JP2547450B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2547450B2
JP2547450B2 JP1181889A JP18188989A JP2547450B2 JP 2547450 B2 JP2547450 B2 JP 2547450B2 JP 1181889 A JP1181889 A JP 1181889A JP 18188989 A JP18188989 A JP 18188989A JP 2547450 B2 JP2547450 B2 JP 2547450B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はオーブントースタ等の加熱調理器に関する。
[従来の技術] ヒータへの通電時間を設定する手動タイマーの操作軸
を巻き戻す駆動スピードを、マイクロコンピュータが有
した複数の駆動モードによって制御する技術は、特開昭
63-318036号公報で知られている。この技術は、操作軸
をその巻き上げ方向とは逆方向に回動させる駆動手段が
有するソレノイドの励磁速度を、マイクロコンピュータ
で制御することによって、上記駆動手段の駆動スピード
を操作軸の巻き上げ角度に応じて段階的に変化させ、使
用頻度が高い短時間帯の駆動スピードを速く設定して、
この短時間帯の目盛を他の長時間帯よりも拡大させて、
時間設定作業の精度を向上させるようにしたものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、マイクロコンピュータを用いる構成では、
一度手動タイマーによる調理時間の設定が済むと、この
時間が経過するまではタイマー制御はクリアーされな
い。そのため、例えば既に調理時間が設定された後、そ
の制御中において再度手動タイマーによる調理時間の二
重設定がなされると、結果的にこれらの時間が加算され
る。その結果、手動タイマーで設定した調理時間を越え
て、長時間にわたりヒータへの通電が継続される。
また、上記駆動手段は、例えば操作軸を巻き上げ方向
とは逆方向に回動付勢するぜんまいと、操作軸に連結す
るがんぎ車と、このがんぎ車に係脱可能に掛合するテン
プと、このテンプを回動操作して操作軸を間欠的に回動
させるソレノイドとからなるが、このような機械構造部
分は一時的或いは永久的にロック状態となるおそれが考
えられる。そして、ロック状態となった場合には、手動
タイマーで設定した調理時間を越えて、長時間にわたり
ヒータへの通電が継続される。
そして、このようにして異常に長い時間の間ヒータへ
の通電がなされると、無駄に電気が費やされることは勿
論のこと、被調理物を焼過ぎるとともに、場合によれば
被調理物が発火するおそれもある。しかも、調理器全体
の温度が異常に上昇して、電子部品を破損に至らしめる
おそれがある。
本発明の目的は、手動タイマーにより設定された所望
の調理時間を越えるヒータへの通電が行われた場合にお
いて、異常加熱を未然に防止できる加熱調理器を得るこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の加熱調理器に
おいては、加熱室内に設けられたヒータと、このヒータ
に対する通電回路に挿入された常開形の開閉スイッチを
有したリレーと、回動操作される操作軸、およびこの操
作軸を巻き上げ方向とは逆方向に回動させる駆動手段と
を有した手動タイマーと、上記駆動手段の駆動スピード
を上記操作軸の巻き上げ角度に応じて段階的に変化させ
る複数の通常駆動モード、並びにこれらの通常駆動モー
ドよりも駆動スピードが速い早戻り駆動モードが設定さ
れているとともに、上記手動タイマーの最長目盛時間よ
りも長い通電限度時間が予め設定されており、かつ、こ
の通電限度時間の経過により上記早戻り駆動モードを実
行するタイマー駆動モード制御手段、上記手動タイマー
により調理時間が設定されるとともに、この調理時間の
設定により上記通電限度時間までの時間のカウントを開
始するタイマー手段を少なくとも有した制御装置と、を
具備したものである また、同様の目的を達成するため、請求項2の加熱調
理器においては、加熱室内に設けられたヒータと、この
ヒータに対する通電回路に挿入された常開形の開閉スイ
ッチを有したリレーと、回動操作される操作軸、および
この操作軸を巻き上げ方向とは逆方向に回動させる駆動
手段を有した手動タイマーと、上記駆動手段の駆動スピ
ードを上記操作軸の巻き上げ角度に応じて段階的に変化
させる複数の駆動モードが設定されたタイマー駆動モー
ド制御手段、上記複数の駆動モードごとの上記手動タイ
マーの最長目盛時間よりも長い通電限度時間が夫々予め
設定されているとともに、これらの通電限度時間の経過
により上記リレーを停止させる火力制御手段、上記手動
タイマーにより調理時間が設定されるとともに、この調
理時間の設定により上記調理時間を含む駆動モード用の
通電限度時間までの時間のカウントを開始するタイマー
手段を少なくとも有した制御装置と、を具備したもので
ある [作用] 請求項1の発明において、タイマーの最長目盛時間を
越えてヒータへの通電が継続された場合には、その後に
制御装置のタイマー手段が通電限度時間をカウントした
時点で、制御装置のタイマー駆動モード制御手段が早戻
り駆動モードを実行する。この駆動モードは他の複数の
通常駆動モードよりも速いから、短時間のうちに手動タ
イマーの操作軸が巻き戻されて、そのタイマースイッチ
をオフする。そうすると、制御装置のすべての制御動作
がクリヤーされ、同時にその火力制御手段によって制御
されていたリレーを停止できる。そのため、ヒータに直
列接続された開閉スイッチが開いて、ヒータへの通電を
中止する。したがって、手動タイマーの機械構造部がロ
ックした場合にも、また、手動タイマーにより二重に調
理時間が設定された場合にも、ヒータへの通電が異常に
長く継続されることがない。
請求項2の発明においては、制御装置のタイマー手段
に設定されている複数の駆動モードごとの通電限度時間
は、手動タイマーによる調理時間の設定に伴って、この
時間を含む時間帯の駆動モードごとに選択される。そし
て、この通電限度時間にしたがって、手動タイマーの最
長目盛時間を越えてヒータへの通電が継続された場合に
は、その後に制御装置のタイマー手段が選択された駆動
モードでの通電限度時間をカウントした時点で、制御装
置の火力制御手段がリレーを停止するように制御する。
そのため、ヒータに直列接続された開閉スイッチが開い
て、ヒータへの通電を中止する。したがって、このよう
な各駆動モードごとにリレーを停止制御するから、手動
タイマーの機械構造部がロックした場合にも、手動タイ
マーにより二重に調理時間が設定された場合にも、ヒー
タへの通電が異常に長く継続されることがないととも
に、ヒータへの通電を中止するまでの時間を短くでき
る。
[実施例] 以下、本発明をオーブントースタに適用した第1実施
例について、第1図から第11図を参照して説明する。
第10図中1はオーブントースタの外郭を構成するケー
スであり、このケース1の前面パネル2には開閉扉3が
回動可能に取付けられている。ケース1内には開閉扉3
にて開閉される前面開口の加熱室4が形成されており、
この加熱室4には焼き網5とともに、この焼き網5の上
下に夫々位置してヒータ6が設けられている。これら上
下のヒータ6は並列接続または直列接続されている。こ
のヒータ6はプラグ1aを介して商用交流電源7(第1図
参照)に接続される。
ケース1内には加熱室4とは区画されたタイマ収納室
8(第3図参照)が形成されており、この収納室8には
ヒータ6への通電時間を設定する手動タイマー9が設け
られている。この手動タイマー9は第3図および第4図
に示すように、フレーム10を有している。フレーム10の
前面10aにはブラケット11が取付けられ、このブラケッ
ト11は前面パネル2の表面にねじ止めされるようになっ
ている。
フレーム10の上部には操作軸12が回転自在に軸支され
ている。操作軸12の前端は前面パネル2を貫通し、その
貫通端にはタイマー摘み40が取付けられている。操作軸
12はタイマー摘み40とともにタイマー巻き上げ方向並び
に巻き戻し方向に人為的に回動操作される。そして、こ
の操作軸12をタイマー巻き上げ方向に回動させると、こ
れに連動して図示しないぜんまいが巻き上げられ、この
ぜんまいの復帰力により、操作軸12が逆にタイマー巻き
戻し方向(第8図中矢印A方向)に回動付勢されるよう
になっている。
第3図に示すように操作軸12にはこれと一体に回転す
る大歯車13が取付けられている。大歯車13はフレーム10
に軸支した小歯車14と噛合っており、小歯車14の一端面
にはがんぎ車15が同軸的に固定されている。がんぎ車15
の下方にはテンプ16が配置されている。テンプ16はフレ
ーム10に枢軸17(第8図、第9図参照)を介して回転可
能に枢支されており、このテンプ16にはがんぎ車15の歯
部18に対し、その周方向に離間した二箇所で係脱可能に
掛合する一対の掛合爪部19a,19bが設けられている。
フレーム10の下部後面10bには、ブラケット20を介し
てテンプ16を回動させるソレノイド21が取付けられてい
る。ソレノイド21は、商用交流電源7からの交流電流を
直流に変換するソレノイド用安定化電源23(第1図参
照)に接続されて、この電源23によって励磁されて鉄心
24を磁化するようになっている。
また、ブラケット20には鉄心24と離間対向して磁性金
属板25の一端が揺動可能に係止されている。磁性金属板
25の他端はフレーム10に設けた貫通孔26を貫通してテン
プ16側に延びており、この他端に設けた係止部27がテン
プ16の係止腕部31に引掛かっている。そして、磁性金属
板25は引張りスプリング28によって、上記鉄心24から離
間する方向に付勢されている。この付勢により磁性金属
板25の係止部27が押し上げられ、テンプ16が第8図中矢
印Bで示すように、反時計回り方向に回動されるように
なっている。このため、テンプ16の掛合爪部19a,19bの
うち、がんぎ車15の回転方向後側に位置する一方の掛合
爪部19aが歯部18に掛止し、図示しないぜんまいの復帰
力によるがんぎ車15の回転を阻止している。
また、鉄心24に磁性金属板25が吸着されると、第9図
に示すように磁性金属板25の係止部27が引き下げられ
て、テンプ16が第9図中矢印C方向に示すように時計回
り方向に回動される。すると、がんぎ車15に掛止してい
た一方の掛止爪部19aが、がんぎ車15から離脱し、この
がんぎ車15の回転規制が解除されるが、逆に他方の掛止
爪部19bががんぎ車15の歯部18間に入り込む。したがっ
て、上記回転規制の解除によってがんぎ車15が一定角度
回転すると、他の歯部18が対し掛止爪部19bに掛止し、
再びがんぎ車15の回転が阻止されるようになっている。
すなわち、がんぎ車15はテンプ16が一回回動するごと
に、歯部18の1ピッチ分だけ回動するものであり、この
回動が小歯車14および大歯車13を介して操作軸12に伝わ
るから、操作軸12はソレノイド21の励磁に対応して間欠
的に回転駆動される。したがって、本実施例では、これ
ら大歯車13、小歯車14、がんぎ車15、テンプ16、磁性金
属板25、およびソレノイド21によって、操作軸21を駆動
する駆動手段29を構成している。
なお、ケース1の前面パネル2には、タイマー摘み40
の周囲に位置して、調理時間を表示する目盛30が1分刻
みに30分まで付されており、この目盛30にタイマー摘み
40の指標突起40aを合わせることで、調理時間の設定が
なされる。
また、第3図に示すように操作軸12には第1の板カム
47および第2の板カム48が固定されている。これら板カ
ム47,48のカム面47a,48aと対向する位置には、タイマー
スイッチ、つまり後述する制御装置41のタイマー駆動モ
ードを切換える常開形の拡大スイッチ49およびノーマル
スイッチ50が設けられている。これらスイッチ49,50は
カム面47a,48aに接するカム従動子49a,50aを備えてお
り、タイマー摘み40を介して操作軸12が巻き上げ方向に
回動されると、カム面47a、48aの形状に応じてカム従動
子49a,50aが押し上げられ、夫々のスイッチ49,50が個別
に閉じられるようになっている。
すなわち、本実施例ではタイマー摘み40の指標突起40
aが切位置にある場合には、両方のスイッチ49,50は共に
開いており、このうち拡大スイッチ49は指標突起40aを
1分から15分までの短時間帯にセットした際に閉じると
ともに、ノーマルスイッチ50は指標突起40aを15分から3
0分間での長時間帯にセットした際に閉じるようになっ
ている。したがって、これらのスイッチ49,50により操
作軸12の回動角度、つまり、セットした調理時間が検出
され、後述の制御装置のタイマー駆動モード制御手段
が、ソレノイド21に30秒間隔で動作パルスを送出する第
1駆動モード、または1分間隔で動作パルスを送出する
第2駆動モードのいずれかに切替わるようになってい
る。
そして、このような駆動モードにより調理時間を短時
間帯にセットした場合は、長時間帯にセットした場合に
比較して駆動手段29の駆動スピードが2倍になるから、
第7図に示すように短時間帯を表示する目盛30の間隔L1
が、長時間帯の目盛30の間隔L2の2倍に拡大されてい
る。この拡大によって調理時間の設定の精度を高めるこ
とができる。
上記手動タイマー9のソレノイド21はマイクロコンピ
ュータよりなる制御装置41で制御されるようになってい
る。この制御装置41は、第1図に示すようにタイマー手
段42、タイマー駆動モード制御手段43、および火力制御
手段44を少なくとも有している。この制御装置41は、商
用交流電源7からの交流電流を直流に変換するととも
に、その電圧を適正に調整するマイコン電源36にて駆動
されるようになっている。
タイマー手段42には上記手動タイマー9を介して調理
時間が設定されるものであり、これに設定された時間
は、制御装置41に接続された発振回路45によって得られ
るパルスの数を、カウンターでカウントすることにより
測られる。そして、タイマー手段42は上記調理時間の設
定により後述の通電限度時間までの時間のカウントを開
始するようになっている。
このタイマー手段42にはタイマー駆動モード制御手段
43が接続されている。この手段43には、例えばタイマー
摘み40を切(オフ)状態から15分の間の短時間帯に合わ
せた際には、30秒に1回、また、タイマー摘み40を15分
から30分間での長時間帯に合わせた際には、1分間に1
回の割合で動作パルスをソレノイド21に送出する第1、
第2の駆動モードの夫々が、予めプログラムされて設定
されている。このため、タイマー駆動モード制御手段43
は、タイマー摘み40を短時間帯に合わせると、ソレノイ
ド21への通電間隔、つまり、ある通電時期から次ぎの通
電時期までの非通電間隔が30秒となり、逆に長時間帯に
合わせると、非通電間隔が1分となり、このような第
1、第2の駆動モードでソレノイド21への通電を制御す
る。このタイマー駆動モード制御手段43は、それに設定
された複数の通常駆動モード、つまり、第1駆動モード
および第2駆動モードの他に、早戻り駆動モードを有し
ている。この早戻り駆動モードは上記第1駆動モードの
駆動スピード(30秒間隔で動作パルスを送出する)より
も駆動スピードが速い、例えば0.5秒間隔で動作パルス
を送出するモードである。さらに、この制御手段43には
上記手動タイマー9の最長目盛時間よりも長い通電限度
時間も予め設定されており、しかも、上記制御手段43は
通電限度時間の経過により上記早戻り駆動モードを実行
するように構成されている。この早戻り駆動モードによ
り通電限度時間が経過すると、手動タイマー9を迅速に
巻き戻して後述のリレー46を停止させることができる。
また、タイマー手段42には火力制御手段44が接続され
ている。この制御手段44には、ヒータ6への通電時間と
非通電時間との比が互いに異なる複数火力モード、例え
ば「強火」火力モード、「中火」火力モード、および
「弱火」火力モードの夫々も予め設定されている。そし
て、「強火」火力モードは、非通電時間が零で、かつ、
通電時間が連続となる設定である。「中火」火力モード
は、通電時間と非通電時間とがいずれも15秒に設定さ
れ、これらが交互に繰り返される設定である。また、
「弱火」火力モードは、通電時間が8秒で、かつ、非通
電時間が22秒に設定され、これらが交互に繰り返される
設定である。
この制御装置41にはリレー46が接続されている。リレ
ー46は、リレー接点としての常開形の開閉スイッチ46a
を有して形成されており、この開閉スイッチ46aは上記
ヒータ6に対する通電回路に挿入されている。そして、
このリレー46は上記火力制御手段44に設定された複数の
火力モードのうち、選択された火力モードにしたがって
上記開閉スイッチ46aを開閉させるものである。それに
よって、「加熱停止」モードの場合にはヒータ6への通
電を中止させるとともに、その他の火力モードの場合に
はヒータ6への通電時間と非通電時間とを制御するよう
になっている。
また、前面パネル2の裏側には第6図に示すようにプ
リント配線基板71が取付けられている。この基板71には
火力選択手段としての火力スイッチ72が取付けられてい
るとともに、火力表示用の発光素子73〜75が夫々取付け
られており、夫々は前面パネル2の表面に露出されてい
る。火力スイッチ72は本実施例の場合には自動復帰型の
押しボタン式のスイッチで形成されており、その押圧操
作の回数により上記複数の火力モードのいずれか一つを
選択できるようになっている。
また、各発光素子73〜75の夫々は発光ダイオードなど
で形成されており、上段の発光素子73は「強火」火力モ
ード表示用として、中段の発光素子74は「中火」火力モ
ード表示用として、また、下段の発光素子75は「弱火」
火力モード表示用として用いられている。そして、発光
素子73〜75はいずれも制御装置41により点滅点灯および
連続点灯されるようになっている。
さらに、前面パネル2の裏側には第6図に示すように
上記制御装置41や他の電気部品を支持する他のプリント
配線基板51が取付けられている。この基板51には、パン
焼専用の押しボタン式トーストスイッチ52が、前面パネ
ル2の前側から操作可能に取付けられている。このスイ
ッチ52を操作した場合制御装置41は、その火力制御手段
44の「強火」火力モードを選択するとともに、パン焼用
に組まれたプログラムにしたがって自動的に設定される
調理時間でパンの加熱調理を行うようになっている。し
たがって、この場合にはタイマー摘み40を操作する必要
がない。また、上記基板51にはトーストスイッチ52によ
るパン焼を解除するためのキャンセルスイッチ56、焼色
調整用のスライドスイッチ57も、前面パネル2の前側か
ら操作可能に取付けられている。また、第1図中38は調
理の完了を報知するブザーである。
次ぎに、第2図を参照してこの第1実施例の動作を説
明する。
プラグ1aをコンセトに接続すると、電源がオンされて
制御装置41はステップ1を実行し、手動タイマー9が操
作されたか否かを判断する。そして、この手動タイマー
9が操作されることにより、タイマー手段42には調理時
間が設定されるるとともに、ステップ1の判断がYES
(成立)となる。すると、ステップ2に進んで手動タイ
マー9の接点つまりスイッチ49,50のいずれか少なくと
も一方が閉じられたか否かが判断され、その判断が成立
すると、ステップ3の実行により制御装置41は火力制御
手段44を介してリレー46を励磁する。それにより、開閉
スイッチ46aが閉じられて、ヒータ6への通電が開始さ
れる。ついで、制御装置41はステップ4を実行して、通
電限度時間までの時間に対するカウント動作をタイマー
手段42に開始させた後、ステップ5に進んでタイマー駆
動モード制御手段43によりソレノイド21への励磁を制御
する。したがって、ソレノイド21は動作パルスに応じて
間欠的に励磁されて、磁性金属板25を間欠的に吸引して
テンプ16を回動させる。そのため、テンプ16が回動する
ごとに、がんぎ車15がぜんまいの復帰力によって歯部18
の1ピッチ分だけ回動して、操作軸12が徐々に巻き戻さ
れる。タイマー駆動モード制御手段43により、短時間帯
または長時間帯の第1、第2駆動モードによりソレノイ
ド21への励磁を制御する。
この後に、ステップ6でタイマー摘み40の指標突起40
aが切の位置まで回動したか否か、つまりタイマー接点
(本実施例の場合には拡大スイッチ49)がオフしたかど
うかを判断する。その判断が成立すると、ソレノイド21
への通電が遮断され、そして次ぎのステップ7を実行し
てリレー46への通電を中止する。したがって、開閉スイ
ッチ46aが開かれて、ヒータ6への通電が断たれて調理
が完了するとともに、この完了をブザー38を鳴らして報
知する。
また、既述のような手動タイマー9の巻き戻り動作に
おいて、その巻き戻りが機械構造部のトラブルでロック
された場合や、調理時間が二重設定された場合には、上
記ステップ6での判断がNOとなるから、その場合には制
御装置41はステップ8を実行する。このステップ8は、
ステップ6でタイマー9の拡大スイッチ49がオフされて
いないと判断された場合に実行されて、通電限度時間を
経過しているかどうかを判断する。そして、この判断が
NOの場合にはステップ5に戻されるようになっていると
ともに、このステップ8の判断が成立した場合には、ス
テップ9を実行する。このステップ9の実行によりタイ
マー駆動モード制御手段43は、早戻し駆動モードにより
ソレノイド21への励磁を制御する。つまり、ソレノイド
21は0.5秒に一度ごと励磁されるから、手動タイマー9
の操作軸12は迅速に巻き戻される。そのため、通電限度
時間の経過後には、速やかに手動タイマー9の拡大スイ
ッチ49をオフできる。そうすることにより、制御装置41
によるすべての動作がクリヤーされるので、結果的にリ
レー46の常開形の開閉スイッチ46aが開かれる。
すなわち、以上のようにして手動タイマー9の巻き戻
りが何等かの原因でロックした場合や、誤操作による二
重の時間設定がなされた場合においては、ヒータ6への
通電開始から最大35分経過すると、このヒータ6への通
電を自動的に断つことができる。このようにして調理時
間の経過後に、異常に長い時間の間ヒータ6への通電が
継続されて、調理器機全体が異常過熱することを防止で
きる。
したがって、被調理物の焼け過ぎや電子部品などの焼
損を未然に防止でき、また無駄に電気を消費することを
防止できる。
なお、火力制御の手順は第11図に示されており、その
手順について以下説明する。
プラグ1aをコンセントに接続すると、制御装置41はス
テップ21を実行して「強火」火力モード表示用の発光素
子73のみを点滅動作させて、電源の投入を表示してか
ら、ステップ22を実行して火力スイッチ72がオンしてい
るか否かを判断する。この判断がNOの場合には、制御装
置41は自動的に「強火」火力モードを選択して、ステッ
プ23に進み手動タイマー9が操作されたか否かを判断す
る。そして、その手動タイマー9が操作されてステップ
23の判断がYES(成立)となると、ステップ24で手動タ
イマー9の接点つまりスイッチ49,50のいずれか少なく
とも一方が閉じられたか否かが判断され、その判断が成
立すると、ステップ25を実行してリレー46を励磁する。
それにより、開閉スイッチ46aが閉じられる。次いでス
テップ26を実行して、「強火」火力モード表示用の発光
素子73のみを連続点灯させて、「強火」火力モードで調
理を行うことを表示する。
これに引き続き実行されるステップ27では、制御装置
41が、そのタイマー手段42によるタイマー動作を開始さ
せるとともに、火力制御手段44による「強火」火力モー
ドにしたがってリレー46を制御し、かつ、ソタイマー駆
動モード制御手段43によりソレノイド21への励磁を制御
する。したがって、この火力モードの場合には、リレー
46の開閉スイッチ46aを連続して閉じた状態を維持する
から、ヒータ6に対する連続通電が実施されて、このヒ
ータ6による強火の加熱調理がなされる。また、ソレノ
イド21は動作パルスに応じて間欠的に励磁されて、磁性
金属板25を間欠的に吸引してテンプ16を回動させる。し
たがって、テンプ16が回動するごとに、がんぎ車15がぜ
んまいの復帰力によって歯部18の1ピッチ分だけ回動し
て、操作軸12が徐々に巻き戻される。
この後に、ステップ28でタイマー摘み40の指標突起40
aが切の位置まで回動したか否か、つまりタイマー接点
(本実施例の場合には拡大スイッチ49)がオフしたかど
うかを判断する。その判断が成立すると、ソレノイド21
への通電が遮断され、そして次ぎのステップ29を実行し
てリレー46への通電を遮断する。したがって、開閉スイ
ッチ46aが開かれて、ヒータ6への通電が断たれて調理
が完了するとともに、この完了をブザー38を鳴らして報
知する。なお、この調理完了後には、ステップ21に戻
る。それにより、発光素子73のみを再び点滅動作させ
て、電源が投入されていることを表示する。
また、上記ステップ22での判断がYESの場合には、ス
テップ31に進んで、火力スイッチ72が1回押されてONし
たかどうかを判断する。この判断が成立した場合には、
制御装置41は自動的に「中火」火力モードを選択して、
ステップ32に進み「中火」火力モード表示用の発光素子
74のみを点滅点灯させる。それによって、「中火」火力
モードの選択を表示する。また、この後にはステップ33
で手動タイマー9が操作されたか否かを判断する。そし
て、この手動タイマー9が操作されてステップ33の判断
がYES(成立)となると、ステップ34で手動タイマー9
の接点つまりスイッチ49,50のいずれか少なくとも一方
が閉じられたか否かを判断する。その判断が成立する
と、ステップ35に進んで、リレー46を励磁して、その開
閉スイッチ46aを閉じる。次いでステップ36を実行し
て、「中火」火力モード表示用の発光素子74のみを連続
点灯させて、「中火」火力モードで調理を行うことを表
示する。そして、これに引き続いて実行されるステップ
37では、制御装置41が、そのタイマー手段42によるタイ
マー動作を開始させるとともに、火力制御手段44による
「中火」火力モードにしたがってリレー46を制御し、か
つ、タイマー駆動モード制御手段43によりソレノイド21
への励磁を制御する。したがって、この火力モードの場
合には、リレー46の開閉スイッチ46aは15秒ごとに開閉
されるから、ヒータ6に対する15秒ごとの間欠通電が実
施されて、このヒータ6による中火の加熱調理がなされ
る。また、これと同時に上記「強火」火力モードと同様
にソレノイド21への間欠的な励磁を実施して、磁性金属
板25、テンプ16、がんぎ車15、ぜんまいを介してがんぎ
車15の歯部18の1ピッチ分ずつ操作軸12を徐々に巻き戻
す。そして、この後には上記ステップ28,9を介してステ
ップ21に戻される。
また、上記ステップ31での判断がNOの場合には、ステ
ップ41に進んで、火力スイッチ72が2回押されてONした
かどうかを判断する。この判断が成立した場合には、制
御装置41は自動的に「弱火」火力モードを選択して、ス
テップ42に進み「弱火」火力モード表示用の発光素子75
のみを点滅点灯させる。それによって、「弱火」火力モ
ードの選択を表示する。この後にはステップ43で手動タ
イマー9が操作されたか否かを判断する。そして、この
手動タイマー9が操作されてステップ43の判断がYES
(成立)となると、ステップ44で手動タイマー9の接点
つまりスイッチ49,50のいずれか少なくとも一方が閉じ
られたか否かを判断する。その判断が成立すると、ステ
ップ45に進んで、リレー46を励磁して、その開閉スイッ
チ46aを閉じる。次いでステップ46を実行して、「弱
火」火力モード表示用の発光素子75のみを連続点灯させ
て、「弱火」火力モードで調理を行うことを表示する。
そして、これに引き続いて実行されるステップ47では、
制御装置41が、そのタイマー手段42によるタイマー動作
を開始させるとともに、火力制御手段44による「弱火」
火力モードにしたがってリレー46を制御し、かつ、タイ
マー駆動モード制御手段43によりソレノイド21への励磁
を制御する。したがって、この火力モードの場合には、
リレー46の開閉スイッチ46aは8秒閉じた後に22秒開く
開閉動作を繰り返すから、ヒータ6に対する22秒ごとの
間欠通電が実施されて、このヒータ6による弱火の加熱
調理がなされる。また、これと同時に上記「強火」火力
モードと同様にソレノイド21への間欠的な励磁を実施し
て、磁性金属板25、テンプ16、がんぎ車15、ぜんまいを
介してがんぎ車15の歯部18の1ピッチ分ずつ操作軸12を
徐々に巻き戻す。そして、この後には上記ステップ28,2
9を介してステップ21に戻される。
また、上記ステップ41での判断がNOの場合には、ステ
ップ51に進んで、火力スイッチ72が3回押されてONした
かどうかを判断する。この判断が成立した場合には、制
御装置41はステップ52を実行して各発光素子73〜75をい
ずれも消灯させる。この場合、実際には制御装置41への
通電がなされているにも拘らず、各発光素子73〜75の消
灯により、オーブントースタを恰も非通電状態にあるか
の如き状態とすることができる。また、上記ステップ51
での判断がNOの場合には、ステップ53を実行して火力ス
イッチ72が4回押されてONしたかどうかを判断する。こ
の判断がNOの場合には、制御装置41は上記ステップ52を
実行し、また、判断がYESの場合には火力モードの1選
択サイクルが完了したと判断して、ステップ21に戻っ
て、電源の投入状態を「強火」火力モード表示用の発光
素子73の点滅点灯により表示する。
以上のように、制御装置41に定めた火力制御手段44の
各火力モードに基づいて、リレー46を動作させることに
より、ヒータ6に直列な上記リレー46の開閉スイッチ46
aを開閉させて、このヒータ6への通電時間と非通電時
間とを制御することで、ヒータ6の発熱を「強」「中」
「弱」に火力制御できる。
すなわち、ヒータ6自体の発熱量は一定にしたまま
で、手動タイマー9で設定された任意な加熱時間内にお
けるヒータ6への通電量を、制御装置41の選択された火
力モードで制御することによって火力制御をなすことが
できるから、この火力制御においてヒータのワット数を
切換える必要がない。したがって、火力制御用に従来必
要としていたダイオードや多くのスイッチを不用とでき
るから、簡単な構成で複数段階の火力を選択して被調理
物を加熱調理できる。
また、既述のように選択された火力モードにしたがう
加熱調理時には、この火力モードに対応した発光素子が
制御装置41により制御されて、この発光素子が点滅点灯
または連続点灯する。それにより、火力モードの選択時
には該当する発光素子のみが点滅点灯され、かつ、選択
後には該発光素子のみが連続点灯してヒータ6への通電
を表示できる。したがって、火力モードの選択およびど
の火力モードで調理しているかということを、使用者に
対し視覚に訴えて知らせことができる。
また、本発明の第2実施例を第12図により説明する。
この実施例は通電限度時間を、手動タイマー9の各駆動
モードごとに設定して、各駆動モードごとにリレー46を
制御して、異常加熱をきめ細かく防止した点が、上記第
1実施例とは異なっている。なお、その他の構成は上記
第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
つまり、火力制御手段44には、タイマー駆動モード制
御手段43に設定された複数の駆動モードごとに、それに
応じた手動タイマー9の最長目盛時間よりも長い通電限
度時間が夫々設定されている。ちなみに、短時間(15
分)帯の場合にはその通電限度時間は20分に定められ、
かつ、長時間(30分)帯の場合には、その通電限度時間
は35分に定められる。そして、タイマー手段42は、それ
に設定される調理時間により、この調理時間が含まれる
時間帯の通電限度時間までの時間をカウントするように
なっている。
そして、この第2実施例においては、ステップ2では
手動タイマー9のノーマルスイッチ50がオンされたかど
うかを判断し、その判断がNOの場合にはステップ3で手
動タイマー9の拡大スイッチ49がオンされたかどうかを
判断する。このステップ3での判断が成立すると、ステ
ップ4のリレー46を動作させる処理をした後、ステップ
5に進んで、タイマー手段42が短時間帯について設定さ
れた通電限度時間までの時間のカウントを開始する。ス
テップ6では、タイマー駆動モード制御手段43が通常駆
動モードのうち第1駆動モードに合わせてソレノイド21
への励磁を制御する。つまり、タイマー摘み40の指標突
起40aは短時間帯に位置しているから、そのソレノイド2
1は30秒に1回送られる動作パルスを受けて励磁動作す
る。また、次のステップ7では拡大スイッチ49がオフか
どうかを判断し、その判断が成立すると、ソレノイド21
への通電が遮断され、そして次ぎのステップ8を実行し
てリレー46への通電を中止する。したがって、開閉スイ
ッチ46aが開かれて、ヒータ6への通電が断たれて調理
が完了するとともに、この完了をブザー38を鳴らして報
知する。また、ステップ7の判断がNOの場合(つまり、
拡大スイッチ49がオフされていないと判断された場合)
にはステップ9を実行して、通電限度時間を経過してい
るかどうかを判断する。そして、この判断がNOの場合に
はステップ7に戻すとともに、このステップ9の判断が
成立した場合にはステップ8を実行する。
また、上記ステップ2での判断がNOの場合にはステッ
プ10でリレー46を動作させる処理をした後、ステップ11
に進んで、タイマー手段42が長時間帯について設定され
た通電限度時間までの時間のカウントを開始する。そし
て、次のステップ12では、タイマー駆動モード制御手段
43が通常駆動モードのうち第2駆動モードに合わせてソ
レノイド21への励磁を制御する。つまり、タイマー摘み
40の指標突起40aは長時間帯に位置しているから、その
ソレノイド21は1分に1回送られる動作パルスを受けて
励磁動作する。また、次のステップ13ではノーマルスイ
ッチ50がオフかどうかを判断し、その判断がNOの場合に
はステップ12に戻す。また、ステップ13の判断が成立す
ると、ステップ14を実行するから、タイマー駆動モード
制御手段43が通常駆動モードのうち第1駆動モードに合
わせてソレノイド21への励磁を制御して、このソレノイ
ド21を30秒に1回送られる動作パルスで動作させる。次
のステップ15では拡大スイッチ49がオフしているかどう
かを判断し、その判断が成立すると、上記ステップ8を
実行する。また、ステップ15の判断がNOの場合にはステ
ップ16を実行する。この実行により、長時間帯について
設定された通電限度時間が経過したかどうが判断され、
それが成立すると、上記ステップ9を実行し、また不成
立の場合にはステップ15に戻す。
したがって、以上のようにして各駆動モードごとに定
めた通電限度時間で、ヒータ6への異常通電を停止でき
るから、ヒータ6への通電を停止するまでの時間を短く
でき、異常加熱防止をきめ細かく実施できる。
なお、本発明はオーブントースタに制約されるもので
はなく、オーブンや、ヒータ付きのレンジ等にも適用で
きることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように請求項1および2に記載の加熱調
理器によれば、手動タイマーの機械構造部のロックや調
理時間の二重設定があった場合など、所望調理時間を越
えてヒータへの通電が継続されるような事態に至って
も、所定の時間でヒータへの通電を断って調理器全体が
異常加熱されることを防止できる。特に、請求項2のも
のにおいては、その際においてヒータへの通電を停止す
るまでの時間を短くでき、より確実に異常加熱を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図から第11図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はブロック図、第2図は異常加熱回避の制御手順を示す
フローチャート、第3図は手動タイマーの断面図、第4
図は第3図中IV方向から見た矢視図、第5図はオーブン
トースタの操作パネル部の正面図、第6図は5図中VI-V
I線に沿う断面図、第7図はタイマー摘みと目盛との関
係を示す正面図、第8図および第9図は夫々駆動機構の
作動を示す作動説明図、第10図はオーブントースタ全体
の斜視図、第11図は火力モードの制御手順を示すフロー
チャートである。第12図は本発明の第2実施例に係わる
異常加熱回避の制御手順を示すフローチャートである。 4……加熱室、6……ヒータ、9……手動タイマー、12
……操作軸、29……駆動手段、41……制御装置、42……
タイマー手段、43……タイマー駆動モード制御手段、44
……火力制御手段、46……リレー、46a……開閉スイッ
チ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室内に設けられたヒータと、 このヒータに対する通電回路に挿入された常開形の開閉
    スイッチを有したリレーと、 回動操作される操作軸、およびこの操作軸を巻き上げ方
    向とは逆方向に回動させる駆動手段とを有した手動タイ
    マーと、 上記駆動手段の駆動スピードを上記操作軸の巻き上げ角
    度に応じて段階的に変化させる複数の通常駆動モード、
    並びにこれらの通常駆動モードよりも駆動スピードが速
    い早戻り駆動モードが設定されているとともに、上記手
    動タイマーの最長目盛時間よりも長い通電限度時間が予
    め設定されており、かつ、この通電限度時間の経過によ
    り上記早戻り駆動モードを実行するタイマー駆動モード
    制御手段、上記手動タイマーにより調理時間が設定され
    るとともに、この調理時間の設定により上記通電限度時
    間までの時間のカウントを開始するタイマー手段を少な
    くとも有した制御装置と、 を具備したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】加熱室内に設けられたヒータと、 このヒータに対する通電回路に挿入された常開形の開閉
    スイッチを有したリレーと、 回動操作される操作軸、およびこの操作軸を巻き上げ方
    向とは逆方向に回動させる駆動手段を有した手動タイマ
    ーと、 上記駆動手段の駆動スピードを上記操作軸の巻き上げ角
    度に応じて段階的に変化させる複数の駆動モードが設定
    されたタイマー駆動モード制御手段、上記複数の駆動モ
    ードごとの上記手動タイマーの最長目盛時間よりも長い
    通電限度時間が夫々予め設定されているとともに、これ
    らの通電限度時間の経過により上記リレーを停止させる
    火力制御手段、上記手動タイマーにより調理時間が設定
    されるとともに、この調理時間の設定により上記調理時
    間を含む駆動モード用の通電限度時間までの時間のカウ
    ントを開始するタイマー手段を少なくとも有した制御装
    置と、 を具備したことを特徴とする加熱調理器。
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