JPS63318037A - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JPS63318037A
JPS63318037A JP4683788A JP4683788A JPS63318037A JP S63318037 A JPS63318037 A JP S63318037A JP 4683788 A JP4683788 A JP 4683788A JP 4683788 A JP4683788 A JP 4683788A JP S63318037 A JPS63318037 A JP S63318037A
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timer
solenoid
operating
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driven plate
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Takeo Mochizuki
望月 武夫
Yoshiyasu Takashiba
高芝 誉康
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばオーブントースタ等の調理器に用いら
れるタイマ装置に関する。
〔従来の技術〕
オーブントースタには、調理品に応じてヒータへの通電
時間を定める機械式タイマが組み込まれている。従来の
機械式タイマは、タイマ摘みに連なる操作軸を巻き戻し
方向に付勢するぜんまい、上記操作軸と連動するがんぎ
車、およびこのがんぎ車に係脱可能に係合するテンプ等
を備えており、上記タイマ摘みを把持して操作軸を回動
させると、この回動量に対応した分だけ、ぜんまいが巻
き上げられてタイマ動作時間が設定されるようになって
いる。そして、この巻き上げに連動してテンプが作動す
ると、操作軸がぜんまいの復帰力により巻き戻し方向に
回動され、タイマ動作が開始される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の機械式タイマは、ぜんまいの復帰力に
より作動されるために、その動作スピードが全動作時間
に亙って一定であり、タイマ時間を示す目盛が操作軸の
回動力向に等間隔に付されていた。
このため、タイマの全動作時間が長くなる程、1目盛の
間隔が狭くなり、その分、目盛が細かくなり過ぎてタイ
マ動作時間をセットし難くなるとともに、セット誤差も
大きくなり、加熱調理時間が過剰となったり不足すると
いった問題がある。
そうかといって1目盛の間隔を大きくすると、スペース
的な問題から目盛の数、ひいては全動作時間が短くなっ
てしまい、加熱調理時間に大幅な制約が生じる。
また、近年、この種の機械式タイマに代わって、マイク
ロコンピュータを利用したタイマが開発されている。
しかしながら、このタイマはLED等を利用してデジタ
ル表示を行なうために、上記LEDをカウントするため
の周辺回路にコストがかかり、タイマ自体が高価なもの
となる不具合がある。しかも、これまでのタイマ摘みを
目盛に合わせるアナログ表示に比べてタイマ時間のセッ
トに手間を要し、使い難いといった問題もある。
したがって、本発明は、使用頻度の高い時間帯でのタイ
マ時間のセットを精度良く容易に行なえ、しかも、タイ
マ動作時にソレノイドに加わる負荷が小さくて済み、大
きな吸引駆動力を必要としないタイマ装置の提供を目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、上記目的を達成するタイマ装置は、回動操作さ
れる操作軸と、この操作軸の回動方向に間隔を存して設
けられた時間表示をなす目盛と、上記操作軸をタイマ巻
き上げ方向に回動させた際に閉じられる制御スイッチと
、この制御スイッチの閉じ動作に連動して励磁されるソ
レノイドおよびこのソレノイドの吸引動作により回動さ
れる回動レバーを備え、この回動レバーの回動により上
記操作軸をタイマ巻き上げ方向とは逆方向に回動させて
タイマ動作を行なう駆動手段と、この駆動手段のソレノ
イドを断続的に励磁させるとともに、この励磁間隔を上
記操作軸の回動角度に応じて段階的に変化させる複数の
モードを有し、上記ソレノイドによる回動レバーの駆動
スピードを制御するための制御手段と、上記操作軸がタ
イマ切位置にあり、その回動が停止されている状態にお
いて、上記制御手段に予め設定されている一定のタイマ
時間にもとづいてタイマ動作を行なうための操作レバー
と、上記操作軸に連動して回動操作されるとともに、上
記操作レバーをタイマ動作方向に操作した際にも、この
操作レバーに連動して回動操作されて、上記制御スイッ
チを開閉するカム従動プレートとを具備し、 このカム従動プレートが制御スイッチを閉じる位置に回
動された際に、上記回動レバーをソレノイドにより吸引
して上記カム従動プレートに係止させ、このカム従動プ
レートを介して制御スイッチを閉じ状態に保持してなる
ことを特徴としている。
〔作用〕
この構成によれば、操作軸をタイマの使用頻度が高い時
間帯にセットした場合に、この操作軸の駆動スピードが
速くなるように駆動手段を制御すれば、その分、上記時
間帯での目盛間隔を他の時間帯の目盛間隔よりも部分的
に広く設定することができる。このため、使用頻度が高
い時間帯でのタイマ時間のセット作業を、精度良く容易
に行なうことができる。
また、操作軸又は操作レバーのいずれを用いてタイマ時
間をセットした場合においても、これら操作軸又は操作
レバーに連動してカム従動プレートが回動し、制御スイ
ッチを閉じるとともに、この後、制御スイッチを介して
ソレノイドが励磁されて回動レバーの吸引動作を開始す
るので、上記カム従動プレートはソレノイドの励磁に先
立って回動を完了していることになる。したがって、ソ
レノイドは単に回動レバーのみを吸引すれば良いから、
タイマ動作時にソレノイドに加わる負荷が少なくなり、
その分、大きな吸引駆動力を必要としない。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を、オーブントースタに適用した
図面にもとづいて説明する。
第9図中筒号1はオーブントースタの外郭を構成するケ
ースであり、このケース1の前面パネル2には開閉扉3
が回動可能に取付けられている。
ケース1内には開閉扉3にて開閉される調理室5が形成
されており、この調理室5には加熱調理用のヒータ6が
設けられている。このヒータ6はプラグ1aを介して商
用交流電源7に接続されている。
ケース1内には調理室5と区画されたタイマ収容室8が
形成されており、このタイマ収容室8内にヒータ6への
通電時間を制御するタイマ装置9が設けられている。こ
のタイマ装置9は第1図および第2図に示すように、略
箱形をなすフレーム10を有している。フレーム10の
前面J−Oaにはブラケット11が取付けられており、
このブラケット11が前面パネル2の裏面にねじ止めさ
れている。
フレーム10の上部には操作軸12が回動可能に枢支さ
れている。この操作軸10の一端は前面パネル2を貫通
して外方に導出されているとともに、この導出端にはタ
イマ摘み4が取付けられており、上記操作軸12はこの
タイマ摘み4と共にタイマ巻き上げ方向ならびに巻き戻
し方向に人為的に回動操作される。そして、操作軸12
をタイマ巻き上げ方向に回動させると、これに連動して
図示しないぜんまいが巻き上げられ、このぜんまいの復
帰力により、操作軸12がタイマ巻き戻し方向(第6図
中矢印A方向)に回動付勢されるようになっている。
また、操作軸I2にはこれと一体に回転する大歯車13
が取付けられている。大歯車13はフレーム10に軸支
した小歯車14と噛合っており、この小歯車14の一端
面にがんぎ車15が同軸状に固定されているとともに、
このがんぎ車15の下方にはテンプ16が配置されてい
る。テンプ16はフレーム10に枢軸17を介して回動
可能に枢支されており、このテンプ16にはがんぎ車1
5の歯部18に対し、その周方向に離間した三箇所で係
脱可能に係合する一対の係合爪部19a 、 19bが
設けられている。
フレーム10の後面10bの下部には、ブラケット20
を介してテンプ16を回動させるソレノイド21が取付
けられている。ソレノイド21は商用交流電源7からの
交流電流を直流に変換するとともに、その電圧を調整す
るソレノイド用安定化電源23に接続されており、この
電源23からの通電によって鉄心24が励磁されるよう
になっている。また、ブラケット20には鉄心24と離
間対向して金属製の回動レバー25の一端が揺動可能に
係止されている。回動レバー25の他端はフレーム1o
の後面10bに設けた貫通孔26を貫通してテンプ16
側に延びており、この他端に設けた係止部27がテンプ
1Bの係止腕部31に引掛かっている。そして、回動レ
バー25は引張りコイルばね28によって常時鉄心24
から離間する方向に付勢されており、この付勢により回
動レバー25の係止部27が押し上げられ、テンプ16
が第6図中矢印Bで示すように、反時計回り方向に回動
付勢されている。このため、テンプ16の係合爪部19
a 、 19bのうち、がんぎ車15の回転方向後方側
に位置する一方の係止爪部19aが歯部18に係止され
、ぜんまいの復帰力によるがんぎ車15の回転を阻止し
ている。
また、鉄心24の励磁に伴って回動レバー25が吸着さ
れると、第7図に示すように回動レバー25の係止部2
7が引き下げられて、テンプ16か第7図中矢印Cで示
すように時計回り方向に回動される。
すると、がんぎ車15に係止していた一方の係止爪部1
9aが、このがんぎ車15から離脱し、がんぎ車15の
回転規制が解除されるが、逆に他方の係止爪部+9bが
がんぎ車15の歯部18間に入り込む。このため、上記
回転規制の解除によってがんぎ車15が一定角度回転す
ると、他の歯部18が係止爪部1.9 bに係止し、再
びがんぎ車15の回転を阻止するようになっている。
すなわち、がんぎ車15はテンプ16が一回回動する毎
に、歯部18の1ピッチ分だけ回動するものであり、こ
の回動が小歯車14および大歯車13を介して操作軸1
2に伝わるから、操作軸12はソレノイド21の励磁に
対応して間欠的に回転駆動される。したがって、本実施
例では、がんぎ車15、テンプ16゜回動レバー25お
よびソレノイド21が、操作軸12を回動させてタイマ
動作を行なわせる駆動手段29を構成している。
なお、ケース1の前面パネル2には、タイマ摘み4の周
囲に位置して、通電(調理)時間を表示する目盛30が
1分刻みに30分まで付されており、この目盛30にタ
イマ摘み4の指標突起4aを合せることで、タイマ時間
のセットがなされる。
一方、フレーム10の後面10bには、タイマ摘み4を
タイマ切位置からタイマ巻き上げ方向に回動させた際に
、ヒータ6への通電をなすとともに、ソレノイド安定化
電源23を介して駆動手段29を動作させる制御スイッ
チ40が設けられている。制御スイッチ40は常開形の
マイクロスイッチであり、その押しボタン41が操作軸
12の回動に連動して開閉される。
この連動構造について説明を加えると、操作軸12のタ
イマ摘み4とは反対側の端部外周部には、円板状をなし
た制御カム42が固定されており、この制御カム42の
下方にはカム従動プレート43が設けられている。カム
従動プレート43は第2図に示すように、フレーム10
の後面Jobに枢軸44を介して回動可能に枢支されて
おり、このカム従動プレート43のピン45が制御カム
42のカム面42aに接している。また、カム従動プレ
ート43の枢支部とは反対側の端部には、抑圧舌片46
が形成されており、この抑圧舌片46の下面に制御スイ
ッチ40の押しボタン41が接している。押しボタン4
1は常時上向きに突出されて、カム従動プレート43を
枢軸44を支点として上向きに回動付勢しており、この
ことによりカム従動プレート43のピン45がカム面4
2aに押付けられている。
したがって、タイマ摘み4を介して操作軸12が巻き上
げ方向に回動されると、カム面42aの形状に応じてカ
ム従動プレート43が下向きに回動され、制御スイッチ
40が閉じられるとともに、こめ制御スイッチ40を介
してヒータ6およびソレノイド21に通電されるように
なっている。
ところで、このようなタイマ装置9は、第8図に示すよ
うにソレノイド21への通電を制御するマイクロコンピ
ュータ35を備えている。マイクロコンピュータ35は
、商用交流電源7からの交流電流を直流に変換するとと
もに、その電圧を塘整するマイコン安定化電源36にて
駆動されるようになっており、本実施例の場合、タイマ
摘み4をタイマ切位置から15分の間の短時間帯に合せ
た際には、30秒に1回、またタイマ摘み4を15分か
ら30分までの長時間帯に合せた際には、1分間に1回
の割合で動作パルスをソレノイド21に送出するプログ
ラムが組まれている。
このため、タイマ摘み4を短時間帯に□合せると、ソレ
ノイド21への通電間隔、つまり、ある通電時間から次
の通電時間までの非通電間隔が30秒となるとともに、
逆に長時間帯に合せると、非通電間隔が1分となり、こ
のような二種類の駆動モードにてソレノイド21への通
電が制御されて、このソレノイド21が断続的に励磁さ
れる。
なお、第8図中筒号37は、マイクロコンピュータ35
に対し時間の基準となるパルスを発振する発振回路、3
8はタイマ動作の完了を報知するブザーを示す。
また、操作軸12上には上記制御カム42に□隣接して
、円板状をなした一対のモード判別カム47.4’8が
固定されている。これらモード判別カム47.48の上
方には、上記マイクロコンピュータ35の駆動モードを
切換える常開形の拡大スイッチ49およびノーマルスイ
ッチ50が設けられている。これら各スイッチ49.5
0の操作子49a 、 50aは、モード判別カム47
.48のカム面47a 、 48aに接しており、上記
タイマ摘み4を介して操作軸12を巻き上げ方向に回動
させると、カム面47a 、 48aの形状に応じて操
作子49a 、 50aが押し上げられ、夫々のスイッ
チ49.50が個別に閉じられるようになっている。す
なわち、本実施例の場合、タイマ摘み4の指標突起4a
がタイマ切位置にある場合には、両方のスイッチ49.
50は共に開いており、このうち拡大スイッチ49は指
標突起4aを1分から15分までの短時間帯にセットし
た際に閉じるとともに、ノーマルスイッチ50は指標突
起4aを15分から30分までの長時間帯にセットした
際に閉じるようになっている。
したがって、これらスイッチ49.50により操作軸1
2の回動角度、つまりセットしたタイマ時間が検出され
、マイクロコンピュータ35の駆動モードかソレノイド
21に30秒秒間下動作パルスを送出−15= する第1のモード、又は1分間隔で動作パルスを送出す
る第2の駆動モードのいずれかに切換わるようになって
いる。
それとともに、このようにタイマ時間を短時間帯にセッ
トした場合には、マイクロコンピュータ35からは30
秒に1回の割合で動作パルスが送出され、長時間帯にセ
ットした場合に比べてソレノイド21による回動レバー
25の駆動スピードが2倍となることから、第5図に示
すように短時間帯を表示する目盛30の間隔L工が、長
時間帯の目盛30の間隔L2の2倍に拡大されている。
さらに、フレーム10の前面10aには、マイクロコン
ピュータ35や各種の電気回路部品(図示せず)を支持
する電気絶縁材からなる配線基板51が取付けられてい
る。この配線基板51の前面にはパン焼き専用のブツシ
ュ式の操作レバー52が設けられている。操作レバー5
2の先端はフレーム10の後面10bを貫通してソレノ
イド21側に導出されており、この導出端にはカム面5
3が形成されている。カム面53はカム従動プレー1・
43から下向きに延びるア一ム部54に接しているとと
もに、上記ソレノイド21が励磁されていない状態にお
いては、回動レバー25の他端側に形成した爪部25a
の下方に位置しており、このため、操作レバー52をリ
ターンスプリング55の付勢力に抗して押し込むと、上
記カム面53の形状に応じてアーム部54が押し下られ
、上記操作軸12を巻き上げ方向に回動させた時と同様
に、カム従動プレー1・43が下向きに回動されて、制
御スイッチ40が閉じるようになっている。そして、こ
の制御スイッチ4oが閉じた場合には、上述したように
ヒータ6およびソレノイド21に通電されるから、回動
レバー25が下向きに吸引されて、その爪部25aがア
ーム部54に引掛がり、カム従動プレート43を上記回
動姿勢に保持するようになっている。このため、制御ス
イッチ4oの押しボタン41は押圧舌片46によって押
し込まれたままとなり、制御スイッチ40は閉じ状態に
維持される。
しかも、操作レバー52を操作した場合には、タイマ摘
み4を操作しなくとも、マイクロコンピュータ35に予
め設定されているパン焼き専用のタイマ時間にもとづい
て、タイマ動作が開始されるようになっている。
さらに、配線基板51の前面には、パン焼きを解除する
ためのキャンセルスイッチ56、焼色調整用のスライド
スイッチ57およびタイマ摘み4を巻き上げるか、ある
いは操作レバー52を操作した際に点灯する表示ランプ
58が設けられており、これら各スイッチ52.513
.57および表示ランプ58は、タイマ摘み4と共に前
面パネル2上に露出されている。
なお、この前面パネル2には、ヒータ6のワット数を「
強」 「中」 「弱」の三段階に切換える切換えスイッ
チ59が設けられている。
このような構成によれば、タイマ摘み4の指標突起4a
のセット位置に応じて、マイクロコンピュータ35から
ソレノイド21に対して30秒秒間下は1分間隔で動作
パルスが送出されるから、このソレノイド21が断続的
に励磁し、回動レバー25を介してテンプJ6を回動さ
せる。すると、テンプ16か一回回動する毎に、がんぎ
車15がぜんまいの復帰力によって歯部18の1ピッチ
分だけ回動し、タイマ動作が開始される。
そして、指標突起4aがタイマ切位置にまで回動するこ
とによってタイマ動作が完了すると、拡大スイッチ49
、ノーマルスイッチ50および制御スイッチ40が開い
て、ヒータ6およびソレノイド21への通電が遮断され
、調理が完了するとともに、この完了はブザー38が鳴
ることにより報知される。
ところで、タイマ時間を短時間帯にセットした際には、
長時間帯にセットした際の半分の時間間隔でソレノイド
21が励磁され、操作軸12の駆動スピードが15分を
境として2倍となるから、その分、短時間帯の目盛30
の間隔L1を拡大することができる。このため、タイマ
の全動作時間が30分と比較的長くて、目盛30の数が
多いにも拘らず、使用頻度の高い短時間帯でのタイマ時
間のセットを、精度良くしかも容易に行なうことができ
る。
しかも、タイマ摘み4の指標突起4aを所望の目盛30
にセットするといった操作で、タイマ時間がアナログ的
に表示されるから、そのセット作業も−19= これまでの機械式タイマと同様に行なうことができる。
このため、面倒なセット作業は一切不要であり、使い勝
手に優れるといった利点がある。
それとともに、上記構成の場合、タイマ摘み4又は操作
レバー52のいずれを用いてタイマ時間をセットした場
合でも、これらタイマ摘み4又は操作レバー52に連動
してカム従動プレート43が下向きに回動し、制御スイ
ッチ40を閉じるとともに、この後、制御スイッチ40
を介してソレノイド21が励磁されて、回動レバー25
の吸引動作を開始するので、上記カム従動プレート43
はソレノイド21の励磁に先立って回動を完了し、押し
ボタン41を押し込んでいることになる。このため、タ
イマ時間のセット時においては、ソレノイド21は回動
レバー25のみを吸引すれば良いことになり、この回動
レバー25によってカム従動プレート43の回動位置を
保持するようにしたにも拘らず、ソレノイド21に加わ
る負荷が少なくて済む。よって、ソレノイド21は吸引
駆動力の小さなものを用いれば良く、ソレノイド21ひ
いては駆動手段29を小形化する上で好都合となる。
なお、上述した実施例では、操作軸の駆動スピードを二
つの駆動モードで二段階的に変化させるようにしたが、
例えばタイマの全動作時間がより長い場合には、三つあ
るいはそれ以上のモードにて操作軸を駆動するようにし
ても良い。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、使用頻度の高い時間帯に
合わせて操作軸の駆動スピードを速く設定できるから、
この時間帯の目盛間隔を他の時間帯よりも拡大すること
ができ、使用頻度の高い時間帯でのタイマ時間のセット
を、精度良く容易に行なうことができる。
それとともに、操作軸および操作レバーのいずれを用い
てタイマ時間をセットした場合においても、ソレノイド
は回動レバーのみを吸引すれば良いから、タイマ動作時
にソレノイドに加わる負荷が少なくて済む。このため、
ソレノイドは吸引駆動力の小さなものを用いれば良いこ
とになり、その分、ソレノイドひいては駆動手段を小形
化する上で好都合となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はタイマ装置の
断面図、第2図は第1図中■線方向から見た矢視図、第
3図はタイマ装置の操作部分の正面図、第4図はタイマ
装置をオーブントースタに組み込んだ部分の断面図、第
5図はタイマ摘みと目盛との関係を示す正面図、第6図
および第7図は駆動機構の作動を示す作動説明図、第8
図はブロック図、第9図はオーブントースタの斜視図で
ある。 12・・・操作軸、21・・・ソレノイド、25・・・
回動レバー、29・・・駆動手段、30・・・目盛、3
5・・・制御手段、40・・・制御スイッチ、43・・
・カム従動プレート、52・・・操作レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回動操作される操作軸と、 この操作軸の回動方向に間隔を存して設けられた時間表
    示をなす目盛と、 上記操作軸をタイマ巻き上げ方向に回動させた際に閉じ
    られる制御スイッチと、 この制御スイッチの閉じ動作に連動して励磁されるソレ
    ノイドおよびこのソレノイドの吸引動作により回動され
    る回動レバーを備え、この回動レバーの回動により上記
    操作軸をタイマ巻き上げ方向とは逆方向に回動させてタ
    イマ動作を行なう駆動手段と、 この駆動手段のソレノイドを断続的に励磁させるととも
    に、この励磁間隔を上記操作軸の回動角度に応じて段階
    的に変化させる複数のモードを有し、上記ソレノイドに
    よる回動レバーの駆動スピードを制御するための制御手
    段と、 上記操作軸がタイマ切位置にあり、その回動が停止され
    ている状態において、上記制御手段に予め設定されてい
    る一定のタイマ時間にもとづいてタイマ動作を行なうた
    めの操作レバーと、 上記操作軸に連動して回動操作されるとともに、上記操
    作レバーをタイマ動作方向に操作した際にも、この操作
    レバーに連動して回動操作されて、上記制御スイッチを
    開閉するカム従動プレートとを具備し、 このカム従動プレートが制御スイッチを閉じる位置に回
    動された際に、上記回動レバーをソレノイドにより吸引
    して上記カム従動プレートに係止させ、このカム従動プ
    レートを介して制御スイッチを閉じ状態に保持してなる
    ことを特徴とするタイマ装置。
JP4683788A 1988-02-29 1988-02-29 タイマ装置 Expired - Lifetime JPH0777110B2 (ja)

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