JPH0252613A - トースター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はトースターに関し、より詳しくは、スライスさ
れたパン等を焼くもので、熱源として１組の電気抵抗を
用い、この電気抵抗の間に薄切りのパンを入れるように
しているトースターに関する。

〈従来技術〉 フレーム構造を備え、このフレーム構造の中に２つの石
英管に入れた２つの電気抵抗を設けたトースタが知られ
ている。上記電気抵抗は上記フレーム構造の大きいほう
の両側壁の内面に近接して設けられ、中央にスライス状
の食パンが入れられる受け器を形成している。この受け
器はパンと電気抵抗とが直接接触しないように格子によ
って境界が定められている。上記受け器の底には放出皿
が設けられている。この放出皿は外部レバーによって受
け器の下方へ移動させることができ、また下方の位置に
ロックし、サーモスタットや調節可能なプログラマ−の
働きによって自動的にロックを解除して、焼けたパンを
受け器の外に自動的に放出する。

〈発明が解決しようとする課題〉 上記トースターは、２つの大きい表面に同量の熱供給を
要求するようなスライス状のパック入りのパンや同様の
ものをトーストするために使用される限りは概して問題
はない。しかしながら、パック入りのパンの代わりに、
普通のパンつまりパン皮のついたパンを、通常は小さな
ものを半分の長さにカットして、「トースト片」を得る
ことが盛んに行なわれるようになっている。この場合、
半切りにしたパンをトースターに入れると、トースター
の熱源の一方にはパンの中身の方を、他方には適度に調
理されたパン皮の方を向けることになる。

しカル、このパン皮もパンの中身の方と同じ熱処理を受
ける。つまり、パンの中身の方が適度に焼かれるために
はパン皮は堅くなり過ぎてしまったり、時には焦げてし
まうのである。

このため、上記トースターはその使用が制限され、上記
の如きトースト片を得るためにはグリルを用いる必要が
ある。グリルは上記のタイプのトースターを使用するよ
りも時間かかかるが、よりうまく仕上げられるのである
。

〈課題を解決するための手段〉 本発明によるトースターはこの種の従来のようなトース
ターとしてら、また、受け器の側壁の一方のみに１つの
熱源を配置した「非対称型」トースターとしても用いる
ことのできるものであり、普通のパンをトーストする場
合でも、そのパンを切った側の方、つまりパン皮と反対
の而のみに熱を当ててトーストできるように設計したも
のであるこの目的のために、この発明のトースターは、
フレーム構造２つの格子によって保護される１対の抵抗
あるいは側面の抵抗セット、対応するレバーとタイマー
の存在に関して従来のトースターの構成を維持しつつ、
次の点に特徴を有する。まず、トースター回路の中で並
列に接続された２つの抵抗の各々には独立した接触器が
取り付けられ、これら２つの接触器は横方向に一列に配
置されて、横方向に移動できるウェッジに補助される。

上記ウェッジは外部のノブによって操作されろと、２つ
の接触器に同時に作用するか、あるいはそれら２つの接
触器の一方に作用する。上記外部のノブはトースターの
フレーム構造に形成された窓の中で移動し、そのノブの
とり得る位置は目につくよう正しく指示されている。

上記外部ノブ、より詳しくはこの外部ノブと一体の可動
ウェッジは、トースターの外部コントロールレバーと明
らかに関係しており、選ばれた位置にノブを移動させた
後、上記外部コントロールレバーを操作すると、一方ま
たは両方の抵抗を有する供給回路は閉じて、あるときは
従来のトースターのように作動して、スライスしたパン
の両側に熱を与え、またあるときは、一方の側だけに熱
を与えるのである。

上記トースターの変形例によれば、上記の電気機械的な
解決方法が電子的な解決方法に置き換えられる。この電
子的解決方法では、並列に接続された抵抗は、２個のプ
ッシュボタンによって作動する電子制御調節回路から、
２つの整流トランジスタを介して給電される。上記電子
制御調節回路を作動させる上記プッシュボタンのｌっは
、装置の作動状況を、１つの抵抗の作動から２つの抵抗
の作動へと変えるためのものであり、他の１つは、上記
電子＠路に接続されかつ調節され得るタイマーから独立
して、いつでもトースターの作動を停止させるためのも
のである。

〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。

本発明の実施例のトースターはフレーム構造ｌを備え、
このフレーム構造ｌには動作部に続く広い開口部２が形
成されている。上記動作部は２つの側部の反射スクリー
ン３によって囲まれ、そのすぐ内側には２つの電気抵抗
４，４°が設けられている。この電気抵抗４．４°は第
２図に示すように、螺旋型で石英管の中に入れられてい
るのが望ましい。上記抵抗は内側部に設けた各格子５に
よって遮蔽されている。この格子５は受け器６を形成し
、その底には古典的な放出面７か設けられてしする。

上記受け器６は１枚あるいはそれ以上のスライスしたパ
ン８を保持するようになっており、上記放出面７は外部
コントロールレバー９の働きによって引き下げられる。

この外部コントロールレバー９はＬ記放出皿７を引き下
げてロックするだけではなく、電気抵抗４を接続させる
。上記放出面７は、予定の焼き加減が達成されると、対
応する外部コントロールノブＩＯを備えたサーモスタッ
トあるいは調節器によって自動的にロックが解除される
。

この基本的構成の上で、本発明のトースターの特徴は、
第２図に示すように、並列に接続された上記電気抵抗４
，４゛がそれぞれの接触器１１．１１°を備え、これら
の接触器１１．１１°は上記電気抵抗を独立に作用させ
ることにある。

上記１対の接触器＋　１，１１°は、上記フレーム構造
１の内部に横方向に１列に並へて設けられ、可動ウェッ
ジ１２によって補助される。上記可動ウェッジ１２は、
上記接触器１１．１１’を作動、非作動させるために矢
印１３で示す垂直方向に移動可能なほか、上記接触器１
１．１１’の両方または一方のみに対向するために矢印
１４で示す水平方向に移動可能である。したがって、可
動ウェッジ１２の位置にしたがって、上記電気抵抗４４
′の両方または一方に給電される。

この目的のために、上記可動ウェッジ１２は、フレーム
構造ｌの上面に設けた窓１２の中を動く外部ノブ１５と
一体に形成されている。北記外部ノブ１５は、上記抵抗
の一方に給電する位置１７と、上記抵抗４，４°の両方
に給電する位置１８との２つの位置を選択できる。

この可動ウェッジ１２とノブ１５のアセンブリーはトー
スターの外部コントロールレバー９と連動している。し
たがって、上記ノブ１５を選択位置にセットした後、従
来のように上記コントロールレバー９を下に降ろして放
出面７をロックさせる際に、一方または両方の電気抵抗
が接続されるのである。

したがって、上記説明によれば、上記ノブ１５が位置１
８にセットされて上記可動ウェッジ１２が２つの接触器
１１．１１’に作用するときには、上記トースターは従
来のトースター同様に機能する。また、上記ノブ１５が
位置１７をとって上記可動ウェッジＩ２が上記接触器の
一方に作用するときは、上記トースターは「非対称」的
に作用して、！つの電気抵抗のみを作動させるのである
。

図に示した上記実施例ではコントロールノブＩ５に対し
て２つの位置しかないが、３つの位置を設けて、中央の
位置は両方の電気抵抗が作用するためのらの、一端の位
置は上記電気抵抗の一方が作用するためのもの、モして
他端の位置は上記電気抵抗の他方が作用するためのもの
とできろごとは明らかであり、本発明の本質に影響を及
ぼすものではない。

第２図の回路に示されたダイオードは、半分だけ導通さ
仕ろので、交流電流を半波整流するのみならず、実効電
圧を半分に低減する。それ故、強度も同じ比率・で減少
する。したがって、ネットワーク電圧が２２０ｖのとき
、ワイヤが自分自身を支持できるように、抵抗４に対し
てより太いワイヤを用いろことができる。

また、第４図に示すように、並列に接続される上記電気
抵抗４．４°は、電子制御調節回路１９から、それぞれ
の整流トランジスタ２０．２０’を介して制御してもよ
い。上記電子回路はトースト放出器のための古典的な電
気機械的なロックおよびロック解除装置を制御するもの
である。上記ロックおよびロック解除装置は通常は電磁
石２！によって構成され、この電磁石２１は、電気が上
記回路１９から流れたとき刺激されてかぎづめ２２を作
動させる。このかぎづめ２２はばね２３に抗して振動し
、トースト放出器をロックしたりロック解除したりする
。

上記制御調節回路Ｉ９には上記抵抗４．４°の一方また
は両方の作動時間を設定するために、対応する調節器を
備えたタイマー２４が取り付けられている。

さらに、上記制御調節回路１９はプッシュボタン２５を
備え、このプッシュボタン２５を介してトースターの作
動位置が、１つの抵抗から２つの抵抗へと、択一的に変
えられる。さらに、上記制御調節回路１９は停止すなわ
ち解除のプッシュボタン２６を備え、このプッシュボタ
ン２６が操作されると、タイマー２４によって設定され
た時間とは無関係に抵抗４．４゛への給電が停止する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明のトースターの一実施例の斜視図、第２
図は上記トースターの可動ウェッジを有する加熱回路を
示した図、第３図は上記トースターの概略断面図、第４
図は抵抗が電子的に制御される上記実施例の変形例を示
す図である。 ４．４゛・・・抵抗、５・・・格子、９・・・外部コン
トロールレ）＜−１１，１１’・・・接触器、１２・・
・可動ウェッジ、１９・・・電子制御調節回路、２５．
２６・・・プッシュボタン、２４・・・タイマー 特許出願人　オフィシーナ・デ・インヴエスティガシオ
ン・アグルパーダ・ソシェ ダッド・アノニマ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）格子をそれぞれ取り付けた１対の抵抗をフレーム
   構造の内部に設け、上記格子によってトーストするスラ
   イスを入れるための受け器を形成すると共に、上記受け
   器の底を放出皿によって形成し、上記放出皿を外部コン
   トロールレバーによって受け器の中を引き下げて受け器
   の底部にロックし、調節可能なタイマーによって上記ロ
   ックを解除して上記スライスを自動的に放出するように
   したトースターにおいて、 並列に接続され、ダイオードを介して給電される上記抵
   抗それぞれに独立した接触器を近接させて接続し、可動
   ウェッジは垂直方向に移動して上記接触器に作用する一
   方、水平方向に移動して上記接触器の一方または両方に
   選択的に作用するようになっており、また、上記可動ウ
   ェッジは上記外部コントロールレバーと連動させられて
   、上記外部コントロールレバーが引き下げられて上記放
   出皿のロック位置へと移動するときに上記可動ウェッジ
   が上記接触器に作用するようにしたことを特徴とするト
   ースター。
2. （２）上記可動ウェッジは、上記フレーム構造の上面に
   設けた窓に中を移動して少なくとも２つの指示された位
   置を取る外部ノブと一体に形成され、上記２つの位置の
   一方においては上記ウェッジは上記接触器の１つに対向
   し、他方の位置においては、上記可動ウェッジは上記接
   触器の両方に同時に対向することを特徴とする請求項１
   に記載のトースター。
3. （３）上記並列に接続された抵抗は、トースト放出器の
   ための電気機械的ロックおよびロック解除装置を次々に
   制御する電子制御調節回路から２つの整流トランジスタ
   を介して給電され、また、上記電子制御調節回路は、タ
   イマーと、上記抵抗の一方または両方のいずれかを作動
   させる選択装置としてのプッシュボタンと、上記タイマ
   ーとは独立して停止制御を行うプッシュボタンを備えた
   ことを特徴とする請求項１に記載のトースター。