JPH029289Y2 - - Google Patents
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- JPH029289Y2 JPH029289Y2 JP13189883U JP13189883U JPH029289Y2 JP H029289 Y2 JPH029289 Y2 JP H029289Y2 JP 13189883 U JP13189883 U JP 13189883U JP 13189883 U JP13189883 U JP 13189883U JP H029289 Y2 JPH029289 Y2 JP H029289Y2
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- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は電子タイマを持つオーブントースタ等
の焙焼装置に関する。
の焙焼装置に関する。
オーブントースタ等の焙焼装置では、所望の焼
き加減を得るためヒータへの通電時間を任意の長
さに設定するタイマが用いられる。このタイマと
しては、従来はゼンマイ等を用いた機械式のもの
がほとんどであつたが、最近は電子タイマも用い
られるようになつてきた。この電子タイマはコン
デンサに対する充電時間を利用したものであり、
一度焼き加減を設定した後は、焼き間隔(焙焼室
内温度)に応じてヒータへの通電時間を自動的に
制御して予め設定した焼き加減を常に得るような
制御機能を持つものである。
き加減を得るためヒータへの通電時間を任意の長
さに設定するタイマが用いられる。このタイマと
しては、従来はゼンマイ等を用いた機械式のもの
がほとんどであつたが、最近は電子タイマも用い
られるようになつてきた。この電子タイマはコン
デンサに対する充電時間を利用したものであり、
一度焼き加減を設定した後は、焼き間隔(焙焼室
内温度)に応じてヒータへの通電時間を自動的に
制御して予め設定した焼き加減を常に得るような
制御機能を持つものである。
このような電子タイマの動作指令は、機械式タ
イマのようなダイヤル式ではなく昇降レバーを押
し下げることによつて行つている。すなわち昇降
レバーを押し下げることにより内部に設けた連動
スイツチをオン動作させて電子タイマを動作させ
る。またこの連動スイツチのオン動作によりマグ
ネツトを励磁し、フツクレバーを吸着し、このフ
ツクレバーにて昇降レバーを押し下げたままの位
置に保存させる。そして予定時間が経過し電子タ
イマが計時完了するとヒータへの通電を断つとと
もに、前記マグネツトを消磁させ、昇降レバーの
保持を解除してこれを上昇復帰させている。この
ような構造ではマグネツトを固定すると、フツク
レバーの回動の平行度などが多少でも狂うと、フ
ツクレバーとマグネツトとの完全密度ができず、
またマグネツトを回動可能に支持するようにして
フツクレバーとマグネツトの吸着面との平行度を
保持するようにした場合、支持板の移動範囲を規
制する支持板にマグネツトが吸着されて固着され
る欠点を有している。
イマのようなダイヤル式ではなく昇降レバーを押
し下げることによつて行つている。すなわち昇降
レバーを押し下げることにより内部に設けた連動
スイツチをオン動作させて電子タイマを動作させ
る。またこの連動スイツチのオン動作によりマグ
ネツトを励磁し、フツクレバーを吸着し、このフ
ツクレバーにて昇降レバーを押し下げたままの位
置に保存させる。そして予定時間が経過し電子タ
イマが計時完了するとヒータへの通電を断つとと
もに、前記マグネツトを消磁させ、昇降レバーの
保持を解除してこれを上昇復帰させている。この
ような構造ではマグネツトを固定すると、フツク
レバーの回動の平行度などが多少でも狂うと、フ
ツクレバーとマグネツトとの完全密度ができず、
またマグネツトを回動可能に支持するようにして
フツクレバーとマグネツトの吸着面との平行度を
保持するようにした場合、支持板の移動範囲を規
制する支持板にマグネツトが吸着されて固着され
る欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、マグ
ネツトを簡単な構造で回動自在に支持でき、マグ
ネツトとこのマグネツトに急着されるフツクレバ
ーとの平行度が確実に保持できるようにした焙焼
装置を提供するものである。
ネツトを簡単な構造で回動自在に支持でき、マグ
ネツトとこのマグネツトに急着されるフツクレバ
ーとの平行度が確実に保持できるようにした焙焼
装置を提供するものである。
本考案はヒータへの通電時間を制御する電子タ
イマを動作させる連動スイツチと、昇降可能に設
けられ常時上方へのばね力を受けて下降動作によ
り前記連動スイツチをオン動作させる昇降台と、
前記連動スイツチのオン動作で励磁動作されるマ
グネツトと、回動可能に取着され前記マグネツト
の励磁により吸着され前記昇降台の下降状態を保
持するフツクレバーとを備え、前記マグネツトを
保持するマグネツトフレームの上部両側に係合溝
を形成した係合突起を突設し、このマグネツトフ
レームを取着する支持板の上縁部に前記係合突起
の係合溝を両側縁に係合する係合凹部を形成する
とともにこの係合凹部の上側開放部を閉塞する係
止板を折曲可能に設けてなり、マグネツトフレー
ムの係合突起に形成した係合溝を支持板の係合凹
部の両側に係合して係止板を折曲してマグネツト
フレームの係合突起が係合凹部が抜け外れること
なく回動可能に支持されるようにしたものであ
る。
イマを動作させる連動スイツチと、昇降可能に設
けられ常時上方へのばね力を受けて下降動作によ
り前記連動スイツチをオン動作させる昇降台と、
前記連動スイツチのオン動作で励磁動作されるマ
グネツトと、回動可能に取着され前記マグネツト
の励磁により吸着され前記昇降台の下降状態を保
持するフツクレバーとを備え、前記マグネツトを
保持するマグネツトフレームの上部両側に係合溝
を形成した係合突起を突設し、このマグネツトフ
レームを取着する支持板の上縁部に前記係合突起
の係合溝を両側縁に係合する係合凹部を形成する
とともにこの係合凹部の上側開放部を閉塞する係
止板を折曲可能に設けてなり、マグネツトフレー
ムの係合突起に形成した係合溝を支持板の係合凹
部の両側に係合して係止板を折曲してマグネツト
フレームの係合突起が係合凹部が抜け外れること
なく回動可能に支持されるようにしたものであ
る。
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は焙焼装置の一例であるオーブントース
タを示している。図において、11は本体ケース
で、その内部には前面扉12で覆われた焙焼室1
3が形成されている。この焙焼室13内には第3
図に示すように上下にヒータ13aが設置してあ
る。15は化粧パネルで、前面扉12に隣接する
操作部を覆つている。また16は前記焙焼室13
内のヒータへの供給電力を切換えるスイツチのつ
まみ、17は機械式タイマの操作ダイヤル、18
はランプカバー、19は後述する昇降レバー用の
操作つまみ、20は電子タイマ用ボリウムの設定
つまみで、これらは化粧パネル15上に図示のよ
うに配設される。なお21はコードリールで、本
体ケース11の側面に設けてある。
タを示している。図において、11は本体ケース
で、その内部には前面扉12で覆われた焙焼室1
3が形成されている。この焙焼室13内には第3
図に示すように上下にヒータ13aが設置してあ
る。15は化粧パネルで、前面扉12に隣接する
操作部を覆つている。また16は前記焙焼室13
内のヒータへの供給電力を切換えるスイツチのつ
まみ、17は機械式タイマの操作ダイヤル、18
はランプカバー、19は後述する昇降レバー用の
操作つまみ、20は電子タイマ用ボリウムの設定
つまみで、これらは化粧パネル15上に図示のよ
うに配設される。なお21はコードリールで、本
体ケース11の側面に設けてある。
上記化粧パネル15の裏側には、第2図で示す
ように略L形の取付板23が設けてあり、この取
付板23には後述する各種の器具が取付けられ
る。
ように略L形の取付板23が設けてあり、この取
付板23には後述する各種の器具が取付けられ
る。
以下これらの取付状態を第3図、第4図、第5
図とともに説明する。
図とともに説明する。
24は連動スイツチで、上記取付板23の水平
取付面23a上に、第4図で示すように設置され
る。この連動スイツチ24は、オン動作により図
示しない電子タイマを動作させるものである。み
たこの連動スイツチ24は前方(第4図の左方)
に延出する絶縁性作動片25を持つ。
取付面23a上に、第4図で示すように設置され
る。この連動スイツチ24は、オン動作により図
示しない電子タイマを動作させるものである。み
たこの連動スイツチ24は前方(第4図の左方)
に延出する絶縁性作動片25を持つ。
27は昇降台で、たて方向に設けられたガイド
ピン28により昇降可能に支持されており、下降
動作時、前記連動スイツチ24の作動片25と当
接してこれをオン動作するように配置される。2
9は昇降レバーで、その一端は昇降台27にリベ
ツトにて回動可能に取付けられる。また他端は取
付板23の垂直取付部23bに形成した開口30
および第1図で示した化粧パネル15の開口15
aを通つて外部に突出しており、その端部には前
記操作つまみ19が取付けられる。前記昇降台2
7の前面板部27aには、昇降レバー29の下方
への回動を所定角度(例えば昇降方向に対し90゜)
に係止させる溝状の係止部31を持つ。また前記
昇降台27の下面と水平取付部23aとの間には
ばね32を設けてあり、昇降台27に対し、常に
上方へのばね力を与えている。従つて昇降レバー
29の先端を下方に操作することにより昇降台2
7はばね32に抗して下降し、前記連動スイツチ
24をオン動作させる。
ピン28により昇降可能に支持されており、下降
動作時、前記連動スイツチ24の作動片25と当
接してこれをオン動作するように配置される。2
9は昇降レバーで、その一端は昇降台27にリベ
ツトにて回動可能に取付けられる。また他端は取
付板23の垂直取付部23bに形成した開口30
および第1図で示した化粧パネル15の開口15
aを通つて外部に突出しており、その端部には前
記操作つまみ19が取付けられる。前記昇降台2
7の前面板部27aには、昇降レバー29の下方
への回動を所定角度(例えば昇降方向に対し90゜)
に係止させる溝状の係止部31を持つ。また前記
昇降台27の下面と水平取付部23aとの間には
ばね32を設けてあり、昇降台27に対し、常に
上方へのばね力を与えている。従つて昇降レバー
29の先端を下方に操作することにより昇降台2
7はばね32に抗して下降し、前記連動スイツチ
24をオン動作させる。
34はフツクレバーで、板状のフツク部35
と、同じく板状を成す吸着部36とを有し、第5
図で示すようにフツク部35が昇降レバー29の
下方に位置するように、水平取付面23a上に設
けた支軸37にて回動可能に支持される。このフ
ツクレバー34は、支軸37を中心として前記吸
着部36側(第3図の右側)の方を重く設定して
おき、常時はフツク部35の切欠が上向き、すな
わち昇降レバー29を向い入れる方向となるよう
に偏倚させている。38はマグネツトで、第3図
および第5図で示すように、フツクレバー34の
吸着部36の上面と対向するように水平取付面2
3aの切起し支持板39に支持されている。この
マグネツト38は略L字状の導磁性マグネツトフ
レーム40に保持され、このフレーム40の上板
部41の後縁には係合突起42が形成され、この
係合突起42の両側には係合溝43が形成されて
いる。
と、同じく板状を成す吸着部36とを有し、第5
図で示すようにフツク部35が昇降レバー29の
下方に位置するように、水平取付面23a上に設
けた支軸37にて回動可能に支持される。このフ
ツクレバー34は、支軸37を中心として前記吸
着部36側(第3図の右側)の方を重く設定して
おき、常時はフツク部35の切欠が上向き、すな
わち昇降レバー29を向い入れる方向となるよう
に偏倚させている。38はマグネツトで、第3図
および第5図で示すように、フツクレバー34の
吸着部36の上面と対向するように水平取付面2
3aの切起し支持板39に支持されている。この
マグネツト38は略L字状の導磁性マグネツトフ
レーム40に保持され、このフレーム40の上板
部41の後縁には係合突起42が形成され、この
係合突起42の両側には係合溝43が形成されて
いる。
また前記支持板39の上縁部には前記係合突起
42の係合溝43を両側縁に係合する係合凹部4
4を上方に開放して形成し、この係合凹部44の
一側にこの係合凹部44の上側開放部を閉塞する
係止板45が折曲可能に設けられている。
42の係合溝43を両側縁に係合する係合凹部4
4を上方に開放して形成し、この係合凹部44の
一側にこの係合凹部44の上側開放部を閉塞する
係止板45が折曲可能に設けられている。
そして係合凹部44の両側縁にマグネツトフレ
ーム40の係合突起42に形成した係合溝43を
係合し、係止板45を折曲して係合凹部44の上
側開放部を閉塞し、係合突起42の抜け外れを防
止してマグネツトフレーム40を係合突起42と
係合凹部44との係合で回動可能に支持板39に
支持する。
ーム40の係合突起42に形成した係合溝43を
係合し、係止板45を折曲して係合凹部44の上
側開放部を閉塞し、係合突起42の抜け外れを防
止してマグネツトフレーム40を係合突起42と
係合凹部44との係合で回動可能に支持板39に
支持する。
また前記支持板39の一側にはマグネツトフレ
ーム40の側板部46の側縁46aが当接される
振れ止め突部47が突設されている。この突部4
7はマグネツト38に吸着される前記フツクレバ
ー34の吸着部36の吸着面積より小さい面積に
形成されている。なお実験ではマグネツト38に
吸着されるフツクレバー34の吸着部36の吸着
面積の2分の1以下が好ましい。そして前記マグ
ネツト38は前記連動スイツチ24のオン動作に
より励磁され、第3図で示すように、昇降レバー
29と係止状態にあるフツクレバー34の吸着部
36を吸着保持する。また電子タイマが予定時間
計時したことによる計時完了に伴いヒータととも
に電力の供給が断たれ消磁される。
ーム40の側板部46の側縁46aが当接される
振れ止め突部47が突設されている。この突部4
7はマグネツト38に吸着される前記フツクレバ
ー34の吸着部36の吸着面積より小さい面積に
形成されている。なお実験ではマグネツト38に
吸着されるフツクレバー34の吸着部36の吸着
面積の2分の1以下が好ましい。そして前記マグ
ネツト38は前記連動スイツチ24のオン動作に
より励磁され、第3図で示すように、昇降レバー
29と係止状態にあるフツクレバー34の吸着部
36を吸着保持する。また電子タイマが予定時間
計時したことによる計時完了に伴いヒータととも
に電力の供給が断たれ消磁される。
なお第2図において、48はボリユーム基板
で、電子タイマの動作時間設定用のボリユーム4
9および電子タイマ動作中点灯する表示ランプ5
0を取付けている。電子タイマは前述したよう
に、コンデンサへの充電時間を利用したものであ
るため、その時定数を変えて所望の動作時間を得
るためボリユーム49を用いている。そのボリユ
ーム49の作動子57は第1図で示した化粧パネ
ル15を介して外部に突出しており、その先端に
前記設定つまみ20が設けられる。
で、電子タイマの動作時間設定用のボリユーム4
9および電子タイマ動作中点灯する表示ランプ5
0を取付けている。電子タイマは前述したよう
に、コンデンサへの充電時間を利用したものであ
るため、その時定数を変えて所望の動作時間を得
るためボリユーム49を用いている。そのボリユ
ーム49の作動子57は第1図で示した化粧パネ
ル15を介して外部に突出しており、その先端に
前記設定つまみ20が設けられる。
51は機械式のタイマ、52は電力切換スイツ
チで、それぞれ第4図で示すように垂直取付面2
3bに取付けられており、第1図で示したダイヤ
ル17およびつまみ16と連結する。上記機械式
のタイマ51はその後部にベルを持つているが、
電子タイマの計時完了時にもこのベルを打つべく
前記昇降台27の上部にはウエイト板53を設け
ている。
チで、それぞれ第4図で示すように垂直取付面2
3bに取付けられており、第1図で示したダイヤ
ル17およびつまみ16と連結する。上記機械式
のタイマ51はその後部にベルを持つているが、
電子タイマの計時完了時にもこのベルを打つべく
前記昇降台27の上部にはウエイト板53を設け
ている。
なお電子タイマは第3図で示すように、プリン
ト基板54上に構成されており、本体ケース11
の下面に絶縁性の仕切板55を介して取付けられ
る。またその外側はカバー部材56にて覆れてい
る。前記プリント基板54からのリード線は仕切
板55上に一体形成されたリード線案内部58を
通して本体ケース11内に導入され、前述した各
部品と接続される。
ト基板54上に構成されており、本体ケース11
の下面に絶縁性の仕切板55を介して取付けられ
る。またその外側はカバー部材56にて覆れてい
る。前記プリント基板54からのリード線は仕切
板55上に一体形成されたリード線案内部58を
通して本体ケース11内に導入され、前述した各
部品と接続される。
次に実施例の作用について説明する。
上記構成において、電子タイマにより調理を行
う場合は、先ず第1図で示した設定つまみ20を
操作して焼き時間を所望の値に設定した後、操作
つまみ19を押し下げ、昇降レバー29の先端に
下向きの力を与える。昇降レバー29は昇降台2
7の係止部31により、下向き方向に対し所定の
角度(昇降方向に対し90゜)に係止されているの
で、この下向きの力は昇降台27に伝わり、まね
32の上向き力に抗して昇降台27を下降させ
る。この昇降台27の下降により連動スイツチ2
4がオン動作し、電子タイマを動作させるととも
に、焙焼室13内に設けたヒータに通電し、さら
にマグネツト38にも通電してこれを励磁させ
る。
う場合は、先ず第1図で示した設定つまみ20を
操作して焼き時間を所望の値に設定した後、操作
つまみ19を押し下げ、昇降レバー29の先端に
下向きの力を与える。昇降レバー29は昇降台2
7の係止部31により、下向き方向に対し所定の
角度(昇降方向に対し90゜)に係止されているの
で、この下向きの力は昇降台27に伝わり、まね
32の上向き力に抗して昇降台27を下降させ
る。この昇降台27の下降により連動スイツチ2
4がオン動作し、電子タイマを動作させるととも
に、焙焼室13内に設けたヒータに通電し、さら
にマグネツト38にも通電してこれを励磁させ
る。
また昇降台27の下降前、フツクレバー34は
前述した重量配分により、フツク部35が昇降レ
バー29を受け入れるように偏倚していたが、昇
降レバー29の下降に伴い、これを受け入れて支
軸37を中心に第3図の左廻りに回動する。この
ためフツク部34は図示のように昇降レバー29
と係合し、かつ吸着部36は励磁されたマグネツ
ト38により吸着保持される。このため昇降レバ
ー29および昇降台27の上昇は係止され、ヒー
タ13aおよびマグネツト38への電力供給は継
続され電子タイマは計時を続ける。
前述した重量配分により、フツク部35が昇降レ
バー29を受け入れるように偏倚していたが、昇
降レバー29の下降に伴い、これを受け入れて支
軸37を中心に第3図の左廻りに回動する。この
ためフツク部34は図示のように昇降レバー29
と係合し、かつ吸着部36は励磁されたマグネツ
ト38により吸着保持される。このため昇降レバ
ー29および昇降台27の上昇は係止され、ヒー
タ13aおよびマグネツト38への電力供給は継
続され電子タイマは計時を続ける。
予定時間が経過し、電子タイマが計時完了する
と、ヒータおよびマグネツト38への給電が断た
れ、マグネツト38は消磁される。このためフツ
クレバー34は支軸37を中心に第3図の右廻り
に回動し、昇降レバー29に対する係止を解除す
る。この動作により昇降レバー29および昇降台
27は、ばね32による上向きの力により上昇す
る。そして上昇端位置にて昇降台27に取付けた
ウエイト板53が機械式タイマ51のベルを打
ち、予定の焼き時間が経過したことを知らせる。
と、ヒータおよびマグネツト38への給電が断た
れ、マグネツト38は消磁される。このためフツ
クレバー34は支軸37を中心に第3図の右廻り
に回動し、昇降レバー29に対する係止を解除す
る。この動作により昇降レバー29および昇降台
27は、ばね32による上向きの力により上昇す
る。そして上昇端位置にて昇降台27に取付けた
ウエイト板53が機械式タイマ51のベルを打
ち、予定の焼き時間が経過したことを知らせる。
またマグネツト38の励磁によつてフツクレバ
ー34の吸着部36が吸着されるとき、マグネツ
トフレーム40は係合突起42と係合凹部44と
の係合で回動自在に支持されているためフツクレ
バー34の回動による平行度が保持され、フツク
レバー34の吸着部36とマグネツト38の吸着
面とが密着され、フツクレバー34の吸着が確実
に保持される。
ー34の吸着部36が吸着されるとき、マグネツ
トフレーム40は係合突起42と係合凹部44と
の係合で回動自在に支持されているためフツクレ
バー34の回動による平行度が保持され、フツク
レバー34の吸着部36とマグネツト38の吸着
面とが密着され、フツクレバー34の吸着が確実
に保持される。
さらにマグネツトフレーム40の側板部46の
側縁46aが当接させる支持板39の突部47は
接触面積が少く吸着力が弱くマグネツト38が励
磁されてもマグネツトフレーム40が支持板39
に吸着固定されることなく、フツクレバー34の
吸着部36とマグネツト38との吸着面との平行
度が保持される。
側縁46aが当接させる支持板39の突部47は
接触面積が少く吸着力が弱くマグネツト38が励
磁されてもマグネツトフレーム40が支持板39
に吸着固定されることなく、フツクレバー34の
吸着部36とマグネツト38との吸着面との平行
度が保持される。
本考案によれば、マグネツトを保持するマグネ
ツトフレームに両側に係合溝を形成した係合突起
を突設し、この係合突起の係合溝を支持板の係合
凹部の両側縁に係合して係止板を折曲して係合突
起を保持したので、マグネツトを簡単な構造で、
かつ容易に支持でき、しかもマグネツトは回動可
能に支持され、フツクレバーの吸着部とマグネツ
トの吸着面との平行度を保持でき、フツクレバー
の吸着部はマグネツトに密着吸着され、フツクレ
バーが誤動作することなく、焙焼時間が確実に保
持されるものである。
ツトフレームに両側に係合溝を形成した係合突起
を突設し、この係合突起の係合溝を支持板の係合
凹部の両側縁に係合して係止板を折曲して係合突
起を保持したので、マグネツトを簡単な構造で、
かつ容易に支持でき、しかもマグネツトは回動可
能に支持され、フツクレバーの吸着部とマグネツ
トの吸着面との平行度を保持でき、フツクレバー
の吸着部はマグネツトに密着吸着され、フツクレ
バーが誤動作することなく、焙焼時間が確実に保
持されるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す焙焼装置の斜
視図、第2図は同上一部の分解斜視図、第3図は
同上一部を切欠いた正面図、第4図は同上一部を
切欠いた側面図、第5図は同上一部を切欠いた平
面図、第6図は同上マグネツトの分解斜視図であ
る。 13a……ヒータ、24……連動スイツチ、2
7……昇降台、32……ばね、34……フツクレ
バー、36……フツクレバー34の吸着部、38
……マグネツト、39……支持板、40……マグ
ネツトフレーム、42……係合突起、43……係
合溝、44……係合凹部、45……係止板、47
……突部。
視図、第2図は同上一部の分解斜視図、第3図は
同上一部を切欠いた正面図、第4図は同上一部を
切欠いた側面図、第5図は同上一部を切欠いた平
面図、第6図は同上マグネツトの分解斜視図であ
る。 13a……ヒータ、24……連動スイツチ、2
7……昇降台、32……ばね、34……フツクレ
バー、36……フツクレバー34の吸着部、38
……マグネツト、39……支持板、40……マグ
ネツトフレーム、42……係合突起、43……係
合溝、44……係合凹部、45……係止板、47
……突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータへの通電時間を制御する電子タイマを
動作させる連動スイツチと、昇降可能に設けら
れ常時上方へのばね力を受けて下降動作により
前記連動スイツチをオン動作させる昇降台と、
前記連動スイツチのオン動作で励磁動作される
マグネツトと、回動可能に取着され前記マグネ
ツトの励磁により吸着され前記昇降台の下降状
態を保持するフツクレバーとを備え、前記マグ
ネツトを保持するマグネツトフレームの上部に
両側に係合溝を形成した係合突起を突設し、こ
のマグネツトフレームを取着する支持板の上縁
部に前記係合突起の係合溝を両側縁に係合する
係合凹部を形成するとともにこの係合凹部の上
側開放部を閉塞する係止板を折曲可能に設けた
ことを特徴とする焙焼装置。 (2) 支持板のマグネツトフレームの側縁が当接さ
れる側部はマグネツトに吸着されるフツクレバ
ーの吸着面積より小さい面積の突部に形成した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の焙焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13189883U JPS6039808U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 焙焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13189883U JPS6039808U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 焙焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6039808U JPS6039808U (ja) | 1985-03-20 |
JPH029289Y2 true JPH029289Y2 (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=30298043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13189883U Granted JPS6039808U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 焙焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039808U (ja) |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP13189883U patent/JPS6039808U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6039808U (ja) | 1985-03-20 |
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