JPH0636403Y2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0636403Y2
JPH0636403Y2 JP1988124913U JP12491388U JPH0636403Y2 JP H0636403 Y2 JPH0636403 Y2 JP H0636403Y2 JP 1988124913 U JP1988124913 U JP 1988124913U JP 12491388 U JP12491388 U JP 12491388U JP H0636403 Y2 JPH0636403 Y2 JP H0636403Y2
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cooking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調理室内に載置された被調理物の近傍の所定
位置に加熱手段を移動させ、該加熱手段により上記被調
理物を加熱調理し、調理終了後、上記加熱手段を上記調
理室内の待機位置に戻すようにした加熱調理器に関する
ものである。
〔従来技術〕
この種の加熱調理器の一例であるオーブントースターの
従来構造を第3図に示す。
上記オーブントースターを用いて例えばパンを焼く場
合、まず、前扉1を開放して、調理室2内に配備された
焼網3上にパン(不図示)を載置し、上記前扉1を閉鎖
する。引続き、前カバー4上に昇降自在に配備されたヒ
ータ移動ツマミ5を押し下げることにより、昇降軸6に
より支持された昇降ガイド7が、該昇降ガイド7と上記
ヒータ移動ツマミ5に接続された昇降レバー8を介して
下方へ移動される。上記昇降ガイド7には上部ヒータ9
(加熱手段)が取り付けられており、該上部ヒータ9は
昇降ガイド7と共に下方へ移動される。そして、上ヒー
タ9がパンの近傍の所定位置に達した時、上記昇降ガイ
ド7の下方に突設された係合ピン7aがストッパー10と係
合する(第4図(b)参照)。その結果、上記上部ヒー
タ9はパンの近傍の所定位置にて位置決め保持される。
そして、上記前カバー4上に設けられたタイマースイッ
チ20により上記パンの調理時間を適宜設定することによ
り、上記上部ヒータ9及び下部ヒータ11への通電が開始
され、上記パンに対する加熱調理が行われる。
上記パンが焼き上がった後前扉1を開放すると、上記焼
網3が上記前扉1側の前方へ移動される。これは、上記
前扉1と焼網3とが連結棒12により連結され、上記前扉
1の開放動作に伴って焼網3が連動するためである。
同時に、上記焼網3に突設されたピン3aと係合する解除
レバー13が軸14を中心として反時計方向へ回動駆動さ
れ、該解除レバー13の回動動作に伴って、上記ストッパ
ー10は連結アングル15を介して時計方向へ揺動駆動され
る。すると、上記ストッパー10と上記昇降ガイド7の係
合ピン7aとの係合が解除され(第4図(a)参照)、上
記昇降ガイド7は、ヒータ移動ツマミ5と共にスプリン
グ16の弾性付勢力により上方へ移動される。その結果、
上記昇降ガイド7に取り付けられている上記ヒータ9
は、調理室2内の上方の待機位置に戻される。
従って、調理者は、焼き上がったパンを上記上部ヒータ
9により火傷するくおとなく、容易に焼網3上から取り
上げることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記構成による従来のオーブントースターに
おいては、上部ヒータ9を被調理物の近傍の所定位置で
位置決め保持するために、焼網3のピン3a,ストッパー1
0,解除レバー13,軸14及び連結アングル15などの多数の
部品からなる保持機構が必要とされるため、構造が複雑
化すると共に、動作不良を起こし故障する可能性も高い
という問題点があった。
そこで、本考案の目的とするところは、極めて簡単な構
造にて加熱手段の一例である上部ヒータを所定位置で位
置決め保持することができ、故障が少なく信頼性の高い
加熱調理器を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、調理室内に載置された
被調理物の近傍の所定位置に付勢手段の付勢力に抗して
加熱手段を移動させ、該加熱手段により上記被調理物を
加熱調理し、調理終了後、上記加熱手段を上記付勢手段
の付勢力により上記調理室内の待機位置に戻すようにし
た加熱調理器において、上記加熱手段を上記被調理物の
近傍の所定位置で磁気的吸引力の作用により保持する磁
気的吸引手段と、予め設定された調理時間経過後に上記
磁気的吸引手段をオフし、上記加熱手段を上記付勢手段
の付勢力により待機位置へ復帰させるタイマー手段とを
設けた点にかかる加熱調理器である。
〔作用〕
調理室内に載置された被調理物の近傍の所定位置に加熱
手段を移動させると、該加熱手段は、磁気的吸引手段の
磁気的吸引力の作用により上記所定位置にて位置決め保
持される。そして、調理時間経過後は、タイマー手段の
作用により上記加熱手段は自動的に復帰する。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本考案を具体化した実施例に
つき説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここで、第1図は本考案の一実施例にかかるオーブント
ースターの構成を示すものであって、同図(a)は斜視
図,同図(b)は上記オーブントースターの側断面図,
同図(c)は同図(b)におけるA矢視部の部分斜視
図,同図(d)は上記オーブントースターに設けられた
上部ヒータの保持機構を示す要部側面図、第2図は上記
オーブントースターの制御回路図である。
また、第3図に示した前記従来のオーブントースターと
共通する要素には、同一の符号を使用して説明する。
この実施例にかかるオーブントースター(加熱調理器)
は、第1図(a),(b),(c)に示す如く、従来の
オーブントースターと基本的構造をほぼ同様とし、この
従来のオーブントースターとの相違点は、主として上部
ヒータ9(加熱手段)を焼網3上に載置される被調理物
(不図示)の近傍の所定位置で磁気的吸引力の作用によ
り位置決め保持する磁気的吸引手段17(同図(d)参
照)を設けたことである。
上記磁気的吸引手段17では、上部ヒータ9を有し、昇降
軸6により昇降自在に支持された昇降ガイド7の下部
に、金属製の吸引部7bが側方に向かって突設されてい
る。上記昇降軸6を支持するホルダー18上の上記吸引部
7bの下面と対向する位置には、電磁石19が取り付けられ
ている。上記昇降ガイド7上における吸引部7bの取付位
置は、上記昇降ガイド7により支持された上部ヒータ9
が焼網3上に載置される被調理物の近傍の所定位置に来
た時、上記吸引部7bの下面が電磁石19の上端の吸着部19
aに吸着され得るような位置である。
上記オーブントースターの制御回路を第2図に示す。
引続き、上記構成によるオーブントースターを用いて、
例えばパンを焼く場合の手順について説明する。
まず、前扉1を開放して焼網3上にパンを載置し、上記
前扉1を閉鎖する。すると、上記前扉1の裏面側に設け
られたスイッチSW4がオンし、該スイッチSW4の接点は導
通状態となる。引続き、ヒータ移動ツマミ5を下降させ
て上部ヒータ9を焼網3上のパンの近傍の所定位置まで
移動させると、昇降レバー8によりスイッチSW2がオン
され、上部ヒータ9,下部ヒータ11及びタイマー基板21
(タイマー手段)への通電が同時に開始される。
上記タイマー基板21に設けられたリレー22は、該タイマ
ー基板21に通電が開始されると同時にオンされ、予め設
定された所定の調理時間経過するまでの間その状態が保
持される。
すると、電磁石19が励磁され、該電磁石19の吸着部19a
に昇降ガイド7の吸引部7bが吸着される。そして、上記
上部ヒータ9は上記所定位置にて位置決め保持される。
同時に、上記ヒータ9及び下部ヒータ11への通電も開始
されることから、焼網3上のパンに対する加熱調理が開
始される。
設定時間が経過すると、タイマー基板21のリレー22がオ
フされ、上記電磁石19の励磁状態が解除される。する
と、該電磁石19の磁気的吸引力が消滅し、上記上部ヒー
タ9はスプリング16(付勢手段)の弾性付勢力により、
調理室2内の上方の待機位置に戻される。
上記電磁石19における磁気的吸引力が消滅し、昇降ガイ
ド7が上昇し始めると同時に昇降レバー8もスイッチSW
2から離間するため、該スイッチSW2はオフ状態となる。
その結果、上記上部ヒータ9及び下部ヒータ11への通電
が停止され、上記パンに対する加熱調理が終了する。
上記したようにしてパンに対する加熱調理が終了した
後、前扉1を開放すると、該前扉1の開放動作に伴って
焼網3が前方へ移動される。そのため、調理者は、上記
焼網3上のパンを火傷することなく容易に取り上げるこ
とができる。
尚、上記オーブントースターにおいて、設定時間が経過
する前にパンに対する加熱調理を中止する場合、前カバ
ー4上に設けられたスイッチSW3を押すとよい。上記ス
イッチSW3を押すことにより、電磁石19への通電が停止
され、上記ヒータ9が待機位置へ戻される。同時に、そ
のことにより上部ヒータ9及び下部ヒータ11への通電も
停止される。
また、加熱調理中に前扉1を開放すると、上記スイッチ
SW4がオフ状態となることにより、上記スイッチSW3を押
した場合と同様、電磁石19及び上部ヒータ9,下部ヒータ
11への通電が停止される。その結果、上部ヒータ9が待
機位置に戻されると共に、各ヒータがオフされる。
尚、上記オーブントースターにおいては、上記したよう
なスイッチSW4を省略して構成するようにしてもよい。
他方、上記上部ヒータ9を下降させずに加熱調理を行う
場合、ヒータ切替ボタン(強)23,ヒータ切替ボタン
(弱)24を操作することにより火加減を選択し、タイマ
ースイッチ20により上部ヒータ9及び/若しくは下部ヒ
ータ11への通電時間を設定する。このようにして加熱調
理を行うように構成されている。
この場合、ヒータ切替ボタン(強)23を操作することに
よりスイッチSW1がオンされ、ヒータ切替ボタン(弱)2
4を操作することにより上記スイッチSW1がオフされる。
上記したように、本実施例にかかるオーブントースター
においては、極めて簡単な構造にて上部ヒータ9を所定
位置で位置決め保持することができる。そのため、故障
する確率が低減され、信頼性が飛躍的に向上される。
更に本実施例にかかるオーブントースターにおいては、
上記したようにヒータ移動ツマミ5を操作するだけのワ
ンタッチ動作により被調理物を自動的に加熱調理するこ
とができるため、極めて便利である。
〔考案の効果〕
本考案は、上記したように、調理室内に載置された被調
理物の近傍の所定位置に付勢手段の付勢力に抗して加熱
手段を移動させ、該加熱手段により上記被調理物を加熱
調理し、調理終了後、上記加熱手段を上記付勢手段の付
勢力により上記調理室内の待機位置に戻すようにした加
熱調理器において、上記加熱手段を上記被調理物の近傍
の所定位置で磁気的吸引力の作用により保持する磁気的
吸引手段と、予め設定された調理時間経過後に上記磁気
的吸引手段をオフし、上記加熱手段を上記付勢手段の付
勢力により待機位置へ復帰させるタイマー手段とを設け
たことを特徴とする加熱調理器であるから、極めて簡単
な構造にて加熱手段を所定位置で位置決め保持して加熱
調理することができる。その結果、故障の確率が低減さ
れると共に信頼性が飛躍的に向上される。
更に加熱調理終了後は、従来装置のように前扉を開けず
ともいまだ高温状態にある加熱手段を自動的に待機位置
へ復帰させて即座に被調理物から遠ざけることができ、
被調理物を加熱し過ぎることなく閉鎖状態にある加熱調
理器内での雰囲気温度の低下を時間的に遅延させつつ被
調理物が早期に冷めるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるオーブントースター
の構成を示すものであって、同図(a)は斜視図,同図
(b)は上記オーブントースターの側断面図,同図
(c)は同図(b)におけるA矢視部の部分斜視図,同
図(d)は上記オーブントースターに設けられた上部ヒ
ータの保持機構を示す要部側面図、第2図は上記オーブ
ントースターの制御回路図、第3図は従来のオーブント
ースターの構造を示すものであって側板を取り除いた状
態での部分斜視図、第4図(a),(b)はそれぞれ上
記従来のオーブントースターの動作説明図である。 〔符号の説明〕 2……調理室 7……昇降ガイド 7b……吸引部 9……上部ヒータ(加熱手段) 16……スプリング(付勢手段) 17……磁気的吸引手段 19……電磁石 19a……吸着部、21……タイマー基板(タイマー手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理室内に載置された被調理物の近傍の所
    定位置に付勢手段の付勢力に抗して加熱手段を移動さ
    せ、該加熱手段により上記被調理物を加熱調理し、調理
    終了後、上記加熱手段を上記付勢手段の付勢力により上
    記調理室内の待機位置に戻すようにした加熱調理器にお
    いて、上記加熱手段を上記被調理物の近傍の所定位置で
    磁気的吸引力の作用により保持する磁気的吸引手段と、
    予め設定された調理時間経過後に上記磁気的吸引手段を
    オフし、上記加熱手段を上記付勢手段の付勢力により待
    機位置へ復帰させるタイマー手段とを設けたことを特徴
    とする加熱調理器。
JP1988124913U 1988-09-24 1988-09-24 加熱調理器 Expired - Fee Related JPH0636403Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56100239A (en) * 1980-01-14 1981-08-12 Tokyo Electric Co Ltd Roaster

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