降台27は下降動作時に前記連動スイツ
チ24の作動片25に当接して下方に押圧し、こ
の連動スイツチ24は閉成するように配置されて
いる。また、この昇降台27の天板27aには長
孔状の係合孔27fが形成されている。
また、29は昇降レバーで、この昇降レバー2
9の一端は昇降台27の側板27bの下部にリベ
ツトにて上下動方向に回動自在に取付けられてい
る。また、この昇降レバー29の他端は、第2
図、第4図および第5図に示すように、前記取付
け板23の垂直取付け部23bに形成した開口3
0および化粧パネル15の開口15aを挿通して
前記本体11の外部に突出され、この昇降レバー
29の他端部には前記操作つまみ19が取付けら
れている。また、この昇降台27の前面板部27
dには、昇降レバー29の下方への回動を所定角
度、例えば昇降方向に対して90゜に規制する溝状
の係止部31が形成されている。さらに、前記昇
降台27の下面と取付け板23の水平取付け部2
3bとの間には前記ガイドピン28に巻装された
ばね32が配設され、この昇降台27に対し常に
上方への付勢力を与えており、前記昇降レバー2
9の他端部を下方に押下げ操作することにより昇
降台27はばね32の付勢力に抗して下降され、
前記連動スイツチ24を閉成する。
また、保持装置はフツクレバー34と電磁石3
8にて形成され、第2図、第3図および第5図に
示すように、このフツクレバー34は一端部に前
記昇降レバー29に係脱する板状のフツク部35
が形成され、他端部に板状をなす吸着部36が形
成され、フツク部35が昇降レバー29の下方に
位置するように前記取付け板23の水平取付け面
23a上に設けた軸37にて中央部が回動自在に
支持されている。このフツクレバー34は支軸3
7を中心して前記吸着部36側(第3図右側)が
重く設定され、常時はフツク部35の切欠状の係
合側が上向きとなつて昇降レバー29を向かい入
れる方向なるように変位されている。
さらに、電磁石38は、第3図および第5図に
示すように、フツクレバー34の吸着部36の上
面と対向するように取付け板23の水平取付け面
23aの切起し片に配置固定されている。この電
磁石38は前記連動スイツチ24の閉成により励
磁され、昇降レバー29と係止状態にあるフツク
レバー34の吸着部36を吸着保持する。また、
電子タイマが設定時間計時したことによる計時完
了にともない電磁石38は非励磁となるととも
に、ヒータ13aへの通電が遮断される。
また、第2図に示すように、ボリユーム基板4
0には電子タイマの動作時間設定用のボリユーム
41および電子タイマ動作中点灯する表示ランプ
42が取付けられている。そして、電子タイマは
コンデンサへの充電時間により時間設定されるも
ので、一度焼き加減を設定した後は、焙焼室13
内温度に応じてヒータ13aへの通電時間を自動
的に制御して一定の焼き加減となるように調整す
る制御機能を有し、タイマ回路の時定数を変えて
所望の動作時間を得るためにボリユーム41を調
整する。このボリユーム41の作動子43は化粧
パネル15の前側に突出され、この作動子43に
設定つまみ20が設けられている。
また、機械式タイマ45と電源スイツチ46は
第4図に示すように、取付け板23の垂直取付け
面23bに取付けられており、第1図に示すダイ
ヤル17およびつまみ16に連結され、この機械
式タイマ45は後部に計時完了時に作動されるベ
ル45aを備えている。また、電子タイマの計時
完了時にも、このベル45aを作動させるウエイ
ト板47が前記昇降台27の上部に設けられてい
る。このウエイト板47は第6図に示すように、
前記昇降台27に取付けられる一端部が段状に折
曲されて段部47aが形成されている。また、こ
のウエイト板47は中央部が折曲されて略L字状
に形成され、他端部には前記ベル45aを打撃す
る打撃子47bが形成されている。また、ウエイ
ト板47の一端部中央に前記ガイドピン28が挿
入係合される切欠部47cが形成されている。そ
して、前記昇降台27の天板27aにウエイト板
47の一端部に対応して形成された係合孔27f
内にウエイト板47の一端部が上方から挿入さ
れ、前記段部47aを係合孔27f内に位置させ
るとともに前記切欠部47cに前記ガイドピン2
8を挿入させて天板27aの下面側に位置するよ
うにウエイト板47が取付けられ、ウエイト板4
7は昇降台27に対して切欠部47cがガイドピ
ン28に係合することによつて左右方向への移動
が規制され、ウエイト板47が係合孔27fの左
右内面に当接することによつて、ガイドピン28
を中心とする回動が規制され、さらに段部47a
によつて抜け外れ方向への移動が阻止されてい
る。したがつてウエイト板47の打撃子47bは
ベル45aに対して位置ずれしない。
なお、電子タイマは、前記ボリユーム41に接
続されて第3図に示すプリント基板50上に構成
され、前記本体11の下面に絶縁性の仕切板51
を介して取付けられる。また、前記プリント基板
50の外側はカバー部材52にて覆われている。
そして、前記プリント基板50からのリード線は
仕切板51上に一体形成されたリード線案内部5
4を挿通して本体11内に導入され、前記各部品
に接続されている。また、この電子タイマは設定
した焙焼時間を微調整して焼き上りを調整するも
ので、例えば、複数回連続して焙焼する場合、前
回の余熱で焙焼室13の温度が上昇しているた
め、前回と同一の時間、焙焼すると焼き過ぎにな
るので、電子タイマは余熱を検知して焙焼時間を
自動的に微調整して焼き上りを略一定に保持す
る。また、時定数回路のボリユーム41にて電子
タイマの時定数を変えることにより焦げ目の付き
具合を調節する。
次にこの実施例の作用を説明する。
被焙焼物、例えば、パンなどを焙焼室13の焼
網13b上に載せ、前面扉12を閉じてスイツチ
つまみ16にて電源スイツチ46を閉成し、ま
た、設定つまみ20によつて好みの焼色に合わせ
てボリユーム41を調節する。
そして、操作つまみ19を押下げるて、昇降レ
バー29の先端に下向きの力を与えると、昇降レ
バー29は昇降台27の係止部31により下向き
方向に対して所定の角度(昇降方向に対して90゜)
に回動を規制され、昇降レバー29の下向きの力
は昇降台27に伝わり、ばね32の上方への付勢
力に抗して昇降台27を下降させる。この昇降台
27の下降で、昇降台27は連動スイツチ24を
閉成し、電子タイマの計時動作を開始させるとと
もに焙焼室13内のヒータ13aに通電し、焙焼
が開始されると同時に電磁石38にも通電して励
磁動作させる。この昇降台27の下降でウエイト
板47も昇降台27とともに下降されている。
また、昇降台27の下降前に、フツクレバー3
4は重量配分によりフツク部35が昇降レバー2
9を受け入れるように変位していた状態から昇降
レバー29の下降に伴い、昇降レバー29を受け
入れて支軸37の中心に第3図において左回りに
回動する。このため、フツク部35は第3図図示
のように昇降レバー29と係合し、かつフツクレ
バー34の吸着部36は励磁された電磁石38に
より吸着保持される。この状態で、昇降レバー2
9および昇降台27は係止され、ヒータ13aお
よび電磁石38への電力供給は継続され、電子タ
イマは計時動作を継続する。
そして、電子タイマが設定時間の経過で計時完
了すると、ヒータ13aへの通電が遮断され、焙
焼が終了し、電磁石38にも通電が遮断されて非
励磁となり、吸着部36の吸着を解くため、フツ
クレバー34のフツク部35の保持力がなくな
り、ばね32の付勢力で上方に付勢された昇降台
27により、昇降レバー29に対する係止を解除
し、昇降台27はばね32により上昇する。そし
て、昇降台32の上昇端位置において昇降台27
に取り付けたウエイト板47の打撃子47bが機
械式タイマ45のベル45aを打ち、予定の焙焼
時間が経過したことを報知する。このウエイト板
47は昇降台27の係合孔27fに係合されると
ともに切欠部47cがガイドピン28を跨ぐよう
に係合され、ウエイト板47の打撃子47bはベ
ル45aから位置ずれすることはない。
また、昇降台27の天板27aに形成した係合
孔27fにウエイト板47の一端部を挿通して切
欠部47cをガイドピン28に係合すればよいの
で、簡単に組立てることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、簡単な構造で焙焼の終了を報
知することができ、ウエイト板はベルに対する位
置が決まり、組立てが容易で、作業の手間が掛か
らず、部品代、人件費ともに安価となり、コスト
ダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す焙焼装置の斜
視図、第2図は同上一部の分解斜視図、第3図は
同上一部を切り欠いた一部の正面図、第4図は同
上一部を切り欠いた側面図、第5図は同上一部を
切り欠いた一部の平面図、第6図は同上昇降台お
よびウエイト板の斜視図である。 11……本体、13a……ヒータ、24……連
動スイツチ、27……昇降台、27f……係合
孔、29……昇降レバー、32……ばね、34…
…保持装置のフツクレバー、38……保持装置の
電磁石、45……タイマ、45a……ベル、47
……ウエイト板、47b……打撃子、47c……
切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にヒータおよびタイマを有する本体と、 この本体内に設けたガイドピンに上下動自在に
    支持されるとともにばねによつて上方に付勢され
    た昇降台と、 この昇降台に設けられ先端部が前記本体外に突
    出された昇降レバーと、 この昇降台の下降により閉成されるとともに上
    昇により開放され前記ヒータへの通電を制御する
    連動スイツチと、 前記昇降台を前記タイマの計時完了まで下降状
    態に保持するとともに前記タイマの計時完了に従
    つて前記昇降台の保持を解除する保持装置と、 前記昇降台の上方に配置されたベルと、 前記昇降台の上部に一端部が支持されるととも
    に他端部に前記ベルを打撃する打撃子を有するウ
    エイト板と を備え、 前記昇降台の天板に係合孔を形成し、前記ウエ
    イト板の前記係合孔に挿通される一端部に前記ガ
    イドピンに係合される切欠部を形成し、 前記昇降台の天板に形成した係合孔に前記ウエ
    イト板の一端部を挿通して切欠部を前記ガイドピ
    ンに係合したことを特徴とする焙焼装置。
JP12630783U 1983-08-15 1983-08-15 焙焼装置 Granted JPS6033112U (ja)

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JP12630783U JPS6033112U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 焙焼装置

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JP12630783U JPS6033112U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 焙焼装置

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Publication Number Publication Date
JPS6033112U JPS6033112U (ja) 1985-03-06
JPH033848Y2 true JPH033848Y2 (ja) 1991-01-31

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JP12630783U Granted JPS6033112U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 焙焼装置

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